2006年9月30日土曜日

firefoxがsegmentation faultになる

 2006-09-30-09:00 +0900現在以下の環境でbloglinesのmyblogに接続しようとするとfirefoxがsegmentation faultで落ちる。何故だ。

% uname -a
Linux mypc 2.6.8-2-686 #1 Tue Aug 16 13:22:48 UTC 2005 i686 GNU/Linux
% firefox -v
Mozilla Firefox 1.0.4, Copyright (c) 1998 - 2005 mozilla.org


2006年9月29日金曜日

ネルドリップ

 ネルドリップというのを聞いたことはあるでしょうか。ネルというのは布の事です。フランネルとかリンネルとかのネルですね。ドリップというのは、この場合コーヒーを淹れる事です。

 現在日本で主流なコーヒーの飲み方というのは缶コーヒーやインスタントコーヒーの様なコーヒーではないドブ水をコーヒーだと思い込んで飲む方法です。次に多いのがドリップコーヒーでしょう。多くのコーヒーメーカも淹れ方自体はドリップ方式です。

 ドリップにも幾つか種類があります。最も一般的なのはペーパフィルタによるドリップです。カリタ・メリタ・河野式のドリッパに設置したペーパフィルタで濾して淹れる方法ですね。コーヒーメーカもペーパフィルタによるドリップが多いでしょう。もう1つ有名なのがネルドリップです。これはネルという布を使ってコーヒーを濾します。当然ですが歴史的にはネルドリップの方が古いものです(使い捨てのペーパフィルタなんて工場での大量生産が出来ないと普及させられませんから)。

 現在ネルドリップよりもペーパドリップが主流になっているのは、単純に手軽さゆえです。僕も手軽な方が好きなので専らペーパドリップだったのですが「紙の臭い」というものを知ってしまって以来、できるだけネルドリップをするようにしています。

 次のようなテストをすると、鋭敏な嗅覚・味覚を持っている人は「紙の臭い」に気がつくと思います。

  1. 浄水器などを通した余計な臭いのついていない水を用意し沸騰させる。
  2. カリタ・メリタ・河野式いずれかのドリッパにペーパフィルタを設置する。
  3. コーヒー豆は入れずペーパフィルタにお湯を通す。
  4. ペーパフィルタを通したお湯と、通していないお湯を飲み比べる。

 このテストの結果僕も紙の臭いを意識するようになってしまい、そういった臭いのつかないネルドリップに走ったわけです。ただネルドリップにする場合も、できるだけ有機栽培ネルと使ったほうが臭いの面でコーヒーに影響が少ないと思います。有機栽培ではないネルを使うならば、使う前に一度熱湯でじっくりネルを煮込んで下さい。

 ――というのは、全て『生豆屋』の店長さんの受け売りなのですが、効果はあります。コーヒーが好きでこだわりがある人なら試してみて損は無いでしょう。生豆屋で扱っている有機栽培ネルは安価ですし、茶こしを使ったネルドリップ方法は簡単です。

 ちなみに僕の家でセッションをした人は、漏れなく「生豆屋の有機栽培コーヒー豆+有機栽培ネルドリップ」のコンポで淹れた美味しいコーヒーが飲めます(美味しいと言わない人には飲ませません。従って僕が淹れたコーヒーを飲んだ人は全員が美味しいと言うので、僕のコーヒーは間違いなく第三者視点でも美味しいわけです)。夏の間は水出しコーヒーでしたけれども。



2006年9月28日木曜日

「いつか」という名の永遠

 昨日書店に行ったらザンスの17巻が出ていたので購入し現在読んでいます。ザンスの日本語訳版を読む度に「いつか原書で読んでやる」と決意を新たにしている僕ですが皆さん如何お過ごしでしょうか。ザンスはひたすら英語の駄洒落で構成されているので日本語で読んでもその面白さの成分の50%も味わえていないことになるんですよね。ストーリィ自体が面白くて駄洒落抜きでも十二分に読めるわけですが残念な事に変わりはありません。といっても僕の英文読解力というのはD&Dのルールブックと技術書と論文でやんわりと鍛えられたものでしかないのでジョークを理解する為に必要なスラングの知識が多分に不足しています。ネイティブな英語に長期間晒されないことにはどうにもならないわけですが。誰か僕の耳元で四六時中甘い囁きをネイティブな英語で送り続けてくれる美少女は居ないものでしょうか。僕はとても謙虚な性格なので贅沢を言うつもりはありません。Kate Beckinsaleのような美女でDennis Richardのようにスタイル抜群でありHolly Caleのハスキィヴォイスを持ち我侭を言わない素直で純真なハイティーンでバドミントンプレイヤ且つサイクリスト且つD&DパワープレイヤであってJ.D.Carマニアのミステリ好きでありさえすれば誰でも構いません。



 これで決まりである。

【今日の読書】悪の起源

書名
悪の起源
著者
エラリイ・クイーン
訳者
青田 勝
出版
ハヤカワミステリ文庫
価格
680円
ISBN
4-15-070103-2
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/164396

 本日読了。ハリウッドを舞台にした作品です。



2006年9月27日水曜日

腰痛

 ここ10日というもの、右腰の痛みが取れなくて苦労しています。朝と夜の2回は真剣にストレッチをしないと駄目かもしれません。元よりバドミントンで腰を悪くしているので、些細な事で腰痛になるんですが、今回は長引き過ぎですな。今月中に治る気配が無ければ整体か接骨院にでも行くとしましょう。原因は明瞭で、狭い布団乃至ベッドの上でろくに身動きも出来無い状態で寝たからなんですが。



2006年9月26日火曜日

 最近Dragon MagicだのRace of DragonだのでSorcererが強化されているようだが、一言言っておきたい。

 「気に食わない」



2006年9月25日月曜日

【今日の映画】究極超人あ~る

ストーリィ : ★★ アクション :  映像 : ★★ 音楽 : ★★★

 学生時代に友人のtakesuからダビングしてもらったビデオテープがあったのですが、今度はtakesuがそれをDVDに焼いて保存しておきたい、というのでダビングしながら観ました。内容はただただファンの為の映像なんですけど、手を抜かずに作ってありますね。



 次は屋内(ダンジョン)に於ける隊列である。

 事がダンジョンへ至ると、野外のように具体的に位置関係を図示したりはできなくなる。ダンジョン空間での隊列というのはトポロジカル(topological)な事柄となる。

 ダンジョンというのは閉空間であり、野外に比べれば敵の出現位置を特定しやすい。Incorporeal CreatureやEthereal状態のCreature等特殊な例を除けば、壁から敵が出現する事はまず無い。また、ダンジョン内で隊列の概念が必要になるのは通路上でのみだ。部屋(極端に狭い閉空間)では隊列という静的な位置取り方法を忘れて、よりな動的な位置取りが求められる。

 初心者冒険者に良く見られるダンジョン内での《隊列》として、索敵・知覚能力の高いRogに先頭を行かせる、というものがある。が、これは完全に間違っている。何故か。D&Dに於けるRogの罠発見能力というのはRog自ら積極的に捜索しなければ罠が発見できないからだ。罠を捜索すべき位置(扉等)までは、大量にダメージを受けても死に難いFtrやBbnが先頭を進み、捜索位置までの安全を確保した上でRogが捜索を行なうべきなのだ。また、罠の捜索中は護衛の前衛1人を除いて他のPCは20-30ft.離れていると良い。そして罠の捜索が終わったら捜索の結果如何に関わらず、その方向に最初に進むのは前衛の仕事である。

 ここで何故か「罠を調べた本人が責任を取って最初に扉を開けろ」的な事を宣まうFuckinな前衛が居たりするが、そういう奴には容赦なくSneak Attackすべきだ。或いは1人で扉を開けるのが嫌で、何故か全員で固まって扉を開けようと主張するChickinな前衛が居たりするならば、やはりSudden Strikeでも叩き込んで絶滅させておくべきだ。

 考えてみよう。扉を開けたらそこを中心に8d6のFireballがかかる罠があったとしよう。Rogは扉に対して罠の捜索を行なったが、敢え無く発見はできなかった。これをRogが開け罠が発動したとする。5レベルのRogだったとして、Saveを失敗すれば致命傷を負う事になる。下手すれば死亡すら有り得る。そして扉の先に敵がいたら、Rogは致命傷を負った状態で最前線に立たされる事になる。
 この扉の周りに全員が集まった状態で、扉を開けたらどうか。パーティ全員が8d6のダメージを食らうのだ。6人パーティなら、その総ダメージは100点にも上るだろう。
 しかし頑丈なFtrが1人で扉を開ければパーティ総ダメージは30点程度に収まり、扉の先に敵が居たとしてもACの高いFtrが最前線に立っているに過ぎない。その後の展開の楽さは比較にならない。

 畢竟、前衛の最も重要な仕事というのは「一身に攻撃を受ける」事に尽きる。「攻撃をする」事は確かに大切な仕事ではあるが、最優先ではない。何故なら、攻撃をする(敵を倒す)のは他のClassでも容易に可能だからだ。攻撃呪文を連射するSorでも良いし、弓に特化したRogでも良い。しかしながら「ダメージを受ける切る」という行為は高いHDを持つ前衛のみに許された尊い仕事なのである。

 この点を理解するとダンジョン内での隊列は、非常に分かりやすくなる。基本的には上記の前衛の仕事を他のPCはバックアップしてゆけば良いのである。従ってClr(Healer)は前衛に対して、Move Action 1回で近寄れる距離にいればよい。Rogは前衛が抑えきれない通路を警戒しておく。Wizは敵に接敵されにくく、且つ遠距離攻撃の的にもならない場所に位置を取る。Clrからの距離は40ft.未満にしておけば遅くとも2ラウンド以内には回復してもらえるだろう。また自分が敵に対してLine of Effectを得る必要があるならば、その時だけ物陰から出てSpellをCastすれば良い。Wizは特にひ弱なので、敵からの射線を意識し極力Coverを取る。また味方のThreatend Squareの広がりにも気を配って、突然接敵されないようにしておく。

 ダンジョン中で、最も複雑な位置取りを要求されるのはWizである。だがしかし、これは分かってしまえば気軽なポジショニングではある。基本的には、

  • 敵が出現した時にその敵にアプローチ可能圏内で
  • 最も安全な位置

にいれば良いからだ。安全な位置にいるというのは大変心安らぐ。

 他方で、前衛は最も単純な位置取りなのだが、精神的には最もプレッシャが高い。何故なら

  • 敵が出現した時にその敵に最初に攻撃される位置

に居なければならないからだ。当然だが、最初に攻撃される位置というのは、最初に攻撃できる位置でもある。

 以上が閉空間での基本的な隊列(位置取り)である。



2006年9月22日金曜日

【今日の読書】ハートの4

書名
ハートの4
著者
エラリイ・クイーン
訳者
大庭 忠男
出版
ハヤカワミステリ文庫
価格
860円
ISBN
4-15-070150-4
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2408266

 本日読了。ハリウッド物です。華やかな雰囲気の作品ですね。



【今日の映画】戦場のピアニスト

ストーリィ : ★★☆ アクション :  映像 : ★★ 音楽 : ★★★★

 DVDで見ました。長いし地味な映画なんですが、不思議と引き込まれましたね。音楽が良かった。



2006年9月21日木曜日

 各論に移ろう。まずは野外における隊列である。

 野外というのは、原則として開けた空間なので、隊列という観点から言及すると非常に厄介だ。パーティから見て360度(180度では無い事に注意)の全方位に対して気配りが必要だからだ。敵が自分達の進行方向のみから来ると考えるのは愚かである。ルール上、そのような必然性は何も無い。飛行で空から接近してくるCreatureや、地中を忍び寄ってくるCreatureもいる。ただしこれらの特殊移動持ちのCreatureは多くは無い。大雑把に言ってしまえば「地上:空中:地中」の割合は「6:3:1」くらいだろう。

 尋常なパーティに対してまず言える事は「夜間の移動はするな」である。基本的に低レベルPCはモンスタと比べて特殊な知覚力が乏しい。従って、索敵行為はSpotとListenに頼る事になる。夜間ではSpotが殆ど役に立たないので、索敵はListenのみだ。これは自殺行為としか考えられない。

 では、日中に移動するという前提の上で隊列を考えよう。標準的な6人パーティだと仮定して、次のような隊列を組んだとしよう。★がPCで、←で進行方向を示す。各PCのFaceは5ft. squareとする。また隊列を組む空間は十分にあると仮定しておく(つまり幅5ft.しかない獣道を進むような極端な状況ではない)。

 ← ★★★★★★

 並び順がどうであれ、このような隊列は野外では即刻却下である。欠点を上げる。

  • 最も遠いPC間の距離を取っても30ft.しか無いので範囲攻撃の餌食である。Fireballはおろか、Lightning BoltもHell HoundのしょぼいFire Breath、AnkhegのAcid Breathですら全員を範囲に収め得る。
  • 隊列に《内側》がないので打たれ弱いものを守れない。例えば先頭から3番目にWizが位置取るとしても、側面から攻撃されたらいきなりChargeの的である。
  • PCのChargeラインが殆ど無い。逆に正面から襲われたとき、敵に対してChargeできるのは先頭のPCだけである。他は自分の前にいるPCが邪魔になってChargeができない(実際は行動順で若干変化がある)。

 次は、上記隊列の応用編である。

 ← ★★★
 ← ★★★

 これも1列縦隊と同じ理由で却下である。寧ろ1列縦隊よりも範囲攻撃に弱い。この隊形だとColor SprayやBurning Hand、Glitterdustという比較的狭い範囲攻撃ですら全員が範囲内に納まる事になる(ちなみにLightning Boltでも全員が範囲内になる)。

 パーティ人数が変わるが次のような隊列ではどうだろうか。□は何も無い5ft. square空間を表現している。

 ← ★□★
 ← □★□
 ← ★□★

 通称「鳳天舞の陣」であるが、今までの2例に比べれば遥かにマシと言える。PCのChargeラインは多様だし、《内側》にいるPCは周囲のPCのThreatend Squareでガッチリと守られている。しかし範囲攻撃に弱い事では、前述2例と五十歩百歩である。

 ではいっその事、もっと思い切り離れてみよう。

 ← ★□□□□□□★
 ← □□□□□□□□
 ← □□□□□★□□
 ← □□□□□□□□
 ← □□□□□□□□
 ← □□★□□□□□
 ← □□□□□□□□
 ← ★□□□□□□★

 この場合、範囲攻撃には強くなる。Fireballでも最大で3人までしか範囲に入れる事はできない。Chargeラインも豊富である。しかし問題もある。中央の2人のPCは、なんとなく守られているように見えるかもしれないが、実はちっとも守られていない。四隅にいるPCのMelee Reachが5ft.だとすると敵は中央2人に対して自由に接近できてしまうのである。

 これまでで分かったように、範囲攻撃に強くなろうとすると打たれ弱いPCを守ることができなくなる。これは野外で隊列を組む場合の基本理論になるので重要だ。

 次に示すのは、3番目と4番目の中間的性質のものである。

 ← ★□□★
 ← □★□□
 ← □□★□
 ← ★□□★

 四隅のPCのMelee Reachが5ft.だとした場合《内側》を守ることができるギリギリの広さがこの陣形になる。低レベルの段階では、私はこの隊列を最も頻繁に利用する。

 敏い人は既に気がついていると思うが、今まで漠然と「内側を守る」と表現してきたのは「内側のPCに隣接しようとした場合に、外側のPCがAttack of Oppotunityを最低1度は発生させる状態を作る」という意味である。要するにタダでは内側に入らせんよ、という事だ。必然的に四隅のPCは普段はMelee WeaponをHoldしている必要がある。

 ここで論じたのは平原の街道を進む場合のような、全方位に注意しなければならない時の隊列だ。左右がDifficulity Terrain、あるいは崖や壁だったりした場合は、その方向への警戒を弱めて良いので、次のような隊列も考えられる。

 ← □□□□□□□□★□□★
 ← □□□□□□□□□★□□
 ← ★□□□□□□□□□□□
 ← □□□□□□□□★□□★

 先頭に突出したPCはSpoterになる。このSpoterには索敵能力以外に、高いHPとACが求められる。従ってRogを突出させるのは好ましくない(RogはHPもACも低い)。Rgr、Drd、Mnkが優秀なSpoterになるだろう。後方集団からSpoterまでの距離は、後方集団の前衛2人がChargeで届く距離(恐らく40ft.乃至60ft.)で良い。



 D&Dに於いて隊列というのは重要である。これは野外での冒険だけの事ではない。隊列というのは、D&Dの戦闘を支配するマトリックスである。しかしながら、野外での隊列とダンジョンのような閉空間での隊列には、求められる要件が異なる。また低レベルと高レベルでも、ミッションの目的によっても要件は違ってくる。

 細分化するとキリがないので、ここでは屋外と屋内の標準的パターンを考える。またキャラクタについては比較的低レベルを念頭に置く事にする。これは低レベルでの冒険では、隊列が致命的な要素となるからだ。

 さて、綿密に隊形を組む目的は何だろうか。いろいろ考えられるが、比較的重要度の高いものを列挙してみよう。

  • 打たれ弱い者を守る
  • 先制された時の被害を減らす
  • 戦闘開始時により上位の優位を確保する

 総括的に表現するならば「パーティ全体を1つの戦術単位と考えた場合、パーティがより有利になるようにする」のが隊列の最終的な目的である。注意しなければいけないのは、あくまでパーティ全体として有利・不利を論じるべきであって、パーティ個々の有利・不利は瑣末な問題になる、という事だ。Wiz個人が大事だから守るのではなく、Wizを守る事がパーティ全体の利益になる(と考える)から守るのである。

 こういった事を踏まえた上で、以後の各論に移ろうと思う。



【今日の映画】有頂天ホテル

ストーリィ : ★★☆ アクション :  映像 : ★★ 音楽 : ★★★

 DVDで見ました。三谷幸喜にしてはジョークが少ないかな、と思いました。しかしまあアレだけの役者陣をポンポン使うのは凄いですね。



2006年9月20日水曜日

2006年DAC2日目

 この日は、降雨確率が高かったのとコンベンション終了後に飲み会に参加する事が分かっていたので、自転車通コンはやめました(自転車の飲酒運転は違法です)。昨日遅刻しないように、普段の20%増の速度で巡行(30km/h)したので若干筋肉痛だったというのもありましたし。

 2日目はDMミイラさんの『誰がために』に参加しました。Eberron Campaign Settingsの翻訳記念という事でEberronのセッションです。シナリオはサイボーグ009ならぬPsyforged 009という内容。Sharnの街中で戦闘したり、Lightning Railの一等客室で戦闘したり、巨大地上戦艦の上で戦闘したりと「なるほどこれがEberronか」と納得のいくセッションでした(ちなみに僕はこれが初Eberronセッションです)。キャラクタ紹介については、しんやさんがブログに書いてくれています。また、セッションの詳しいレポートはアニマさんが書いてくれる筈です。期待してます。なんか無茶苦茶楽してるな僕。



 ちょっと前の日記エントリに書いたように、金曜日の夜に会場までの道のりを自転車で1度往復して予習しようと考えていたのですが、前日の仕事が遅くまでかかってしまったので断念。迷って遅刻するのは嫌だったので、自転車で行くのは中止にしようと思って寝ました。

 しかし朝起きてみると、すばらしいサイクリング日和だったので迷わず自転車で行く方針に転換。準備を済ませて、ルートの確認をして8:20に自宅を出ました。R15を北上し三田でR1に入って更に北上、神田川を渡ってR17にぶつかったのが9:10でした。そのままR17を北西にひたすら進み、会場周辺で若干迷いましたが9:50くらいには入場できました。このルートだと、色々景色が楽しめて面白いですね。三田からR1を北上すると、芝公園、東京タワー、日比谷公園、帝国劇場、皇居なんかが目に入ります。またR17沿いも根津、白山、巣鴨あたりの赴きある住宅街です(途中に東大の赤門もありますな)。

 で、DM霧島さんの『Dragons of Ice』に参加してきました。シナリオ自体は、出てくる敵を次から次へとギッタバッタとなぎ倒すという単純明快なもの。シナリオ名がシナリオ名だったので、最後はWhite Dragonだろうと思っていました。そのつもりでダンジョンを進んだのですが中々出てきません。皆ジリジリしてきました。時間が無かったことも手伝い、扉を開ける→中にいるCreatureがWhite Dragonじゃないことを確認→扉を閉める→次の部屋へ、という強引なFind the Pathを繰り返した結果、DMが「本来出す予定だったボスであるドラゴン卿をスルーされたので、カッとなって予定外に出現させたOld White Dragon(CR15)」と戦い、奇跡的に撃破してシナリオを終了しました(パーティの平均ECLが8であった事を考えると奇跡というのは誇大表現にはなりません)。

 そんなドラゴンスレイヤ達は以下の面々。

ロロアグ Gnome, Rog2/Wiz1/Rgr1/Master(Craftman)1/Gnome Tinker2
SpoterにしてSearcherをそつなくこなす発明家のGnome。ちなみに本名は「セカイヲキタエタモウタレオルクスシンハニンゲンヲオオゼイツレテウミヲワタリミワザヲマナバセテ...」長くなるので全部書くのはやめておきましょう。プレイヤはJarkJaxさん。
タン・ロースカルビ Minotaur, Bbn5/Ftr2
Spiked Chainを振り回すTriper。堅実なプレイで前線を構築していました。角攻撃持ちなのですが、彼がFull AttackするとSpiked Chainの2発目で敵た倒れてしまい角が振れずにいるのが印象的でした。プレイヤはプレズマ星人さん。
サイラス Human, Ftr6/Rog1
Keen Falchionを振り回すDamage Dealer。White Dragon戦以外の全てのAttack Rollで全力Power Attackだったのが印象的でした。ダイスの良さと相手のACの低さも相まって大活躍。プレイヤは平久井さん。
カロッテ・クレッテ Human, Clr7
MishakalのClericです。パーティの生命線でした。彼のバックアップが無ければDragon戦は全滅でしたね。プレイヤは中村さん。
ウシュクベ(Usquaebach) Human, Wiz7
僕のPCです。Wizard of High SorceryはProhibit Schoolが3つになるので、僕の考えるWizとしての能力を発揮できない上、自分が楽しめない可能性が高いので無理言ってはぐれ魔術師にしてもらいました。トリガ・ハッピィなFireball野郎。


【今日の映画】ハウルの動く城

ストーリィ : ★ アクション :  映像 : ★★★ 音楽 : ★★

 DVDで見ました。やっぱり面白くないですね。映像は綺麗なんだけど、所詮それだけ。ジブリ作品とは相性が良くない。



2006年9月19日火曜日

【今日の読書】最後の女

書名
最後の女
著者
エラリイ・クイーン
訳者
青田 勝
出版
ハヤカワミステリ文庫
価格
600円
ISBN
4-15-070103-2
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/164405

 本日読了。ライツヴィル物の最終作です。クイーン晩年の作品ですね。



2006年9月15日金曜日

 明日はDACです。準備は95%まで終わりました。あとはキャラクタの再チェックを行なうのみですかね。明日、雨が降らなければ自転車で会場まで行くつもりなんですが、晴れてくれますかねえ。自宅から板橋区役所前駅までの道のりはすごく簡単で、R15を秋葉原まで北上して、そこからはR17に沿って北西に進めばそのまま駅前です。ただ駅から海上までの道のりが若干不安なので、今日仕事が終わって帰宅したらナイトランがてら一往復してみましょうかね。正確な所要時間も知りたいですし。R15を使う道は分かりやすいのですが、若干遠回りなので先に三田からR1を使って皇居の東を通るルートを確立しておくべきかな。それなら片道25.5kmです。普通に走れば1時間半もかからないでしょう。ちなみに電車を使った場合もDoor to Doorで1時間20分って所ですから、所要時間の差は殆どありません。



2006年9月14日木曜日

 ぎりぎりでようやくDAC用のキャラクタが完成しました。あとはキャラクタシートに写すだけです。

 1日目は『Dragons of Ice』に参加してきます。キャラクタはHumanのWizard7。無理言って、上位魔術師の塔に所属していないはぐれ魔術師にさせてもらいました。ちなみに普段は上半身は裸体にさらし巻き、下半身は道着に荒縄締め、腰にはヌンチャクを挿し(ただのフェイク)、片手には六尺棒(Quaterstaff)を持っています。つまりMonkっぽい格好をしています。スペック自体はオーソドックスなWizです。

 2日目は『誰がために』に参加してきます。キャラクタはWarforgedのArtificer8/Fighter1。自己強化型の前衛(Tank)です。Combat ReflexとStand Stillで敵の脚を止めして、仲間のWarforged JaggurnautにShock Trooper Chargeをしてもらう予定。Infusionの7割は事前強化で使っちゃいます。

追記

 両方ともnonmagilal itemの購入が終わっていないので購入しておく。2日目のPCは以下のものを購入予定。

  • psionic tattoo of expansion
  • potion of protection from evil
  • valued material components
  • tanglefoot bag
  • smoke stick
  • sun rod
  • vermin ointment
  • panther tear
  • triple weapon capsule retainer
    • ghost blight
    • ghost blight
    • quick silver


2006年9月13日水曜日

【今日の読書】帝王死す

書名
帝王死す
著者
エラリイ・クイーン
訳者
大庭 忠男
出版
ハヤカワミステリ文庫
価格
640円
ISBN
4-15-070113-X
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/237392

 本日読了。ライツヴィル物なんでしょうか。探偵エラリイが解決を求めて最後のシーンでライツヴィルに赴きます。提示される謎は非常に魅力的で、それだけで読者を引っぱる力がありますね。



2006年9月12日火曜日

【今日の映画】パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

ストーリィ : ★★★ アクション : ★★★☆  映像 : ★★★ 音楽 : ★★☆

 先週の土曜日に、ようやく見てきました。非常によくできた娯楽大作です。誰が見ても面白いと思います。俳優もいいですしね。しかしビル・ナイはあんな出演の仕方でよいんでしょうか。内容自体は次回作へ続きます。ってかこの作品は『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト(上)』でしかありません。



2006年9月11日月曜日

【今日の読書】ダブル・ダブル

書名
ダブル・ダブル
著者
エラリイ・クイーン
訳者
青田 勝
出版
ハヤカワミステリ文庫
価格
680円
ISBN
4-15-070105-9
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/237392

 本日読了。ライツヴィル物の4作目です。これも後期クイーン問題をはらんだ作品ですね。



2006年9月8日金曜日

【今日の読書】十日間の不思議

書名
十日間の不思議
著者
エラリイ・クイーン
訳者
青田 勝
出版
ハヤカワミステリ文庫
価格
760円
ISBN
4-15-070101-6
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/164439

 本日読了。ライツヴィル物の3作目です。後期クイーン問題が如実に現われていますね。



2006年9月5日火曜日

 D&D3E発売以降、長短を問わず幾つかのキャンペーンに参加してきたわけですが何気にキャンペーンで純粋なWizardをプレイしていない事に気がつきました。一番好きなClassなのに。今まで参加してきたキャンペーンは以下の通りです。

  • The Sunless CitadelからDeep Horizonまでの6連作
     →Rog/Wiz/Arcane Tricksterで参加。Deep Horizonの途中でパーティ全滅。
  • Lord of Iron FortressからBastion of Brouken Souls
     →PaladinのSingle Classで参加。
  • Lich Queen Beloved
     →Psion(Nomad)のSingle Classで参加
  • Spelljammer
     →Cloistered Cleric。全滅してFtr/Bbnで再挑戦。
  • Shackled City
     →Ftr/Clr(死亡)、Ftr/Rgr/Clr(死亡)、Darvishとひたすら前衛。

と考えていたら、ムラムラをWizardをプレイしたくなってきたので次のキャンペーンでは絶対にWizardをプレイする宣言をしておきます。例え僕以外のパーティメンバが全員Wizardでも僕はWizardをやります。覚悟しておけ皆の衆。



2006年9月4日月曜日

【今日の読書】フォックス家の殺人

書名
フォックス家の殺人
著者
エラリイ・クイーン
訳者
妹尾 昭夫
出版
早川書房(ハヤカワポケットミステリー)

 絶版(重版未定?)のようなので古本を入手しました。災厄の町に続くライツヴィル物です。シンプルなフーダニットですね。



 土曜日はShackled Cityのセッションでした。第13回で6シナリオ目の終盤です。とにかく最初から最後まで戦闘、戦闘、また戦闘、というシナリオ?でした。12時ちょっとから初めて22時前まで合計10戦闘くらいしたと思います。しかも戦闘以外は何もしていない。ダンジョンらしいダンジョンも無かったし、罠も情報収集もありませんでした。目的地に向かって歩きながら、邪魔する敵をひたすら殴り殺すだけ。いやはや楽しかった。

 このセッションを完遂して、僕のキャラクタは晴れで奈落の皇太子になりました。シナリオオリジナルSmoking Eye Template(LA+1)が付き、Abyss 507層の支配者候補という事に。



自宅<->要町(池袋)

 昨日、池袋にあるPIEという自転車屋さんに行ってきました。店番をしている女性が大変自転車に詳しい方で、いろいろ話を伺わせていただきました。アイスコーヒーまでご馳走になり、なんだかんだ2時間は喋っていたでしょうか。その甲斐あって、ようやく自分のオーダしたい自転車の細部が見えてきました。この日の走行距離は50kmほどです。



2006年9月1日金曜日

【今日の読書】オクシタニア(下)

書名
オクシタニア(下)
著者
佐藤 賢一
出版
集英社文庫
価格
750円
ISBN
4-08-746066-5
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2704001

 本日読了。うーん、あまり面白くなかった。登場人物の内省を延々と書き続ける感じの内容なんですが、こういうのは僕には向きませんね。佐藤賢一さんの作品ってこれまでのものも、内面を描くパートが多いとは思っていましたけど、その他の部分で痛快な場面が快かったので好きなんですけどね。