- 書名
- 虐殺器官
- 著者
- 伊藤 計劃
- 出版
- ハヤカワ文庫JA
- 価格
- 720円
- Amazon
- 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
本日読了。著者の伊藤計劃という人は2009年に34歳で夭折しています。書き残した長編小説は本書の他に「ハーモニー」と「メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット」の2つのみ。これ以外に中編である「The Indiference Engine」を書いています。「屍者の帝国」は、伊藤計劃が書いた遺稿であるプロローグの30ページ程を元に円城塔が続きを書いた合作です。
本書は現代ではまだ実用化されていない技術が人口に膾炙した近未来を描いているという意味では確かにSFなのですが、SFというよりは軍事小説という側面の方が強いと感じました(そもそもSFと軍事小説は両立不可能な物ではありません)。
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