(10月13日に書いています)
見てきました。アニメーション作品を除けば邦画を映画館で見るのは、ビートたけしの座頭市以来な気がします。泥臭い殺陣が沢山あって楽しめました。チャンバラはいいねえ。
死せる詩人のWeblogです。読書記録とDungeons and Dragons Role Playing Gameのセッション記録が主です。リンクは御自由にどうぞ。
(10月13日に書いています)
羽生さんがCastle Ravenloft Boardgameを購入したと言うので、日本語化シールをカードに貼る作業を遊ぶ皆で分担した上で遊び倒そうという事になりました。
シナリオ2、3、4、5と遊びましたがルール間違いなどありつつも任務失敗は1度のみでした。以下雑多な感想。
Wizardsは、このボードゲーム→赤箱→エッセンシャル→通常のD&D4版というような流れで新規ユーザを取り込みたいのかもしれませんが、ボードゲームのルールは赤箱と比べてすら相当違うので戸惑うんじゃないかと思います。
ただし各人がやる事とやれる事がはっきりしていて(選択肢も少ない)、パーティ全体としての勝利目標も明示されていますし、新規ユーザが入り易いだろうとは思います。逆に言えば、そう言った点さえ――新規ユーザを誘致するDMや既存のゲーマ――抑えられればボードゲームは無くてもいいかもしれません。その点、選択肢が限られているエッセンシャルのクラスは良い気がしますね。
本日読了。1988年に書かれたThe Alchemy of Financeに加筆したものの翻訳です。The Alchemy of Financeは1988年に講談社から『相場の心を読む』、1996年に総合法令出版から『ソロスの錬金術』として翻訳されていましたが、長らく絶版になっていました。僕も以前2007年の年末くらいに読みたいと思って探したのですが見つからずにいました。
ソロス氏は1992年のイギリス通貨危機を招いたヘッジファンドマネージャーというのが日本では有名でしょうか。日本も大きな被害を被ったアジア通貨危機にも一枚噛んでいます。このように投資家というよりは投機家なので、投資哲学ではなくその投機哲学を自ら語ったのが本書なのでしょう。
筆者は哲学にも傾倒している所為か衒学的で、記されている理論は極めて難解に叙述されています。思わずソーカル問題を思い起こさずにはいられない程です。
Assault on Nightwyrm Fortressのセッションでした。共にDMは羽生さんです。参加者は以下の通り。
12時過ぎに開始で、6戦闘遭遇、1技能チャレンジで19時半終了です。途中珈琲休憩を挟みました。あと200点くらいで19レベルになるまで経験点を稼いで終了です。Essensialのアップデートを適用しましたが、確実にモンスタの知識判定が難しくなっていますね。あとHumanのRacial Power、Heroic Effortは強い!
日曜日にとあるバーで開催されたキリンによるギネスビール講習を聴講してきたのですが、その時に上手いタイミングでこのジョークを俎上に載せられなかったのが悔まれます。
ビールフェスティバルが開催された後、ビール会社の社長達でビールを飲みに行きました。それぞれ座席に座ると……
コロナビールの社長は「世界最高のビール、コロナを頼む」とバーテンダーに注文しました。
バドワイザーの社長は「世界最高、その名もビールの王様、バドワイザーを頼む」と注文しました。
クアーズビールの社長は「ロッキー山脈の湧き水を使用した唯一のビール、クアーズを頼む」と言いました。
ギネスビールの社長は「コーラを頼む」と注文しました。
他の社長達はギネスビールの社長に尋ねます。
「何でギネスビールを頼まないんだ?」
ギネスビールの社長はこう答えました。
「そりゃあ、君達がビールを飲んでいないのに、私だけ飲むわけにはいかないよ」
本日読了。リーマン・ショックを山とする2008年に発生した金融恐慌を、アメリカの投資銀行でも最大手の1つであるJPモルガンが開発した「クレジット・デリバティブ」という金融商品の発達の流れという面から観察した記録でしょうか。徐々にリーマンショックの事が分かってきた気がします。
ホビージャパンのサイトで4版用に改造したものが公開されている「危険水域」を15レベル版で遊びました。DMはさるしんごさん。参加者は以下の通り。
12時に開始して途中珈琲休憩を挟みつつ5戦闘遭遇、1技能チャレンジで20時終了。最終戦闘でボスのHPを400点を程削った所で全滅しました。
ラスボスはかなり駄目なデータなのでDMをする人はよく注意した方が良いです。余程の幸運に恵まれなければ全滅必死です。簡単に言うと元は30レベル超のモンスタのデータを数値部分(HP、防御値、攻撃ボーナス)を18レベルまで落しただけでパワーの副次効果やダメージはそのままというモンスタです。率直に言ってシナリオを作った人は4版のモンスタデータのバランスというものを毫も理解していないのだと感じました。
シナリオのそれ以外の部分に関しては、技能チャレンジもなかなか楽しく遊べるように工夫してありましたし、戦闘もそれぞれギミックがあって良かったので画竜点睛を欠いたのが惜しいですね。
本日読了。絶版だと思って古本で購入したのですが、『最強のヘッジファンドLTCMの興亡』と題名を変えて文庫で出ているうです。文庫の題名の通りLTCM(ロング・ターム・キャピタル・マネジメント)という94年に生まれ98年に破綻したヘッジファンドの隆盛と興亡を描いています。4年間の年間平均利回りが40%を超え、最終的には1000億ドル以上の資産を運用していた巨大ヘッジファンドが一瞬で崩壊する様はなかなか凄いですね。