常設卓2のDMとしてR&RステーションのD&Dエンカウンターズに参加してきました。参加者は以下の通り。全員2レベルです。
- ジョン, [防衛役], Paladin(PHB), Human, ぎぶさん
- ヴォンダル, [撃破役], Barbarian(Whirling Slayer), Dwarf, 西弓さん
- ベン, [制御役], Psion(Telekinetic), Human, ほえほえさん
- エルク, [指揮役], Cleric(Templar), Drow, そばさん
- クリス, [撃破役], Avenger(Censure of Unity), Deva, けんさん
- グラフ, [防衛役], Fighter(Weaponmaster), Human, つるさん
第2章最初の遭遇です。霊媒の婆さんに話を聞いていたら家の付近にモンスタが出現する所から開始。PCは全員建物の中に居て、その建物に出入り出来る場所は5フィート幅の玄関が1つ(裏口もあるけれど戦線に到着する為には非常に迂回しなければいけないので実際的な経路とは言い難い)、乗り超えるのに技能判定が必要な窓が2つです。
この開始状況の中、モンスタよりも先行して動けたのはパーティ中最低のACと最低のヒットポイントを持つPsionのベン爺さん。しかしベン爺さんのプレイヤであるほえほえさんは、僕がDMをした他のセッションで狭い通路にパーティが雪隠詰めされ非常に厳しい戦いを強いられるという苦渋に満ちた体験を数度経ている為、躊躇う事無く単身外へと躍り出て扉の前の橋頭堡を確保しました。2レベルで得た汎用パワーで自身の防御値を上昇させるという善後策も取っています。その直後にほぼ全てのモンスタからの猛攻を受けベン爺さんは倒れますが、確保された橋頭堡により機動性を失っしずに済んだクリスのクリティカルやグラフのアクションポイントを使った連続攻撃に因り最も強力なモンスタが瞬殺されてしまいました。これで戦闘の趨勢は定まり残りはいとも易々と撃退されてしまいました。
プレイヤのけんさんのブログに写真によるレポートがあります。
今回のセッションの最初に全員が絶望デッキ(Despair Deck)を引いています。このデッキは常に引いた人にとってペナルティになる効果があるのですが、わりとプレイヤには好評です(皆さんもしかすると面従腹背の思いなのかもしれませんが……)。絶望を克服するとペナルティがボーナスに転じるのですが、この時劇的に状況が変化するのも面白い所です。シャドウフェルでの冒険の雰囲気を良くデータとして表現したルールだと僕は思います。