2008年2月に購入して以来、自分のBromptonはかなり色々弄ってきました。目立つ改造だけ見ても……
- Mハンドルをオレンヂジュースのローハイトハンドル(現、楽式操舵棒)へ変更
- ボトムブラケットをタンゲのLN7922に変更
- ヘッドパーツをChris KingのGrip Nutに変更
- 前輪をPantourのサスペンションハブとSUNのダブルウォールリムへ変更
- 後輪をSRF3の内装3速からSturmey Archer S5の内装5速とSUNのダブルウォールリムへ変更
- ボトルダイナモをBusch & MullerのDymotec 6に変更
- 前照灯をBusch & MullerのLumotec N-Plusに変更
- 前照灯をBusch & MullerのLumotec IQ Cyo R Senso Plusに変更
- ボトルダイナモをNordrichtのMaxに変更
- ボトルダイナモを廃止し前ハブをSchmidtsのSun XSハブダイナモにリムをVelocityのAeroheadに変更
- ステムとハンドルバーをP型に変更
という感じで弄りまくっていますね。そして遂に変速回りの最終形態となるべくBWRを使った6速化を行なう事にしました。
6速化に踏み切った理由は幾つかあります。
- SUNのダブルウォールのリムにしてから2万km余り走行しリムの側面がかなり削れてきた
- SUNのダブルウォールリムとシュワルベ・マラソンタイヤの相性が悪くタイヤの取り外しがかなり大変なのでどうにかしたい(タイヤはマラソンのままが良い)
- 内装5速は内部抵抗が大きかったり調整が面倒だったり問題が少なからずある
この3つが主たる理由です。
今回の6速化で変更した部分は以下の部分です。
- 内装ハブ(S5からBWRへ)
- リム(SUN CR18からVelocity A23へ)
- テンショナー(3速用から外装用へ)
- リアスプロケット(15Tから13/16Tへ)
- フロントチェーンリング(50Tから44Tへ)
フロントが44Tでリアが13/16Tという構成です。これで良く使うギア比の部分は
- 内装: 3速、外装: 16T、クランク一回転で進む距離: 5.22m(80rpmで25km/h)
- 内装: 2速、外装: 13T、クランク一回転で進む距離: 4.40m(同21km/h)
- 内装: 2速、外装: 16T、クランク一回転で進む距離: 3.58m(同17km/h)
※ギアの構成は以前書いた記事参照。
となり、直結ギアであり内装抵抗が少ない内装2速目を多様する様になっています。
取り合えず試走と通勤で40km程走りましたが、内装5速と比べて内部抵抗が軽い事に驚きました。しかもBWRは新品ですからハブ内部のグリスも十分に回っておらずまだまだ動きが渋いというのに、です(だから逆回転させるとチェーンが弛む)。購入当時3速だった頃もこんな感じだった筈ですが、その間隔はすっかり忘れていました……。Brompton社がStutermey Archerが復活して5速ハブの供給が安定してからも、それを採用しない理由が良く分かります。