「新版Turbolinux FUJIでMicrosoftの独占を止めたい」――ターボリナックス 矢野社長 @ IT Pro
矢野社長は,同氏が85年に日本IBMに入社したころの標準的なパソコンと現在のパソコンを比較,「20年前と比べ,主記憶容量が4000倍,ハード・ディスク容量が4000倍,本体の価格は10分の1。価格対性能比は4万倍にもなった。にも関わらずユーザーはそのメリットを感じられない。 MicrosoftがOS市場を独占しているためだ」とした。「競争が起こらない市場ではいいものは生まれない。ターボリナックスは,Linuxでビジネスの世界を変えていけると信じている」と熱く語った。
大言壮語とツッコミたい気持をグッと抑えて次の段落を読む。そこで大笑い。
「Turbolinux FUJI」は,2003年10月に登場した「Turbolinux 10 Desktop」の後継に当たる。最大の特徴は,フィリピンのSpecOps Labs社が開発した,Windowsソフトを動かせるミドルウエア「David」を搭載したこと。DavidはオープンソースのWindows APIエミュレータWineをベースにしたソフトウエア(関連記事)。標準でMicrosoft Office 2000/XPを動かせる。追加で提供予定のモジュールを購入することで,Adobe Photoshop,Lotus Notes,iTunesなども利用できるようになる見込み。「ソフトウエアだけでなく,表示に使われるフォントや名称なども,Linux特有のものからよりWindowsに近付けた」(技術本部プロダクト・マーケティングマネジャ 久保和広氏)
(強調は死せる詩人による)
止めたいのはMicrosoftによる「OS市場の独占」だけで「オフィスソフトウェアの独占」はどうでも良いんかい。そもそもビジネスアプリケーションをMicrosoftが独占/寡占しているから、それらのアプリケーションが動作する唯一の環境であるMicrosoftのOSがOS市場を独占しているわけでしょうに。
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