- 書名
- リーマンショック・コンフィデンシャル 下
- 著者
- アンドリュー・ロス・ソーキン
- 訳者
- 加賀山 卓朗
- 出版
- 早川書房
- 価格
- 2000円
- ISBN
- 978-4-15-209144-4
- bk1
- http://www.bk1.jp/product/03290829
本日読了。非常に面白かったです。2007年のサブプライムローンの焦げ付きに端を発っした今では「リーマンショック」と呼ばれている金融危機についての記録と言えば良いのでしょうか。数百人の関係者にインタビューや調査を行ないリーマン破綻の前後に発生した事柄を再構築しています。こういう膨大な事実の積み重ねによる「記録」こそ記者(筆者のアンドリュー・ロス・ソーキンはニューヨークタイムズの記者)という職業の本分なのではないでしょうか。
金融関係のジャーゴン(デューデリジェンスとかエクスポージャとかディリバティブとか)が頻出するので一々調べるのが大変でしたが、それはそれで勉強になりました。何かを楽しむ為の勉強というのは良いものです。
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