- 書名
- 雪中の奇跡
- 著者
- 梅本 弘
- 出版
- 大日本絵画
- 価格
- 2900円
- ISBN
- 4-499-20536-0
- bk1
- http://www.bk1.jp/product/01723055
本日読了。第二次世界大戦初期に発生した、ソ連のフィンランド侵略を契機とするフィンラント・ソ連の戦争(通称冬戦争)の模様を再現した戦史です。読めば読むほど、フィンランド軍の士気や練度の高さに驚かされます。
ロシアから独立したばかりのフィンランドが、ソ連から不条理な侵略を受けたわけで総じて士気が高いのはまだ理解できるのですが、軍隊の練度は一体どこから来ていたのかが不思議です。特にスオムッサルミの戦いでは、フィンランド軍が2個連隊+1個大隊で3倍にもなるソ連軍2個師団+1個装甲旅団を撃破しているのが凄すぎます(大雑把に言って1個師団=2-3個旅団=4-6連隊=12-18大隊)。
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