GDQ キャンペーンの 3 回目です。DM は死せる詩人。参加者は以下の通りです。
- アルベルジュ, Paladin (Oath of Vengence) 3, Human, CG (Trithereon), そばさん
- ヴァルト, Cleric (Tempest Domain) 3, Human, CG (Procan), 六平文吾さん
- ギャンガ, Wizard (Abjurar) 3, Human, TN (Boccob), つかださん
- ナヴァラン, Rogue1/Ranger2, Wood Elf, CG (Myhriss), いっちゃん
- ジルダッド, Fighter (Eldritch Knight) 3, Half-Orc, NG (Celestian), 羽生さん
- オド, Monk (Way of the Open Hands) 3, Stout Halfling, LG (Heironeous), さるしんごさん
前回 Lake Side Villa の地下に突入し Xvart の住処を発見した一行は、奥へと進みます。
洞窟の奥では、Xvart の Magic User の奇襲、Xvart の Sharman 率いる Xvart 残存勢力の一大集団 (全部で 30 体超え)、Wererat とその配下の大量の Giant Rat、Rat Swarm (20 体近く) などと戦いました。
ある小部屋に入ると、そこになんとも惨めたらしい一体の人型生命体がいました。部屋の隅で右手を抱えこんで蹲まりしくしくと哭いています。特に攻撃の意思は無い様子なので、一行はどうしたものかと暫く観察していました。するとやおらその生物は体を起し、右手を掲げます。その右手には上質の革で作られた手袋が嵌っていました。手袋の上から 1 つの指輪が見えます。
何かが一行全員の頭の中に直接語り掛けてきました。テレパシィです。
遂に我を発見したか高貴なる冒険者よ。今君達が目にしているこの惨めなクリーチャは善なる目的の為に我を運んでいた者だ。その邪悪で錯乱した精神と魂は破壊されて、私の制御化にある。このクリーチャが君達を傷付ける事は無いので可能ならば打擲したりはしないでほしい。
戸惑っている PC を余所に、その何者かはジルダッドに狙いを定めたらしく、今度はジルダッドだけにテレパシィで語り掛けました。
来たれ、価値ある者よ。我をこの忌しきクリーチャの手より取り、汝が物とするのだ。邪悪な者は巨大になり集りつつある。私達はそれを撃滅する必要があるのだ。我はその力にも関わらず、我を帯びる汝の様な余人の手を借りなければ、広き善の為にその力を振う事も叶わぬ。来たれ。我は《守護者》、Adlerweg 城主の右手、Berghof の藩屏となりしもの。
ジルダッドは自分だけに語られた内容を仲間にも説明します。テレパシィの主は手袋の様です。すると、この手袋を手に取るか否かで喧喧諤諤の議論が始まりました。暫くすると——
DM:「ではジルダッドは Wis のセービングスローを Disadvantage 付きで振って下さい」
ジルダッド:「ア、ッハイ。(コロコロ)。失敗です」
DM:「では Suggetion の呪文が掛かりました。手袋を手に取って右手にして下さい」
ジルダッド:「おお、これは!」
手袋を装備したジルダッドは手袋に宿る《守護者》によりその能力を知らされます。かなり強力な Magic Item、それも Sentient Item です。更に《守護者》から彼 (?) の言う、今集りつつある邪悪な勢力や《守護者》とその反存在である《ガントレット》の因縁などが説明されました。
それによると《ガントレット》の邪悪な意思によって集められた軍勢は現在、Gann 川を登っていた山の先にある Adlerweg 砦に屯して勢力を拡大しているようです。《守護者》の誓願はただ一つ、《ガントレット》を破壊し邪悪な勢力を一掃する事、です。
Kusnir 村に戻って一泊し今後の方針を決めます。基本は《守護者》の助言に従い Adlerweg 砦へ行く事になりました。情報収集の結果街道に沿って進めば行けそうという事も分かりました。早速出発し二日後に以前立ち寄った Gnnaway 村へと到着すると、そこは最近襲撃され廃墟と化していました。多くの家屋は焼け落ちています。ほぼ村人全員と思われる合計 200 程の死体もありました。
廃墟となった村の中で比較的損壊の少ない一軒の家から犬の吠え声がします。慎重に近づきオドが Animal Handling で落ち着かせ、家の中を見てみると一匹の Gnoll が重症を負って伏していました。
これと交渉して得られた情報としては
- 襲撃はだいたい 12 時間前。
- 襲撃部隊はざっくり 30、40 くらい。
- Adlerweg 砦の方から来た。
- 襲撃部隊は既に帰還の途にある。
という所でした。次回はこの情報を元に襲撃者達を追跡する所から再開です。
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