2017年1月4日水曜日

Reaper Miniature Pathfinder Red Dragon

以前に物を見た時から造形の格好良さに惚れて、そのうち入手して塗装しようと思っていたリーパ・ミニチュア社のパスファインダ・レッドドラゴンがボーンズ版も出たので早速購入して塗装しました。

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ボーンズというのはリーパが出している樹脂製のミニチュア・シリーズの名前です。このシリーズの樹脂は、ゲームズ・ワークショップが出しているウォーハンマ・シリーズのミニチュアの樹脂とは違ってかなり柔らかい素材です。日本で言うとソフビと通称される物に近い質感です。

リーパは同じ造形のミニチュアをメタルとボーンズの両方で出している事が殆どですが、価格はボーンズの方がかなり安いです。半額くらいでしょうか。当然重量も軽いですし、柔らかい素材なので扱いも気楽です。D&D のマスタとして大量にミニチュアを持ち運ぶ人には嬉しい特性を多く持っています。商品の陣容も全体的に D&D に親和的です。

僕はこれが初めて入手・塗装するボーンズなのですが、メタルとの違いに色々手間取りました。

  • 素材が柔らか過ぎてパーティングラインを削りずらい
  • メタルと比べると凹凸が甘く、部品の境界が曖昧な所が多い
  • 樹脂独特の臭いがきつい
  • 塗料が乗り難い

特に最後の塗料の乗りには苦労させられました。シンプルグリーンと歯ブラシで全体を洗浄した後にシタデルのケイオス・ブラックのスプレイを吹くという下地処理をしたのですが、ケイオス・ブラックの上にシタデルのベースカラー (メフィストン・レッド) を塗ろうとすると、かなり塗料を弾きました。あまり水を含まない濃い塗料だとなんとか塗れる、という感じ。仕方が無いので一旦シンプルグリーン水溶液のバケツに一週間ほど漬け込んでから塗装を再開。まだ弾く感じはありましたがかなりマシになり、なんとか全身のベースカラー塗装を終えたあたりで漸く塗料を弾かなくなりました。

メタル・プライマを吹いてからケイオス・ブラックを吹けば大丈夫といった情報もあったので、次にボーンズを塗装する時はやってみようと思います。

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