2005年11月20日日曜日

スポーツ車

 スポーツ車というと多くの人はフェラーリの何だとか、フィアットのどれだとかを思い浮かべるかもしれませんが、僕がいっているのは自転車の事です。自転車にもスポーツ車というのがあります(普通のママチャリ等は、それに対して実用車とかシティサイクルと呼ばれるようです)。

 スポーツ車にも色々種類があります。一般の人が多く目にするものだとマウンテンバイクがスポーツ車に分類されます。ざっと以下のようなものがスポーツ車と呼ばれます。


  • ロードレーサ

    細いタイヤを履いていて、横から見るとU字型にまがったドロップハンドルと呼ばれるグリップをもった自転車。オンロードでの走りを追求したもの。

    • フラットロード

      ロードレーサにドロップハンドルの代りにフラットなハンドルを付けた自転車。メッセンジャの人が使っている事が多く、メッセンジャと呼ばれる事もある。

    • シクロクロス

      陸上競技のクロスカントリィで使われる自転車。ロードレーサよりも太いタイヤを持ち、持ち運びも考慮された自転車。

    • ランドナー

      ロードレーサよりも頑丈なフレームに、太いタイヤ、バックを付けるためのキャリアや、泥除け(フェンダ)を付けた、長距離巡行用の自転車。R・田中一郎の愛車である轟天号がこのタイプ。

  • クロスバイク

    ロードレーサとマウンテンバイク(MTB)を足して2で割ったような自転車。ロードレーサよりは太く、MTBよりは細いタイヤに、フラットなハンドルを持つものが多い。

    • コンフォート系

      泥よけやキャリアなどがついた街乗りを主眼としたクロスバイク。脱ママチャリの一歩目的な存在。パーツはMTBのものを使う事が多い。

    • スポーツ系(スピードバイク)

      フラットロードに近い、長距離巡行とハイスピードを追求したクロスバイク。ロードレーサ系の部品を使う事が多い。

  • マウンテンバイク

    オンロード、オフロードを問わずどのようなシチュエーションでも使える自転車の事。基本的には山乗りを考えて作らえている事が多い。競技の種類に合わせてハードテール、クロスカントリィ、スラローム、ダウンヒルなどのタイプがある。

  • BMX(Bicycle Motocross)

    公園などで、前輪に乗っかってクルクル回ったりしているアレ。基本的にはバイクコントロールテクニックを競う競技で使われる。中にはBTR(Bicycle Trial)といってサドルすらないものもある。

  • ミニベロ(Minivelo)

    Veloはフランス語で自転車の意味。つまり小さい自転車。径の小さな自転車。ハイエンドモデルになるとサスペンションが付いていたり、ロードレーサ並のギアが付いていたりして、かなりの高速巡行も可能。また重心が低いため、見た目よりも安定感がある。

  • リカンベント(Recumbent)

    Recumbentは寝そべった状態の事。名前の通り殆ど仰向けに近いような状態で乗る自転車。前輪よりも後にハンドルがあったり、ペダルが前輪よりも前で且つ上にあったりする不思議な自転車。背もたれがあるので、ペダルに力を乗せやすく見た目とは裏腹にかなりの速度が出せる。

 ……疲れたので今日はここまで。



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