2008年1月10日木曜日

投資の勉強、お勧め本

 去年の11月末から今までの1ヶ月半ひたすら投資(特に株式)の勉強をしてきました。合計13冊の本を読んだ結果から、他人に勧められる本3冊を選んでみます。たぶん僕のウェブログを読んでいる多くの人は投資には興味がないと思います(僕も証券会社に常駐勤務でなければ興味を持ちませんでしたし)。しかし、今後日本でも確定拠出型年金(所謂日本版401k)を採用する企業が増えていくようなので、投資の基礎知識くらいあった方が良いのではないかと思います(少なくとも「確定拠出型年金」が何なのかは分からないと困るのではないでしょうか)。

 僕がこの1ヶ月半で読んだ投資関連本は以下の13冊(上下巻別なら15冊)です。

  • お金は銀行に預けるな
  • 10万円から始める投資信託入門
  • 知っておきたい外貨・FXの常識
  • ウォール街のランダム・ウォーカー
  • リスク 神々への反逆(上)(下)
  • 敗者のゲーム
  • ジム・クレイマーの株式投資大作戦
  • 行動ファイナンス
  • 投資の科学
  • セイヴィングキャピタリズム
  • 投資の未来
  • 新賢明なる投資家(上)(下)
  • 株式投資

 というわけで、お勧め3冊です。

  1. お金は銀行に預けるな
  2. ウォール街のランダム・ウォーカー
  3. 投資の未来

 (1)の本は新書で安いし、量も大した事ないので活字が嫌いでないならとりあえず読んでおくと良いと思います。日本の制度に基いて書かれているので理解もしやすいです。それで(1)を読むと『定期預金で資産を塩漬けするくらいならノーロード型のインデックスファンドでも買ってみるか』という気になる人が多々いると思います。そういう人は実際に投資を始めてから、ついつい『株式の事が分かってきたから(インデックス投資の)次は個別銘柄の売買でもうちょっと上を目指してみるか』なんて魔が差さないようにするための本です。
 (2)はインデックスファンドの提唱者の1人であるバートン・マルキールの著書です。
 (3)はインデックスファンドを中心に資産(ポートフォリオとか言ったりする)を形成した上でより高い利回り(リターン)を目指す投資方法を提案しています。
 この3冊は全部ローリスクの姿勢で書かれているので、書かれている事を実践しても大きな損はしないんじゃないかと思います。

 以上『にわかな奴ほど語りたがる』でした。



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