ちょっと気になって、世界各地の年間降水量を調べてみた。グランツール(ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャ)の開催国であるフランス、イタリア、スペインの首都の他、自転車天国と言われるオランダの首都、あとはイギリス、アメリカの最大の都市であるロンドンとニューヨークも対象としました。
- 東京 1467mm
- 北海道 1060mm(北海道は全都道府県の中で最低の降水量の地域)
- ニューヨーク 1056mm
- アムステルダム 780mm
- ローマ 733mm
- パリ 650mm
- ロンドン 611mm
- マドリッド 436mm
東京のなんと多雨な事か。霧の都と言われる事もあり、じめじめした印象のあるあのロンドンの倍ですよ。ちなみに八丈島と大島を含むと東京都の年間降水量は2500mm近くなります。日本でもっとも降雨量の少ない北海道ですら、今回調べた他国のどの都市よりも多雨なんですよね(降水量には雪や雹、霰なども含まれています。つまり降H2O量なわけです。雪やらには結晶の核になる塵などが含まれている筈なので厳密にはH2Oだけの量ではないと思いますが)。
単純な降水量の比較でしかないので、例えば日本がどちらかと言えば、一気に短期間で大量の雨が降るのに対して、ロンドンは霧雨のような日が長く続くといった特徴があったとしても、ここからは読み取る事ができません。この点は注意が必要でしょう。
しかしして、この降水量を見ると日本の自転車が『ママチャリ』という頑丈で錆び難く泥除け標準装備の車種を主流として発展してきた理由の一端が分かる気がします。
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