2009年4月9日木曜日

【今日の映画】北国の帝王

 からくりさんが面白いと言うのでお借りしたDVDを鑑賞。裏に書いてあるコピィからして凄いですね。

無賃乗車の帝王と冷酷非道な車掌の壮絶な一騎打ち!
巨匠ロバート・アルドリッチ監督が描く究極の男ロマン!

 無賃乗車の帝王と車掌の一騎打ちのどこに男のロマンがあるのか、じっくりと説明してほしくなります。

 1933年のアメリカ大不況(1929年に起きた世界恐慌の直後)の中、汽車に無賃乗車しながら彷徨う浮浪者――彼らはホーボーと呼ばれる――の中でも『北国の帝王(Emperor of the Northですよ)』と呼ばれるAナンバーワンが、ホーボーから恐れられている鬼車掌シャックの乗る19号列車に乗って、旅をすることを堂々と宣言します。
 これに怒り心頭を発っしたシャックと、帝王にあこがれ名声を得ようとしている若きホーボーのシガレットの3人が主たる登場人物になります。ちなみに主要キャストに女性は皆無。女性が出てくるシーンは2つしかありません。
 しかしながら流石巨匠――といっても映画に疎い僕は初めて聞いた名前ですが――というべきか、ひたすら男臭いし地味な題材を扱っているのに全然飽きる事なく120分の間、見続ける事ができます。

 紹介してくれたからくりさん、ありがとうございます。



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