- 書名
- 第二阿房列車
- 著者
- 内田 百間(間は本来、門構えの中に月の字)
- 出版
- 新潮文庫
- 価格
- 400円
- ISBN
- 978-4-10-135634-1
- bk1
- http://www.bk1.jp/product/02377915
本日読了。
(前略)
例えば東海道線の混雑に手がつけられないとする。これを解決するには、東京大阪間を長いプラットホームでつないでしまう。東の出口を東京とし、西の出口を大阪とする。東京から大阪へ行こうとする者は、東京で入場券を且って、ホームに這入ればいい。
(中略)
相当長いからホームの途中で日が暮れる。あんまり屋敷が広いので、離れへ行こうとすると、廊下で日が暮れて、そこで一晩寝たと云う話を聞いた事がある。先ずその伝だと思えばよろしい。
よろしくない。>
終戦直後かそこいらの時期に、これだけのナンセンスジョークをものにしていた人がいるというのはなんとも嬉しい事ですな。
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