2016年4月20日水曜日

D&D5 版 Sage Advise 20160418

2016 年 4 月 18 日にウィザーズ社のサイトで公開された Sage Advise「 ANSWERS: APRIL 2016」の抄訳です。

● Class Features

Q1: パラディンのディヴァイン・スマイトの能力や、ウォーロックのヘックス呪文による追加ダメージダイスは、両手武器戦闘の戦闘スタイルの能力を適用して振り直す事は出来ますか。

いいえ。武器のダメージのみが振り直しの対象です。

Q2: ウォーロックのパクト・オブ・ザ・ブレイドで魔法の武器と bond する時、その武器は近接武器である必要がありますか。またその武器の形状を変える事は出来ますか。

パクト・オブ・ザ・ブレイドの特徴には、2 つの能力があります。1 つは何も無い所から武器を作る能力です。この場合作る武器は近接武器である必要があります。しかし近接武器の中にはジャヴェリンの様に投擲可能なものもあり、これらであれば作る事が出来ます。

2 つ目は、魔法の武器と Bond してこの武器をエキストラディメンジョナル・スペースに仕舞ったり取り出したりする能力です。この能力で Bond する武器は魔法の武器であれば何でもよく 近接武器である必要はありません。従ってロングボウ +1 と Bond する事も可能です。ですが、Bond した魔法の武器の形状を変更する事は不可能です。例えばロングボウ +1 と Bond している時、この魔法の武器をモールに形状変更するなどは出来ません。

● Spells

Q3: グリーンフレーム・ブレードブーミング・ブレードの呪文と追加攻撃、機会攻撃、急所攻撃など他の武器攻撃のオプションの関係を教えて下さい。

グリーンフレーム・ブレードブーミング・ブレードも、呪文 (Cantrip) でありながら命中判定には呪文発動能力値ではなく一般的な武器攻撃と同じ能力値 (通常は【筋力】、妙技特性武器なら【敏捷力】) を利用する呪文です。

しかしこれらの呪文はあくまで呪文で、これを使う際のアクションは「呪文の発動」です。追加攻撃は「攻撃」アクションを行なった際に追加攻撃が出来る特徴ですのでグリーンフレーム・ブレードブーミング・ブレードとは併用出来ません。

機会攻撃の際に行なえるのは「1 回の近接攻撃」です。従って「呪文の発動」であるグリーンフレーム・ブレードブーミング・ブレードは使えません。

急所攻撃については、急所攻撃の条件を満たした上でグリーンフレーム・ブレードブーミング・ブレードを使うのであれば、同時に発生します。

Q4: ムーンビームの呪文はキャストした瞬間にダメージを与えますか?

いいえ。ムーンビームを既にクリーチャーがいる場所にキャストしても、その瞬間にはダメージは発生しません。この場合、次にそのクリーチャーが自分のターンを開始した時か、以降のターンでムーンビームのエリアに侵入した時にダメージが発生します。同様の処理をする呪文に以下のものがあります。

  • ブレード・バリアー
  • クラウドキル
  • クラウド・オブ・ダガーズ
  • エヴァーズ・ブラック・テンタクルズ
  • フォービダンス
  • ムーンビーム
  • スリート・ストーム
  • スピリット・ガーディアンズ

0 件のコメント:

コメントを投稿