- 書名
- たのしいRuby
- 著者
- 高橋征義+後藤裕蔵
- 監修
- まつもとゆきひろ
- 出版
- ソフトバンク・パブリッシング
- 価格
- 2730円
- ISBN
- 4-7973-1408-7
- bk1
- http://www.bk1.co.jp/product/2152184
本日読了。微妙な位置付けの初級技術書。感想は後日。
追記
「微妙な位置付け」と書いた理由を説明すると共に、簡単な感想を書きます。とりあえず前提を確認してみましょう。
- たのしいRuby(以後、本書)の対象読者層は書籍の最初に書かれている通り、プログラミング初心者(Ruby以外のプログラミング言語も何ら知らない)。
- Rubyは完全なオブジェクト指向プログラミング言語。
僕自身は、本書の対象読者層とは若干違う位置にいます。まがりなりにもC言語を使うプログラマとして業務に従事した事があるからです。しかしながら、他方でオブジェクト指向については、さっぱり知識がありません。
そんな僕が読み進めていって、まず思ったのは「用語がさっぱり理解できない」という事。オブジェクト指向の言語では必ず出てくる用語にオブジェクト・クラス・モジュール・インスタンス・メソッドというような物があります。しかし本書では、これらの用語について簡単な説明があるのみで、さらっと流されてしまっています。僕はそれまでのプログラミング経験と照らし合わせて読み進めていたので、そういった用語のイメージが捕めずに、書いてある事の意味を捉えるのが困難でした。
仕方がないので、いったんこの本を読むのを中止して、オブジェクト指向プログラミングについて解説した他の書籍を読みました。それで通り一辺の知識を得た後に、また本書に取りかかり、ようやくスムーズに読み進む事ができたのです。
僕の場合は、非オブジェクト指向プログラミングの知識が、本書を読む邪魔になってしまったようなのですが、逆にプログラムの事を知らない人が読めば意外にすんなりと内容を理解できるのかもしれません。
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