Bromptonを5速化して1ヶ月余り、ようやく改造後の走行距離が500kmを超えました。というわけでファーストインプレッション。
まず肝心のSturmey Archer S5の5段内装ハブについて。フロントが50Tでリアが15Tという設定なのですが、これだと都内を走る限り2、3、4速がメインになります。2速は停止からの発進やちょっとした坂、3速が車歩一体の人通りの多い道(商店街とか)、4速が車道の巡行用という感じで使い分けています。3速だと15,6km/h、4速だと22,3km/hで走る感じです。
変速はSRF3と比べると若干鈍いかもしれません。SRF3だとトルクがかかっていてもローに落せるのですが、S5はトルクを減じないと落ちてくれない時があります。また、変速のワイヤの調整は当然SRF3よりシビアです。ワイヤの初期伸び調整が終わるまでは、いろいろと面倒でした(SRF3と同じくトップノーマルなので、ワイヤが伸びるとローに落ちずらくなります)。初期伸びについてはインジゲータチェーンで十分に対応できるレベルなので、特別な工具は必要ありません。
改造前と改造後の重量差は計っていないのですが、輪行して持ち運んでいる分には差して重くなったとは感じません。ただハブだけでも180g重くなっているので、リムのダブルウォール化、スポーク数の増大(スポークは1本3g程度で28から36本に増えている)と合わせると300g以上は重くなっているのではないかと思います。
ハブの5速化に伴なって当然ですがシフトレバーも変更しています。今回、5速化に当って使ったレバーはSturmey Archer製のものですが、Bromptonお手製の3速レバーよりは動きがしっかりしています。もしかすると握力の弱い人には、動きが硬いと感じるレバーかもしれません。稼働域も広くなっているので手の小さい人には辛そうです。
とりあえずは、5速化周辺についてだけ。フロントハブやリム、BB、ヘッドパーツなどその他の改造点については次回へ続きます。
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