- 書名
- 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」
- 著者
- 前泊 博盛 (編著)、明田川 融、石山 永一郎、矢部 宏治 (著)
- 出版
- 創元社
- 価格
- 1620 円
本日読了。
1960 年に締結した新安保条約に基いて決められた日米地位協定の解説です。この地位協定は不平等協定なんですが、想像以上に酷いですね。大戦後から現在まで駐留米軍が宗主国の軍隊として、属国である日本に対してかなり強権的に振る舞っていて、日本政府 (外務省) が卑屈なまでに阿った態度を取り続けている事が分かります。
全体的にかなりクドイ書き方なんで読みづらいなあと思っていたのですが、このシリースは高校生でも分かるという事を一つの目標にしているらしいです。それでクドイ書きっぷりになる事は理解したのですが、こういう本を読もうとする高校生はきっと平均的な高校生よりも賢いので、やっぱりこんなに冗長に書かなくてもいいんじゃないかなという気もしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿