- 書名
- ハッカーと画家
- 著者
- Paul Graham
- 訳者
- 川合 史郎
- 出版
- オーム社
- 価格
- 2400円
- ISBN
- 4-274-06597-9
- bk1
- http://www.bk1.co.jp/product/2516196
本日読了。
LISPハッカーとして有名なポール・グラハムのエッセイです。書籍に収録されているエッセイの殆どはウェブで公開されたもので、多くは日本語訳も存在します(Shiro:HackersAndPaintersを参照)。
非常に、扇情的というか読者に不思議と「やる気」を喚起させる文章ですね。グラハム氏のLISP万歳っぷりに辟易しつつもLISPを勉強したいと思ってしまう、そんな文章。nerd(オタクに比較的近似した意味を持つ英単語)として辛い青春を送った作者が、いま現在nerdとして悲惨な青春を送らんとしている未来のハッカー達に捧げるアドバイス、という風味もあります。技術的な意味で役に立つ書籍か、と言われると疑問ですが読んで面白い本である事は確かでしょう。
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