2007年4月10日火曜日

【今日の読書】ハッカーと画家

書名
ハッカーと画家
著者
Paul Graham
訳者
川合 史郎
出版
オーム社
価格
2400円
ISBN
4-274-06597-9
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2516196

 本日読了。

 LISPハッカーとして有名なポール・グラハムのエッセイです。書籍に収録されているエッセイの殆どはウェブで公開されたもので、多くは日本語訳も存在します(Shiro:HackersAndPaintersを参照)。

 非常に、扇情的というか読者に不思議と「やる気」を喚起させる文章ですね。グラハム氏のLISP万歳っぷりに辟易しつつもLISPを勉強したいと思ってしまう、そんな文章。nerd(オタクに比較的近似した意味を持つ英単語)として辛い青春を送った作者が、いま現在nerdとして悲惨な青春を送らんとしている未来のハッカー達に捧げるアドバイス、という風味もあります。技術的な意味で役に立つ書籍か、と言われると疑問ですが読んで面白い本である事は確かでしょう。



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