5 版キャンペーンの第 8 回です。シナリオは公式の Hoard of the Dragon Queen が終わり The Rise of Tiamat に入りました。以下には大量のネタバレがあります。DM はつかださん。参加者は以下の通り。
参加キャラクタ一覧
PC 名 | クラス | 種族 | 属性 | 背景 | PL 名 |
エコー | Monk8 (Way of the Four Elements) | Human | LN | Sailor | 画伯 |
エルマー | Cleric8 (Light Domain) | Human | CG | Noble | からくりさん |
セラピナ | Rogue8 (Arcane Trickstar) | Halfling | NG | Soldier | ほえほえさん |
チックス | Wizard8 (Divinar) | Gnome | NG | Sage | さるしんごさん |
ラディスラク | Fighter2/Paladin6 (Oath of Vengence) | Human | LN | Outlander | 六平文吾さん |
グリフレット | Fighter8 (Battle Master) | Human | CG | Outlander | 死せる詩人 |
12 時開始、19 時半終了。The Rise of Tiamat の事実上の初回です。このシナリオは 8 レベルから 15 レベルまでのシナリオです。
Hoard of the Dragon Queen でハーパーの依頼を遂げた流れで、またハーパーから依頼を受けました。カルトオブドラゴンズの幹部の一人である"白の"バラムをウォーターディープ東にあるサーペントヒルにあるボアレスキア村で見けたという情報があったので、これを追跡・捕縛してほしいという内容です。皆暇だし断わるとシナリオが終わっちゃうので当然受けました。
ボアレスキア村までは徒歩であれば 1 週間前後かかりそうな距離ですが、前回の冒険の途中にランダムトレジャーで Helm of Teleportation を入手していた我々は、あっさりテレポートで移動してしましました。知らない土地へのテレポートだったので失敗の確率も高かったのですが、一発で成功しました。
村で目撃情報を収集をしてみるとバラムらしき人物について以下の情報が集まりました。
- 2、3 日前にサーペントヒルに向けて旅立った
- バラムに同行しているのは 10 人前後の人間型生物。半分は人間でもう半分はローブで顔を覆っていたので何だか分からず
- バラムが町中で突然人を刺したかと思うとその刺された人物はユアンティだった
- バラムはダイデリウスの墓について情報を集めていた
- ダイデリウスというのはネザリル時代の有名な Divinar。特に Anti-Divination の研究で有名
- ダイデリウスの墓は湿地帯にあるのにその周辺が乾いている
念の為「バラムを追跡するに当っての助言を下さい」と Divination してみると「声に耳を傾けよ」という宣託を得ました。今の所意味は分かりません。
取り敢えずサーペントヒルにあるらしいダイデリウスの墓を探しに出発しました。
湿地帯を旅する事 3 日目、乾いた土地に出ました。そこで遺跡を発見します。これが恐らくダイデリウスの墓でしょう。この辺でグリフレットが「そう言えば聞いた事がある」とテリーマン面で話し始めたのは「ドラゴンの様な強力なモンスタは存在するだけでその巣の周辺の自然環境や生態系に影響を与えるという話だ」という事でした。これを聞いたチックスが「マミーロードが存在する墓の周囲は異様に乾燥するらしい」と思い出します。ダイデリウスがマミーロードとしてこの墓に君臨しているんでしょうか。Divinar なのか Necromancer なのか何だか混乱します。
入口らしき場所の横には 2 体の石像があって、近付くとこれが動いて問いかけてきました。これが Divination の言う「声」でしょうか。我々は問いに対して適切に回答したらしく、特に襲われたり罠が発動したりする事も無く中へ。
墓の中ではモザイクタイルが三次元化してキメラになったものに襲われたり、マミーの集団に襲われたり、バラムが傭兵として雇っていたビアディッドデヴィルの一団と交渉決裂したりして先に進むと、ユアンティがこの墓にいる事が分かりました。どうもバラムは運悪くこの墓でユアンティに遭遇し掴まってユアンティの儀式の生贄にされそうな様です。流石「白の」バラム。白と言えばドラゴンの中では一番の小物。
結局ユアンティとも遭遇戦になりました。特に大変だったのはハーフブラッドが 4 体、リザードフォークが 20 体の戦闘でした。ハーフブラッド 1 体につきリザードフォーク 5 体が小隊を組んでいたのか、これが逐次投入されたので回復する間も無く長い戦闘になりました。
その後アボミネーションがバラムを今まさに生贄に捧げようとしている所に到達しましたが、ここでエコーがさらりと「そのバラムを金で買いたいんだが良いか」と提案したら交渉が成立し戦う事はなく生きたバラムを回収出来ました。5 版は沢山現金を持っていても用途が無いのでどんどんこういう事に使えるんですよね。マジックアイテムが現金購入出来るのであればこうは進みません。
その後レイスに襲われたりす事もありましたが、なんとかバラムを回収してハーパーへ引き渡しました。そこで 9 レベルに上昇です。
更にそこでハーパーから依頼を受けます。アーケインブラザーフッドという秘密結社が最近復活したらしく、その一因であるマッカスというティーフリングのウォーロックが握っているドラークホルンというアイテムに関する情報を集めてくれとの事でした。マッカスはスクライしようとしても失敗するとの事。ハーパーが Divination した所「テーブル形の氷山を探せ」という御告げだったとか。
情報収集をしてみると氷山についてはアイスウィンドデイルの西にあるシーオブムーヴィングアイスの中にあるという事が分かりましたが、テーブル形の物については良く分かりません。現地に行って情報を集める必要があるのでしょう。ハーパーの紹介でフロストキャスタ号とその船長のザ・ハーフフェイスの船で北へ。
船旅の 2 日目でエスキモーの船に出会いました。向こうはこちらを避けて近づく前に離れようとしたのですが、Walterwalk を掛けた一行が Helm of Teleportation で一気に接近します。色々話しを聞いてみると彼等はまさに我々が探していた「テーブル形の氷山」に居住している部族でした。若干の脅しを混ぜながら案内してもらいます。
集落に到着した所でフロストキャスタ号とは別れを告げました。テレポートで帰れるので。当然集落には歓迎されませんでしたが、酋長と話してみると単に余所者が嫌いという以上の事がありそうでした。Detect Thought などをしつつマッカスの事も含めて問い詰めてみると、この氷山には巨大なホワイトドラゴンが住んでいて、そのドラゴンの逆鱗に触れるのを怖がっているのでした。マッカスは 1 年前にそのドラゴンの巣へ単身乗り込んで戻っていないとか。序でに半年前にはカルトオブドラゴンらしき一団がその巣へ入っていって無事に戻ってきたという話も聞きます。
次回はこのドラゴンの巣へ突入する事になりそうです。それにしてもまたホワイトドラゴンですか。