2015年5月5日火曜日

Brompton シートスリーブの交換

購入から丸 7 年、Brompton のシートスリーブが減ってきたのかシートクランプのナットを随分と締めてもとシートポストが走行中に少しずつ下ってくるようになりました。1 時間走行していると 5mm 位は下がるでしょうか。

このシートスリーブは交換する前提の消耗品として位置付けられているので、ちゃんと交換用の部品が販売されています。僕が購入したのは旧型向けと新型向けが 1 つずつセットになったもので日本橋 Loro で 1000 円ちょっとでした。

シートスリーブ新旧

使用する接着剤は専用品も販売しているのですが付属の説明書を読む限りでは、プラスチックを金属を接着出来る物ならば何でも大丈夫そうです。@bromptoneer さんもシートスリーブの交換時にコニシの G17 を使用していたみたいなので、僕もそれに倣って G17 を使う事にしました。

コニシ G17

自分で交換した人が他にもいないか事前にネットで調べてみたのですが、簡単に探した所殆んど見付かりませんでした。当然手順を紹介している人も発見出来ません。幸い説明書は英語ですが手順は詳細に書かれているので、何とかはなりそうです。

交換前のシートスリーブ周辺

上記は交換前のシートスリーブです。

マイナスドライバで剥している最中

出来るだけ先の細いマイナスドライバ等でフレーム後端の割りから、フレームとシートスリーブの間にその先端を突っ込んで徐々にスリーブを剥していきます。この時パキパキと硬化した接着剤が割れる音がしました。事前に調べた話ではこれを取るのが大変という話が幾つかあったのですが、大した苦労もなくあっさり外れました。

外したスリーブを見てみると、元々接着剤は全面にべったりと塗られていた訳ではなくて所々にしか塗られていなかった様です。これがもし全周に塗られていたら剥すのはかなり大変だったかもしれません。

外したスリーブ全周 1

外したスリーブ全周 2

外したスリーブ全周 3

スリーブを外したシートポスト内には硬化した接着剤が残っていました。

スリーブを外したシートポスト内

この後真鍮ブラシでシートポスト内を擦って残った接着剤や錆を落しました。元々嵌っていたスリーブを参考にして同じ位置に G17 を付けて新しいスリーブを嵌めます。新型スリーブには突起があり、これがシートポスト内の窪みにぴったり嵌るので位置は一発で決まりました。あとはシートポストを差し込んで硬化を待つだけです。

2 件のコメント:

  1. こんな風にペロリンと剥がれるモノなんですね。
    剥がしたスリーブを見れば接着剤の塗り方も参考になって良いですね。
    34.9mmのシートポストを入れたくて、僕がコレを外したときは、情報が無かったのでひたすらヤスリで削っていくというアホな事をしました。
    僕のを参考にG17で接着されたんですね。接着に関しては問題ないと思うんですけど、剥がす時どうなることやら…。

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  2. 僕は事前に情報収集をしてみたら、剥すのが大変という意見を幾つか発見したので、自分で実行する前に日本橋のLoroにいって助言を求めたんです。そこで教えてもらった通りにやったら、すんなり剥せたという流れです。

    次剥す時がどうなっているかはやっぱり心配ですね。5年後とかなんでしょうけれど。

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