2005年1月5日水曜日

【今日の読書】奇商クラブ/G.K.チェスタトン/創元推理文庫

 英国推理小説の大家チェスタトンが、ブラウン神父シリーズの先駆けて発表した短篇集です。推理小説好きには余りにも有名なブラウン神父ですが、本書に収められた幾つかの中短編にも既にその萌芽が見られます。

『会員は既存のいかなる商売の応用、変形ではない完全に新しい商売を発明し、生活を支えなければならない』

 これは書名にもなっている「奇商クラブ」の設定ですが、これ自体がすでに諧謔に満ちているます。更に探偵役といえば「狂った、元優良裁判官」なのです。ブラウン神父譚に目を奪われがちなチェスタトンですが、シリーズ外作品もあなどれません。


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2005年1月4日火曜日

【今日の読書】木曜の男/G.K.チェスタトン/創元推理文庫

 チェスタトンが書いた唯一の長編小説です。不思議な事に推理小説として紹介される事が多いこの作品ですが、それはひいき目に見ても嘘です。読めば分かる事ですが、ぜんぜん推理小説とは違う形式を持つ作品となっています。
 だた僕はこの形式の小説を何と呼べば良いのかは分かりません。強いて言うならばサスペンスかスリラ小説でしょうか。とても不思議で幻惑的な物語です。それでいて、読者に息も吐かせない、めくるめく展開でどんどん進行していきます。特に物語後半では圧倒的な「読ませる力」を感じます。
 それ程長くない小説ですし、上記のようなスピード感ある内容なので、すぐに読み終えてしまうのですが、読後感はなんとも言えずモヤモヤとしているのです。しかも、そんな読後感なのに決っして嫌な感覚は無いのです。不思議な小説としか言いようがありません。


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【今日の読書】ブラウン神父の醜聞/G.K.チェスタトン/創元推理文庫

 チェスタトンによるブラウン神父譚の5冊目最後の巻になります。収録作品の多くはチェスタトン晩年の筆によるものです。そのせいか、トリックよりも小説としての重みを持たせる事に腐心して書かれているような作品が目立ちます。また、ブラウン神父譚もここへ至ってある種のパターンができてきたのか、読んでいて先が読めるようなトリックもありました。
 とは言え、幾つかの作品では相変わらずチェスタトン流のレトリックが縦横無尽に飛びかい、読者を幻惑してくれるのは流石でしょう。久しぶりにフランボウが登場する点も見逃せない所です。


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2004年12月24日金曜日

2時間弱の命

 昨日ARMORTEC 800 OFFENCIVEのガットを張り換えて、新品のガットで練習に行ったら2時間足らずで切れた……なんてこった。スポットを外してシャトルを捉えたとは言え、僕はパワー無いからこういう事は起きないと思っていたんだけどなぁ。

 ちなみに AT 800 OF に BG-65P の22ポンド張りでした。年末だというのに余計な出費が嵩みますね。いかんな。



2004年12月20日月曜日

 現在、僕がメタルミニチュアを塗装する際にメインで使っている塗料はシタデル・カラーです。この塗料、発色もそこそこ良いし、なにより水性塗料としては皮膜が強いので、ゲームで使うミニチュアの塗装には向いています。
 しかし僕からすると、大きな難点が1つあって、それはシタデル・カラーに使われている瓶です。この瓶の出来が非常に悪くて、たとえば全然使わずに塗料を3ヶ月も放置しておくと、塗料中の水分が完全に気化してしまい、残った塗料の成分だけがカチカチになってしまいます。こうすると水を加えても元に戻らなくて、その塗料は捨てる羽目になるのです。

 僕は、突然思い出したようにメタルミニチュアを塗り始めるので3ヶ月くらい放置しておくことはママあります。こういうペインタにとってはシタデル・カラーの瓶の問題は致命的なのです。
 ちょっと皮膜が弱いのが気になるんですが、安いしタミヤの水性塗料に変えようかぁ。



2004年12月17日金曜日

きまめやブレンド

 僕は珈琲が好きで、自宅では自分でドリップして飲んでいます。道具も一通り揃えてあり、カリタのナイスカットミルを始め、ドリップポット(細口ポットとか鶴口ポットとか呼んだりする)、ネルドリッパ、カリタのドリッパを2つ(小、中)、コーヒーサーバーを2つ(小、中)を持っています。

 珈琲豆は生豆屋さんでしか購入しないのですが、普段はブラジル・ミナスばかりです。先日豆を購入しに行った時、久しぶりに生豆屋特製ブレンドである「きまめやブレンド」を買いました。これを飲むのは2年振りくらいなのですが、僕の味覚が進化したのか、以前に飲んだ時とは全然印象が違いました。コクがあって、かといって癖のない、とても飲み易い味です。

 価格も手頃だし、流石店長自慢のブレンドって所でしょうか。



広告・スパム・迷惑メール対策

 携帯電話のメールアドレスは、ドメインを除く部分(つまり@マーク以前)を11桁以上にすると広告・迷惑メールが来難くなります。

 広告メール送信業者の多くは、次の2つの方法で送信先メールアドレスを決定しています。


リスト式

 これは何らかの方法で既に存在する(或いは存在していた)メールアドレスを収集し、そのリストを使って送信先を決定する方法です。多くの場合、ウェブサイト上に掲載されているメールアドレスを自動で収集するプログラムを使って、リストを作成しています。この方法で送信される広告メールは、メールアドレスを長くしても根本的な対策にはなりません。収集されたくなければメールアドレスを、ウェブサイト等の公共の場に晒さないしかありません。


ランダム式

 これはメールアドレスに使用可能な文字から、ランダムにメールアドレスを作成し、そのアドレスに対して広告を送信する方法です。メールアドレスに使用可能な文字というのは、アルファベット25文字(大文字小文字は区別しないとして)と0-9の数字と若干の記号であり、おおよそ40種類程度です。

 つまり@マーク以前の文字数が5文字ならば、その範囲で表現可能なメールアドレスは40の5乗=102,400,000種類となります。仮にランダムなメールアドレスを1つ作成するのに0.0001秒かかるとすると、102,400,000種類作成するのに2時間かかる計算になります。

 11文字(11桁)ならば40の11乗、即ち4,194,304×10の9乗種類となります。1つ作成するのに0.0001秒ならば、全種類作成するのに13,150年かかる計算になります。同じ速度のコンピュータを1000台同時に使って分散処理しても13年もかかる事になるので、これは現実的ではありません。ですから桁数を11桁程度にしておけば、このランダム式による広告メールは防ぐ事ができるのです。

 内容自体は、ごくごく単純な話なのですが計算してみたら計算に要する時間が、ものすごい事になったのでビックリしました。