2006年1月31日火曜日

【今日の読書】独裁者の城塞

書名
独裁者の城塞
著者
ジーン・ウルフ
訳者
岡部宏之
出版
ハヤカワ文庫SF
価格
840円
ISBN
4-15-010763-7
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/538504

 《新しい太陽の書》シリーズの第4巻で最終巻。ジョン・W・キャンベル記念賞受賞作品。本日読了。うぬぅ。確かにこれはSFだ。



2006年1月30日月曜日

Magic Spice

 日曜日は下北沢にあるスープカレー屋『Magic Spice』に行ってきました。7年前に北海道でMagic Spiceのスープカレーを喰って以来、東京にも出店しないかなと期待していました。そして数年前にやっと東京にも店ができたので、行きたいと思っていたのです。

 半年前にも行こうとしたのですが、ちょうど休日の曜日でその時は、同じく下北沢にあるスープカレー屋の『心』に入りました。こちらも美味しい店ですが、Magic Spiceとは若干赴きを異にします。

 とてもお腹が減っていたので、スープ大盛り+ライス大盛り+トッピングでサモサにしてみたんですが、ちょっと多過ぎました。腹八分目どころか臨界点を超えて120%くらいに。苦しかったけれど、無理矢理詰め込んでしまえる程にカレーは美味しかった。今度は涅槃レベルの辛さに挑戦したいと思います。



2006年1月29日日曜日

浅草散歩

 土曜日は昼過ぎから浅草に遊びにいってきました。都営浅草線の駅を降り(登っ)て、

雷門

仲見世通り

梅園でぜんざいを喰う

浅草寺で御参り

浅草寺付近の商店街をぶらぶら

夕方から神谷バーで夕食&飲み

 と一通り巡ってきました。風が強くて寒かったので花屋敷はお預けです。

 久々にデンキブランを飲みましたが、やっぱり美味しかった。ツレの女の子も気に入ったみたいで3杯も飲んでいましたが、案の定フラフラになっていました。デンキブランだけじゃなくてチェイサ代りに生ビール飲んでましたからねぇ。

 とても楽しかったんですが、あんなに沢山あった甘味処を1つしか味わえなかったのが悔やまれる所です。



2006年1月28日土曜日

gpg.el

 山本和彦さんの『暗号化ファイルのススメ』に触発されてgpg.elを導入してみました。なにがしかの方法で、各サービス毎のパスワードをマスタパスワードで管理する必要性は感じていたんですよね。

 Emacs使いの人なら、gpg.elは簡単に導入できるのでおすすめです。使い方も極めて単純なので使用法を覚えるコストは殆どゼロです。gpg自体の使い方を知らないと若干覚える事がありますけれどね。



2006年1月27日金曜日

事故った

 青信号を渡ろうとしたら、正面からやってきて右折しようとした車に、自転車の後輪をもってかれました。ぶつかると思った瞬間に、前輪を軸に後輪を左回転させようとしたんだけれど、全然間に合わず。後輪がひしゃげて、安チャリがお釈迦になっちゃいましたよ。僕自身は倒れもしなかったし、どこもぶつけなかったんで無事なんですけれど。

 車の中から、真っ青な顔した若いカップルが出てきたので、苦笑して追い払っちゃいました。自転車を弁償します、と言ってくれたけどデート中の男から金取るのも悪いしねえ。月末にはニュー自転車購入する予定ですし。

 車を相手に事故ったのは、人生で2回目です。あと1秒分僕の動作が遅れていたら重傷だったのだろう、と考えると若干の恐怖を覚えますね。いやはや。衝突の瞬間に大声で"FUCK!!"と叫んでしまったのは御愛嬌。



【今日の読書】警士の剣

書名
警士の剣
著者
ジーン・ウルフ
訳者
岡部宏之
出版
ハヤカワ文庫SF
価格
840円
ISBN
4-15-010724-6
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/480192

 《新しい太陽の書》シリーズの第3巻。ローカス賞受賞作品。本日読了。これまでの2冊と比べると、若干テンションが落ちます。



2006年1月25日水曜日

TDR + 雪 = ランドマークタワー

 先週の土曜日、本当はTDRに行く予定だったのですが、みなさんご存知の通り生憎の雪。

 仕方がないので、横浜で遊んできました。中華街→赤レンガ倉庫→WORLD PORTERS→ランドマークタワー→伊勢佐木モール、というコースで昼前から夜半まで遊び回ったのですが意外に疲れを感じる事もなく、1日楽しく過せました。適当にだらだらと感想。

 雪の中華街はアンマッチ。単に僕が熱くて活気のあるイメージを持っているだけですけれど。昼飯を喰った小さな中華料理屋は、炒飯が上手かったですね。安いし。

 雪の赤レンガ倉庫は風情があったけれど、吹き晒しの場所にあるので外は辛かったです。中にある雑貨屋に、アンティークな扉の把手ばかり売っていたりしたんだけど、あんなもの誰が買うんだろうか。あとシャンデリアも、売っているのを頻繁に見かけたけれど、あんなものが友人の家にあったらビビります。

 WORLD PORTERSは30分程度しかいませんでした。ぱっと見は若い女性向けのアパレルショップばっかり。一緒に行った女の子は「安い」といって目を輝かせていたので、安いのでしょう。目の前にある遊園地は、流石に雪で閉館になっていました。

 大雪の中ランドマークタワーの展望台に登ったんですが――と書いたからといって階段で登ったわけでも、ましてや壁面をクライミングしたわけでもない――真下しか見えなくてビックリしました。雪ってこんなに視界不良を引き起すものなのね。22時くらいには雪も雨もあがって、最上階にあるSIRIUSという其々しい名前のラウンジから夜景を楽しめたので、行った甲斐はありました。その時ちょっとだけ、自分の携帯電話にカメラが付属していたらいいかなと思ったんですが、なにせ初代preminiだしね……。夕飯を喰うために入ったイタリア料理屋。ピザはイマイチ(しょっぱかった)だったけれど、メインに頼んだ魚料理とサラダは美味しかった。あとオススメされるままに頼んだ白ワインが、かなりいけた。久々に美味しいワインを飲んだ気がします。

 夜の伊勢佐木モールは閑散としていて、昼間とは全然雰囲気が違いました。休日の昼間だと、大道芸やってたりするんですよね。遅くまでやっている飲み屋とかバーも多い筈なんだけれど、意外に見付からず。

 結局、横浜-石川町間にあるデートコースは一通り回った感じですね。行っていないのは山下公園と馬車道くらいかな。ランドマークタワーには、なんだかんだで7時間弱いたけど飽きなかったし、まだ回りきれていなかったりするわけです。中の構造にも詳しくはなったけれど、次行く頃には忘れていそうだ。



2006年1月24日火曜日

【今日の読書】調停者の鉤爪

書名
調停者の鉤爪
著者
ジーン・ウルフ
訳者
岡部宏之
出版
ハヤカワ文庫SF
価格
840円
ISBN
4-15-010703-3
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/464147

 《新しい太陽の書》シリーズの第2巻。ネヴュラ賞受賞作品。本日読了。徐々にSFっぽさが顔を出してきました。



2006年1月21日土曜日

【今日の読書】拷問者の影

書名
拷問者の影
著者
ジーン・ウルフ
訳者
岡部宏之
出版
ハヤカワ文庫SF
価格
840円
ISBN
4-15-010689-4
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/427062

 《新しい太陽の書》シリーズの第1巻。世界幻想文学大賞受賞作品。比喩による場面描写が多いので、かなり読み難いのですが、不思議と引き込まれる文章ですね。表紙のイラストが天野善孝画伯によるものだからかもしれませんが、ムアコックの《ストームブリンガー》シリーズに雰囲気が似ているかもしれません。



2006年1月19日木曜日

時間が足りぬ

 読書がしたい、勉強がしたい、D&Dがしたい、バドミントンがしたい、デートがしたい、サイクリングがしたい、映画が観たい、飲みに行きたい。

 全然時間が足りない。仕事に追われてるわけでもないんだけどねえ。欲張りすぎなんだろうか。もっと上手く時間を使うようにしないとな。まずは睡眠時間を7から6に減らしてみるかね。



2006年1月18日水曜日

むう

 風邪をうつされた&社長とサシで飲んで死亡中。



2006年1月17日火曜日

 Revenant Blade の出現により、全次元界上最強のスタイルを確固たるものにした two-weapon fighter だが、世には無知蒙昧たる――そう、きゃつらは illiteracy なのだ!―― two handerどもがおり、あの愚者らは自らが最強であるという自負を捨てない。そんな哀れな者の蒙を開くべく、私は二刀流を科学するのである。

 ある戦士が任意の武器を使い任意の敵を攻撃する時、その攻撃が与えうるダメージの期待値というのは、一意に算出する事が可能である。その式とは次の形で与えられる。

 D(P) = ( ( 20 - P ) / 20 + T * C ) * P * D ……式(1)

 この時、D(P) が 1 回の攻撃の期待値になる。P は攻撃の命中確率、T はクリティカル確率、C はクリティカル倍率、D は命中した場合のダメージ平均値である。攻撃者の total attack modifier が +15 で対象の AC が 20 ならば、命中確率 P は 0.8。使用武器が longsword ならばクリティカル確率 T は 0.1、クリティカル倍率 C は 2 になる。Total damage modifier を仮に +4 とするならば ダメージ平均値 D は 1d8 の期待値 4.5、プラス total damage modifier +4 で 8.5 となる。

 これらを式(1)に代入すると、

 D(P) = ( ( 20 - 0.8 ) / 20 + 0.1 * 2 ) * 0.8 * 8.5 = 7.888

 となる事が分かる。

 この計算式は、後に二刀流最強の証明を行なう上で重要な要素となる。では次回から two hander と two-weapon fighter、そして Revenant Blade 型の two-weapon fighter の比較に入る。



【今日の読書】造物主の選択

書名
造物主(ライフメーカー)の選択
著者
J.P.ホーガン
訳者
小隅犂
出版
創元SF文庫
価格
1000円
ISBN
4-488-66320-6
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/1663747

 本日読了。『造物主の掟』の続編。



2006年1月16日月曜日

自粛

 1月前半は酒を飲み過ぎたのでちょっと自制。といっても今週の土曜日までの話しですけどね。この2週間というもの週3回のペースで飲みに行ってるし。その分、バドミントンの練習をしていないので肉体的には若干不調。

 そこはそれとして、寒空の下、ディズニィシーで酒をかっ喰らうのは楽しそうなんだけれど、問題は僕の好きな種類のアルコール(スコッチとかアイリッシュ・ウイスキィ)が置いてなさそうな事と、納得し難いくらい値段が高そうな事ですな。Ballantine's Finestのシングル・ロックで1500円とか平気で取りそうだ(平均的なショット・バーで飲んだら500、600円の安価なスコッチ)。



ううむ

 いろいろキツい。歯を食いしばって頑張りましょう。



2006年1月15日日曜日

 二刀流(Two-weapon fighting)を愛してやまない皆さんこんにちは。二刀流と両手持ちの攻撃力を計算比較して以来、絶望に打ち拉がれている死せる詩人です。そんな中、全 Great Wheel 8192兆4096億人の二刀流愛好家の方々に朗報です。ついに我々two-weapon fighterの夜明けがやってきました。

 新時代の二刀流を担っていくのは、神の子James Wyattの手により編纂された聖典Player's Guide to Eberronの第142項に顕現された無敵の闘士、真なる二刀流の使い手Revenant Blade様にあらそえられます。

 つーか、左右両方Str bonusが1.5倍乗って、Power attackは両手とも2倍乗るんですが。もう両手持ちにあらずんばダメージディーラにあらずなんて言わせませんよ。



【今日の読書】銀狼の花嫁

書名
銀狼の花嫁
著者
デイヴィッド&リー・エディングス
訳者
宇佐川晶子
出版
ハヤカワ文庫FT
価格
840円
ISBN
4-15-020392-X
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2567924

 ベルガリアード物語、マロリオン物語の前史となる小説です。2つの物語で狂言回しとなっている魔術師ベルガラスが主人公を勤めています。しかし、あとがきを読んでみたらマロリオンを読了してから、ベルガラスシリーズを読んだ方が楽しめそうなので、2には進まず、最近復刊が始まったマロリオンを先に読む事にします。といってもマロリオン全巻が復刊するのってだいぶ先なんだよな……。



2006年1月12日木曜日

濃縮還元

 『詳説 正規表現』を読み進めているのですが、これ内容が濃過ぎです。とてもじゃないけれど1度通読しただけでは、消化できそうにありません。しかしこの1冊を読めば、他に正規表現の本を読まないでも良い、というだけの量と質があるのは確実。良い買いものでした。



2006年1月11日水曜日

【今日の読書】造物主の掟

書名
造物主(ライフメーカー)の掟
著者
J.P.ホーガン
訳者
小隅犂
出版
創元SF文庫
価格
1000円
ISBN
4-488-66307-9
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/988196

 本日読了。ホーガンらしい明るいSF。翻訳も良いし読み易い。



2006年1月10日火曜日

バランス

 やはり技術者にもバランスは重要ですな。という訳で、速攻で役に立つ本とそのうち効果が出る本を購入。

  • 詳説 正規表現
  • CPUの創りかた


2006年1月9日月曜日

右腕三角筋が

 右腕の三角筋(肩口から二の腕にかけてついている筋肉)が微妙に痛いです。耳に右腕がつくまで持ち上げると、少し痛みが走ります。長時間筋肉を圧迫していたのが原因なんですけどね。今度から腕枕は左腕でする事にします……。

 これからバドミントンの練習なんだけれど、ちゃんと打てるかなぁ。普段より念入りにストレッチをしないと危険かもしれません。



2006年1月8日日曜日

sony-fixedのslashed zero化

 Emacsで使うフォントを、東雲からsony-fixedに変更して久しいのですが、良く考えてみるとsony-fixedをslashed zero化するのを忘れていました。時間があるので早速slashed zero化してみました。sony-fixedは東雲と比べると半角のゼロのグリフの幅が1ドット狭いので、ちょっと工夫。完成したフォントはこんな感じです。



2006年1月7日土曜日

sticky-shift

 なんとなくsticky-shiftを導入してみました。また使い始めて10分くらいなので馴れませんが、すぐにストレス無く入力できるようにはなりそうです。しかし問題は右手小指の使用率が上昇する事ですかねえ。

 あとはAZIKを導入すれば後戻りできないSKK環境が完成しそうです。



2006年1月6日金曜日

拡張子の読み方

 拡張子の読み方 @ 女プログラマってどうよ

 以前『gimpの読み方』というエントリで、似たような事を話題にしました。今回はWindowsの拡張子の発音。俎上に載ったのは以下の拡張子です。

rar lzh cab dic mp3 wav wmv avi mpg jpg gif bmp dll
ram png zip pdf txt exe asf swf bin

左上から順にいきましょう。

rar/あーるえーあーる
lzh/えるぜっとえいち
cab/きゃぶ
dic/でぃっく
mp3/えむぴーすりー
wav/うぇーぶ
wmv/うぃんどーずめでぃあう゛ぃでお
avi/あう゛ぃ
mpg/えむぺぐ
jpg/じぇぺぐ
gif/じふ
bmp/びっとまっぷ
dll/でぃえるえる
ram/らむ
png/ぴんぐ
zip/じっぷ
pdf/ぴーでぃえふ
txt/てきすと
exe/えぐぜ
asf/えいえすえふ
swf/えすだぶりゅえふ
bin/びん

 他にxiaoxiaさんが言及したものだと、ping/ぴんぐ、tgz/てぃじぃぜっと、tar/たー、ですね。ライブラリはlibc.so/りぶしぃえすおー、libc.a/りぶしぃえい、で、ヘッダはstdlib.h/すたんだーどりぶどっとえいち、或いは、すたんだーどりぶのへっだ、でしょうか。



環境構築の道程

Gnome、KDEを試してみるが起動重くて嫌になる。良く考えてみれば使わない機能も多い。

手っ取り早く使えそうなXFCEに変更。

単位画面当たりの表示データ量が多い方が合理的。合理的な俺様カコイイ。という妄想からpekwm、ion、ratpoisonなどを使う。

最終的にevilwmに辿りつく。

この頃、uim(uim-skk)の挙動がおかしくなり、skkinputに戻す。

evilwm+skkinputのペアだとフォーカスの遷移に問題発生。

evilwmのソースを弄ってフォーカス問題を回避。

今度はmplayerを起動するとXごとリブートするようになる。これじゃ折角収集したエロ動――!?@#%!

sawfish(sawmill)単体で使ってお茶を濁す。

wmiiを知る。Cool!

疑念「でもやっぱevilwmでよくね?」

再度evilwmベースで環境構築。skkinputの問題はやはり自分で手を入れる必要があった。

rebuid。

mplayerでXがやっぱり落ちる。

rebuildする前のevilwmだとmplayerを利用できる。

しかしrebuildしないとskkinputが使えない。

uim-skkの挙動が直ってれば良い事を思い出す。

uim-skkに変更。問題なし。

evilwm+uim-skkウマー。

 この環境で落ちついてくれれば良いんですけどねー。環境構築って面倒だけど、いろいろ面白いんで他の事忘れてついつい熱中しちゃうんですよね。結局の所、環境なんてのは手段ですから、手段に拘泥して目的を見失なってはいかんのです。



2006年1月5日木曜日

【今日の読書】たのしいRuby

書名
たのしいRuby
著者
高橋征義+後藤裕蔵
監修
まつもとゆきひろ
出版
ソフトバンク・パブリッシング
価格
2730円
ISBN
4-7973-1408-7
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2152184

 本日読了。微妙な位置付けの初級技術書。感想は後日。

追記

 「微妙な位置付け」と書いた理由を説明すると共に、簡単な感想を書きます。とりあえず前提を確認してみましょう。

  1. たのしいRuby(以後、本書)の対象読者層は書籍の最初に書かれている通り、プログラミング初心者(Ruby以外のプログラミング言語も何ら知らない)。
  2. Rubyは完全なオブジェクト指向プログラミング言語。

 僕自身は、本書の対象読者層とは若干違う位置にいます。まがりなりにもC言語を使うプログラマとして業務に従事した事があるからです。しかしながら、他方でオブジェクト指向については、さっぱり知識がありません。

 そんな僕が読み進めていって、まず思ったのは「用語がさっぱり理解できない」という事。オブジェクト指向の言語では必ず出てくる用語にオブジェクト・クラス・モジュール・インスタンス・メソッドというような物があります。しかし本書では、これらの用語について簡単な説明があるのみで、さらっと流されてしまっています。僕はそれまでのプログラミング経験と照らし合わせて読み進めていたので、そういった用語のイメージが捕めずに、書いてある事の意味を捉えるのが困難でした。

 仕方がないので、いったんこの本を読むのを中止して、オブジェクト指向プログラミングについて解説した他の書籍を読みました。それで通り一辺の知識を得た後に、また本書に取りかかり、ようやくスムーズに読み進む事ができたのです。

 僕の場合は、非オブジェクト指向プログラミングの知識が、本書を読む邪魔になってしまったようなのですが、逆にプログラムの事を知らない人が読めば意外にすんなりと内容を理解できるのかもしれません。



2週間ぶりの

 今日は2週間ぶりのバドミントンでした。推論通りとは言え、全然スウィートスポットでシャトルを捉えられないのはショックです。運動不足で各所の筋肉が硬ばっていたんですが、それもすっかり解消してよかったです。



アルコール量

 酒を飲みに行くと、ウイスキィの置いてある店ならば、僕は大抵2杯目以降はウイスキィをシングルで飲みます。そうすると、何故か一緒に行く人に「君は酒に強いね」と指摘されるのですが、これは大きな誤解です。

 仮に、ある居酒屋でアーサー氏とエヴァン氏が2人で酒を飲んでいるとします。同じ時間内に、アーサー氏はビールの中ジョッキを3杯、エヴァン氏はウイスキィのシングル・ロックを3杯飲みました。

 余りお酒に興味が無い人は、この例を見るとエヴァン氏の方が酒量を過しているように見えるかもしれませんが、それは事実誤認です。

 ビールの中ジョッキは、おおよそ500ml程度の容量があります。ウイスキィのシングル・ロックは30ml前後です。大まかに言ってビールのアルコール含有量は5%、ウイスキィは40%ですから、アーサー氏、エヴァン氏が摂取した純粋なアルコール量は、それぞれ

アーサー:75ml
エヴァン:36ml

となり、ビールを飲んでいたアーサー氏の方が倍以上ものアルコールを摂取した事になります。

 ウイスキィ、ブランディ、ウォッカ、ジン、ラムのようなアルコール含有比率の高い蒸留酒は、そうでないビールやワイン、カクテルと違って少量をちびりちびりと飲むのがオーソドックスなスタイルです。このような事もあり、純粋なアルコールの摂取量は抑えられる傾向にあります。また、一般的に蒸留酒は醸造酒(ワイン、日本酒)と比べて、体内で分解されやすく二日酔いになりにくいと言われています。

 以上のように分析してみると、ビールやサワー、カクテルと比べて飲み難いと評価される事の多い蒸留酒こそ、酒に弱い人間が嗜むべき酒であり、ウイスキィを好んで飲む僕は、酒に弱い人間だという事が分かります。



2006年1月4日水曜日

DVDドライブが御臨終

 5年程使っていたCD-ROM/DVDドライブが、ついに御臨終しました。普段はCD-ROM/DVDドライブを使わないので、大きな問題はありません。しかし、ついこの間借りたばかりのフレンズ第10シーズンのDVDを観ることができないぞっと。仕方ないのでインターネットカフェにでも観に行くか……。



2006年1月3日火曜日

unclutter

 Emacsの上で生活していると、時折マウスカーソルが邪魔だと感じる時があります。Emacsの上で、うまくカーソルを消す方法はないものかと以前から思っていたのですが、まさに僕の理想としていたカーソル挙動を実現してくれるソフトウェアがありました。

 それがunclutterです。Debian GNU/Linux(Sarge)ならばパッケージがあるのでapt-getすれば簡単にインストールできます。インストールした後は.xsessionなり.gnomercなり起動時に読み込まれるファイルに以下のように記述しておけば設定は終了です。

unclutter -display :0.0 -idle 5 &

 こうすると-idleで設定した秒数(上記なら5秒)の間マウスカーソルが動かなければ、一時的にマウスカーソルが消えます。マウスカーソルを動かせば復帰します。またルートウィンドウ上でもマウスカーソルを消去したい場合は-rootオプションを追加して下さい。



宿題

 【今日の読書】と称して、時折書いている読書感想文ですが、実は「今日」とは名ばかりで読み終えた日に書いているわけではありません。その日に書くのが鮮度が落ちずに一番良いのですが、どうしても面倒だったり、気が乗らなかったり、そもそも書くつもりがなかったり、大地震が起きて家が倒壊したり、彼女に呼び出しを喰らったり、愛人と密会したりと様々な理由により書きそびれてしまいます。しかし読み終えた日を記録できないので、今後はとりあえず読み終えた本の名前だけでも日記に羅列していく事にします。

 という事で、ここ1週間程で読み終えた本。

  • あなたに似た人/ロアルド・ダール/早川ミステリ文庫
  • 未知のX/アイザック・アシモフ/早川文庫NF
  • 存在しなかった惑星/アイザック・アシモフ/早川文庫NF
  • 女には向かない職業/P.D.ジェイムズ/早川ミステリ文庫
  • Linuxプログラミング 改訂第2版/ニール・マシュー、リチャード・ストーンズ/ソフトバンク・パブリッシング


【今日の映画】キングコング

ストーリィ : ★★ アクション : ★★★★  映像 : ★★★☆ 音楽 : ★★

 『ロード・オブ・ザ・リング』の監督ピーター・ジャクソンによる、キングコングのリメイクです。相変わらず映像が素晴しい。人間離れした(ゴリラなんだから当たり前だけど)アクション・シーンも迫力ですね。ただし虫が苦手な人は見ない方が良いかもしれません。原生林で巨大な虫に襲われるシーンがあるんですけれど、本当に苦手な人だと気絶するくらい気色悪いです。逆に言えば、それほど映像が真に迫っているという事ですけれど。僕は虫がかなり嫌いなので、そのシーンの時は目を瞑りそうになりました。夢に出てきそうだ……。ナオミ・ワッツは楚々とした美人ですね(いつもこればかりだな)。



2006年1月1日日曜日

binded by key bind

 screenについて調べてみたら、僕が考えている以上にscreenは便利なツールだという事が判明しました。得にセッションのデアタッチ/レジューム、マルチユーザモードは便利です。

 僕は遠隔地からsshで自宅のマシンに接続して、自宅のリソースを使って作業するって事があるのですが、その時にも当然emacsを使います。普段emacsではwindows.elというemacs上で動くscreenのようなelispを使っています。

 そしてwindows.elのprefix keyをC-zにしています。screenも同じprefixにしてあるので、screenを多用しようとするとこれが問題になります。具体的には次のような状況です。まずターミナル(puttyなりmltermなり)の上でscreenを起動し、そのウィンドウの1つでemacs -nwを起動し、そのemacsのフレームの中にwindows.elで複数のバッファを作成します。この時emacsからシェルに移ろうとしてC-z nを入力したとします。僕の希望する動作としては、screenが作成したemacsのウィンドウを離れ、別のウィンドウ(そこにはシェルのプロンプトがある)に移るというものです。しかしながらemacsでwindows.elが動いていて、これがC-zという入力を奪ってしまうので、実際にはemacsのフレーム内で別のバッファに移る事になります。

 最初はwindows.elのprefixをC-qに変更してみたのですが、すると今度はC-zをemacs自体が奪ってしまいemacsがサスペンドしてしまいました。それで、screenのprefixをC-qに変更し、windows.elのprefixはC-zのままという設定にして、ようやく望みの動作を得る事ができました。

 特に困ったのは、emacsが沢山のprefix keyを持つ事です。emacsと干渉しないprefixって余りないんですよね。