つい先頃、小学校の同級生が結婚する事になりその祝いという事で、クラス会に参加してきました。それからと言うもの、何かと小学校の同級生に誘われて、さして面子も替わらず飲みに行ったりしていました。
今週の火曜日にも、寒くなってきたし鍋でもしようという事で、女友達の家に集まって飲んだのですが、その時に痛感した事があります。その日は、最初女3人男1人(つまり僕)で飲んでいて、途中から更に男が1人来て計5人でした。
感じた事というのは他でもない、この女友達3人の話が僕にとって、ひたすらつまらない(興味をそそらない)という事。主として僕に原因があるのです。僕の趣味と言えば読書(ミステリ、SF、ファンタジィ)、TRPG、パソコンいじり、バドミントンと最後のものを除けば、まさにオタクな訳です。テレビも見なければ、音楽もジャズをたまに聴くだけ、出不精でファッションに興味も無い。これで彼女達と話が合うという方が不思議な状態。
友達が話ていな内容の9割は、現在のカレシがどうの、片想いの人がどうの、元カレがどうのという事なんですが、これだけならまだ気になりません。しかし、どの話をとってもヤマなしオチなしでは、なにをかいわんや。別に芸人じゃないし、意識して盛り上げようとする必要は無いんですが、こうもダラダラと「あっそう」としか返答しようの無い話をされると辛いもんですね。
注意深く観察してみると、そもそも女の子3人も「会話」してるのではないんですよね。誰か1人が一方的に喋って、それ以外は時折相槌を打つ程度で原則聞いているだけ。で1人が話終わると別の娘が話始めて同じ状態になるのです。そこにインタラクティブなコミュニケーションは感じられません。
更に今度は聴き手に注目してみると、時折話者の話す内容に合わせて首肯したりはしているものの、携帯電話をいじっていたり、(話者ではない)別の所をみつめて何やら考え事をしているようだったりと、殆ど「右から左」の状態です。僕からすると、話者が憤慨しないのが不思議なくらいの態度なんですよね。
こういう会話のメソッドって、女性同士の場合に多く見られるように思うんですが、どうしてなんでしょうね(偏見の可能性が高いか)。少なくとも僕はこういう手法で話はしないし、僕の親しい男友達にもこういう話法を用いる奴はいません。
女性は話好きだ、なんて言いますけど、これってきっとconversationじゃなくてspeechの事ですよね。で、男が好きなのはdiscussion。
男友達が途中から来てくれたのは地獄に仏、でした。