新デスクトップマシンの導入で、ようやくサブマシンになる事ができたThinkPad X23ですが、一から環境を構築したかったのでハードディスクの換装を行ないました。
単に環境を再構築するだけならば、今あるハードディスクをフォーマットしてそこから出発というやり方もできます。しかし、ちゃんと再構築できるか不安だったので、古い環境をそのまま残したいが為に、新しいハードディスクへ換装する事にしました。2.5インチ80Gbyteのハードディスクも、だいぶ値段がこなれてきたというのもあります。
僕が購入したのはIBM(日立)の5400rpmで80Gbyteの2.5インチハードディスクです。回転数が4200rpmから5400rpmに変わるので、発熱が心配でしたが今の所、問題は見られません。また回転数だけでなく、プラッタ密度も倍になったので体感速度はそなりに上昇しました。
IBMからリカバリCDを購入し、先頭20GbyteをWindows XP Professionalにして、次の50GbyteにDebian sargeを入れて、最後の10GbyteはWindows-Linux間でデータを共有する為にFAT32のデータ領域としました。
Windowsの方はWindows UpdateとThinkPadソフトウェア導入支援をしただけのクリーンな状態です(あまりWindowsを使う予定はない)。
Debianの方ですが、このX23はCPUがMobile Pentium3 866MHzなので、然程マシンパワーがある訳ではありません。従ってGnomeやKDEのようなDesktop Environmentは重くて使う気になれません。
今まではウィンドウ・マネージャにXFCEを使っていましたが、折角だし違う物を使いたいので、色々試してみました。最初は昔からユーザの多いWindowMakerですが、これはDockアプリの存在がイマイチ自分には合わなくて却下。次にFluxbox。これは軽いし色々カスタマイズもできるし、最近では結構ユーザもいるようです。気に入りはしたのですが、色々カスタマイズできるが故に、カスタマイズに没頭してしまってそれだけで時間が潰れてしまったので、やめる事にしました。趣味的な物は駄目ですね。という訳で結局evilwmに。結局これが軽いしシンプルで使い易いんですよね……。