2004年11月29日月曜日

【今日の映画】GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊


ストーリィ : ★★★★ アクション : ★★ 映像 : ★★★★ 音楽 : ★★★★



 言わずもがな、な超有名作品。実はちゃんと観た事はなかったんですよね。流し観した事はあるんですが。ちょっと前にDVD化された『イノセンス』を観る為の予習です。

 扱っているテーマ自体は古臭いですよね。この映画が公開されたのは1996年だと思いましたけれど、少なくともその20年前にP・K・ディックが同じテーマで小説を描いている訳です。

 だから、この映画の凄さってのは扱っているテーマじゃなくて、やっぱり96年の時点でアレを映像した事なんだと思います。さんざん話題になったマトリックスよりも10年先に、こんな物を映像化していた訳なんですよね。音楽も素晴しいし。



 どうでも良いけれどSKK(L辞書使用)って「攻殻機動隊」が一発で変換できますな。



【今日の映画】WXIII PATLABOR THE MOVIE 3


ストーリィ : ★★★☆ アクション : ★★ 映像 : ★★★☆ 音楽 : ★★★



 前から観ようと思っていた、パトレイバーの劇場版3。観た人の感想なんかを読んでみると、映画としてはそこそこ面白そうだけれどパトレイバー映画としてはイマイチだとか。

 その感想に違わず、って所ですかね。このストーリィをパトレイバーシリーズとして作成する意義は余り無いかな、と。まあニシワキセルとか廃棄物シリーズは、漫画版にもあったネタなんだけれどね。でも、それなりに面白かったですよ。



【今日の映画】パニッシャー


ストーリィ : ★★★☆ アクション : ★★☆ 映像 : ★★ 音楽 : ★★★



 日曜日にSCOOTERと観てきました。意外と話題になっていない作品な気がしますが、2人ともかなり満足できました。ストーリィというかプロットも良いけれど、それよりも映像の間の取り方が上手い、という感じ。

 ただ、痛いシーンが苦手な人にはお勧めしません。目を瞑りたくなるシーンが幾つかあるので。



2004年11月24日水曜日

HHKに潤滑剤

 『キーボードの押下圧』に書いたように、現在はデスクトップマシンにHappy Hacking Keyboard 2(HHK2)を繋いで使っています。IBM 84 Space Saverのようなハッキリとしたクリック感は無いのですが、これはこれで気に入っています。

 HHK2も良い造りのキーボードですが、良い造りであるが故にちょっとした事が気になってしまいます。今気になっているのは、キーを押下した時に若干存在する摩擦感です。キートップを外して観察してみると、キーの擦れる部分には特にグリスのようなものは塗られておらず、プラスチックだかの材料がそのまま擦れています。

 どうやらここにグリスなどの潤滑剤を塗れば、気になっている摩擦感は無くなりそうです。潤滑剤は、ネオテックで販売している比較的評判の良いスムースエイドを使ってみようと思います。週末にでも購入するとしましょう。

 スムースエイドを塗った結果や経過(できれば写真付きで見せたいですな)は後日という事で。



2004年11月23日火曜日

 12月の頭に、後輩がDMで久々にD&D3.0Eを遊ぶ予定なんですが、これが10レベルなんですよね。もう1年以上も3.5Eしかプレイしていないので3.0Eなんて思い出せないよ……。その癖DMは「PC全滅させるつもりで頑張ります」とか息巻いてるし。

 僕、本当はWizardが得意(好き)なんだけれど3.0Eと3.5Eの呪文の細かい差異に悩まされて能力半減しそうだから、前衛にするかなぁ。来年の1月、2月にはやっぱり3.0EベースのEpicセッション(なんとPCのECLは36である)が待っているから、思い出さんと危ないし。



白地に黒文字と黒地に白文字

 Meadowで有名なkoseさんの日記に『白地に黒文字 VS. 黒地に白文字』なる記事を発見。
 僕はとても目が悪い(裸眼視力は両目共0.1未満)ので、画面の見やすさには気を使っています。白地に黒文字(陽表示)の方が目に優しいというのは、やっぱりね、という所。昔、友人に黒地に白文字(陰表示)の方が目に優しいと言われて以来、長い間秀丸やMeadowで陰表示で使っていました。しかし他のソフトウェア(例えばVisual StdioみたいなIDEとか)で陽表示を使っていると、どうもそちらの方が楽なんですよね。なので、ここ半年くらいは陰表示を止めて陽表示でEmacsを使っています(時折気分で変えたりしますが)。

追記

 僕のEmacsのスクリーンショット



2004年11月22日月曜日

 D&D、Linux、バドミントンが支配的な話題になります。なんて書いておきながら、D&Dの話題が少ない昨今ですが皆様如何お過しでしょうか。僕と言えば、毎月2回はしっかりとD&Dを遊んでいたりします。土曜日も僕がDMでDeathtrap Dungeonを遊びました。

 ちょいと人の集まりが悪く、最初はプレイヤ2人でキャラクタは以下の通り。

  • Horseman1/Pal5
  • Clr6

 Deathtrap Dungeonをやるとは事前に言わなかったので、Horsemenを作ってきた悲しい人がいました。しかし、危げ無く、ダンジョンをクリアしていく訳です。所詮ソロ・アドベンチャの限界か。

 途中から仕事を終えたプレイヤが2人合流しました。

  • Rgr2/Bbn1/Ftr2/Wiz1
  • Sor6

 Sor6がSudden Maximizedなんて持っていたもので、Blood Beastは瞬殺されました。T-Rexは頑張って、1人を殺し1人をUnconsiousに。ダメージがデカいと言っても所詮Attack routinを1回しか持たないので、2ラウンドに1人程度のペースでしか殺せないのです。ACが低いから、PCの攻撃は高確率で当たるし、CR8は適当という所でしょうか。

 しかし秋葉原イエローサブマリンRPGショップのゲームスペースは環境が悪いねぇ。空気の入れ換えもできない(しない?)から、喉は痛くなるし、仕切りも無いから五月蝿いし(まあ自分達も、その五月蝿さを作る原因の一旦ではあるけれど)。



2004年11月21日日曜日

どうも

 体調が優れない。風邪かもしれんなぁ。木曜日に雨に降られたのがいけなかったか。



2004年11月19日金曜日

ChangeLogメモに関する不満

 普段パソコンでメモを取る時は、clmemoを使ってChangeLog形式のメモを取っているのですが、実はこの形式に1点だけ不満があります。

 それは各アイテムの前にTabが入ってしまう事です。これはChangeLog形式であるが故に、仕方が無いと言えばそれまでです。しかしメモが長くなった時には、どうにも見た目が美しく無いのですよね。だいたい以下のような表示になります。

2004-11-19 Dead Poet <mail@address>

    * memo: ChangeLogメモのTabはどうにかならんか
    仮にEmacsのframe設定が横80byteだとすると、行頭に8byteのTabがあった場合日本語(2byte code)で文章を書くと36文字程度で、表示行の終わりに来てしまう。そのまま改行コードを入れずに書き続けると、文頭の一字下げどころか四字下げになってしまう訳だ。
    そして改行すると、また8byte分のTabである、これはどう考えても美しくない。かといって適宜改行コードを入れるとなると、別のテキスト(例えばblog)に移す時、不要な改行を削除したりしなければならず、これもまた面倒である。

 そこでclmemoと同じような操作でメモを取れるyardm(Yet Another RD Memo)というツールを使ってRDoc(Rubyで使われているコメント・ドキュメント)スタイルでのメモに変えようかと思ったのですが、どうもyardmはメンテナンスされていないみたいだし、clmemoで実装されている機能が全部使える訳でもないようです。

 ちょっとhowmも試してみましたが、これは僕にとっては煩雑すぎるしなあ。clmemoの機能が全て使えて、行頭にTabが入らない形式が一番良いのだけれど。

追記

 とりあえずhowmを、もうちょっと使い込んで試してみようと思います。



【今日の読書】AWKを256倍使うための本/志村拓・鷲北賢・西村克信/アスキー出版

 AWK(オークと読む)は文字列処理が得意なインタプリタとして、古くからUNIX界隈で使われて来たツールです。

 AWKというと、One Linerの嚆矢というイメージが強く、普段から使っていても「プログラミング言語」という感覚で相対する事は多くありません。本書では、One Linerとしてのテンポラリな使い方ではなく、プログラミング言語として如何にAWKを使うかという所に力点を置いて解説してます。

 惜しむらくは、書籍が出版されたのが10年も前なので使っているawk(jgawk)のバージョンが古い所でしょうか。書籍内でも触れてはいますが、新しいバージョンのawkだと若干動作が違ってしまう部分があるようです。

 それでも技術書としては安価ですし(その分紙質が悪かったりしますが)、またコンパクトな書籍なので持ち運び易いのも良い点です。巻末にはリファレンスも付いているので、"man awk"の代わりとしても使えます。


bk1



2004年11月18日木曜日

【今日の読書】虚空のリング(上)(下)/スティーヴン・バクスター/早川文庫SF

 『天の筏』『時間的無限大』『フラックス』と続いたジーリーシリーズ中、最大の謎として存在し続けたリングを主題に扱うシリーズ正編にして最大の長編です。

 バクスターは言わずと知れたハードSF作家です。しかもその当時最新の物理学仮説を作品の軸として用いる事が多く、数学や物理学と聞いただけで痙(ひきつけ)を起すような人には辛い点もあるでしょう。そうでない人にとっても、最新の物理学というのは難解です。例えば本書では、超弦理論やら大統一理論なんかが平気な顔をして登場します。
 こういった事柄に、ある程度の知識を持っているとより一層楽しめるので、バクスターと正面からやり合うならば『ホーキング、宇宙を語る』やアイザック・アシモフの科学エッセイシリーズ等、簡単な科学解説本を読んでおくと良いでしょう(両方とも面白い本です)。

 バクスターは、壮大な主題を地味に描くという人(正直、ネタは凄いけれど小説は下手)なので、その「主題」が理解不可能な事には楽しめません。心して読んで下さい。と言った所で、この本は絶版なんですけれどね。


bk1(絶版)



【今日の読書】リスト遊び/山本和彦/アスキー出版

 Emacsで動くメールリーダMewの開発者である山本さんによる、Emacs Lispの解説書です。Emacs Lispを使ってはいるのですが、実際にはEmacsというLisp処理系を使ってLisp系言語の特徴であるリストの使い方を示しているに過ぎません。ですからCommon LispやSchemeといった他のLisp系言語へも容易に応用できます。

 Lispのリストが持つセルという概念を、シンプルな図を使って分かりやすく解説してくれてます(セルの中身はポインタであり、実体はその先にあるので、言葉だけで説明されるとイメージが湧かず混乱しがちです)。

 またLisp系言語の特徴である再起についても詳しくあつかっています。Lisp系言語では、例えばC言語のwhileやforのようなループ処理は、(C言語程)多くは使いません。それらは関数の再起呼び出しによって実装され得るからです。

 Lispという言語は、プログラミング言語界に或る種のイノヴェーション(革新)をもたらした言語です。その一旦を垣間見るには丁度良い一冊でしょう。


bk1



The Troy Stone

 まずは自分のレベルを計る為に、Penguin ReadersのEasystartsシリーズを1冊読みます。これは出てくる単語の種類が200程度で、総語数も1000前後の非常に簡単な本です。

 これを4分以下で読めたら、レベル1へ、4-10分ならレベル0本を10-20冊読む、10-20分ならレベル0本を40冊読むという感じです。

 それで僕が最初に選択したのが、表題にある『The Troy Stone』です。これを10分丁度で読み終えました。という訳で、これからはレベル0の本を20冊程度読む事にします。

 The Troy Stoneのあらすじですが

  • マーク少年とその家族がトルコへ旅行に行く。
  • マーク少年達はcity of Troy(トロイ市でよいのかしらん)へ。
  • マークはcity of Troyで黄色の石を発見。
  • なんか石が光ったと思ったら、マークはトロイ戦争時期のcity of Troyへタイムスリップ!
  • マーク、アンドロスという兵士の親父と知り合う。
  • マークは木馬を作っている別の親父に気に入られて、何故か木馬に乗って襲撃に参加。
  • 襲撃の時、煙のせいでアンドロスとはぐれる。
  • マークが1人で迷っている所を、ギリシャの兵士に発見される。
  • 「殺さないで」ヒイと叫ぶマーク。
  • と、目が覚めると、そこは現代のcity of Troy。

 夢落ちかよ!!

YL
0
総語数
1,000
累計語数/冊数
1,000/1


IEとFirefox

 code_air_edgeさんのblog『Linux奮闘中! -某OSとも共存-』に以下のような事が書いてありました。

みんな、Firefoxを誉め過ぎだの記事にもありますが、Firefoxが完璧なブラウザだなんてとても思えません。IEやSleipnirならばWMAやWMVだってスムーズに聴けますし、FlashやJavaのページもおそらくはページ制作者の意図したものと同じように振舞っているでしょう。こと、マルチメディアに関しては Firefoxでは分が悪いと思うのです。
(強調は死せる詩人による)

 これ(強調部分)は正しい比較ではないですよね。IEというソフトウェアの機能が優れているから、あるページがページ作成者の意図したものと同じように振舞うのではありません。そのページがページ作成者によって、IEで閲覧した時に正しく振舞うように設計されたから、そのようになるのです(多くのウェブサイトはIEでしか動作確認をしていないのでしょう)。

 WMAWMVの動作について言及している部分もそうです。WMAやWMVは、IEを開発しているMicrosoft社が開発したフォーマットであって、Microsoftが開発している訳じゃないFirefoxと比べて、それらの連携がスムーズなのは当然です(SleipnirはレンダリングエンジンにIEを使っているのでIEと同等と考えてよい)。

 余談ですが、IEってW3Cが策定したHTML仕様を、平気で無視した実装をしていたりしますよね。例えばabbrタグなんかは無視される。このアーティクル内に幾つかのabbrタグを使っていますが、IEで見ている人には、そのタグは意味を成していません。Firefoxなら、abbrタグで囲まれた単語にアンダーラインが引かれマウスオーバするとツールチップが出てくる筈です。



英語の勉強

 現在の僕にとって、普段から触れる英語(英文)というのは2種類しかありません。即ち

  • D&Dのルールブック
  • PC-UNIXのドキュメント(man、info等)

です。当然こんな英語ばかり読んでいては、英語の読解力は偏ります。普通の小説はおろか、英語の(時事)ニュースすら読めません。流石にそれは不味いし、もうちょっとまともに英語が読めるようになりたいので、SSSという学習法で英語の勉強を始めてみる事にしました。

 2日で1冊くらいのペースで読めると良いのですが。



2004年11月17日水曜日

一晩で六軒

 昨日、友人のバーテンダさんに誘われて、飲みに行ったんですがバー、居酒屋、スナック、キャバクラ、居酒屋、カラオケパブと一晩で六軒も飲み歩いてしまいました……。おかげで今日は体調悪い。
 しかしまあ良い人生勉強になりました。キャバクラやらスナックっていうのは、ああいう場所なのね。分かっていた事だけれど、僕には合わない。



2004年11月16日火曜日

スピードテスト

 ブロードバンドスピードテストをやってみました。測定結果は下記。最初の内は15Mbps前後で比較的遅かったのですが、最近は40-50Mbpsで落ち着いています。こんな速度が出ても公開サーバの回線にでもしない限り帯域は余っちゃう訳ですが。

測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
測定時刻 2004/11/15 14:40:43
回線種類/線路長/OS FTTH/-/Windows 2000
キャリア/ISP/地域 TEPCOひかり/nifty/東京都
ホスト1: WebArena(NTTPC) 42Mbps(16870kB,3.3秒)
ホスト2: SAKURAインターネット 50Mbps(16870kB,3.0秒)
推定最大スループット: 50Mbps
コメント: TEPCOひかりの平均速度は30Mbpsなので速い方です。(下位から80%tile)


2004年11月14日日曜日

Grapower 110 Longの22ポンド化

 僕は、男のバドミントン・プレイヤとしては非力な方なので、今までガットのテンションを、男子としては比較的緩い20ポンドにしていました。

 しかし、最近では20ポンドだと若干緩過ぎると感じる事があり、思い切ってGrapower 110 LongにBG70-PROを22ポンドで張ってみました。まだ、1度しか使用していませんが、今の所好感触です。

 それでもARMORTEC 800 OFFENCIVEは22ポンドで張る気になれませんね。シャフトも難くてテンションンも高いんじゃあ、肩を壊してしまいそうで……。



2004年11月13日土曜日

Irish Coffee

 というカクテルがあります。おおまかなレシピは、アイリッシュ・ウィスキイ:ホットコーヒー(+ザラメか砂糖):生クリームがそれぞれ1:1:1という所でしょうか。これを出してくれるショットバーは、余りありません。
 生クリームでコーヒーの苦みが薄れ、後味はウィスキイのそれで、匂いはコーヒー。これから寒くなるので、バーを出る前に一杯頂いておくと帰り道の寒さが柔らぐかもしれません。

 ようやく、これを出してくれるショットバーを1件見付けました。寒い日には飲みに行くとしましょう。



2004年11月12日金曜日

Ctrl-Tabの挙動

 僕は当然の様に、XF86Config-4のオプションで"XkbOptions" "ctrl:nocaps"を設定しています(つまりCapsLockキーはControl(Left)キーになっている)。
 KDEはデフォルトだと、Ctrl-Tabに仮想デスクトップの切り替えが割り当てられているのですが、何故かCapsLock(=Control_L)-Tabした時と、Control_L-Tabした時の挙動が違います。以下のようにxevで監視してみても、CapsLockとControl_Lではkeycodeが違うだけで、同じキーシンボルを吐いています。そなのに挙動が違うってのが不思議だ。

CapsLock

KeyRelease event, serial 28, synthetic NO, window 0x3000001,
  root 0x3f, subw 0x3000002, time 37499507, (66,53), root:(412,493),
  state 0x4, keycode 66 (keysym 0xffe3, Control_L), same_screen YES,
  XLookupString gives 0 bytes: ""

Control Left

KeyRelease event, serial 28, synthetic NO, window 0x3000001,
  root 0x3f, subw 0x3000002, time 37501186, (66,53), root:(412,493),
  state 0x4, keycode 37 (keysym 0xffe3, Control_L), same_screen YES,
  XLookupString gives 0 bytes: ""

Control Right

KeyPress event, serial 28, synthetic NO, window 0x3000001,
  root 0x3f, subw 0x3000002, time 37502834, (66,53), root:(412,493),
  state 0x0, keycode 109 (keysym 0xffe4, Control_R), same_screen YES,
  XLookupString gives 0 bytes: ""

と言ってもCtrl-Tabが仮想デスクトップの切り替えだと、Firefoxでのタブ切り替えのショートカットと重なってしまいます。Firefoxのタブを切り替えようとしてCtrl-Tabを押すとKDEに入力を奪われてしまうので、とても欝陶しい。挙動の違いは気になるけれど、とっととショートカットを変更してしまうとしましょう。



2004年11月11日木曜日

ECB : Emacs Code Browser

 ECBという物を見付けました(スクリーンショット)。Emacsを最大化して使うのが基本っぽいのですが、なんかEmacsの最大化って凄く違和感があるな……。

 僕のEmacsは一行80byteで行数は60前後(ディスプレイの解像度やフォントサイズで若干変化する)に設定してあります。だいたい画面の左半分は上から下までEmacsで、右半分にターミナル(今はmlterm)1つとGkrellm。これが基本の作業画面です(スクリーンショット/234kbyte)。



w3m-antenna

 便利すぎ。なんで今まで使わなかったんだろう。今まではw3m-emacsとfirefoxの利用頻度は5:5か4:6位だったけれど、これからは7:3程度になりそうだ。

 取り敢えず、毎朝mewでメールを読んで、w3m-antennaでウェブサイトの更新チェック、w3m-weatherで天気を確認して家を出る、という感じか。これだとフラッシュやら使っているサイトさえ見なければ、Emacsの中で安穏と暮せそうである。最早僕が常用する(対話的な)アプリケーションはX-Chatとmltermだけか。Gkrellmは、そもそもnon-interactiveだしxmmsも起動した後はランダム再生するだけだしなぁ。eshellを常用すればmltermも捨てられそうだけれど……そこまでするならKDEなんか使わずに大人しくX Window Emacs Managerでも使った方が良さそうだよな。

 Debian sargeのEmacs21は21.3.1なのでUnicodeを表示する為にはMule-UCSが必要なのね。Emacs21-current(21.1.3.50かな)だとMule-UCS無しでも大丈夫なんだけれど。Emacsだけsidから落してこようかな……。21.4は随分先(数ヶ月先という話がある)になるみたいだし。



2004年11月10日水曜日

ThinkPad X23のHDD換装

 新デスクトップマシンの導入で、ようやくサブマシンになる事ができたThinkPad X23ですが、一から環境を構築したかったのでハードディスクの換装を行ないました。

 単に環境を再構築するだけならば、今あるハードディスクをフォーマットしてそこから出発というやり方もできます。しかし、ちゃんと再構築できるか不安だったので、古い環境をそのまま残したいが為に、新しいハードディスクへ換装する事にしました。2.5インチ80Gbyteのハードディスクも、だいぶ値段がこなれてきたというのもあります。

 僕が購入したのはIBM(日立)の5400rpmで80Gbyteの2.5インチハードディスクです。回転数が4200rpmから5400rpmに変わるので、発熱が心配でしたが今の所、問題は見られません。また回転数だけでなく、プラッタ密度も倍になったので体感速度はそなりに上昇しました。

 IBMからリカバリCDを購入し、先頭20GbyteをWindows XP Professionalにして、次の50GbyteにDebian sargeを入れて、最後の10GbyteはWindows-Linux間でデータを共有する為にFAT32のデータ領域としました。

 Windowsの方はWindows UpdateとThinkPadソフトウェア導入支援をしただけのクリーンな状態です(あまりWindowsを使う予定はない)。

 Debianの方ですが、このX23はCPUがMobile Pentium3 866MHzなので、然程マシンパワーがある訳ではありません。従ってGnomeKDEのようなDesktop Environmentは重くて使う気になれません。
 今まではウィンドウ・マネージャにXFCEを使っていましたが、折角だし違う物を使いたいので、色々試してみました。最初は昔からユーザの多いWindowMakerですが、これはDockアプリの存在がイマイチ自分には合わなくて却下。次にFluxbox。これは軽いし色々カスタマイズもできるし、最近では結構ユーザもいるようです。気に入りはしたのですが、色々カスタマイズできるが故に、カスタマイズに没頭してしまってそれだけで時間が潰れてしまったので、やめる事にしました。趣味的な物は駄目ですね。という訳で結局evilwmに。結局これが軽いしシンプルで使い易いんですよね……。



NFSの導入

 自宅のサーバ(SHARP Mebius PC-PJ2 S2)にNFSを導入しました。Sambaよりは早いみたいなので、まずまずという所でしょうか。導入に際してはLinux JF Projectの『Linux NFS-HOWTO』が参考になりました。2.2系カーネルなんかにも言及しているので、若干古い内容ですが、この文書さえ読めば基本的な設定はできるんじゃないかと思います。



2004年11月8日月曜日

【今日の読書】逆説論理学/野崎昭弘/中公新書

 『詭弁論理学』の姉妹篇となる本書。書名に記されている通り今回は「逆説」を主題にしています。逆説というと哲学や論理学の分野では重要なテーマですが、普通の人には馴染みがないでしょう。中には胡散臭いと感じる人もいると思います。
本書では、数学に関する逆説も扱っています。これは有名なものばかりです。例えば「アキレスと亀」の話は多くの人が知っているでしょう。

 逆説というのは、どちらかと言えば人間の直観的な判断とは相容れない存在です。しかしながら、そういった一見不思議な事柄を論理的に解釈しようと試みる事が、思考の訓練になります。

 言葉遊びが好きな人や、不思議が好きな人は面白く読めるでしょう。しかし有名な話も多い為、大学のような高等教育期間で数学――特に論理学――を学んだ人には退屈かもしれません。


bk1



2004年11月7日日曜日

BAR巡り

 どうやら『横浜BARめぐり』のサイトはblogに移行するようです。

 僕もあのサイトには幾つかレポートを投稿しています。また、CGIが修正されたら投稿しようと思っていたレポートも幾つかあるのですが、blogに以降してしまったので、自分のblogで公開しましょうかねぇ。まあ、そんなに数があるわけでもないんですが。



キーボードの押下圧

 新マシンには84 Space Saver(以下84SS、所謂Model M)というキーボードを接続して、使っていました。しかし、ここ2年位は専らThinkPad X23をメインマシンとして使っていたので、どうも指は(84SSと比べれば)軽い押下圧のキーに慣れてしまっていたようです。
 そんな状態で84SSを連日使っていたら、なんと酷い肩凝りになってしまいました。仕方が無いので押下圧の低いHappy Hacking Keyboard 2に変更しています。でもやっぱり84SSの打鍵感の方が好きだなぁ。すげぇ五月蝿いけど。



2004年11月5日金曜日

デスクトップマシンのセットアップ

 さてこんな感じでハードウェアの設定を終えたニューマシンですが、翌日にソフトウェア面の設定を行ないました。

 まずは先頭20GbyteのパーティションにWindows 2000をインストールしました。Windowsはそんなに使うつもりも無いので、設定は適当です。Windows Updateして、アンチウイルスソフトを入れた他は、せいぜいPowerDVDとCygwin、Meadowのインストールといった程度です。Meadowなんか入れただけで、設定はしてない……。

 次にLinuxです。折角(今までと比べれば断然に)パワーのあるマシンを手に入れたので、Gentooのインストールに挑戦してみましたがパーティショニングの所で挫折。デュアルブート時のパーティションをどうすれば良いのかイマイチ分からなかった。
 という事で既に何度かインストールして、使い方の分かってきたDebian Installerを使ってDebian sargeをインストールしました。いくらハードディスク容量が大きく、余っているからと言って、余計な物を入れるのは好きになれません。とりあえず最小の構成でインストールしてapt-get、apt-get、apt-get……。
 今回は贅沢をしてWindow Manager(というかDesktop Environmentだが)をKDE3.2に。と言ってもKDEである必然性は全くありません。KDE(Qt)依存のアプリケーションなんて使わないし。
 後はおきまりのEmacs21、Mew、mlterm、xmms、gkrellm、firefox、xchat2、その他細かいツール(lessやらgawkやら)を入れて終了です。aptを使わずに入れたものと言ったら、IPAが公開しているTrueTypeフォント程度でしょうか。

 いやーDebianは楽です。



2004年11月4日木曜日

New Desktop Machine

 というわけで、久しぶりに秋葉原に行って新しいデスクトップマシンの為に、パーツ
を購入してきました。PCを自作するのも久しぶりなので、パーツショップがかなり様変
りしていて、ちょっと吃驚。

 さて肝心のパーツですが、電源ユニット以外は以前宣言した通りになりました。電源
ユニットは欲しかった350Wの物が無かったので400Wの物を購入しただけです。で11月1日
はハードウェアのセットアップ、2日はソフトウェアのセットアップで、ひたすらマシン
を弄りつづけ、なんとか環境を整える事ができました。

 現在マシンのソフトウェア的な構成は、

  • プライマリ・マスタに接続された120GbyteHDDの先頭20GbyteにWindows2000。
  • 残りの100GbyteにDebian GNU/Linux (sarge)。
  • セカンダリ・マスタに接続された120GbyteHDDは丸ごとext3でフォーマットしてバッ
    クアップ用ドライブに。

 という構成になってます。



2004年11月1日月曜日

うぅむ

 僕はウェブ上でも非ウェブ上でも、できるだけ政治や経済など時事問題については発言しないようにしています。そもそも、大した意見があるわけじゃないし、したいとも思っていません。なので今回も悩んだのですが、状況が状況だしトピックへのリンクくらいはしようかと。
 リンク先はインタプリタ言語Rubyの開発者である、まつもとさんことMatzさんの日記です。『新潟中越地震について』というアーティクルです。内容が粉う方無き真実なのかどうかは、僕には判断できません。



壁の穴

 ちょいと人から噂を聞いて、新宿は京王百貨店の地下1回にある『壁の穴』というスパゲティ専門店に行ってきました。ここのスパゲティはソースにはコクがあって、麺にはしっかりとした歯応えがあり、とても美味しく頂けました。ジンジャーエールを頼んだらカナディアンドライじゃなくてウィルキンソンが出てきたのもポイントが高いですね。新宿に来たら、ちょこちょこと利用する事にしよう……。