2006年6月30日金曜日

『銀狼の花嫁』再読

 1月15日に1度読んだのですが内容を殆ど忘れていたので再読しました。ベルガリアード物語の前史ですね。



2006年6月29日木曜日

自転車で行ける距離

「ここまでどうやって来たの?」
「自転車で来たよ」
「へえ、近いんだ」
「そうだね。ここまで片道20kmって所かな」
「え!」

 スポーツバイク乗りとそうでない人の間で頻繁に繰り広げられる会話ではないでしょうか。僕も、しょっちゅう似たような状況に出くわします。

 ロードレーサ系の自転車ならば、初めてスポーツバイクに乗る人でも、比較的簡単に20-25km/hの速度を維持して走ることができます。余程体力が無い人か、サドルやハンドルのポジションが合わないのでなければ、25km/hで1、2時間走り続けてもさしたる疲れは感じません。

 スポーツバイクで移動するならば直線距離20kmの場所へは、都内ならば平均1時間前後で到着できるでしょう。東京駅を中心にした半径20kmの円の中には、西端に三鷹市、東端に千葉県船橋市、南端に神奈川県川崎市、北端に埼玉県川口市が入ります。

 僕はスポーツバイクを乗り込んでいないので、片道50km圏内が「自転車で行って1日で帰ってこれる距離」です。もっと乗り込んでいる人で装備も整っているならば、片道100kmくらいは1日で往復できます。

 スポーツバイクに乗ったことが無い人にとっては、自転車で移動する最長距離というのは、乗車時間にして20分、距離だと4kmというところでしょう。車重はロードレーサの倍(17kg前後)、シングルギア、高速を維持しづらく長時間乗ると疲れるポジション。ママチャリに乗っていれば当然の感想です(安価でメンテナンス不要という、日常的に使う道具としては重要な利点がママチャリにはありますけれどね)。

 それくらいスポーツバイクとママチャリには差があるのです。



2006年6月28日水曜日

【今日の読書】宿命の子ら

書名
宿命の子ら
著者
デイヴィッド・エディングス
訳者
宇佐川 晶子
出版
ハヤカワ文庫FT
価格
1,000円
ISBN
4-15-020415-2
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2669572

 本日読了。マロリオンサーガの第5巻最終巻。この後は、魔術師ベルガラスです。1巻を読み直さないといけないな。



2006年6月27日火曜日

 久々にECL15オーバの高レベルセッションがしたくなってきました。なんか準備しよっと。とりあえずWotCのダウンロードシナリオでも漁ってみますか。最近DMとしては怠けていましたからね。ちょっと気合を入れないといけませんな。Return to the Temple of Elemental Evilの英雄達にでも御出陣願いましょうかね。PLは覚悟しておくように(PCデータを3.0Eから3.5Eにアップデートする膨大な作業に対して)



ランドナのフルオーダ車

 マスプロメーカのラインナップから、どんどんランドナが消えていっている現状では、自分の望みのランドナを完成車で購入するのは酷く難しくなっています。それを一挙に解決する方法が、フルオーダ車の注文です。

 フルオーダというと敷居が高く感じると思いますが、実際その通りです。完成車に比べ、納車までにやらなければいけないことは増えます。では初級者では不可能かと言えば、それほど難しいとは僕は思いません。といっても僕はフルオーダなんてしたことは無くて、フルオーダするために、調査しているだけですけれども。
 自転車についても色々知っていて、自分で細かな部分まで注文できればそれに越したことはありませんが、必ずしも全て自分で決める必要はありません。何しろお店の人はプロですから、相談すれば適切なアドバイスをしてくれます。

 気になるお値段ですが、概ねフルオーダ車をパーツ込みで購入するならば最低20万円はします。20万円を大きく下回ることは殆どありません。どんなに安くても下限は15万円くらいでしょう。しかし、自分の体型にピッタリと合ったものが作れて、且つパーツの自由度も高いわけです。完成車では選択肢がなきに等しいランドナを、自分の好きにデザインできるのは、限りない魅力だと思います。また、フレームのジオメトリが好きに選べるのは極端な体型の人(長躯、短躯など)にも嬉しい事です。

 ランドナをフルオーダで購入できる自転車店は、意外に沢山あります(東京近郊だからかな?)。いろいろありすぎて、とても紹介しきれるものではありません。1つだけ東京は神田にある老舗を紹介しておきます。大正7年から98年間連綿と続く(2006年現在)『スポーツサイクル アルプス』です。

 このお店では、フルオーダ車以外にもスタンダードな仕様のランドナとパスハンタ(峠を走るのに適したランドナに似た自転車)が用意されています。

 ランドナというと、フランスのメーカが作ったオールドパーツで組むのが一種伝統的なスタイルになっています。それはスポーツバイクの中でもかなりマニアックな部分で、僕のような新参者は気後れしてしまいます。しかしアルプスは、フラッグシップモデルであるクイックエース(ランドナ)、クライマ(パスハンタ)の両シリーズを最新のパーツで組んでいます。補修パーツの入手が容易なこともあって、これは安心です。



2006年6月26日月曜日

【今日の映画】ダヴィンチ・コード

ストーリィ : ★★ アクション :  映像 : ★★ 音楽 : ★

 土曜日に見てきました。原作は未読です。映画で見るよりも原作を読む方が楽しいだろうな、と思っていったのですが、映画を観た後もその思いは変わらずでした。まあ、普通に面白いけれど映画館に足を運ぶ必要のある映画ではありませんね。キャストは非常に良いと思うんですが、やっぱりあれだけ長い小説を2時間半そこそこに詰め込むのは無理があるのでしょう。

 しかし振り返ってみると今年は全然映画を見ていませんねえ。



【今日の読書】闇に選ばれし魔女

書名
闇に選ばれし魔女
著者
デイヴィッド・エディングス
訳者
宇佐川 晶子
出版
ハヤカワ文庫FT
価格
1,000円
ISBN
4-15-020413-6
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2658095

 本日読了。マロリオンサーガの第4巻。



2006年6月25日日曜日

【今日の読書】異形の道化師

書名
異形の道化師
著者
デイヴィッド・エディングス
訳者
宇佐川 晶子
出版
ハヤカワ文庫FT
価格
980円
ISBN
4-15-020411-X
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2646353

 本日読了。マロリオンサーガの第3巻。



2006年6月23日金曜日

ギア比の検討

 多段ギアの効能を理解した所で、ギア比について考えてみます。その前に、今後の議論を簡単にする為に用語を予習しておきます。

クランク
ペダルとフレームを繋ぐ170mm程度の長さの金属棒。
チェーンリング
フロントギアのこと。
スプロケット
リアギアのこと。フリーともいう。8sと書けば8枚ギアを意味する。同じように9sなら9枚、10sなら10枚。
アウタ
チェーンリングのうち、最も外側にある一番大きなギア。
インナ
チェーンリングのうち、最も内側にある一番小さなギア。
ミドル
チェーンリングがトリプル(3枚構成)のとき、アウタとインナの間にあるギア。
トップ
スプロケットのうち、最も外側にある一番小さなギア。
ロウ
スプロケットのうち、最も内側にある一番大きなギア。
ケイデンス
1分間当たりのクランク回転数。単位はrpm(round per minutes)。

 ではギア比の話に戻ります。

 ギア比というのは要するに「クランクを1回転させた時にホイールが何回転するか」の数値です。ギア比が1ならば、クランク1回転でホイール1回転、ギア比3.5ならばクランク1回転でホイール3回転半です。ギア比というのは基本的には以下の計算で求められます。

 ギア比 = フロントギアの歯数 ÷ リアギアの歯数

 僕が乗っているRF-Sならば、チェーンリングは48-38-28Tで、スプロケットが12-25(12,13,15,17,19,21,25)の8sです。最も重いアウタ=トップだとギア比は

 48 ÷ 12 = 4

という事になります。逆に最も軽いインナ=ロウだと1.12です。ギア比4ということはクランク1回転につきホイールは丁度4回転するわけです。700C規格のタイヤだと円周長は2096mm前後ですから、2096×4=8384mmとなります。クランク1回転で8メートルちょっと進むことが分かります。

 自分に最適なギア比を生み出すチェーンリング、スプロケットの組み合わせを検討する時、大切なのは普段自分がどれくらいの速度とケイデンスで走っているのかです。僕の場合、ケイデンスは70程度で、速度は15、20、25、30、35km/hの速度帯を状況によって使い分けています(商店街を通るときは15km/hで、車道を快走するなら30km/hとか)。
 円周長を2096mm=2.096m、ケイデンス70rpmとすると、それぞれの速度を生み出すためには以下のギア比が必要になります。

  • 15km/h=1.70
  • 20km/h=2.27
  • 25km/h=2.84
  • 30km/h=3.41
  • 35km/h=3.98

(このギア比は【(速度[km/h]×10000)÷(60×ケイデンス[rpm]×タイヤ円周長[m])】で求められる)

 つまり、この条件で巡行することが多い人は、上記のギア比とその周辺のギア比がたくさん作れるチェーンリングとスプロケットの組み合わせを探せばよいわけです(実際には70rpm以外のケイデンスでも巡行すると思うので、もっと色々なギア比を検討する必要があります)。



2006年6月22日木曜日

多段ギアの効能

 マウンテンバイクやロードレーサなどのスポーツバイクを買うと、一部の例外を除いて多段ギアが装備されています。概ね、前3段・後8段(24段)、前3段・後9段(27段)、前2段・後9段(18段)、前2段・後10段(20段)というのが標準的なパターンでしょうか。ピストとかトラックレーサという競輪用の自転車の場合、競技の要件からシングルギアになっています(さらに言うとブレーキも無くて、クランクを逆回転させると後ろに進む)。

 スポーツバイクに縁のない人は、大抵「何でそんなに沢山付いてるの? ぶっちゃけ3段くらいで十分じゃね」と思うことでしょう。実際僕もスポーツバイクに触れ、いろいろな事を調べるまではそう思っていました。

 ここでいったん、話を自動車に移します。クルマを運転する人なら知っていると思いますが、自動車というのはエンジンの回転数を一定にすることで燃費が良くなります(速度が上下するにつれギアチェンジし、回転数を一定に保つようにする)。
 燃費が良い、というのは畢竟エネルギィ効率が良いということです。

 自転車の場合も同じです。漕ぐ足の回転数*1を一定にすることでエネルギィ効率が良くなります。疲れにくいって事ですね。しかし道には、上りも下りもありますし、舗装路もあれば砂利道もあります。路面抵抗や自分の巡航速度の上下に従い、ギアを細かく変え回転数を一定に保つことで疲労少なく走ることができるのです(従って長い距離走ることができる)。

 ならば、ギアが多ければ多いほど良いのか、と言えばそうではありません。ギアを増やせば重量は増加します。重量が増加すれば当然燃費は悪くなります。ですから、使用しないギアや使用頻度の低いギアは、無くして重量を軽くしたほうが良いのです。
 例えば僕が乗っているRF-Sは、フロントが48-38-28のトリプルなのですが、今まで1番軽い28Tのギアを必要とした事は1度もありません。僕が主に走る東京23区内ならば、斜度20%を超えるような坂は稀ですし、あっても距離が短いので38Tで上がりきれます。今の僕にとってインナ28Tのギアは重りでしかないわけです。
 また、ギアが少ない方がディレイラ(変速機)の変速性能は良くなります。変速性能が良いというのは、(1)変速が滑らか、(2)誤変速が少ない、事を指します。

 こういった点(+価格)を考慮した上で、自転車の多段ギアのギア数やギア比は決められているのです。

*1:1分間当たりのクランクの回転数を特にケイデンスといいます。単位はrpm(round per minutes)。最もエネルギィ効率が良いのは、一般的に80rpm前後と言われています。ママチャリでタラタラ走っている時のケイデンスは40-50rpm程度です。



【今日の読書】砂漠の狂王

書名
砂漠の狂王
著者
デイヴィッド・エディングス
訳者
宇佐川 晶子
出版
ハヤカワ文庫FT
価格
1,000円
ISBN
4-15-020409-8
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2637090

 本日読了。マロリオンサーガの第2巻。



2006年6月21日水曜日

シクロサロン

 この前、時間があったので田町にあるオーダーメイド自転車店『シクロサロン』に行ってきました。店主は植原さんという、有名な自転車パーツコレクタの方です。関西にあるシマノ自転車博物館には「植原コレクションパーツコーナ」という展示ブースもあるとのこと。

 事前にネットで調べてみると、シクロサロンは“クラブモデル”というカテゴリの自転車が得意とありました。僕は、「クラブモデルとスポルティーフの違い」が分からなくて、以前から気になっていたので、今回シクロサロンに行く最大の目的は「植原さんにクラブモデルとスポルティーフの違いを教えてもらうこと」になりました。

 店に行き、挨拶をして早速聞いてみました。クラブモデルとスポルティーフの違い。すると以下のように明確に答えてくださりました。

 基本的には、その2つは非常に似通った車種です。両方とも700Cのホイールで、タイヤはロードレーサと比べれば若干太め。泥除けは標準装備です。
 クラブモデルはイギリス、スポルティーフはフランスで発展した車種なんですね。
 最も大きな違いは、スポルティーフはフロントバッグを装備する事を念頭に置いているので、標準的にフロントキャリアが付いています。フロントキャリアを装備するにはカンティブレーキ台座が必要な事が多いので、ブレーキもカンティなのが普通ですね。
 一方クラブモデルは、サドルバッグを装備する事を念頭に置いているので、フロントキャリアは付いていません。ブレーキもセンタープルが標準的。私(植原さん)はフロントバッグが好きじゃないんでクラブモデルなんです。
 その他、細かい違いを指摘するならライトの取り付け位置の違いとか、泥除けのステーがスポルティーフはU字で、クラブモデルはY字というのもあります。

 と教えていただき、ひとつ賢くなりました。他にもいろいろオーダ車の事を教えてもらいました。僕みたいな若造にも、にこやか且つ丁寧にいろいろな話を聞かせてくれました。

 ちなみにオーダをお願いすると価格はどれくらいですか、と聞くと「フレームが12万くらいなので、シマノの105ベースで組むとするなら30万円弱って所ですね」との事。店内にはオールドパーツが所狭しと陳列されていて、部品売りはしないけれど、フレームオーダをするならば、それらのパーツを使って組んでくれるらしいです。

店名
シクロサロン
店主
植原 郭(うえはら かん)さん
定休日
日曜日、祝日
営業時間
10:00-20:00
住所
東京都港区芝5-20-22(慶応通り振興会という道幅の極端に狭い商店街の中)
最寄り駅
JR京浜東北線田町駅、都営三田線三田駅


ソニーエクスプローラサイエンス

 日曜日、お台場はメディアージュ内にある『ソニーエクスプローラサイエンス』に行ってきました。この施設は、いわゆる科学博物館です。主として光学技術が紹介されています。パネルを読んだりするだけではなくて、実際に手を動かしたり、ゲームのようになっていて遊べたりするので、光学に興味が無くても楽しめます。さほど広くはない施設ですが、それぞれの展示品に触れ動作を試していくと、2、3時間はあっという間に経過してしまいます。中には小規模なプラネタリウムもあります。

 メディアージュ内には映画館もあるし、昭和初期の商店街や香港を模したショッピングモールがあったりと、ごく狭い範囲ですが半日は楽しめるようになっています。すぐ隣はセガが経営するアミューズメントパークのジョイポリスもありますしね。



2006年6月19日月曜日

 土曜日はThe World's Largest DungeonのDMでした。PCは現在Region Bを探索中です。セッション開始時のPC平均ECLは3ちょっとで、終了時点では5というところ。DMのキルマークは4つ追加でした。

 このダンジョン、敵が弱いなーと油断していると突然ELの高いエンカウンタに出会ったりします。プレイヤもそれは承知しているんですが、ダンジョンの構造がプレイヤの精神力を上手に削っていくので、どうしても油断してしまいます(というかだれる)。DMとしては心中で呵呵大笑しながら虐殺を執行するだけなんですが。なんだかんだで、はじめてから今までに20PCくらいは墓場に送ってるんですよね。最早ウィザードリィ状態です。人海戦術で踏破するダンジョン。



TENDER

 金曜日の行動チャートを以下に示す。

06:00 起床
08:30 出勤
17:15 退勤
19:00 バドミントンの練習開始
22:00 バドミントンの練習終了
22:30 夕飯
23:30 自転車で銀座へ向けて出発
24:15 銀座到着
24:30 TENDER到着
25:00 TENDERを出る
26:00 帰宅
26:30 就寝

 ということで、日本でも1、2を争う程有名なショットバー『TENDER』に行ってきました。前から行ってみたかったんですよね。僕が入店したのが24:30で、閉店時間が25:00だったので1杯しか飲めませんでしたけど(僕は行くまで閉店時間を知らなかった。金曜日で銀座のバーだし夜中3時くらいまではやっているだろうと高をくくっていたのである)。このショットバーは、上田和男さんという超が付くほど一流のバーテンダさんがマスタをやっています。今度は23:00くらいに行ってみたいですね。



2006年6月16日金曜日

【今日の読書】西方の大君主

書名
西方の大君主
著者
デイヴィッド・エディングス
訳者
宇佐川 晶子
出版
ハヤカワ文庫FT
価格
1,000円
ISBN
4-15-020407-1
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2628615

 本日読了。ベルガリアードサーガに続く、マロリオンサーガの第1巻。



2006年6月15日木曜日

椅子

 どうも今の出向先で使っている椅子が体に合わないみたいで、腰痛がひどい。立っていても、座っていても、歩いていても腰が痛い。概ね胸を張って背中を反らせると、腰の痛みは感じなくなるんだけれど、そんな姿勢は数分と維持できない。その格好を数時間維持できたとしても、仕事ができる体勢じゃないし。会社の予算でアーロンチェア買ってくれないかな。



2006年6月13日火曜日

シマノパーツのグレード

 現在、スポーツバイクのメインパーツのシェアは関西にあるシマノという会社による寡占状態と言えます。感覚的に言うと6割がシマノという所でしょうか。

 このシマノですが、主としてマウンテンバイク(MTB)、ロードレーサ(ロード)の2系統のカテゴリを作り、それぞれのカテゴリ内でコンポーネントをグレード分けしています。コンポーネントに含まれるパーツ群は概ね以下のようなものです。

  • フロントハブ/リアハブ
  • ボトムブラケット(BB)
  • チェーンホイール
  • クランク
  • フロントディレイラ/リアディレイラ
  • ブレーキアーチ
  • ブレーキレバー
  • ブレーキシュー
  • STI(ブレーキレバーとギアのシフトレバーが一体化したデュアルコントロールレバー)
  • チェーン
  • スプロケット(リアにあるギア群)

 これらのパーツ群をコンポーネント(コンポ)と呼びます。MTBのコンポーネントは上位グレードから、以下のようになっています。

  • XTR
  • XT
  • LX
  • Deore(ディオーレ)
  • Alivio(アリヴィオ)
  • Acera(アセラ)
  • (Altus)
  • (Tourney)

 下位2つは所謂MTBルック車向けのコンポです。Altusは完成車で3万円以下レベルの自転車に付いているやつで、Tourneyは子供用の安価なMTBに良く付いています。

 ロード用のコンポーネントは上位から順に、以下のようになっています。

  • DURA-ACE(デュラ・エース)
  • ULTEGRA(アルテグラ)
  • 105(ひゃくごではなく、イチ・マル・ゴ)
  • TIAGRA(ティアグラ)
  • SORA(ソラ)

 僕はMTBは良く分からないのでロードにのみ触れます。概ね、完成車の値段もコンポのグレードで決まります。ざっくばらんに言うと

  • DURA-ACE 40万~
  • ULTEGRA 25万~35万
  • 105 15万~25万
  • TIAGRA 10万~15万
  • SORA ~10万

 というところでしょうか。グレードが入り混じった完成車もあるので、それが抜けている価格帯に入ってきたりします。リアのギア数で言うと、SORAは8速、TIAGRAは9速、105以上は10速です(現行品)。

 シェアで言うと2番手に位置しているイタリアのカンパニョーロ(Campagnolo、カンパと略称される)も、同じようにグレード分けされたコンポーネントがあります。ロード用で上からRECORD(レコード)、CHORUS(コーラス)、CENTAUR(セントール? ケンタウル?)、XNENON(ゼネオン)、MIRAGE(ミラージュ)ですね。カンパは部品にカーボンをたくさん使っているので、無茶苦茶高価です。フルレコ(RECORDグレードパーツを全部使って組む)のロードレーサなんて70万円くらいします。

 これらのコンポーネントは上位グレードになるほど

  • 軽量で
  • 耐久性があり
  • 高剛性で
  • 変速性能が向上し
  • ハブ、BBの動きが滑らかで
  • 表面の仕上げが美しく
  • そして高価に

なっていきます。

 僕の感覚では、

  • 学生で金は無いけど、とにかく今すぐロードがほしい。
     →SORA
  • ある程度資金はあってロードで軽快に走りたいけどレースに出るつもりはない。
     →TIAGRA
  • レースにも出たいけど最初は資金を抑えて少しずつグレードアップしたい。
     →105

 って感じですかね。アルテやデュラは、2台目、3台目を組む時に考慮すればよいかなと思います。あと最初は下位グレードで、徐々にアップグレードしたいって人は必ず105にしましょう。アルテやデュラはリアが10速なので、8速のSORAや9速のTIAGRAの駆動系パーツの殆ど(フロントとリアのディレイラ、スプロケット、STI、チェーン)は互換性がありません。

 番外編

  • 俺は成金やっぱり金持ちは外車だぜいイヒヒヒヒ
     →フルレコ
    # カンパに悪いイメージがあるわけではありません。貧乏人の僻みです。


ランドナの完成車

 現在、友人の1人を自転車仲間に引き込もうと画策しているのですが、どうやらその人はランドナが好きなようです。で、買うならランドナーがいいと相談を受けたのですが、マスプロメーカでランドナをラインナップしている所は少ないんですよね。たぶん国内で手に入る完成車は以下の4種類くらいじゃないでしょうか。ショップブランドやフルオーダ車は除くとします。

* 全て価格は税抜き価格。

 一番手に入れやすいのはパナソニックのB-OSC2ですかね。パナソニックのスポーツバイクを取り扱っている店に行けば、たぶんどこでもオーダできます。セミオーダなので、フレームカラーが自由に選べて、またフレームに10文字以内で自由な文字を入れられます(トップチューブ側面に入るんだったっけな)。フレームサイズも豊富で、ホイールが26HEでMTBと同じなのもいいところです。その他のディレイラ等の駆動系もMTBパーツですね。メインパーツがシマノのACERAグレードなんですが、これはシマノのMTBコンポの中では下位グレードです。ロードならSORAグレードと同じくらい。

 ARAYAのRANは、それに比べれば豪華なつくりです。ホイールは26HEでMTBと同じですが、駆動系はロードパーツです。シマノのTIAGRASORAグレードメインになっています(TIAGRAはSORAの1つ上のグレード)。ライトがハブダイナモなのが特徴ですね。改めてスペックを確認してみたらコンポはSORAグレードでした。そう考えると、少しコストパフォーマンスの悪い感じですね。(2006年6月14日追記)Y'sバイクガレージにRANが展示してあったので見てきました。なんと、泥除けがプラスチック製でペラペラです。とても安っぽい。うーん残念。

 丸石のエンペラーは非常にお買い得です。王道をつっぱしっていてホイールが650Aなので、今後のパーツの入手性が気になります。メインコンポはシマノのSORAグレードのようです。

 深谷のDAVOSは、この中では一番手に入りにくいんじゃないでしょうか。店舗でもネットショップでも置いてある店をあまり見ません。

 この中だとオススメはパナソニックのB-OSC2ですかね。値段が比較的手ごろなのと、ホイールがMTB互換な事がポイントです。ちょっとギア比がワイド且つローギア寄り過ぎる(フロントが42-32-22のトリプル、リア11-30の8s)のは若干気になります。それから、僕の嗜好から言うとホリゾンタルフレームじゃなくてスローピングフレームなのが残念。

 次(いつになるか分からないけど)はフルオーダ車について言及しようと思います。



2006年6月12日月曜日

【今日の読書】編集者を殺せ

書名
編集者を殺せ
著者
レックス・スタウト
訳者
矢沢 聖子
出版
早川書房
価格
1,100円
ISBN
4-15-001767-0
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2527094

 本日読了。やっぱりポケミスの判型は持ちずらいですね。



2006年6月9日金曜日

 現在進行中のShackled Cityキャンペーンは、所謂キャラクタ・ツリィ制を採用しています。仰々しい名前がついていますが、何のことはないキャラクタ・ツリィ制というのは、端に各プレイヤが2人目のキャラクタを準備しておいて、現在使っている1人目のキャラクタがロストした時その準備していた2人目のキャラクタを投入する、というものです。そして2人目を投入したら、また予備のキャラクタを作成しておきます。
 このキャラクタ・ツリィ制は元々AD&D2ndのDarksunというワールドセッティングでお目見えしたルールです。Darksun世界は過酷でキャラクタが死に易いために用意されました。

 幸か不幸か僕は、このキャンペーンで既に2回キャラクタをロストしています。低レベルでは復活資金が捻出できないので、死んだらロストですから仕方ありません。ちなみに1、2代目キャラクタの死に様は以下のようなものでした。

1人目:ディルムッド, Strong-arm Style Ranger2 / UA Variant Cleric3, Human
ダンジョンの入り口で交戦中、敵のHalf-orc BarbarianのGreataxeによるクリティカルを受け殉職。二階級特進。
2人目:リウ, Strong-arm Style Ranger2 / Bodyguard2 / Egoist1 / Sanctified Mind1, Dragonbon(wing) human
ダンジョンの途中でKuo-Toa組織の幹部Clericと交戦中。HP決定のダイス目が低く平均より10も低かった為、Divine Power付きのClericにPincer Staffで殴り殺される。今わの際のコメント「Sanctified Mindになればボウヤと言われないって通販のカタログに書いてあったのに……」

 こういった過去を踏まえ、パーティにダメージディーラが不足している事を鑑みた上で3人目を作成しました。そして完成したのが“卑怯者”ディラン、です。コンセプトは

  1. 様々なFeatを多用して戦う。
  2. 自分はダメージを食らわない位置から攻撃する(もう死にたくない)。

 結果以下のような構成になりました。

Name
Dylan(ディラン)
Race
Dragonbone(wing) Human
Gender
Male
Age
17
Weight
5'5"
Height
155lb.
Alignment
NG
Deity
-
Class
Fighter6 / Psychic Warrior1
Ability score
Str20, Dex13, Con18, Int13, Wis14, Cha11
Hit Dice
6d10+1d8+28(70)
Base attack bonus/Grapple
+6/+11
Base save
Fort+7, Ref+2, Will+2
Initiative
+1
AC
17(+5 armor, +1 dex, +1 deflection)
Feat
Midnight Dodge, Mobility, Power Attack, Exotic Weapon Proficiency(Drow Scorpoion Chain), Presice Swing, Elusive Target, Weapon Focus(Drow Scorpion Chain), Weapon Specialization(Drow Scorpion Chain)
Skill rank
Jump5, Perform(dance)5, Tumble5, Autohypnosis2.5
Special ablity
Power Point 1,
Know Power List
[1st] Force Screen
Possessions
+1 Drow Scorpion Chain(adamantine), Warhammer, Light Crossbow, +1 Chain Shirt(mithral), Ring of Protection +1, Vest of Resistance +1, Gauntlet of Ogre Power +2, Triple Weapon Capsule Retainer(Ghost Blight*2, Quick Silver*1), Potion Belt(Potion of Lesser Vigor, Protection from Evil, Keen Edge, Cure Moderate Wounds), Psionic Tattoo of Force Screeen, Expansion, Blessed Bandage, Backpack, Bandoleer, Bedroll, Chalk*10, Crowbar, Fishhook, Flint&Steel, Grappling hook, Oil*3, Piton*10, Silk rope 50ft., Sack, Shovel, Torch*10, Waterskin*2, Tindertwig*5, Sunrod
Languages
Common, Undercommon
XP
21,090


2006年6月8日木曜日

スポルティーフへの憧れ

 スポルティーフいいよ! スポルティーフ!! フルオーダのスポルティーフがほしい……軽く20万円くらいするけどな。

 と僕が叫んでも、そもそもこれを読む人の95%は『スポルティーフ』とは何ぞや、という所でしょう。長くなるかもしれませんが、スポルティーフが何かを説明してみます。

 自転車にはいろいろな車種があります。現在、その2大カテゴリといえば――異論が多々ある事を承知で断言するならば――ロードレーサとマウンテンバイクでしょう。これらは以下のような特徴があります。

  • ロードレーサ

     700Cと呼ばれる28インチ程の径のホイールを装備していて、19-23mm幅の細いスリックタイヤで舗装路を快走する自転車。クロスレシオ(最も重いギアと最も軽いギアの差が小さい)のギア比。ドロップハンドルに、最近のモデルならデュアルコントロールレバーを装備。泥除けなど、余分な装備は一切無し。ブレーキはサイドプルブレーキ。

  • マウンテンバイク

     26HEと呼ばれる26インチの径のホイールを装備していて、30-50mm幅の太いブロック(スパイク)タイヤで山道を走る自転車。ワイドレシオ(最も重いギアと最も軽いギアの差が大きい)のギア比。フラットハンドルで、前後にサスペンションを装備している事も多い。泥除けはついていません。ブレーキはVブレーキかディスクブレーキ。

 スポルティーフは、この2つの内ロードレーサを源流に持つ車種です。また、スポルティーフと似た車種にランドナというのがありますが、こっちのほうが有名かもしれません。

  • ランドナ

     650Aや650Bと呼ばれる26インチ程の径のホイールを装備していて、30-42mm幅の太いセミスリックタイヤで、オンロード・オフロードを問わずに走る自転車です。2泊3日から1ヶ月くらいの長距離ツーリング向けに作られていて、車体は頑丈でロードレーサに比べれば重くなっています。また泥除けは必須です。テント等大量の荷物を運ぶ必要があるので前後にキャリア(荷台)がついています。ハンドルはドロップハンドルで、シフタはダウンチューブにWレバーというのが標準的な姿です。ブレーキはカンチブレーキ。
     ランドナには亜種が幾つかあって、ひとつは日本一周や世界一周といった超長距離ツーリング向けに作られた車種であるキャンピング。これはフォーサイド(four side)と呼ばれる特大のキャリアを装備していて車体も頑丈です。もうひとつはパスハンタというものです。英語で綴るとpass hunterとなるのですが、意味は「峠を狩る者」。その名の通り峠を攻める為の車種です。長い坂道を登るために、ランドナよりも軽めのギアが多く、林道や廃道を通る事も多い為に自転車を担ぐ事も考慮して設計されていたりします。

 感覚的にスポルティーフは、このランドナとロードレーサの中間的な存在です。

  • スポルティーフ

     ロードレーサと同じ700C径のホイール。25-30mm幅のスリックタイヤに泥除けがついています。ギア比はロードレーサよりは若干ワイドです。フロントキャリアが付いていて、1泊2日程度のツーリングにも向いています。ハンドルはドロップハンドル、シフタはダウンチューブにWレバーというのはランドナと同じです。ブレーキはセンタプルかカンチブレーキ。
     イメージとしては街中を軽快に走る自転車。フロントバックをつければちょっとした自転車旅行もできる、という所でしょうか。

 とても平たく言うと、ロードレーサに泥除けを付けたものがスポルティーフです。またランドナとスポルティーフのシルエットは似ています。素人が遠目に見たら、殆ど違いはわからないでしょう。クラブモデルといわれる、ランドナ以上にスポルティーフに近い車種もありますが、これだと僕から見ても違いがわかりません。

 百聞は一見に如かず。写真を見てください。

 さて、スポルティーフがどういう自転車かなんとなくでも分かってもらえたでしょうか。

 そんなスポルティーフに憧れめいた感情を持っているわけですが、ずばり何がいいのか?
 ――フォルム、ですね。造形が美しいと僕は思うのです。ランドナにも似たような憧憬を持ってはいるのですが、如何せんランドナ長距離ツーリングメインの自転車です。街乗りが主の僕ではその性能を十全に生かしきれません。それと、ランドナ用のパーツ(主としてホイールとタイヤ)は年々手に入りにくくなっているので、長く乗るには不安がつきまとう、というのもあります(*註)。

 マウンテンバイクなんかと違って、ランドナやスポルティーフは車種の歴史が古いので、スタイルは確立されていますし、技術的には枯れています。(枯れている、というのはこの場合、これ以上改良の余地がない程に完成されている、という意味。技術者がよく使う言葉です)
 元来が懐古主義――ミステリならカーやクイーン、SFならアシモフやハインライン、RPGならD&D、コンピュータならIBMという僕が懐古主義でなければなんだろう!――な僕は、その昔から守られてきた、伝統的な姿に憧れるわけです。

  • 註: ランドナは650Aや650Bという規格のタイヤを使うのが伝統的なスタイルです。しかし、その規格のタイヤやホイールが手に入りにくくなってきたので、最近では比較的それらの規格と径が近い26HE規格(主としてMTBに使われている規格)のタイヤを使ったランドナも増えています。26HEはママチャリ用規格の次に国内で普及してます。これならばパーツの入手性は700Cのロードレーサよりも良いくらいです。


2006年6月7日水曜日

【今日の読書】ゲド戦記 別巻 ゲド戦記外伝

書名
ゲド戦記 別巻 ゲド戦記外伝
著者
ル=グウィン
訳者
清水 真砂子
出版
岩波書店
価格
 
1,400円
ISBN
4-00-028076-7
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2674741

 本日読了。



2006年6月6日火曜日

Shackled Cityキャラクタ紹介

 去年の8月から淡々と月1ペースで続いているShackled Cityキャンペーンですが、この前がちょうど10回目でした。最近D&Dネタを書いていなかったので、簡単に参加キャラクタ紹介でもしてみます。アイウエオ順。

アルフラート, Fire elf, Strong Arm Style Ranger1/Implacable Barbarian2/Pugilist1/Swashbackler1/Wildrunner2/Campion of Corellon Larethian2(ECL9)

 前衛その1。プレイヤはからくりさん。普段からDex24なので基本は裸(鎧無し)。RageするとStrの代わりにDexが上昇するImplacable Barbarianで、更にWildrunnerのPrimal ScreamするとDexが上昇する。瞬間最大Dexは34。Weapon FinessしたAncestral RelicのEleven Court Bladeを振り回し、Elegant StrikeでStrの代わりにDexがダメージに乗るというDex生命体。弱点はクラス名が長すぎて、一行に収まりきらないこと。

ヴァレン, Human, Psychic Warrior6(ECL6)

 Elocater狙いの前衛その2。プレイヤは綾辻守人さん。プレイヤが忙しくてなかなか参加できていない。基本的な役割はFlankerなのだけれど、本領を発揮するのはElocater以後という我慢の人。時々、ドキッとするような行動を起こすが、ギクッとするようなダイス目で難を逃れている。

エヴァンジェリン, Half-Human/Half-Fey, Healer4(ECL6)

 伝説のHealer。ChaボーナスをCureに乗せ、Augument Healingも追加し、蝶の翅を羽ばたかせリンプンと共に颯爽と戦場を駆け抜ける高機動型衛生兵。得意技はFly By Attackによる辻斬りCure。プレイヤは奈須さん

キネス, Fire elf, Generalist(Anti-magic Domain)6/Olin-Gisher3(ECL9)

 壁を這う歴史学者。高いIntと豊富なSpell Slotでバシバシ敵をなぎ払うWizard。得意技はSudden Maximize Spell Enhancer Fireball。だいたいダンジョン入り口の先頭でこれを使って敵を一掃し、前衛陣を欲求不満にする。秘儀は暗黒流れ星。プレイヤはLISTさん。

ジ=ゾゥ, Human, Celic7

 最近、中国から駆けつけたFharlanghnのCleric。1年弱の間Cleric無しで戦っていたパーティの崇拝対象。Blessの一発も飛んだことがないパーティだったのである。そこへPrayerだのElationだのと援護がくるので、前衛は感謝感激雨霰。こっそりTwo-weapon Fightingを取得していて、いずれはDouble Wand Wielderの予定。プレイヤはほえほえさん。

ディラン, Dragonbone:wing(human), Fighter6/Psychic Warrior1

 前衛その3。Weapon SpecializationしたAdamantine製Drow Scorpion Chainを、Presice Swingと叫びながらアフルラートやルスパーの後ろから振り回す駄目ージディーラ。相手のReachが10ft.以上20ft.未満の時はExpansionした上で、やはり相手圏外から攻撃するツィキン野郎。将来はDarvishの予定。プレイヤは死せる詩人。

フレイス, Whisper gnome, Rogue2/Ranger2/Scout1+?(ECL6)

 パーティにOpen LockとDisable Deviceという革命をもたらしたRogue。それまで扉を目しにたパーティが尋ねるのはBreak DCであり、宝箱を手に入れて問われるのはSaving Throwだった。また、唯一堅実な情報収集能力を持っている。なので彼がいないとパーティはかなり困るのだけれど、ここの所プレイヤが忙しくて参加できずにいる。そんなプレイヤはD16さん。

ルスパー, Gray elf, Monk2/Swashbackler3/Generalist(Necromancy domain)2(ECL7)

 前衛?その4。Kung Fu Genius、Faerie Mysteries InitiateとInsightful Strikeを持ち、Int20を誇る。Wisの代わりにIntがACに入り、Stunning FistのDCはIntで決まり、Conの代わりにIntがHPに加算され、Weapon Finessした拳にはIntが乗るInt生命体。将来はEnlightend Fist。



2006年6月5日月曜日

QUEEN'S SQUAREと大道芸

 日曜日ツレから召集命令がかかったので、横浜に遊びに行ってきました。

伊勢佐木モール → 横浜カレーミュージアム

World Porters

コスモタウン → 大観覧車

QUEEN'S SQUARE → 大道芸

新宿 → 夕飯

 目的はカレーミュージアムだったのですが、そこで食ったカレーよりも、ミュージアム内にある洋菓子屋のオリジナルケーキ「チョコレンガ」に感動しました。ツレに一口上げたら、そのまま残り半分を強奪されましたが。
 カレーも美味しいには美味しいのですが、この程度の美味しさの店ならば、どこにでもにあるかな、というレベルです。ミュージアム内にいろいろなカレー店があって、小盛で何種類か食べ歩きできるのは良いですけれどね。

 ランドマークタワー周辺では、いろいろ大道芸人やらストリートミュージシャンやらがいて場を賑やかしています。僕は大道芸をちゃんと見たことが無かったので、結構面白かったです。僕が見たのは火がついたバトンを振り回すという芸がメインの見世物らしき芸人さんでした。その人は「失敗」の使い方が上手で、大技に挑戦→何度も失敗→諦めて他の芸へ→客のテンションが上がってきた所で大技に再挑戦→成功というコンボで、客を沸き立たせていました。落としてから上げる、基本ですよねえ。

 しかし前日がShackled Cityのセッションで、そっちでも結構体力を使った上、日曜日は歩き詰めで体力を使ったので、今日は朝からクタクタです。



2006年6月2日金曜日

【本日の走行】自宅<->武蔵小杉 & 自宅<->神田

 今日は自転車通勤をしました。で仕事が早めに終わったので帰宅してから自転車を整備して夜のポタリングへ。

自宅

三田(『シクロサロン』位置確認)

東京タワー(根本から眺めただけ)

銀座(『TENDER』を探したけど適当だったので発見できず)

神田(『アルプス』位置確認)

自宅

 という感じです。今日の合計走行距離は60kmという所でしょうか。



タイヤの径(サイズ)

 スポーツバイクには、いろいろなタイヤサイズの自転車があります。多くの人は、タイヤの径=車体の大きさくらいに考えているのではないでしょうか。実際には、それだけではありません。タイヤ径の違いから、様々な性能差が生まれます。

 現在スポーツバイクで使われているタイヤの径で、比較的よく目にするのは以下のものでしょうか。

  • 700C(622mm) ロードレーサ用のタイヤ。
  • 650A(590mm) ランドナ用の太いタイヤ。
  • 650B(584mm) ランドナ用の極太タイヤ。
  • 650C(571mm) 元はトライアスロン用。小さめのロードレーサにも使われる。
  • 26HE(559mm) マウンテンバイク用のタイヤ。
  • 16HE(399mm) ミニベロやフォールディングバイク用のタイヤ。

 上に行くほど径が大きくなります。括弧内はETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation)の表記です。

 では、タイヤのサイズが変わると何が違うのでしょうか。一般的には、サイズが大きいほど直進安定性が増し、サイズが小さいほど加速が簡単(トップスピードに持っていくまでのエネルギィが小さい)と言われています。また、大きいほど段差に強くなります(段差を乗り上げた時に手元まで振動が伝わりにくい)。

 タイヤサイズが大きいければ、それだけ車輪を回転させたときの向心力(遠心力)が大きくなるので、走行方向にかかるエネルギィが高くなります。だから直進安定性が増すわけです。また、直進安定性は、タイヤサイズ×速度×重量にほぼ比例します。ただし、タイヤが大きいと重心は高くなるので静止時の安定性は減少します。

 次に、サイズの違うタイヤを、角速度0から、ある角速度Xまで角速度を上昇させる事を考えて見ましょう。この時、角速度Xまで到達させるに必要なエネルギィが小さいのはタイヤの小さい方になります。従って、サイズが小さいほうが、回転数を上昇させやすくなります。

 このような事から、Stop & Goの多い街中を走るならばタイヤサイズが小さい方が楽で、幹線道路を車に混じって疾走するならば大きいほうが楽と言われます。坂道を登るのも、小さいほうが楽ですね。



2006年6月1日木曜日

【今日の読書】ゲド戦記V アースシーの風

書名
ゲド戦記V アースシーの風
著者
ル=グウィン
訳者
清水 真砂子
出版
岩波書店
価格
1,200円
ISBN
4-00-028075-9
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2674512

 本日読了。あとは外伝だけです。



湯島天神と不忍池

 先週末の日曜日は教え子の都大会団体戦だったで、午前中から観戦しにいったのですが力が足りず1回戦負け。どちらかと言うと都大会まで行けたことが驚きなので、まあ良しとしましょう。

 そのかわり完全に午後が空いたので、天気もいいしツレと出かけてきました。ルートは

上板橋(都大会会場)

御徒町

湯島天神

不忍池

秋葉原

という感じです。

 湯島天神は天神祭りの最中だったので、神輿を見て出店をひやかしてきました。ツレが型抜きに熱中していましたが、あれはよっぽど器用か運に恵まれでもしないと完成はしませんからねぇ。僕も中学生時代に幾度と無く挑戦しましたが、成功した記憶がありません。

 その後、地図を見たら不忍池が近かったので歩いて行き、ベタベタですがボートに乗りました。1人で。嘘です。ロウボード(オールで漕ぐ普通のボート)はちと自信が無かったので、足漕ぎのアヒルボートで。しっかす、あの足漕ぎボートは遅いですね。自転車乗りたるもの、ペダリングで遅れは取れぬとばかりに、猛烈に漕いでみたのですが疲れるばかりで全然速度が出ないし。ポジション出しができてないのが駄目だ(<ボートに載った感想はそれか)。

 秋葉原方面に歩き、途中Y's Bike Classicを冷やかして、秋葉原の山手線ガード下にある焼き鳥屋で夕飯食って帰宅です。

 不忍池の周辺は自転車でポタリングしたら楽しそうですね。水辺だから夏でも涼しげですし。