- 書名
 - 青銅ランプの呪
 - 著者
 - カーター・ディクスン
 - 訳者
 - 厚木 淳
 - 出版
 - 創元推理文庫
 - 価格
 - 800円
 - ISBN
 - 4-488-11906-9
 - bk1
 - http://www.bk1.co.jp/product/289208
 
 本書はカーがエラリィ・クイーンと推理小説談議に花を咲かせた結果生まれたと言われています。
 推理小説を読み馴れている人ならば、物語の半ばで1つ目の人間消失のトリックには気付くのではないでしょうか。かく言う僕は気が付きました。
 やっぱりカーは謎の見せ方が上手だと思います。それと解決シーンの描き方も上手です。ですから、途中でトリックが分かっても物語への興味を失なったりする事にはなりません。
 今回もH・M卿は解決シーンで1つ悪戯をやらかしてくれるのですが、マスターズの歯噛みする姿が想像できるようで可笑しかったですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿