2015年6月30日火曜日

【今日の読書】本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 [765]

書名
本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」
著者
前泊 博盛 (編著)、明田川 融、石山 永一郎、矢部 宏治 (著)
出版
創元社
価格
1620 円

本日読了。

1960 年に締結した新安保条約に基いて決められた日米地位協定の解説です。この地位協定は不平等協定なんですが、想像以上に酷いですね。大戦後から現在まで駐留米軍が宗主国の軍隊として、属国である日本に対してかなり強権的に振る舞っていて、日本政府 (外務省) が卑屈なまでに阿った態度を取り続けている事が分かります。

全体的にかなりクドイ書き方なんで読みづらいなあと思っていたのですが、このシリースは高校生でも分かるという事を一つの目標にしているらしいです。それでクドイ書きっぷりになる事は理解したのですが、こういう本を読もうとする高校生はきっと平均的な高校生よりも賢いので、やっぱりこんなに冗長に書かなくてもいいんじゃないかなという気もしました。

2015年6月26日金曜日

【今日の読書】「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告文 [763]

書名
「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告文
著者
エマニュエル・トッド
訳者
堀 茂樹
出版
文春新書
価格
864 円

本日読了。

歴史学者エマニュエル・トッドのインタビュウをまとめて翻訳したものです。氏はフランス人なので全体的に親仏反独という面があるのですが、それでも現在のユーロ圏に於いて欧州最大の経済大国であるドイツが、経済的な意味で「帝国」を成しつつあるという視座は新鮮です。

ドイツは東欧諸国を経済面で陰に支配下に置く事で安価な労働力とドイツ製品の輸出先を確保し「ドイツ圏」を形成、その規模はアメリカに比肩し得るというのが本書の主要な分析です。

【今日の読書】イラク—米軍脱走兵、真実の告発 [764]

書名
イラク—米軍脱走兵、真実の告発
著者
ジョシュア・キー、ローレンス・ヒル
訳者
井出 真也
出版
合同出版
価格
1680 円

本日読了。

ブッシュ大統領の下2003年に勃発したイラク戦争に米軍の一兵卒として従軍し、一時帰国後に脱走したジョシュア・キーによる告白記です。ジョシュア・キーにローレンス・ヒルがインタビュウしてそれを元に書き起した物のようです。

入隊前の貧困生活から、給与と社会保障を求めて入隊、イラク戦争に従軍し、一時帰国中に脱走、カナダへ亡命生活というのが一連の流れです。

イラクの紛争地域で米軍が暴虐の限りを尽している内容を詳細に書いています。外国に駐留した軍隊が現地で悪逆非道の行為を働くというのは歴史上の古今東西で行なわれているのでそんなに衝撃は無かったのですが、具体的な市民略奪・虐殺の内容を見るとこりゃあアル・カイーダやISISが台頭してジハードの名目で世界各地で反欧米テロを行なうの宜なるかなと感じます。

米軍による市民虐殺の部分よりも衝撃を受けたのは、入隊前の話ですね。アメリカ地方都市で貧困した若者の生活というのが生々しく描かれていて、これが非常に読んでいて辛かった。アメリカで反知性主義が勝利を収めつつある事が良く分かりました。

2015年6月25日木曜日

【今日の読書】遥かなる凍土のカナン 5 [762]

書名
遥かなる凍土のカナン 5
著者
芝村 裕吏
出版
星海社 FICTIONS
価格
1296 円

本日読了。

【今日の読書】地球帝国 [761]

書名
地球帝国
著者
アーサー・ C ・クラーク
訳者
出版
ハヤカワ SF 文庫
価格
500 円
ISBN
4-15-010603-7

本日読了。

2015年6月20日土曜日

The Rise of Tiamat 2 / Tyranny of Dragons 9 [17]

5 版キャンペーンの第 9 回です。シナリオは公式の Hoard of the Dragon Queen が終わり The Rise of Tiamat に入りました。以下には大量のネタバレがあります。DM は つかださん。参加者は以下の通り。

参加キャラクタ一覧
PC 名クラス種族属性背景PL 名
エコーMonk9 (Way of the Four Elements)HumanLNSailor画伯
エルマーCleric9 (Light Domain)HumanCGNobleからくりさん
セラピナ (お休み)Rogue9 (Arcane Trickstar)HalflingNGSoldierほえほえさん
チックスWizard9 (Divinar)GnomeNGSageさるしんごさん
ラディスラクFighter3/Paladin6 (Oath of Vengence)HumanLNOutlander六平文吾さん
グリフレットFighter9 (Battle Master)HumanCGOutlander死せる詩人

12 時開始、19 時終了。セッション終了時に 10 レベルになりました。

氷山の中にある洞窟に突入します。中は結構な広さがあり、途中 Yeti やら Ice Troll とその飼い犬の Winter Wolf やらと遭遇しました。そして何といっても今回の目玉遭遇は本キャンペーン 2 回目の登場となる Adult White Dragon です。当然前回の戦いと違い今回は Stone Giant などの支援はありません。

洞窟内で White Dragon の虜囚となっていたマッカスを発見したので、これと交渉して White Dragon のねぐらに関する情報を色々と聞きましたが、Dragon が住まう地下 2 階は広大な一続きの空間になっていて天井も 4、50ft はあるとの事でした。

そこで我々が立てた作戦は以下の通り。

  • チックスの 5 レベルスロットから Fly を使って、ラディスラク、エコー、グリフレットの 3 人に飛行能力を与える。
  • エルマーが Scroll から Protection From Energy (Cold) をチックスに使う。
  • チックスの使い魔の梟を地下 2 階に飛ばし視覚共有を使って Dragon の位置を特定。その時もし使い魔が Dragon に襲われて一瞬で殺されたらその位置近傍に Dragon がいると仮定。
  • Dragon の位置が特定出来たら Helm of Teleportation で Dragon の近くに瞬間移動して強襲。
  • 前衛 3 人は飛行能力を使ってひたすら接近戦闘。術者 2 人は攻撃魔法で兎に角ダメージを積む。

Legendary Action、Legendary Resistance、Regional Action を駆使して戦う White Dragon はかなり強敵でしたが、前衛が接敵出来た事で短かい時間でダメージを蓄積させる事に成功し 2 ラウンドで撃破しました。前衛 2 人が Action Surge 持ちなので 1 ラウンド目の攻撃力が高いというのが効きましたね。

無事 White Dragon を倒したのでマッカスを Waterdeep に連れ帰りました。

Waterdeep ではここ暫く続く Cult of Dragon 対策の首脳会議が開催されました。最前線で Cult と戦っている我々も参考人として召喚され、結果として 2 つの依頼を受ける事に。一つは 8 日後に開催されるメタリックドラゴンの集会へ Silver Dragon の協力者と共に行き、メタリックドラゴンの協力を取り付ける事。もう 1 つは Misty Forest で破壊活動をしている"緑の"ネロンベインと Green Dragon の排除です。メタリックドラゴンの集会までは時間があるので、まずは Misty Forest の案件から手を掛ける事にwしました。

2015年6月13日土曜日

【今日の読書】日清戦争 近代日本初の対外戦争の実像 [760]

書名
日清戦争 近代日本初の対外戦争の実像
著者
大谷 正
出版
中公新書
価格
860 円
ISBN
978-4-12-102270-7

本日読了。

日清戦争の通史を概略した本です。不勉強な所為か余り日清戦争に関する本を読んだ事が無いので非常に勉強になりました。学生時代の日本史の授業でも日露戦争から太平洋戦争はわりとしっかりやった気がするのですが、日清戦争はさらっと流された記憶があります。

2015年6月6日土曜日

The Sentinel 1 [16]

うちのグループで最後となる D&D4 版キャンペーンRevenge of the Giants (邦題:シルバークロークス戦記 巨人族の逆襲) が先月で終了したので、新しいキャンペーンを開始しました。

システムは当然 D&D5 版です。5 版が持つ過去の版と高い親和性を利用し、旧版のシナリオの中から出来の良い物を選んでそれらを 5 版に改変して遊ぼうと思います。主となるシナリオは、Dungeon Magazine で行なわれた The 30 Greatest D&D Adventures of All Time で堂々の 1 位となった GDQ1-7: Queen of the Spiders (以後 GDQ) です。このシナリオは AD&D1 版の物で作者は Gary Gygax です。1 版での対応レベルは 8 から 14 となっています。

キャンペーン自体は 1 レベルから開始するので GDQ に到達するまでのシナリオが必要です。余り有名ではありませんが、意外と出来の良い UK2: The Sentinel を最初のシナリオにします。これも 1 版のシナリオで対応レベルは 2 から 5 です。これに続き UK3: The Gauntlet というのもあります。

GDQ を遊ぶので必然的にワールドセッティングは World of Greyhawk です。年代も 1 版に合わせて Common Year 576 (以後 CY576 と略) から開始します。

という訳で初回の参加者は以下の通り。都合が悪くて参加出来なかったプレイヤが、一人いるので彼は次回以降からの参加になります。DM は僕です。

  • アルベルジュ, Paladin1, Human, CG (Trithereon), そばさん
  • ヴァルト, Cleric1, Human, CG (Procan), 六平文吾さん
  • ギャンガ, Wizard1, Human, N (Boccob), つかださん
  • ナヴァラン, Rogue1, Wood Elf, CG (Myhriss), いっちゃん
  • ハーシュハイザー, Barbarian1, Human, CG, からくりさん

キャラクタ作成規則は以下の通りでした。

  • 能力値はポイントバイ
  • 初期所持金はダイスを振って決定 (Starting Package を使わない)
  • Valiant Human は採用
  • 2 レベル以降の HP 上昇は固定値

初回だし簡単なキャラクタ紹介。

アルベルジュ。初期所持金決定のダイスで低い目を出してしまったので、Chain Mail と Shield、Explorer's Pack を買った後に数 gp しか金が残らず、碌な武器 (=Marshal Weapon) が買えずに Javelin と Quarterstaff で戦う貧乏 Paladin。自由と独立、自衛の神である Trithereon を信仰している。出身の Keoland で虐げられた民衆の武装蜂起を幇助した疑いで国を追われて City of Greyhawk に流れついた。Human Valiant で取得したのは Inspire Leader。

ヴァルト。身長 180cm、体重 100kg のプロレスラ体型の巨漢。スキンヘッドに褐色の肌、バンダナを頭に巻いた姿は海賊にしか見えないがれっきとした Cleric。海とその天候、航海を司る Procan を信仰している。漂流していた所をとある船に助けられ、そのまま City of Greyhawk の Procan 寺院に預けられた。Human Valiant で Healer を取得しているパーティの生命線。

ギャンガ。解剖学者を名乗る Wizard。珍しいモンスタを見付けては殺して解剖し肉体構造を調べるちょっとアレな人。初期所持金が多かったので 1 レベルにも関わらずファミリアを召喚しているブルジョワ。使い魔は梟。Human Valiant で取得したのは Magic Initiate (Wizard)。これで少ないスロットを増強している。

ナヴァラン。パーティ唯一の非人間。そして唯一の女性。だけど Cha は 8。美少女を自称しているが Cha は 8 なのであくまで自称。美と愛の女神 Myhriss を信仰していて、常にインコの仮面 (僕はこういう物を想像した) をつけているガッカリ紅一点。こちらも初期所持金が酷かった為かなり貧乏。明日の食事にも困っている。将来は Rogue/Ranger になる予定で現在は Rogue。

ハーシュハイザー。ゲスト参加のキャラクタ。Baklani 系国家出身の Barbarian。女であれば見境が余りなく Cha8 でも女なら良いとばかりにナヴァランを必死にパーティにスカウトした。しかし戦闘面では堅実で装備は Battle Axe に Shield。Human Valiant で取得した Charger を活かして戦うダメージディーラ。

5 人パーティで人間が 4 人。Valiant Human は誘蛾灯の様にパーワーゲーマを引き寄せます。また前衛 3 人は全員が盾持ちというのも 5 版の Shield の強力さを物語っていると言えましょう。

この The Sentinel というシナリオも World of Greyhawk を舞台にしているのですが、シナリオに示されている地域は Flanaess の中でも辺境と言って良い Hold of the Sea Prince になっています。シナリオに記載されている場所を開始地点にしても良いのですが、余りにも辺境過ぎて Greyhawk で冒険している感が全くしないので少し無理をして City of Greyhawk を開始地点にしました。

各キャラクタの出身地域は World of Greyhawk Box Set の Book: Glossography の 31、32 ページにある Birthplaces for human characters、Birthplaces for demi-human characters の表を用いて決定しています。

という訳でそれぞれのキャラクタ、各々別の理由で Greyhawk City に集まりました。Greyhawk City は市壁に囲まれた街で、中へ入るには幾つかある大門のどれかを通る必要があります。それぞれの門には関税というか入市審査所といった風情のチェックがあります。今回各キャラクタが通るのは、陸路で来る商人が主として使う街の南に位置する Highway Gate です。

City of Greyhawk, Gate

関税では街に来た目的を聞かれ、商売の場合はそれに伴なう税を徴収されます。また街の中へ持ち込める武器には制限があり、Dagger、Club、Quarterstaff、Sling 以外の武器は原則持ち込めません (鎧は制限無し)。制限された武器を持ち込みたい場合は武器に応じた税金を支払う必要がありますし、街の中で護衛や傭兵家業をする場合 Sword Tax という別の税を支払わなければいけません。

それぞれ関税を抜けた所で、一人の小男に声を掛けられました。その男はロキと名乗ります。

ロキ「あんたこの街は初めてなんだろ? 宿まで小一時間街案内しながら連れていってやるよ。料金はなんと 1cp」

あからさまに怪しいのですが、田舎者ばかりで Greyhawk City に不慣れな事も事実です。暫く会話して Insight 判定などをしてみたところ、それほど害は無さそうだという事で、全員がロキの案内を受ける事になりました。

ロキは立板の水の調子で街について案内していきます。

Map of Greyhawk city

Greyhawk City は大きく分けると南側の旧市街、北側の新市街になります。新旧両市街は壁で区切られています。旧市街には Thieve's Quarter、Slum Quarter の 2 つの地区、新市街には Artisan Quarter、Foreign Quarter、Clerkberg、River Quarter、Garden Quarter、High Quarter の 6 つの地区があります。これらの街の真ん中を抜ける大通りが The Prosessional と呼ばれる目抜き通りです。

ロキの道案内で The Prosessional 沿いに旧市街を抜け、新市街の Foreign Quarter に入ります。そこには多くの新人冒険者が集まる事で有名な Silver Dragon's Inn と呼ばれる宿があります。そこでロキの案内は終わりです。その際に何人かのキャラクタの財布から 1sp が忽然と消えました。

Silver Dragon's Inn の入口には二人のドアマンがいて中に入る人間を一人一人確認しています。この宿に入るには鎧も脱ぐ必要があります。

すったもんだして取り敢えず一緒に冒険をする事にした 5 人は、概ね金欠なので早速仕事を探しました。宿の店主の Olaf に聞いてみると、この店の目の前が Mercenary Guild になっている事が分かったので、早速行ってみます。

Mercenary Guild ではちょっとした面接と簡単な実力検査があり、その後に「Selintan River を行く川船の護衛、1 日 1gp、2 食付き、別途危険手当あり」という仕事を紹介されました。衣食住が保証されしかも報酬が貰えるという事で概ね貧乏人である一行は一も二も無くこの仕事を受けます。仕事内容の詳細は船長に聞いてくれという事だったので River Quarter にある Greyahwk Harbor に向いました。

Greyhawk Harbor

船長に話しを聞いてみると船が出発するのは今日から 2 日後。Wild Coast の Safeton までを往復する船旅でした。その 2 日間で準備をして出発です。

船旅は最初の内は順調でしたが、Safeton に到着する前日の夜、護衛していた船は幽霊船の襲撃を受けます。甲板へ上ってきたアンデッドは撃退しましたが、船は衝角突撃を受けて撃沈。一行は同じ板を浮き輪代わりにして漂流し、何日もの間意識も朦朧としたなか海を漂いました。そうして流れ着いたのが Hold of Sea Prince のとある海岸だったのです。

ギャンガが梟の使い魔と共有した視覚で空から内陸部を観察してみると、海岸から遠くない所に小さな漁村がある事が分かりました。食うや食わずの漂流生活をしていた彼等は即座にそこへ向かいます。

村民はうらぶれた格好の冒険者 (?) にぎょっとしていましたが、害意が無い事が分かると一応会話が成立しました。手持ちの僅かな現金で一晩の宿と食事を提供してもらう事も出来ました。この漁村は 50 人ばかりの本当に小さな村だったので、翌日は内陸部にあるより大きな村を目指す事にしました。

その街は Kusnir という名前で人口は数百人規模でした。これといった困難もなくその村に着いて酒場で一服していると、一人の老人が話しかけてきます。

Kusnir の村長

村長によると、現在この Kusnir では謎の事件が多発していて困っているとの事でした。被害としては家畜が殺されたり、必需品の盗難といった内容です。村長は冒険者である一行にこの事件の調査を依頼してきました。報酬は解決してくれたら一人頭 50gp。無一文の彼等に取っては破格の報酬と言えましょう。二つ返事で依頼を受け調査を開始します。

まずは、犯人が残したと思われる、誰にも読めない文字で壁に書かれたメッセージを見に行きました。ギャンガが Comprehend Languages でこれを読んでみると意味が判明します。

DANGER....FORCES OF EVL GATHER....COME TO ME....FREE THE POWER TO COMBAT EVIL....HASTEN ORWITNESS DIRE DESTRUCTION....I AWAIT THE COMING OF A BEARER....I AM THE SENTINEL....EVIL GROWS STRONG....HELP ME OVERCOM....DANGER

警告めいた内容ですが現時点では目的が不明です。その他に調査して分かった事は

  • 犯人は足跡を残していない
  • 最近隣町の Ganaway が青い肌の小人の集団に襲われた
  • 街道を Ganaway に行く途中で渡る川を北上した当たりで青い肌の小人の目撃証言あり

これといった当ても無いので、何だか怪しい青い肌の小人を探す事にしました。目撃者の話に従って川を北上していくと、森が開けた所に丸太で作られた壁で囲われた櫓が見えます。

要塞

中々しっかと要塞化されている様子なので、慎重に暫くの間門が見える場所に隠れていて出入りが無いかを確認する事にしました。その間、2 匹の狼を連れた目付きの悪い狩人と一悶着ありましたが戦闘には至らず半日ほど経過しました。その間出入りはありません。

夜になった所で使い魔の梟を飛ばして視覚共有で壁の中を観察してみると、地上部分には櫓以外は無く、歩哨の武器の様に見えた槍の穂先もただの案山子である事が分かりました。壁の内側には小さい丘状になっていて、そこに横穴が 1 つあるのも分かりました。

地上部分に見張りなどは一切見当らないので中に突入する事にしました。

洞窟の中は自然洞窟を改良した何かの住処になっていました。青い肌の小人には出会わなかったのですが、無闇にある落とし穴に悩まされたり変な鼠とそれを Dominate していた怪しげな Ooze を倒したり、唐突に出現した Owlbear に戦慄したり、この巣を乗っ取ろうとしていた Half-orc Thief のデトラックに襲われたりしながら掃討しました。そこで見付けた地図に何か曰くのありそうな書き込みがあったので、次はそこへ向います。

デトラック

謎の地図