2007年2月28日水曜日

ThinkPad X60の設定、その3

 まずDebian Etch(以後etch)のDebian Installerをダウンロードします。具体的にはdebian-testing-i386-netinst.isoになります。これをWindowsでISOイメージとしてCD-Rに焼き、早速CD Boot(BIOSの設定でBoot Deviceの順序でUSB CD-ROMを先頭にしておいて下さい)。

 インストーラの指示に従って進めば、問題なくベースシステムのインストールは終了します。僕はデスクトップ環境などはこの段階ではインストールしていません。SATAのディスクは問題なく認識されました。パーティションは以下のように切ってあります。

  1. windows, ntfs, 20Gbyte
  2. /boot, ext3, 512Mbyte
  3. /, xfs, 40Gbyte
  4. swap, swap, 3Gbyte
  5. /dos, fat32, 10Gbyte
  6. d2d, fat32, 5Gbyte

 d2dはWindows XPのリカバリ用データの領域ですね。/dosはLinuxとWindowsでデータのやりとりをする場合に使う領域です。

 ここの先の殆どはaptがあればどうにかなります。必要なソフトウェアとapt-getでガンガン入れてましょう。

 問題になるのは無線LANですが、これも試行錯誤の上動かす事ができました。先人の努力に感謝ですな。ndiswrapperでX60のWindows領域にあるnet5416.inf(ar5416.sysも必要)をドライバとして設定すればOKです。

 しかしCore2Duoの1.8Gbyteでメモリも1.5Gbyteとかって潤沢なマシンリソースがあるのにevilwmを使っているのは勿体ない気もします。

 まだ解決していない問題点

  1. 有線LANが遅い

     直接接続しているルータにping打って応答時間が1000msとか不自然。っていうか無線の方が速い。おかしい。

  2. default localeのUTF-8がうざい

     今までの環境がEUCだったのでsshとかした時に、適切にフォントやコーディングを設定しないと化ける。フォント/コーディング周りは無知なので要勉強。

  3. Emacsの設定

     skkとmewとsdicとnavi2chは動くようにした。rieceとかelscreenlとか、まだまだいっぱい。しんどい。

  4. SDカードスロットの設定

     やっぱり取りかかっていない。というかdmesgでどう見えるかすら確認していない。そもそもSDカードを持っていない。

 ここまでの感想。

  • やっぱりdebianは楽。apt万歳。
  • ThinkPadのキーボードは良い(X2xやX3xよりは質感落ちてるけど)。
  • 無線LANはすばらしい。コタツトップ最高。
  • 普段からsshを使っている人間にはsshfsは便利。
  • UTF-8への移行は面倒。もうみんな超漢字のコーディング体系でいいんじゃないか。
  • サスペンドはuswsupのパッケージをインストールしたらs2ramは簡単にできた。s2diskはまだ調査中(たぶんスワップパーティションを適切に設定すればよい。


2007年2月27日火曜日

拡張子を取り除いたbase file nameを取り出す

 たまに使うんだけど、その都度調べなおしているので備忘録をつける。

$ ls desktop/
frisk.obj thinkpad.obj g-shock.obj
$ for i in *.obj
> do
> base=${i%%.obj}
> echo $base
> done
frisk
thinkpad
g-shock
$


2007年2月26日月曜日

【今日の読書】Linuxのブートプロセスをみる

書名
Linuxのブートプロセスをみる
著者
白崎 博生
出版
アスキー出版
価格
2800円
ISBN
4-7561-4451-9
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2432399

 本日読了。



週末記

 土曜日は8時に起床してscooter、takesuの2名と共に多摩サイでサイクリング。前日からの強風が思いきり正面から襲いかかってくる中、登戸の茶屋までいきました。僕以外の2人とって、(初心者にとっての)長距離サイクリングは初めてなのですが頑張ってましたね。途中、二子玉川でサイクリングロード沿いの林の中に隠れているレストランで昼飯を喰い帰宅。帰路は追い風だったので当社比5km/h増しの巡航速度でexpeditious retreat。その後は僕の家で、飲み喰いしつつ20時までダラダラし、21時45分から川崎で『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』を見てきました。評判通りの作品でしたが、幾つかの有名なセリフを聞けたので満足。

 前日遅くまでThinkPadの設定をしていたので、日曜日は11時に起床。この日は浅草まで買い物に行かなければいけなかったので、ぼちぼち自転車の整備をしつつscooterを招集。国道を30km/hで巡行して行ったのですが、前日の疲れも見せずについて来るのはバドミントンの練習の賜物でしょうか。三田のコンビニで補給、秋葉原の『はなまる』でうどん一玉、浅草の梅園でぜんざい、帰路の北品川のロビンソンクルーソーカレーハウスで御殿場カレー小、と食い倒れの道中になりましたね。ロビンソンクルーソーカレーハウスはこじんまりした店ですが、味は美味しかったです。若干辛めなので、それが苦手だと厳しいかもしれません。通勤途上にある店なので、夕飯にちょこちょこ寄れそうだし良い店を発見しました。帰宅してからは神谷バーのグラス(これを浅草まで買いに行った)でデンキブランを飲みつつThinkPadの設定の続きです。酒と疲労でいい加減眠くなってきたので23時に暗転。



2007年2月22日木曜日

ThinkPad X60の設定、その2

 『買ってしまいました。』に続き、ThinkPad X60 1709-M6J(以降X60)の環境構築です。

 友人から外付けCD-R/DVD-ROMドライブを借りたのでKNOPPIXをCD起動し、GPartedを使ってWindowsが占めるNTFS領域の縮退を行ないます(事前にWindowsでデフラグを何度か行なって断片化したファイルを減らしておく必要があります)。bootプロンプトで何もオプションを与えずに、KNOPPIXの起動したら"knoppix file system not found"といったメッセージが出て起動に失敗したのですが、再度CDブートして今度はbootプロンプトにdebugオプションを与えて起動したら、すんなりと起動してくれました。謎です。

 70GbyteだったNTFS領域を20Gbyteに縮め、Linux用の空き領域を作ります。GPartedで見ると、HDDの末尾10GbyteにはFAT32の領域が見えました。これがD2Dのリカバリ用データですね。MBRにLinux用のブートローダ(grub/lilo)をインストールすると、どのみちD2Dは機能しなくなるようなのでので、必要ないと思うならばこの領域は削除しても構わないでしょう。MBRを修復してD2Dを復活させることもできそうなので、僕は念のため残しておきました。

 KNOPPIXを終了し、再度Windowsを起動します。この時ブルースクリーンになりchkdiskが走ります。これも問題なく終わり、Windowsが起動します。とりあえず異常は見あたりません。ここでも念のためデフラグを行なっておきます。

 これでLinuxをインストールする準備が整いました。さて、どのディストリビューションをインストールしましょう。今までのメインマシンであるデスクトップではDebian GNU/Linux(sarge)でした。Debianにするとして、リリース直前のフリーズ状態にあるetchにするか、sidにするか、あるいはetchリリース後も1年間はメンテナンスされるsargeにするか。HDDがSATAである事を考えると、カーネルはある程度新しい方が良さそうです。いっその事、マシンパワーに物を言わせてコンパイルベースのパッケージシステムを持つディストリビューションであるgentooにしましょうか。それとも業務で使っているRHELとの親和性を鑑みてFedoraやCentOSにするか。

 と、悩んでばかりいても仕方ないので手慣れたDebianという事にして。リリース間近かのetchを、とりあえずインストールしてみる事にします。しかし気になるのはSATAと無線LANです。to be coutinue.



2007年2月20日火曜日

【今日の読書】DNS&BIND第4版

書名
DNS&BIND第4版
著者
Paul Albitz, Cricket Liu
翻訳
小舘 光正
監訳
高田 広章、小島 育夫
出版
オライリー
価格
5200円
ISBN
4-873110ー074ー2
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2137459

 本日読了。

 DNSその代表的な実装であるBINDの聖典と言われている本です。「DNSの事なら何でも書いてある本」とも評価されています。2002年に邦訳された本ですが、原書は2001年発刊です。当時はBIND9がリリースされたばかりで、巷間で使われていたものはBIND8系と4.9系が主でした。それに伴ない本書では4.9、8、9それぞれについて解説を行なっています。設定なども3シリーズのものを併記してあるので、どのシリーズを使っている人でも安心して読む事ができます。しかし(当時の)9系では、まだ実装されていない機能なども多々あったようなので、BIND9.3.xを使ってDNSサーバを構築しようとしている人には若干物足りない部分があるかもしれません。

 とは言え、DNSの基本的な仕組みに始まり、トラブルシューティングやデバッグの方法、nslookup/digといったツールの使い方まで、DNSを取り巻く情報を広汎かつ詳細に解説してる本書がネットワークに関わるエンジニアにとって役立つ事は間違いありません。況や、中規模以上のネットワークを管理している管理者ならば必読です。



2007年2月19日月曜日

emacs -nw in screen on ssh

 会社のWindowsマシンから自宅のLinuxマシンににputtyでssh接続して、そのリモートマシンでscreenを走らせて、その中でemacs -nwしたりするわけです。そして更にemacsの中でelscreenを使ったりしちゃう。こうなると(screen用語で言う所のwindow | emacs用語で言う所のbuffer)を切り替える為のprefix keyが問題になりますな (更にemacsでframe分割したりすると、いよいよ面倒になってくる)。

 今まではscreenのprefixをC-z、elscreenのprefixをC-oにしていました。しかしC-oがnavi2chと干渉するみたいなので、screenをC-]、elscreenをC-zにしてみました。自分は、emacsのキーバインドを余り使いこなしていない方だと思っていたのですが、そろそろemacsのprefix keyが足りなくなってきました。困ったな。



2007年2月18日日曜日

買ってしまいました。

 ThinkPad X60 1709-M6Jを買ってしましました。

追記

 IBMのサイトを見れば分かりますが、M6Jの基本的な仕様は以下の通りです。

  • CPU: Intel Core 2 Duo T5600(1.83GHz)
  • Memory: 512Mbyte
  • HDD: SATA 80Gbyte(5400rpm)
  • Chip Set: Intel 945GM
  • Software: Windows XP Professional, Microsoft Office 2003

 これに1Gbyteのメモリを追加して、キーボードを英語キーボードに換装しました。とりあえずWindows側の設定――といっても使う気がないので、ほんの僅かの作業ですが――は終えました。これから夜な夜なLinuxのインストールと設定をする事になります。ノートパソコンへのLinuxインストールは、3年ぶりくらいなので手間取りそうです。しかもCore 2 Duoで且つSATA(Serial ATA)ときたもんだ。

 80GbyteのHDDですが初期状態では1パーティションしか存在せず、その領域はWindowsが占有しています。Windowsを起動してみると、Cドライブは全体で70Gbyte程度に見えるのですが、これはOSリカバリ用の領域がディスク上に取られていて、その領域がWindowsからは見えないようになっているからでしょう。しかし初期状態のCドライブの使用領域は8Gbyte程度なのに、リカバリ領域が10Gbyte以上あるのは不思議です。

 Windowsの領域とリカバリ用の領域をサックリと消去して、80Gbyte全体をLinuxで使ってもよいのですが、若干の外的圧力によりWindows領域を残しデュアルブートにする必要が出てきてしまいました(うう面倒だ)。仕方ないのでWindowsの領域を縮退してディスク上に空きを作り、そこにLinuxをインストールするという作戦になりました。

 Windowsの為にPartition Magicのような高価なソフトウェアを購入するのはしゃくに触るので、KNOPPIXに入っているGPartedというソフトウェアを使ってパーティションの縮退を行なっていきます。

 というわけでKNOPPIXは用意したけど、外付けCD/DVDドライブが無いので友人に借りないと……。to be coutinue.



2007年2月15日木曜日

【今日の読書】はじめて読む486

書名
はじめて読む486
著者
蒲地 輝尚
出版
アスキー出版
価格
2427円
ISBN
4-7561-0213-1
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/1077268

 本日読了。

 1994年発売ですから13年も前の書籍になりますが、名著と言われいまだに読み継がれている本です。Pentiumの前身である486を材料にして、CPUの動き、OSの動き、CPUを巡るハードウェアの動き、それらのひとつひとつをつぶさに解説しています。アセンブリ言語とC言語によるプログラムが多々登場するので、その2つの言語について最低限の知識を持っていないと読み下す事はできませんが、x86系のアセンブリ言語については同著者による『はじめて読む8086』が参考になります。

 『はじめて読む486』と銘打った本書ですが、実のところ486の本というだけではありません。むしろ、486――ひいては486以降のx86系CPU――の上で動くOSの動作を解説した本、というべきでしょう。486に搭載されている、リアルモードとプロテクトモード、そして仮想8086モードにおける低レベルプログラミング*1や、セグメント、ページングによるメモリの仮想化、I/Oの仮想化、それら全部を利用したOSの保護機構などなど。これらは、およそ現代的なOSが備えている基礎的機能です。本書に掲載されているコードを実行すれば、CPUがレジスタやメモリを制御し上記のような機能を実現している様を目で確認する事ができます。

 この本で説明されている事柄は、10年以上経った今でも古びていません。逆に、今でこそ必要な知識と言えます。MS-DOSのリアルモード上で8/16bitプログラミングをしていた頃は、プログラマならば誰しもこのようなハードウェアに直接触れるレベルでのプログラムを行なっていました。しかし、仮想化されたコンピューティングが隆盛している今、こういったOSの低レベルの動作を確認する事は、以前よりも重要度が増したのではないでしょうか。

*1: ここで言う「低レベル」とは、よりハードウェアや機械語に近い層という意味です。



2007年2月14日水曜日

【今日の読書】BIND入門

書名
BIND入門
著者
榊 正憲
出版
アスキー出版
価格
1600円
ISBN
4-7561-3767-9
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2010677

 本日読了。業務でDNSサーバを立てろ(まずはテスト環境で、だけど)と言われたので勉強のために購入。先ににオライリィの『DNS&BIND 第4版』(通称バッタ本)を購入したのですが、余りにも情報過多でいきなりは理解しきれなそうだったので、入門編として本書に取りかかりました。

 さて2000年2001年に発売された本書ですが、当然現行のBIND9.3系には対応していません。本文で取り沙汰されているのはBIND8系の話になります。またBIND4.x系の話は出てきません。
 内容としてはバッタ本に書かれている事柄のうち、DNSというシステムのコアとなる部分を取り出した感じになっています。SOHOレベルでDNSを使うのであれば、導入当初は本書の内容程度でも十分でしょう。
 この感想を読んでみても分かると思いますが、この本の良い点は、薄くて内容が選別されているのでサラリと読める所です。またバッタ本に比べ安価で判型も小さいので精神的にも物理的にも手に取り易いのは利点です。バッタ本はDNSとBINDの事なら何でも書いてあると言って差し支えありません。従ってリファレンス的に使うと便利です。逆に本書はチュートリアルとして使うのに丁度良い分量と言えます。



2007年2月13日火曜日

安達太良高原

 金曜日の夜から、車中一泊のバスツアーで安達太良高原(あだたらこうげん)までスノーボードをしに行ってきました。3年ぶりのスノーボードでしたが、最初の1時間程で以前の状態を取り戻して何とか滑れる程度にはなりました。しかしフロントターンが何時まで経っても出来るようにならないですね。1日目は黙々と練習していたんですが、フロントターンの練習ではなく前受け身の練習になっていました。スノーボードって上手になる為には、痛い思いを沢山しなければいけないので、入門者にとっては精神的に辛いスポーツだと言えます。格闘技を除く大抵のスポーツは、苦しい思いはするものの痛い思いって普通はしないんですよね。

 ちなみに安達太良高原スキー場は、非常い狭いスキー場です。ゴンドラ1本、リフト2本しかない上、2本のリフトの行く先は初心者コースです。その初心者コースも距離が短かく、あっという間に滑り終わってしまうので、リフトに乗る為に何度も並ばなければならず大変でした。2日目は吹雪いていた所為でゴンドラが止まってしまい、2本しかないリフトに人が集中したので更に面倒でした。

 苦言ばかりになっていますが、旅行自体は楽しいものでした。露天風呂にも4回入りましたし、飯も美味かったですからね。安達太良高原スキー場のレストランにある穴子丼とジェラートはオススメです。



2007年2月9日金曜日

インフルエンザ・ダイエット

 インフルエンザに罹患したとき1週間謹慎していて、その内最初の3日間はスポーツドリンクを飲むのとウィダー・イン・ゼリーを摂る以外は、物を全然食べていませんでした。そのためか、どうやら更にウェストが細くなってしまったようです(一般的にはやつれたと言う)。ジーパンも、ベルトを最も締めた状態でないとユルユル。そもそも僕の場合、男性モノのベルトはデフォルトのままでは使い物にならず、長さを詰め穴を追加しより細く締められるようにしてあるんですけど……。四捨五入してウェストが60cmだったらどうしましょうかねぇ。贅肉が減り過ぎると釣りやすくなるみたいなんで(医学的には『筋肉が釣る原理』ってまだ判明していませんけど)、ハードにバドミントンの練習をした時が恐いかな。

 さて、それはそれとして、これからスノーボードに行ってきます。実に3年ぶりの滑走です。



SunOSとSolarisの関係

 最近仕事でSolarisを弄る事が多いのですが、unameで得られる結果とSolarisのバージョンの関係をよく忘れるのでメモ。検索すれば簡単にみつかるんですけどね。手元にあると楽なのです。

SunOSSolaris
5.5.12.5.1
5.62.6
5.77
5.88
5.99
5.1010



2007年2月6日火曜日

【今日の読書】震えない男

書名
震えない男
著者
ジョン・ディクスン・カー
訳者
村崎 敏郎
出版
早川書房
価格
1000円
ISBN
4-15-000525-7
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/1378732

 本日読了。カーだし密室殺人も出てくるしハウダニットかと思いきやフーダニットでした。



2007年2月5日月曜日

珈琲の味

 自分で珈琲を淹れるようになって早7年。ようやく、お湯を注ぐ速度と出来上がる珈琲の味の相関関係が若干分かってきました。もうちょっと検証を続けてみようと思います。



2007年2月2日金曜日

知名度

 12月の半ばから新しい現場に行っているのですが、そこで支給されたノートパソコン(hp compaq nx9040)のキーボードが糞だったので、自宅からHHKB2を持っていってUSB-PS/2変換ケーブルを経由して使っています。びっくりしたのは同じチーム(5人)の人のうち2人までもが、HHKB2を見た瞬間に「あ、Happy Hacking Keyboardじゃん」と気が付いた事です。まあPFUによるとHHKシリーズは累計で20万個売れているらしいので、技術者という集団の中であれば、これくらいの知名度はあるのかもしれません(20万個売れていてもユーザは10万人以下だと思うんですけどね)。



2007年2月1日木曜日

【今日の読書】ストームブリンガー

書名
ストームブリンガー
著者
マイクル・ムアコック
訳者
井辻 朱美
出版
ハヤカワ文庫SF
価格
920円
ISBN
4-15-011579-6
bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2706456

 本日読了。ムアコックのエターナルチャンピオン物のひとつ《永遠の戦士エルリック》シリーズの4巻です。エルリックって唯唯諾諾と自分以外の何か(〈運命〉だったりストームブリンガーだったり)に流されてますよね。基本的にはただただ情けない狂人。ムーングラムやラッキールの方が格好良いよな。