2005年12月30日金曜日

ラケットの進化

 私は道具(手段)に拘泥して本質(目的)を見失うのが得意な人間なので、大抵の趣味に於いて、良い道具を揃える事に異常な心血を注いでいる。余りにも心血を注いだ結果、貧血になる程だ。バドミントンに限らず、多くのスポーツで「道具じゃない腕だろう阿呆が」というようなケチをつけるのを趣味にしている人がいるが、個人的な趣味の世界で他人にケチをつけるというのは、愚かそのものである。私は賢いのでそんな事はしない。基本的には他人に不愉快な思いをさせずにマナーを守れば、自分の好に振る舞ってよいのが趣味の世界というものだ。という事が一言居士の彼らには分からないのだろう。趣味にケチをつけるんじゃないド阿呆が。

 このような話を、先日教え子にしてみた。すると教え子の中学生はすぐさま反論を打ち立ててきたので、私は彼女が間違っている事をやんわりと諭してやろうとした。

「でもやっぱり、道具じゃなくて腕だと思います」
「何を言っているんだ。ラケットの進化はバドミントンのプレイそのものを変化させてきだんだぞ。40年前のプレイと今のそれでは、スタイルが全然違うのはその為だ。ましてや4000年前とはもっと違う」
「4000年前にバドミントンは存在しません」
「細かい事にこだわるんじゃない。私の発言の要点を捉えるんだ」
「バドミントンの本質は技術面の向上であって、ラケットの進化ではないと思います」
「君は本質を見誤っている。そもそも4000年前にバドミントンがなかったと証明できるのか。或いは4万年前にもあったかもしれないだろう」
「コーチこそ、細かい事に捕われ過ぎじゃありませんか。そもそも4万年前には私達のような人類は存在しません」
「ゴチャゴチャ五月蝿い。人の趣味に文句をつけるんじゃない。ノックをはじめるぞ」
「コーチも腕が大切な事を理解してくれたんですね」



2005年12月28日水曜日

vs Brute Force Attack 2

 以前、僕が公開しているサーバへのBrute Force Attack対策について書きました。その紹介した対策というのは、sshdのポート番号を通常の22番から49152番以降のprivate portに変更するというものでした(0-1023番はwell known port、1024-49151番はresistered port)。

 その設定で運用していて、後日問題が発生しました。インターネットを経由して自宅サーバへsshアクセスを行なう際、途中の経路となるサーバやルータでprivate portへのアクセスが制限されていたため、コネクションを確立できなかったのです。

 そこで設定を変更し、private portではなく自宅サーバでは利用していないwell known portをssh用のportとして代用する事にしました。僕が公開しているサーバではhttp、ftp、smtp、pop用のポートしか使わないので、1023番以下の多くのポートが余っているのです。これならば経路でパケットを破棄される事もなく、且つその多くは22番ポート決め打ちで攻撃してくるBrute Force Attackに対する防御にもなります。



喉ごし爽やか

 最近、複数の人から「君は人間関係に対してドライだ」と評価されました。その文脈に於ける「ドライ」の意味する所は「冷たい」とか「人間関係を大事にしない」という事だと僕は理解しています。自分ではそうだと感じていなかったので不思議です。確かに職場では他人に対して意図的にドライに振る舞っている所はあります。何故ならば僕の場合、相手の事を知れば知る程にその人に対して甘えが発生しやすくなり、結果その甘えが仕事を円滑に進める上での障害になるからです。

 逆に仕事以外の面では、どちらかと言えば人間関係を大切にする方なんじゃないかと評価しています。年に数回だけ電子メールでだけコミュニケーションを取る友人・知人がいるのですが、長い人だと5年くらいそんな関係を保っています。

 基本的に僕は友人だと認識した人には、優しかったり連絡を・やさないように努力する傾向にあります。僕の場合、ある人物が他人から友人に遷属する時の閾値が比較的高い位置にあるようなのですが、どうやらこの閾値の高さが「ドライ」さに関係しているように思えます。あとは自分1人で居る事が苦痛ではなく、その結果1人でいる時間が――僕をドライだと評価した人達と比べて――長いのも関係あるかもしれません。

 酷い物言いかもしれませんが、自分にとって価値のある人間関係とそうでないもの、というのは明白に境界があるわけです。それを見分けて峻別する能力というのは楽しく生きていく上で重要だと思うんですけどね。



2005年12月27日火曜日

得なのか?

 現在の職場は、自宅からDoor to Doorでおおよそ1.5時間の所にあり、且つ朝8:40までに出社しないといけません。従って朝は自宅を7:00前後に出発し、起床は6:00丁度です。その為に夜は23:00前後には床に就くようにしています。

 この早寝早起の生活だと、夜に帰宅してから寝るまでの時間が異様に短かく感じるんですよね。定時に上がって寄り道せずに帰宅すれば、就寝までに5時間くらいあるんですが、ちょっと仕事が遅くなったりするともう駄目。通勤に要する時間が減らないと仮定するならば、帰宅後から就寝までの時間を長くするには、睡眠時間を削るより他ありません。経過時間ではなくて作業時間を延したいのであれば、僕自身がマルチスレッドな行動(夕飯を食いながら新聞を読む、バドミントンの練習をしながら風呂に入る、寝ながら勉強する、本を読みながら別の本を読むなど)を行なえばある程度は実現できます。

 でもやっぱり抜本的な解決を計るには通勤時間を短縮するしかないんですよねぇ。悩ましいな。



2005年12月26日月曜日

after beginning

 つい1週間程前に購入した『Linuxプログラミング 改訂第2版』を、そろそろ読み終えそうなんですが、次はどんな技術書を読みましょうかねえ。現在の技術的興味はLinuxカーネル周辺にあるので、カーネルソースを読む準備にアセンブラでも勉強しましょうか。候補は

  1. CPUの創りかた
  2. はじめて読む8086
  3. はじめて読む486
  4. 詳解Linuxカーネル 第2版
  5. Linuxのブートプロセスをみる

 こんな所でしょうか。上のほうがハードウェアに近くて、下に行くほどアプリケーション側になってくる感じですね。ちと(4)は内容も重量も重いかな。会社の行き帰りで読むには大変そうです。逆に(2)(3)は物理的に手軽なのが良い点です。しっかし、8/16bit CPUの構造なんて学生時代に授業受けたんですけどねー。Z80の設計とかやった記憶はあるんだけど、サッパリ覚えていないや。

 LinuxではないけれどUNIX系のカーネルやらを解説した本だと他には以下の本が有名ですかね。前者はもはや古典ですけれども。



2005年12月25日日曜日

さて

 昼を過ぎて若干暖かくなってきたし、自宅でぐたぐたしていても仕方ないので、街へ出よう。しかし午前中は本当に寒かった。



【今日の読書】酔いどれ探偵街を行く/カート・キャノン/早川ミステリ文庫

 最近復刊されたカート・キャノンことエド・マクベインの短篇集です。ジャンルとしてはハードボイルドという事になるのでしょうか。ジャンルの定義自体が不分明ではありますが、洗練されたレイモンド・チャンドラーやロス・マクドナルドのようなハードボイルドが好きな僕としては、この作品をハードボイルドと呼ぶのは抵抗があります。

 暴力、酒、女というような要素を主に進む私立探偵の物語ではあります。しかしそれは、質の低いハードボイルド小説が群雄割拠して本格物を駆逐していった、アメリカのミステリシーンの暗黒時代の象徴のように見えてしまいます。あの時期を「暗黒時代」と呼ぶのは本格物愛好者の身勝手かもしれませんが。

bk1



2005年12月24日土曜日

新ルール発表

 もう知っているプレイヤも多いと思いますが、先頃2005年12月13日にIBF(International Badminton Federation:国際バドミントン連盟)から、来年の4月末に行なわれるトーマス・ユーバー杯以降の国際試合にラリーポイント制を導入する事が可決されました。

 まだ試験的な導入で、国際試合でテストをし様子を見る段階のようです。IBFが発表した新ルールの概要は以下通りです。

  • 3ゲームのうち2ゲームを先取した方が試合の勝者。
  • 1ゲームは21ポイントマッチ。
  • 20オールになったら、2ポイント先取した方が勝者(所謂デュース制)。
  • ただし29オールまでいったら、30点目を先取した方が勝者。
  • ゲームの勝者が次のゲームの最初のサーブ権を得る。
  • 片方が11ポイント取得したら、双方60秒のインターバルを取る。
  • 各ゲーム間には2分間のインターバルを入れる。
  • ダブルスではセカンド・サーブを廃止する。
  • ダブルスのバック・サービス・ラインはそのまま残す。

 ダブルスのサービスに関するルールが若干面倒で、基本的にはサーブ権を持っている時に連続でポイントした時だけ、サーバの左右の位置が入れ代わります。それ以外では左右を交換せずに、サーブ権を得た時点でのポイントが偶数ならば右の人が、奇数ならば左の人がサーブを打ちます。詳細はIBFによる発表を見て下さい。

IBF Council Decides

 バドミントン・プレイヤにとってこのルール改訂は、まさに青天の霹靂です。ウェブ上を見る限りでは、多くのプレイヤが改訂に反対してます。僕も今までのように、サーブ権を持っている方のみがポイントを取得でき、ダブルスではセカンド・サーブもある方が、展開は面白いと思っています。従って改訂には不満があります。

 プレイヤから不満が出るのは当然で、今回のルール改訂はプレイヤの為ではなく、観客への分かりやすさと、大会運営のしやすさを向上させる為のものなのです。

 サーブ権を持っていないとポイントが入らない、というのはバドミントンのルールを知らない人にとっては、試合の推移が分かりにくいのです。僕も学生の試合を見に来た父兄の方に「今のはポイント入ったんですか」という質問を頻繁に受けます。また、現行のルール(非ラリーポイント)では、試合に要する時間に幅があります。短い試合なら10分で終る事もありますし、長い試合だと1時間近くかかる事もあります。この事が大会の運営を困難にさせているのです(どうやらそれでオリンピック協会からIBFは文句を言われたらしい)。ラリーポイント制にすると、1試合の流さが均一になる傾向にあります。たぶん新ルールだと1試合は、だいたい20-30分間程度に落ちつくと思います。

 僕としては、日本バドミントン協会がどのような対応をしていくのかが気になる所です。得に中学生の試合で新ルールが適用されるタイミングが気になりますね。



2005年12月23日金曜日

【今日の読書】象牙の搭の殺人/アイザック・アシモフ/創元推理文庫

 博覧強記の化学博士アシモフによる推理小説の佳作です。この物語の主人公は有機化学を専攻する大学の助教授ですから、筆者が来歴を活かして小説を書いていることは明白です。

 1958年に発刊されたミステリなのですが、そう考えると驚異的な程ラディカルな小説だと思います。全体的な事から言及すれば、それぞれの描写が全然古くささを感じさせない点がまず1つです。登場するテクノロジィのレベルに注意しなければ50年も前のアメリカを舞台にした物語だとは想像できません。第2に、本書で描かれている殺人の動機が秀逸。その動機に読者が納得できるかどうかはともかく、50年前のミステリと言えば動機は、金(権力)、女、怨恨のいずれかというのが当たり前だったのです。

 これだけの良作が最近まで絶版だったというのは不思議ですね。

bk1



乱丁

 この前購入した本に乱丁がありました。自分で書籍を購入するようになって15年弱って所ですが、始めての乱丁本です。大雑把に言って、僕が今まで自分で購入した書籍(雑誌を含まない)は4000冊程度です。その中に1冊の乱丁本が存在したって事は、発生確率はたったの0.025%。印刷所は頑張ってますねえ。

 それはそれとして、乱丁本は出版社に送り返さんいけませんな。



RONRICO 151

 昨日は久しぶりに夜中まで飲みました。ショットバーのラストオーダまで残るなんて1年ぶりくらいですかねえ。UNOに負けてRONRICO 151(アルコール度数75%のラム)の1ショットを一気飲みさせられたのが辛かったです。それでも二日酔いにならなかったのは、寝る前に水をかぶ飲みしたからでしょうか。



2005年12月21日水曜日

#include <ncurses.h>

 現在『Linuxプログラミング 改訂第2版』を読んでいます。本文中に出てくる例題の幾つかを、実際にコンパイルして試しながら進んでいるのですが、何故かDebian GNU/Linux 3.1(Sarge/stable)にはncurses.hが無くて困りました。

 仕方がないのでwww.gnu.orgからダウンロードしてインストールしたんですが、なんか釈然としません。僕が探しきれていないだけなんでしょうか。

 そう言えば、Debina GNU/Linux 3.1r1がリリースされましたね。

追記

 ちゃんと探したらDebianのパッケージにncurses.hはありました。libncurses-devですね。-dev系のパッケージを見逃していた……。



【今日の読書】樽/F.W.クロフツ/創元推理文庫

 アリバイ崩し物の嚆矢と言われるクロフツの『樽』です。(ミステリ好きの間という意味程度の)世間的な評価は高いようなのです。しかし僕は「刑事が足で勝負する」という傾向にあるミステリが好きではありません。やはり快刀乱麻を断つが如く、派手に事件を解決してほしいなと思っているからです。なので期待はせずに読みました。

 結果としては、期待しないで良かったという所です。かといって面白くなかった訳ではありません。プロットは緻密ですし、徐々に証拠と推理を詰み上げていく様は、それなりに見物です。

bk1



2005年12月20日火曜日

晩酌

 僕は殆ど自宅で酒を飲みません。準備や後片付けの事を考えると、酒を飲む興が削がれるので、大抵は外(ショットバー)で飲んでいます。ですが、この前の土曜日に自宅で友人と酒盛りをしようという事になりました。その時に購入したウイスキィが8割方余ったので、この所3日連続で晩酌をしています。購入したのはBallantine's FINESTという安価なスコッチです(本当はBallantine's 12がよかったんだけれど売っていなかった)。

 それも残り30%という所。意外に早いペースで減っているなぁ。



2005年12月19日月曜日

 これに決定。



なにゆえ

 今日目覚めたら、なんか左の顎関節が痛くて驚きました。昨日寝る前は大丈夫だったんだけど、どうしてだろう。強く噛んだり、大きく口を空けたりすると、まだ痛みます。続くようならば、病院に行くつもりだけれど、こういうのって整形外科で良いのかしらん。



2005年12月18日日曜日

【今日の読書】伯母殺人事件/リチャード・ハル/創元推理文庫

 アイルズの『殺意』、クロフツの『クロイドン発12時30分』と並んで三大倒叙と呼ばれる本書。「倒叙」というカテゴリの推理小説は、その性質上比較的衝撃的なドンデン返しを求められる傾向にあるのですが、この小説は極めて鮮かに奇襲を喰らわせてくれます。三大は伊達ではないという事でしょうか。


bk1



安西先生……

 セッションがしたいです。

 今日、自分がDMでD&Dをプレイする予定だったのですがプレイヤが集らずお流れになってしまいました。参加表明してくれた人には申しわけない。やっぱり師走だと皆忙しいみたいですねえ。

 セッションがなくなって暇なので、今日は午後から中学校の練習に行ってきます。なんか今年は思いっきりバドミントンをした年でしたねえ。平均週2-3回は練習に行っているんじゃないでしょうか。



2005年12月17日土曜日

早寝早起なのは良いけど

 平日の生活パターンに引っぱられて、休日も自然と早くに起きてしまうのが悔しい。遅くても8時には目が覚めてしまうんですよね。10時位まで惰眠を貪りたいんですけれど。

 仕事がある日は6時丁度に起床して、23時までには床に就くという生活しているので、22時過ぎると自然と眠くなっちゃうんですよね。お陰様で肉体的にも精神的にも健やかな事この上無い状態です。それでも休日の昼過ぎまで寝ていた頃が少しだけ恋しかったり。

 一番悲しいのは、寝るのが早くなった所為で飲みに行く回数が激減しちゃった(せざるを得ない)事ですかね。



2005年12月14日水曜日

不治の病

 読書という名の症候群を患っているわけですが、この病の症状には周期があり、僕の場合おおよそ以下の5つの症状が不定期に発現します。

  1. ミステリ
  2. SF・ファンタジィ
  3. 技術書
  4. マンガ
  5. その他

 上から順に発生確率が高くて、発症した場合の期間も長い傾向にあります。僕は自分の趣味の多くの分野に於いて海外偏重主義の非国民なので、

ミステリならば
カーやクイーン、ヴァン・ダインなどの黄金期の海外作品。
SFならば
アシモフ、ハインラインのような第2期黄金世代の作品から、ソウヤーやホーガンなどの最近のハードSF。
ファンタジィならば
指輪物語、エルリックサーガ、ベルガリアード物語などのハイファンタジィ、あるいはザンスやマジカルランドのようなユーモア溢れる作品。
技術書ならば
K&R、プログラミング作法、UNIXプログラミン環境のような古典。

というような作品に読み耽るばかりです。全く国産の作品を読まないわけではありませんが、割合としては4対1程度でしょう。まあ、一時国産のライトノベルを読みまくっていた反動ですけど。

 ちなみに現在の症状は技術書期が表出していて、他は潜伏期間となっています。



Bloglines

 どうもFirefoxのSageだとはてなダイアリィのRSS取得に失敗するので、RSSリーダをBloglinesに変更しました。80近いブログをSageで管理していたので移行が面倒でした。

 Bloglinesの使い勝手は、今の所なんとも言えませんがWebサイトベースなので、どこからでも簡単にシードを共有できるのは良いですね。ただ、ちょっと重いなぁ。



2005年12月11日日曜日

Mewとstunnel

 ちょっと前にMewを4.2.54にバージョンアップして以来、MewからGmailに対してPOPでアクセスする事ができなくなっていました。具体的には、defaultアカウントからCでGmailのアカウントに移りiすると「"stunnel" is not found」というメッセージがミニバッファに表示されるのです。mew.el自体は以前にGmailの設定をしてから弄っていません。

 POPできないのは面倒なので、Webで情報を探していたら解決策が見つかりました。どうやらEmacsからstart-processされたプロセスがsignal 1を受け取って死んでしまう、という現象があるようです。つまりEmacsからコールされたstunnelがsig 1を受けとって死んでしまい、結果的にstunnelがEmacsから見えない状態になっているのでしょう。この点についてはMewのMLでも議論されていました。この現象自体はOSとEmacsの相性の問題のようです。

 stunnelのラッパーを作り、Emacsからはそのラッパーを呼べば問題は解決します。従って/home/user/binにでもstunnelというシェルスクリプトを作成し、その中に以下のような記述をします。

#!/bin/sh
/usr/sbin/stunnel $@
 mew.elのmew-config-alistには以下の設定を追加します。
("prog-ssl" . "~/bin/stunnel")

via: Mew で Gmail を使う at clmemo@aka



2005年12月7日水曜日

新しい現場

 12月1日から新しい現場で働いています。某大手銀行のデータセンタ兼開発拠点になっている、非常に大きな建物です。今までは、わりと情報管理に対していい加減な職場・現場が多かったので、現在の環境に軽いカルチャーショックを受けています。

 情報管理面だと、以下のような点に驚きました。

  • センタ内に入るには、2回受付を済ませる必要がある。
  • 携帯電話は常に電源オフ。
  • パソコンの持ち込み・持ち出しは原則禁止。
  • あらゆる記憶媒体(CD、FD、USBメモリ等)の持ち込み・持ち出し禁止。
  • あらゆる書類の持ち出し禁止。
  • 書類を机の上に置いたまま席を外してはいけない(ほんの1分でも)
  • 抜き打ちの所持品検査あり。

 これらの原則に違反すると、始末書を提出した上で厳重な注意を受けます。今日1時間半のセンタ利用講習を受けたのですが、なんとこのセンタ専用の講習ビデオもありますた。そのビデオ内でも「センタと駅の間は大きな道を使え、小路をこのセンタの人間で占拠すると住民の迷惑」みたいな話とかがあって唖然(指摘している事は正しいのだけれど、近隣の迷惑になる程の人数が稼働している事にビックリした)。

 情報管理以外でも、環境で驚かされた事があります。このセンタには日中は1000人強の人が詰めているのですが、センタ内に

  • 社食がある。
  • 購買部がある。
  • 喫茶店がある。
  • 仮眠室がある。
  • シャワー室がある。

という事も驚きの対象でした。僕が3年くらい前まで勤めていた会社は、東証一部上場で一応大企業と言われていましたが社食なんてなかったよ……(実際あの会社は大企業ではなくて、無理して東証に上場している中小ベンチャ企業でしたけれど)。

 とりあえず抜き打ちの所持品検査が恐いので、ルールブックは通勤途中で読めません。



2005年12月4日日曜日

NANOSPEED 8000

 10日前に新しいラケットを購入しました。YONEXのNANOSPEED 8000(NS8000)です。かなり評判の良いラケットなので気になっていたのですが、買って大正解。今後のメインラケットになりそうです。1か2月あたりに予備の2本目購入を検討しています。

 で、いろいろラケットの性能を比較・検討・試用して分ったのですが、僕は以下のようならラケットが好みなようです。

  • シャフトは硬め(10段階評価で7以上が良い)
  • バランスはイーヴンからトップライト
  • スウィートスポットで捉えた時の打球感の良さ(最も重要なポイント)

 NS8000は打球感がとてもよいのが気に入りました。



2005年11月27日日曜日

12km by ママチャリ

 片道12km弱の所まで、ママチャリで行ってみました。自転車はドンキホーテで9000円弱で購入した変速ギア無しの安物です。

 始めて行く場所だったので、行きは大変でした。ママチャリに速度計(サイクルコンピュータ)が付いているわけもないので、自分がどれくらいの速度で走っているのか分かりません。また到着地点も分からない状態なので道を確認しながらになります。案の定、ペース配分を間違えて後半バテてしまいました。12km弱の道程を50分で走破ですから、平均14.4km/hの速度で走っていた事になります。

 帰りは同じ道程を35分で走破しました。だいたい20.6km/hの平均速度です。

 やはり車体が重いというのは辛いんですね。しかも今回は5kg超の荷物を持っていたのも障害になりました。途中でランドナに乗っている人を見掛けたのですが、楽で且つ楽しそうに走ってましたねえ。



2005年11月26日土曜日

発想の転換

 転換し過ぎも困りものですが。



2005年11月20日日曜日

三部三位

 今日はバドミントンの地区大会に出てきました。4試合しかしていないのに体に疲労がたまってヘトヘトです。本当はスポーツ車の話の続きを書きたかったのですが、それはまた明日以降という事で、寝ます。



スポーツ車

 スポーツ車というと多くの人はフェラーリの何だとか、フィアットのどれだとかを思い浮かべるかもしれませんが、僕がいっているのは自転車の事です。自転車にもスポーツ車というのがあります(普通のママチャリ等は、それに対して実用車とかシティサイクルと呼ばれるようです)。

 スポーツ車にも色々種類があります。一般の人が多く目にするものだとマウンテンバイクがスポーツ車に分類されます。ざっと以下のようなものがスポーツ車と呼ばれます。


  • ロードレーサ

    細いタイヤを履いていて、横から見るとU字型にまがったドロップハンドルと呼ばれるグリップをもった自転車。オンロードでの走りを追求したもの。

    • フラットロード

      ロードレーサにドロップハンドルの代りにフラットなハンドルを付けた自転車。メッセンジャの人が使っている事が多く、メッセンジャと呼ばれる事もある。

    • シクロクロス

      陸上競技のクロスカントリィで使われる自転車。ロードレーサよりも太いタイヤを持ち、持ち運びも考慮された自転車。

    • ランドナー

      ロードレーサよりも頑丈なフレームに、太いタイヤ、バックを付けるためのキャリアや、泥除け(フェンダ)を付けた、長距離巡行用の自転車。R・田中一郎の愛車である轟天号がこのタイプ。

  • クロスバイク

    ロードレーサとマウンテンバイク(MTB)を足して2で割ったような自転車。ロードレーサよりは太く、MTBよりは細いタイヤに、フラットなハンドルを持つものが多い。

    • コンフォート系

      泥よけやキャリアなどがついた街乗りを主眼としたクロスバイク。脱ママチャリの一歩目的な存在。パーツはMTBのものを使う事が多い。

    • スポーツ系(スピードバイク)

      フラットロードに近い、長距離巡行とハイスピードを追求したクロスバイク。ロードレーサ系の部品を使う事が多い。

  • マウンテンバイク

    オンロード、オフロードを問わずどのようなシチュエーションでも使える自転車の事。基本的には山乗りを考えて作らえている事が多い。競技の種類に合わせてハードテール、クロスカントリィ、スラローム、ダウンヒルなどのタイプがある。

  • BMX(Bicycle Motocross)

    公園などで、前輪に乗っかってクルクル回ったりしているアレ。基本的にはバイクコントロールテクニックを競う競技で使われる。中にはBTR(Bicycle Trial)といってサドルすらないものもある。

  • ミニベロ(Minivelo)

    Veloはフランス語で自転車の意味。つまり小さい自転車。径の小さな自転車。ハイエンドモデルになるとサスペンションが付いていたり、ロードレーサ並のギアが付いていたりして、かなりの高速巡行も可能。また重心が低いため、見た目よりも安定感がある。

  • リカンベント(Recumbent)

    Recumbentは寝そべった状態の事。名前の通り殆ど仰向けに近いような状態で乗る自転車。前輪よりも後にハンドルがあったり、ペダルが前輪よりも前で且つ上にあったりする不思議な自転車。背もたれがあるので、ペダルに力を乗せやすく見た目とは裏腹にかなりの速度が出せる。

 ……疲れたので今日はここまで。



2005年11月15日火曜日

vs Brute Force Attack

 最近、僕がひっそりと公開しているサーバがsshのBrute Force Attack(e-Wordsの用語解説)を頻繁に受けます。最初は、hosts.denyで該当IPをフィルタリングしていたのですが、接続元IPが一意でないので場当たり的な対処にしかなりませんでした。

 どうしようかと思っていたら、丁度良いタイミングで以前から購読しているlinux-users MLにおいて『[linux-users:105892] sshへのブルートフォースアタックに使われるユーザーネームについて』というスレッドが展開され、そこで対処方が幾つか示唆されていました。

 どうやらsshのポート番号を変更してしまえば、大方の攻撃は防げるようです。そこでうちのサーバもsshに22番ポートを使わずに、他のポートで通信するように設定しました。設定は簡単で、debian sargeなら/etc/ssh/sshd_configにある以下の部分を変更するだけです。

# What ports. IPs and protocols we listen for
Port 22 # 22がデフォルト。これを49152以降のprivate portに変更する。


2005年11月10日木曜日

 ホビージャパンから『ニンジャ教団の死の神社』が届きました。普通なら高い翻訳版なんて買わずに安い原書(英語版)を購入するんですが、これだけはどうしても日本語タイトルが付いているものを欲しかったんですよね。

 ちなみに原題は『Death shrine of ninja cult』。ニンジャなのに教団だったり、教団なのに神社だったり意味不明な邦訳タイトルが最高です。

 それにしても付属の忍者メタルフィギュア、このシナリオをプレイする時以外に使う機会無いんだろうなぁ。3体もメタルフィギュア付属するのに全部忍者だし。しかも内2体はくノ一。



2005年11月8日火曜日

 Magic of Incarnumも読んで勉強しないとねえ。完全な新概念だからとっかかるのが億劫で放っておいたんですけど、さすがにまるっきり読まないんじゃあ勿体ないし。

 で、ちょっと読み始めたけれど……これキツイわ。psionicよりキツイ。psiってarcaneでもdivineでもないspell(power)だと考えれば、さほど問題が無いから比較的理解しやすんですよね。しかしincarnumって、これまでには全く無い概念だから、理解にかなり時間がかかるかも。全然違うRPGのルールを読むのと変わらない労力が必要かもしれん。



2005年11月6日日曜日

の2つがamazonから届いた。けどHeros of Horrorの方はノリでページが張りついてる所があったので交換依頼中。Magic of Eberronのspellだけ読んでいますが、いろいろと面白いspellがあるので良い感じです。



2005年11月2日水曜日

【今日の映画】チャーリーとチョコレート工場

ストーリィ : ★★ アクション :  映像 : ★★ 音楽 : ★★★

 前評判が良かったので友達と観に行ってきました。これは寓話ですね。面白い話というよりは良い話。キャストがとくに良い映画でしたね。



2005年11月1日火曜日

 Tomb of Horros(Revised) @ 取り留めのない話、第二章

 なんと、AD&D1stの名作シナリオ『Tomb of Horrors』がWizards of the Coastから公式にBruce Cordellの手で改版されました。ちなみに9レベル対応です。いやいやこれは楽しみだ。



2005年10月30日日曜日

Blue nile

 昨日、友達と3人で大崎ゲート・シティにあるBlue nileというアフリカ料理屋に行ってきました。

 僕はそもそもアフリカ料理と言われてもヤムくらいしか思いつかなかったのですが、カバブとかクスクスなどが有名みたいです。食材としてはダチョウとワニ料理が目を引くところでしょうか。

 8品+デザートとひと通り喰って、適当に酒も飲んで1人6000円弱。安くもなく高くもなくという所でしょうか。ワニ肉は鳥の胸肉みたいな感じでした。ダチョウ肉は鶏肉と大差なし。格段に美味しかったのは仔羊のロースト。って肉ばっかり喰っているようですが、その通りで8品中6品は肉料理でした。

 何品も頼んで色々味わった方が楽しいので大人数向きの店ですかね。4人からならコースメニューがあって予約もできます。デートも悪くないですけど2人だと頼める種類に限りがあるので満喫できないかもしれません。月曜日にはアフリカンミュージックのライヴもあるようです。



2005年10月24日月曜日

健康 from バドミントン

 日曜日、準密閉された20畳程度の空間に20人以上の人間がたむろしている部屋で半日過した結果、僕は今日激しく体調を崩しました。熱があり頭痛が酷くて夕方くらいまで寝込んでいたのですが、今日月曜日は自分が主催ているバドミントンサークルの練習があります。会場を開けたり事務作業を行なったりする為にも、僕は必ず練習に参加しなければいけません。しかし会場までいって運動せずに帰ってくるのは嫌なので、重い体を無理矢理動かして練習を。すると、頭痛は収まり熱も下った模様。汗をかいたら頻繁にシャツを交換するようにはしていましたが、発汗するだけでこれほど状態が良くなるとは思いもしませんでした。viva badminton。



2005年10月22日土曜日

double standard

「新版Turbolinux FUJIでMicrosoftの独占を止めたい」――ターボリナックス 矢野社長 @ IT Pro

 矢野社長は,同氏が85年に日本IBMに入社したころの標準的なパソコンと現在のパソコンを比較,「20年前と比べ,主記憶容量が4000倍,ハード・ディスク容量が4000倍,本体の価格は10分の1。価格対性能比は4万倍にもなった。にも関わらずユーザーはそのメリットを感じられない。 MicrosoftがOS市場を独占しているためだ」とした。「競争が起こらない市場ではいいものは生まれない。ターボリナックスは,Linuxでビジネスの世界を変えていけると信じている」と熱く語った。

 大言壮語とツッコミたい気持をグッと抑えて次の段落を読む。そこで大笑い。

 「Turbolinux FUJI」は,2003年10月に登場した「Turbolinux 10 Desktop」の後継に当たる。最大の特徴は,フィリピンのSpecOps Labs社が開発した,Windowsソフトを動かせるミドルウエア「David」を搭載したこと。DavidはオープンソースのWindows APIエミュレータWineをベースにしたソフトウエア(関連記事)。標準でMicrosoft Office 2000/XPを動かせる。追加で提供予定のモジュールを購入することで,Adobe Photoshop,Lotus Notes,iTunesなども利用できるようになる見込み。「ソフトウエアだけでなく,表示に使われるフォントや名称なども,Linux特有のものからよりWindowsに近付けた」(技術本部プロダクト・マーケティングマネジャ 久保和広氏)
(強調は死せる詩人による)

 止めたいのはMicrosoftによる「OS市場の独占」だけで「オフィスソフトウェアの独占」はどうでも良いんかい。そもそもビジネスアプリケーションをMicrosoftが独占/寡占しているから、それらのアプリケーションが動作する唯一の環境であるMicrosoftのOSがOS市場を独占しているわけでしょうに。



 最近elite array(DMG 169ページ)のability scoreでキャラクタを作成するのが楽しい。

 元を正すと、僕がDMをしているThe World's Largest Dungeonで、パーティに同行するNPCをelite arrayで作っていたのが切っ掛けです。そのキャンペーンでPCはPHB通りの4d6振りでability scoreを決定しています。

 elite arrayというのは15、14、13、12、10、8の固定値を割り振るability scoreの決定法です。point buyに換算するならば25ポイントになりstanderd point buyと等しく、また4d6のダイスロールでability scoreを決定した時と同程度になります(4d6を振り最低値を除いた3つの結果を加算する方法だと、おおよそ期待値は12.24)。

 派手なキャラクタにはならないし、況や豊富なability scoreが必要なMnkやPalをやろうとするとキツいのですが、それでも味のあるキャラクタを作成する事は可能です。

 高いability score(例えば40 point buyとか)を持ったキャラクタを使うと、なんとなくキャラクタが強くなった気がするのですが、それは幻想なんですよね。

 DMが用意する敵キャラクタも同じように40 point buyならば相対的に自分は強くなっていないわけです。こっちのattack rollが上昇する分、相手のACが上昇し、saveが上昇する分、DCが上昇するだけです。逆にPCだけが極端に高いability scoreだと、PCが強いのは当然の事なので、僕としては爽快感は感じません。

 MMやらに掲載されているモンスタはbase ability scoreは10 or 11に設定されています(要するに3d6振りの平均値)。なので4d6や25 point buyで作成したとしても、PCは相対的に優秀な能力を持つキャラクタと定義されているわけです。そんな世界で、40 point buyのPCが出現すると、最早MM通りのモンスタでPCが苦戦する機会は極端に減少します。

 自分がPLをする場合でも、モンスタと戦って苦戦する方が面白いと僕は感じます。あまりにも一方的になると、なんだか苛めている気分になって楽しむ事ができないのです。そんな僕からすると、MM通りのモンスタに苦戦する機会が減少する――その結果DMはMM通りのモンスタを出さなくなる――のは勿体ない限りです。

 そいういうわけで、MM通りのモンスタに苦戦しがちな、elite arrayのキャラクタ作成が非常にexcitingな行為と感じるのです。



2005年10月19日水曜日

レディスとメンズ

 レディスとメンズという分類の方法があります。御手洗なんかに使われているし、洋服を買いに行けば、それぞれのコーナが設置されています。

 この分類、シンメトリィが好きな僕には強い違和感を感じさせるんですよね。レディスとメンズを、英語で表記すればそれぞれLady's/Men'sとなります。MenはManの複数系なので、単数形にしてアポストロフィエスを取れば、それぞれLady/Manです。

 しかし、一般的にManの対義語はWomanであり、Ladyの対義語はGentlemanです。それぞれの英単語の用法の傾向としては、次のようになるはずです。

  • Gentleman/Ladyはそれぞれ日本語でいう紳士・淑女。
  • Man/Womanはそれぞれ日本語でいう男・女(つまり性差を表現する語の内最も広汎なもの)。

 まあLadyには単に「女性」という用法もありますし、誤用ではないんですが、どうしても違和感を感じてしまう僕です。そういえば中学生の時、英語の先生がこんな事を言っていました。

公衆便所にメンズ・レディスと表記されているけれど、公衆便所に入るような女性はLadyと呼ばない。

 そういえば女性のヤンキィ軍団の事をレディスなんて呼んだりもしますね。どっちかってーとあればビッチズ(bitch's)だよなぁ。



2005年10月14日金曜日

 メタルフィギュアの塗装は、やはりジックリと進めるべきだよなぁ、と今更ながらに思っています。今は、1日1パーツ(今日は顔だけ、とか)のペースで塗装していってるんですが、これくらいだと負担にならないし自然と塗りが丁寧になるんですよね。

 現在塗っているのは『Reaper Miniatures 2659: Piotr Irongale』。現在プレイしているSpelljammerキャンペーンのMy PCであるGoliathのSpicked Chain使い用です。



2005年10月11日火曜日

 最近メタルフィギュアの塗装をサボっていたので、一念発起して計画的な塗装をしていく事にしました。ただ「1日に1体完全塗装」などの無理な計画を立てても、計画倒れになるだけなので現実的なペースにしようと思います。

 具体的には「1ヶ月間で25-30mmサイズのメタルフィギュアを1体完全塗装」。今月から開始していきます。といっても今月は、現時点で90%塗装を終えたメタルフィギュアがあるので目標達成は簡単です。

 問題は僕のパソコンのUSBポートが不調で、デジカメから画像を転送できないって事なんですよね。塗装しても画像のアップができないのは、ちょっと悲しい。



2005年10月10日月曜日

鴨川へ行ってきた

 2005年10月09日日曜日から今日まで、鴨川へバドミントンの合宿に行ってきました。いろいろ不運が重なって行きは、東京駅から鈍行を乗り次いでの道程になりました。なんと自宅から鴨川の宿までDoor to Doorで4時間半……。外房線を端(千葉駅)から端(安房鴨川)まで2時間かけて移動したのは、なかなか面白かったです。

 久しぶりに長時間電車で移動したので、なんか旅行した気分になりましたね。やっぱり電車での移動は良い。帰る前には温泉にも入れたし、大変満足。



2005年9月16日金曜日

 d20 SRDをHTML(XHTML)化して使い易くしてくれているHypertext d20 SRDTMという大変便利なサイトがあります。この前このサイト上をウロウロしていたら、このサイトの検索用Firefox Pluginを発見しました。

 どれもこれも便利なので、Firefoxユーザで且つD&Dゲーマなら導入すべしって感じです。これの為にFirefoxに乗り換えても良いんじゃなかろうか、というくらい便利。



2005年9月14日水曜日

 the World's Largest Dungeon重すぎです。5ポンドは伊達じゃないというか。DMしている時に、手で持とうにも1分くらいで疲れるし、膝に置こうにも10分くらいで痺れてくるし、書架に立てようと思えば分厚いから収納できんし。いやはや。



2005年9月7日水曜日

The inbox makeover

 Matzにっきを読んでいたら、The Inbox Makeover(受信箱大改造という程度の意味?)というエントリがありました。

 要するにメーラのinbox/受信箱にメールを溜めずに、各メールの要件によって分類しましょうという話。かくいう僕もinboxにはダラダラとメールが500通くらい溜っていました。だいたいは「分類しない/できない」メールなんですよね。要するにinboxが「その他諸々格納場所」になっていた訳です。

 んでやっぱり理想としてはinboxにはメール0件が望ましいわけです。しかし今から500通ものメールを1つ1つ分類して振り分けるのは面倒なんですよね(Matzさんが残された問題と指摘しているもの)。で、いちいちやろうとすると何時まで経っても目標を達成できそうにないので、backward/過去というディレクトリに全部放り込んでしまいました。臭い物に蓋しただけですが、とりあえずスッキリ。

 僕はEmacs上のMewでメールの読み書き、管理をしていますが、Matzさんが開発しているmorqにも実は期待していたり。Gmailとの相性が良さそうなのもgoodですし。



沈黙は金、雄弁は銀

だよね、やっぱり。



2005年8月31日水曜日

Fort save fail

 職場で風邪をうつされました。流石に自分の回りに3人も風邪持ちがいたら、駄目ですね。今日は速攻で帰宅して、ひたすら寝るのみです。



2005年8月30日火曜日

 所は変わって、下町にある居酒屋。その片隅に陣取るは、まるで戦争に赴くかのような完全武装をした傭兵のような男。妖しき事に、男は貌に死仮面を着けている。その恐しき姿の戦士を見た客は、一人減り、二人帰り。今では机に寝そべっている酔漢の他に客らしき人影はない。
「無芸の。こんな時くらい姿を現したらどうだ」
 死仮面の男が視線の見えぬ相貌を、対面の席に向けて言う。
「醜きこの傴僂の姿を見せて、わざわざ民を怖がらせる事もあるまい」
「今更何を」無貌の男は鼻で嗤う。
「――ところで他の三人はどうした」
「今暫く待て。《背骨折り》の旦那も《尨毛》の小僧もあの姿よ。近くにくれば直に分かる」
 と、その時。店の外から聞こえる物々しい声。何者かが衛士に誰何されているようだ。
「噂をすれば影、だな。旦那と小僧が来たようだ」
 死仮面の顎をしゃくって扉を示した。

「貴様、何者だ」
 町内を巡回していた三人組の衛士は、並々ならぬ巨躯を持つ二人連れに槍の穂先を突きつけて誰何した。相手の尋常ならざる風体に圧倒されているのか、人数は自分達の方が多いというのに腰が引けている。
「おっとっと、これは困った。《尨毛》の若旦那、どうしようかね」
 飄々とした口調で隣の若者に声をかけたのは、道着の下に鎖帷子を着込んだ大男である。しかし腰には刀を佩いている様子はない。
「どうにもこうにも。こんな奴等に名乗る必要など無い。とっとと行くぞ《背骨折り》」
 答えた方と言えば、全身を鎧に包み背中に大刀を括りつけた男。背の丈のみならば、隣にいる道着の男よりも高い。また、声からするに相当若い。
「止まれ。止まれと言っておるのだ」
 衛士の声には若干の怯えが滲む。
「ふん。邪魔だてするな。我等は急いでいるのだ。あまり五月蝿いようなら……」
 全身鎧の若者は、そう言い放ちながら背中の刀に手をかけようとした。
「あわわわ。《尨毛》よ。それはいかん。いかんぞ」
 《背骨折り》と呼ばれた大男が間に入って必死に止める。
「どうした」
 居酒屋の入口から聞こえた声は、先程まで中で死仮面と話していた《無芸者》のそれである。薄暗く、顔ははっきりとしないがねじ曲った背中から傴僂の小男である事がハッキリと分かる。
「おお、これは無芸の旦那。どうにもこうにも、この衛士達が拙者を通してくれぬのだ」
「見回りか。これは御苦労。ところでうぬら、アルタイル司教から我等の事を聞いておろう」
 すると一人の衛士が、はっとした顔で、
「すると貴様らが、司教のおっしゃっていた《影》の者か」
「左様。しからば問答は無用。我等の事は忘れて街の警戒を続けられよ」
「貴様らのような異形の者が、街中をうろつかれると困るのだ。できるだけ民草の目につかぬように」
 そう言って衛士達は巡回へと戻っていった。
「無理な事を申す御仁だ」

「やはり《尨毛》と《背骨折り》であったか」
 中へ戻ると、卓には死仮面ともう一人の男がいた。鎧を着るでもなく得物を持つでもなく、そのドワーフは泰然自若とした様子で火酒を飲んでいる。
「おお、《双貌の獣》殿も到着されていたか」
 どかりと腰を下しながら道着の大男が言った。それに続けるように、鎧の若者が言う。
「これで《影》の五人が揃ったな」



2005年8月29日月曜日

 時は共通歴五九五年の夏。所はニロンド王国首都レル・モードに居を構えるハイローニアス神殿の執務室。
 蝋燭の光がゆらめく机の向こうに佇む少壮の男が一人。ハイローニアス教会の、謹厳実直で知られる司教《笑わぬ》アルタイルである。彼は、顎の前で手を組み、眉間に皺を寄せた顔で何か思案していた。そして、ぼそりと一言
「《無芸者》はおるか」
 彼の言葉が虚ろな部屋に響く。壁に映る影はアルタイルのものだけだ。
 しかし――
「はっ。ここに控えております」
 返事が一つ。部屋の外からではない。かといって執務室の中には司教以外の人物は見当たらぬ。面妖な声である。姿を見せぬ声の主を不思議がる事もなくアルタイルは続けた。
「こたびのリンワード王とゼニス姫の婚約の儀、ぬしも聞き及んでおると思う。どうやらセウォンド王弟派の者共が、それを阻止せんとレル・モードに刺客を放った事が調査の結果判明した」
「しかし王の周囲には、常に近衛の兵が詰めておりましょうぞ」
「いかにも。が、王弟派により放たれた刺客共は、あの《あやし谷》の七人衆と噂されておる。きゃらつらのような異能・異形の者共に対して、一般の兵だけでは不安が残る」
「して、わたくしのような下郎の輩に何をお望みで」
 静かに椅子を蹴り、司教は窓辺に歩み寄った。
「直轄領に散らばる、ぬしの盟友を集めよ。そして七人衆から王と姫を守るのだ」
「御意」
 という声と共に、司教の手元に巻物が一つどこからともなく渡された。
「わたくしめのような異形の者達が警備にあたるのでは、一般の兵が困惑するでしょう。近衛の兵に我々の存在を周知して頂きとうございます」
「ふむ。かの者達の名は」司教は巻物に目を落した。
「われら影の者に名はありませぬ。通り名を巻物にしたためておきました」
 巻物に書かれた二つ名は次の五つ。

 背骨折り(せぼねおり)
 双貌の獣(そうぼうのけもの)
 尨毛(むくげ)
 無芸者(むげいもの)
 無貌の死神(むぼうのしにがみ)

 怪しからぬ渾名を持つ五人組。今やニロンド王国を二つに分つ戦いは、彼らの秘術に託されたのであった。



2005年8月15日月曜日

スポーツドリンクの二種別

 1週間に3回とか4回とか、社会人としてはちょっと考えられない程バドミントンの練習をしている僕ですが、それだけ練習をすると必然的に沢山のスポーツドリンクを飲む事になります。

 8月に入ってからは、外気温が35度を超える日も幾度となくありました。バドミントンは、その種目の性質上、体育館は完全に密閉状態で、冷房施設があっても完全停止が基本です。何故ならば、シャトルコック(羽)はそれ自体の重量が5グラム前後しかない上に表面積が大きいので、冷房の微風でも簡単に軌道が変化してしまうからです。

 そういう状態だと、体育館内の温度は外気温+5度位になるのが普通です。つまり外が35度ならば体育館内は40度になります。ちょっとした、ぬるま湯と同じ温度です。従って、汗をかく量も半端ではありません。1時間も練習を続ければ、シャツはびっしょりになり搾れる程です。

 さて、そういう環境なので、当然様々なスポーツドリンクを試す事になります。色々飲み比べていくうちに、最近のスポーツドリンクは、2種類に分類されている事が分かりました。それは浸透圧の高低による分類です。

 浸透圧というのは、簡単に言うと体(細胞)への吸収のされ易さです。浸透圧が低い程細胞への吸収が早くなります。

 その浸透圧が水と同等のものをアイソトニック飲料、水より低い(吸収されやすい)ものをハイポトニック飲料と呼びます。

 アイソトニック飲料の代表が、大塚製薬のポカリスウェット、コカ・コーラボトラーズのAQUARIUSです。最近出始めてきたハイポトニック飲料の代表は、アサヒ飲料のSUPER H2Oや味の素が出しているアミノバイタルです。

 一般的に、運動前には糖分濃度の高いアイソトニック飲料を飲むのが良く、運動中・運動直後は吸収の早いハイポトニック飲料を飲むのが良いと言われています。また、アイソトニックとハイポトニックの違いは、基本的に浸透圧だけです。この浸透圧は、水分中の糖分濃度で決まるので、アイソトニック飲料を水で2倍程度に希釈すればハイポトニック飲料と同じような効果が得られます。

 試合の時は、水分の吸収速度がかなり重要なパラメータになる事もあるので、僕は極力ハイポトニック飲料を飲むようにしています(大会で勝ち進んでいくと、どんどん試合間隔が短くなり、場合によっては準決勝と決勝の間に10分間しか休憩が取れない事もある)。



2005年8月14日日曜日

 DMの方から、ability scoreは3人分振って好きなやつを選らんで良い(つまり水子を2人作って良い)と言われたので、最初に掲載したデータよりも激しくabilityが良くなっています。Point buyのルールで逆算すると実に66 point。5d6振りとは言え、若干ビックリしました。

Name
Diarmaid(ディルムッド)
Race
Human
Gender
Male
Age
17
Weight
197lb.
Height
5'9"
Alignment
CG
Deity
Shaundakul, Rider of the Winds, the Helping Hand
Class
Strong-arm style Ranger1 / Cleric1
Ability score
Str18, Dex16, Con17, Int14, Wis17, Cha15
Hit Dice
2d8+6(15)
Base attack bonus/Grapple
+1/+5
Base save
Fort+4, Ref+2, Will+2
Initiative
+3
AC
19(+4 chain shirt, +2 heavy shield, +3 dex)
Feat
Track(Rgr bonus), Dodge, Mobility
Skill rank
Concentration3, Hide4, Knowledge(nature)4, Knowledge(dungeoneering)4, Knowledge(geography)4, Knowledge(Religion)1, Listen4, Move Silently4, Search4, Spot4, Survival5
Special ablity
Favored Enemy(evil outsider), Wild Empathy, Spell, Smite Evil 1/day
Possessions
Scimiter, Warhammer, Javelin*3, Chain Shirt, Heavy Shield(wooden), Blessed Bandage(HoB), Backpack, Bedroll, Chalk*10, Crowbar, Fishhook, Flint&Steel, Grappling hook, Oil*5, Piton*10, Silk rope 50ft., Sack, Shovel, Torch*10, Waterskin*2, Tindertwig*4, Sunrod*5, 89.7gp
Languages
Common, Undercommon, Auran


2005年8月13日土曜日

諸君 私はダイスが好きだ
諸君 私はサイコロが大好きだ

20面体が好きだ
10面体が好きだ
8面体が好きだ
6面体が好きだ
4面体が好きだ
テーブルの上を果てしなく転がる12面体好きだ
誰も使わない30面体が好きだ
ゴルフボールのような100面体が好きだ
立体にならない3面体が好きだ

Greyhawkで Forgotten Realmsで
Darksunで Mystaraで
Ravenloftで Spelljammerで
Birthlightで Dragonlanceで
Astralで Outer planeで

このテーブルを舞台に現れるありとあらゆるダイスが大好きだ

Instant killでボスを倒すのが好きだ
20の出目でしか命中しない攻撃を死に物狂いに繰り返すプレイヤの姿には心がおどる

愛用のd20がキャラクタを撃破するのが好きだ
悲鳴を上げて射撃しつつ後退するゴブリン軍団を
Fireballの一閃10d6で撃破する時など胸がすくような気持ちだった

ドラゴン乱舞で6d20を振るが好きだ
Dying状態のキャラクタがstableする為に必死にダイスを振る様など感動すら覚える

敗北主義の日和見主人公達が1の出目を繰りかえし勝手に追い詰めらていくときなどもうたまらない
泣き叫ぶ主人公達が濃酸の池に嵌り20d6ダメージを受けるのも最高だ

理不尽な出目にシナリオを滅茶苦茶にされるのが好きだ
Maximizeされたcone of coldでダイスを振らずにダメージを出す様はとてもとても悲しいものだ

Sorcererの無尽蔵な5d4+5のmagic missleに押し潰されて殲滅されるのが好きだ
満を持して設置した罠がtake20のsearchで発見され解除されていくのを見るのは屈辱の極みだ

諸君 私はダイスを悪夢の様なダイスを望んでいる
諸君 私に付き従うダイス諸君
君達は一体何を望んでいる?

更なる出目を望むか?
情け容赦のない糞の様なVariantを望むか?
振り直しの限りを尽くしEpicのキャラクタを殺す嵐の様な能力を望むか?

『ガイギャックス! ガイギャックス! ガイギャックス!』

よろしい ならばd20だ

我々は渾身の力を込めて今まさにテーブルに振られんとする20面体だ
だがこのダイルロールもされないtake20で5年もの間堪え続けてきた我々に、ただのダイスロールでは最早足りない!!

誇大なダイスロールを!
一心不乱のダイスロールを!!

このダイスはわずか掌の上に10個に満たぬ寡兵に過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならばこの20面体は50%の確率で20を出す戦闘集団となる

我々を想像の埒外へと追いやりダイスを振らず遊び呆ける連中を叩き起こそう
ダイスポーチをつかんで引きずり出し眼を開けさせ思い出させよう
連中に20の味を思い出させてやる
連中に1の苦痛を思い出させてやる

天と地の狭間には奴らのルールでは思いもよらない事があることを思い出させてやる
6個の赤箱付属ダイスで
プレイヤキャラクタを滅ぼし尽くしてやる

「ダンジョンマスタより全プレイヤへ」
目標米国本土ミルウォーキィ上空!!

Return to the Tomb of Horrors ダンジョンを開始せよ



 D&Dに限らず、多くのRPGに於いて比較的良く見る光景として「店主との値段交渉」というものがあります。D&D3.5Eでは、Complete Adventurerでdiplomacy skillを使った値切り方がルール化されました。簡単に紹介します。

 割引のパーセンテージですが、これは10%固定です。値段交渉に成功すると定価の90%の価格で商品を購入できる事になります。判定方法は以下の通りです。

 まず店主のinitial attitudeをDMが決定します。多くの場合はindifferent(中立)です。割引して貰うためには、この店主をhelpfulのattitudeにする必要があります。Indifferentからhelpfulにする為のdiplomacy check DCは通常30です。しかし値切交渉では、このDCに店主のdiplomacy check modifierを加算します。

 例えば店主のdiplomacy skill rankが3で、Cha modifierが+1で、initial attitudeがindifferentならば、値切交渉のDCは34になります。この判定に成功すれば10%の割引を受けた上で1つの品物を購入することが可能です。

 3.5Eでは英語版のルールブックありありの状態だと、diplomancyは簡単に強化できます(そのようにdiplomacyを強化したPCをdiplomancer/ディブロマンサと呼ぶ事もあります)。ですから2レベルのPCでもDC30+だとわりと簡単に成功してしまいます(Cha16のhalf-elf, Brd1/Martial1でdiplomacyに特化すると2レベル時点でdiplomacy check modifierが+22)。

 この値切ルールを濫用すると、パーティに1人diplomancerがいるだけで全てのアイテムが一割引で購入可能な状態になってしまいます。濫用は避けた方が賢明でしょう(あるいは値引きは1日1人1回までしかしてくれない、というような制限を付けるとか)。

 この値引き交渉以外にもComplete Adventurerには、PHBには掲載されていないskillの活用方法が幾つか掲載されてます。



2005年8月10日水曜日

 フラネスの西に広がるペイニム平原。そこに暮す数多の遊牧民族達は今、危機に晒されていた。隣国ウルルの独立氏族達が手を組み、ペイニムの地を我が物にせんと侵略してきたのだ!

 しかし、唯一の王を抱かないペイニムの遊牧民達には常備軍など無く、無策に戦えばウルルの蛮族にみすみすと蹂躙される事になる。そこで各首長は鳩首会議を開き、外地から傭兵を雇い対ウルル戦の主戦力とする事を決定した。

 ペイニム平原は広く、守るに難しい。平原に広がる傭兵の拠点は九十を超えた。中でも最大の激戦区である八十八砦《エリア88》、そこには他の砦にも名を轟かせる英雄達《エースパイロット》がいた。

 生命《いのち》を金で買われた砂漠の傭兵達。彼等の明日を迎えるのは朝日か、死神か……。

 最近、新谷かおるの『エリア88』を読んでいたら、こんな感じのD&Dセッションをしたくなりました。登場予定NPCは、基地指令のサキ、なんでも屋のマッコイじいさん、ナンバ3パイロットのグレッグって所でしょうか。



2005年8月9日火曜日

二日連続

 久しぶりに土日二日連続でD&Dのセッション(両方ともプレイヤ)をしたら、月曜日におもいっきり体調を崩しました。ま、その日はシッカリ睡眠を取って、今日の朝には回復したわけですが。

 うーむ、二日連続でバドミントンの練習やら試合をしても、ここまで体調崩したりはしないんですけどね。だいたい今の僕って、中学校を卒業して以来というもの最高に健康的な生活をしていて、体力もかなりついてるんですよ。それなのに二日連続ゲームしただけで、体調不良って……どんだけ体力使うんだよD&D。

 脳味噌って人間の体の中で一番単位体積当たりの消費カロリィが多い部位だから仕方ないのですけれどね。



2005年7月24日日曜日

 DMから「1レベルのキャラクタはすぐ死ぬし、所持金が少ないから死んだら復活は絶望的。1人目の持ちキャラが死んでも即座にセッションに復帰できるよう2人目のキャラクタも作っておきなさい、市民」と言われたので、その行間に含まれる示唆に戦きながら2人目のキャラクタを作成しました。

 パーティに純粋(ECL = Caster Level)なClrがいない上、唯一の(不純な)Clrは僕の1人目のキャラクタです。従って、それが死に僕が2ndキャラクタを投入する時は、投入するそのキャラクタがClrでなければ、パーティ内にClrが存在しない事になります。という訳で純粋なClrを目指して作りました。

 僕の考える『純粋なClr』とは

  • PHBに掲載されているClrをベースにし
  • ECL = Caster Levelであり
  • Spontenous castingでCure spellが使え
  • Undead及びEvil Outsiderに対する十分な攻撃力を有し
  • 前線に出られるだけの防御力を持つ

Clrの事です。また、僕はClrをやると、どうもひたすら援護に回って自分自身が攻撃的なd20を振る事が少なくなりがちです。そうなるとダイスを振るのが好きな僕はとてもストレスが溜まるので、極力攻撃的なd20を振る事ができるようにしてみました。

1レベル時のデータ
NameLlew L Gyffes(リュウ・L・ガイフェス)
RaceHuman
ClassClr1
DeityHeironeous
AlignmentLG
AbilityStr13, Dex11, Con14, Int11, Wis17, Cha15
HD1d8+2(10)
FeatDisciple of the Sun(CD), Exalted Turning(BoED)
Skill rankKnowledge(Religion)4, Knowledge(the planes)4, Spellcraft1, Concentration3
Special abilityTurn Undead(5/day), Domain(Glory, Inquisition)
Gear120gp

レベルアップ計画
LevelClassFeat/Ability
1stClr1Disciple of the Sun, Exalted Turning, Turn Undead, Domain(Glory, Inquisition)
2ndClr2
3rdClr3Rapid Spell
4thClr4Wis+1
5thClr5
6thClr6Divine Metamagic(Rapid Spell)
7thClr7
8thSacret Exorcist1Exorcism, Cha+1
9thSacret Exorcist2Improved Turning, Detect Evil, Resist Possession
10thSacret Exorcist3Chosen Foe+1
11thSacret Exorcist4Dispel Evil 1/week
12thSacret Exorcist5Quicken Turning, Consecrated Presence, Wis+1
13thSacret Exorcist6Chosen Foe+2
14thSacret Exorcist7Dispel Evil 2/week
15thSacret Exorcist8Extraordinary Concentration, Holy Aura 1/day
16thContemplative1Bonus Domain(War), Divine Health, Wis+1
17thSacret Exorcist9Chosen Foe+3
18thSacret Exorcist10Improved Initiative, Dispel Evil 3/week
19thClr8
20thClr9Str+1

 Turn UndeadとDispel Magic(Greater Dispel Magic)、そしてRapid SpellしたSummon Spellがメイン・ウェポンです。Turn UndeadのCha Checkでd20を、Dispel MagicのCaster level Checkでd20を、SummonしたCreatureのAtttack Rollでd20を、存分に振る予定です。

 3.0E以降のD&DだとECLが2桁になった当たりからTurn Undeadが有効に機能しなくなる傾向にありました。その理由は主として2つあります。

  1. Clr系PrestigeにTurn Undead能力が伸びるものが少ない、従ってMulti-classするとTurn Undead能力が激減する。
  2. UndeadはCRの割にTurn Undeadに対するEffective HDが高いCreatureが多い(CR18のNightcrowlerはHD25、CR6のGray Render ZombieはHD20)。

 そういった理由で、高レベル帯では「Turn Undeadは諦める」というのが殆どだったように思えます(少なくとも僕の周囲では)。なので、今回は意識的に高レベル帯でもTurn Undeadを有効な攻撃力になるようにしてみました。



2005年7月22日金曜日

Backpck, Bedroll, Chalk*10, Crowbar, Fish hook, Flint and stell, Grappling hook, Hammer, Bull's eye lantern, Mug, Oil*3, Piton*10, Belt pouch, Trail ration*3, Silk rope 50ft., Sack, Shovel, Torch*10, Waterskin*2, Tindertwig*5, Sunrod

占めて43gpと8sp、2cpで総重量59lb.。

Fish hookとかは僕の趣味。



2005年7月20日水曜日

 D&DのサプリメントがAmazonから届きました。

  • Weapons of Legacy
  • City of splendors: Waterdeep
  • Five Nations
  • Eberron Deluxe Dungeon Master's Screeen

 まだWeapons of Legacyしか目を通していませんが、これはなかなか面白そうです。



2005年7月18日月曜日

 『オープンプライベートセッション』で告知したセッションですが、土曜日に会場を取得してきました。
 開催日は2005年8月13日土曜日(8月の第2土曜日)で、会場は東板橋体育館の第4会議室です。

 日時・会場が決定した事で、最終的な参加者を募りたいと思います。参加を希望される方は、このアーティクルに対して『参加希望』とコメントを書いて下さい。



2005年7月10日日曜日

METAL SAGA

 ひさびさにコンピュータゲームにハマってます。。音楽が昔の雰囲気と若干違うのが残念です。けどボス戦(賞金首)のBGMは昔のシリーズを彷彿とさせるものです。

 現在40レベルで、ドアン周辺でレベル上げ中。持っている戦車はバギィ、デマーグ、モスキート(ソルジャー乗車)、ゲパルト、パンツァー(メカニック乗車)、バルバロッサ(ハンター乗車)です。



2005年7月8日金曜日

微妙で奇妙な体調不良

 なんか風邪を引いているわけでもないんですが、今週のweek dayは体調不良が続きまいた。今日の朝は、若干筋肉疲労もあったしなぁ。バドミントンのし過ぎも考えものですな。



2005年7月4日月曜日

 前回のセッションで宇宙でスペース・レッドドラゴンと出会い、パーティはほぼ全滅の憂き目になってしまいました。今回からは新しいキャラクタで、パーティを再結成してのセッションです。で、僕が作成した2ndキャラクタは以下の通り。

Name
Jodan(ジョーダン)
Race
Goliath
Gender
Male
Age
20
Weight
300lb.
Height
7'
Alignment
NG
Deity
Grumber
Class
Wolf totem, Goliath raitial subsutitution Bbn2/Exoticist4
Ability score
Str24, Dex12, Con18, Int10, Wis8, Cha8
Hit Dice
2d12+4d10+24(73)
Feat
Combat Reflex, Weapon Focus(Chain-Lush), Extra Rage, Improved Trip(Wolf totem Bbn bonus), Exotic Weapon Proficiency(Chain-Lush, Jovar, Barbed Bolas, Composite Greatbow), Power Attack, Cleave, Mage Slayer
Skill rank
Craft:weaponsmith3, Jump1, Listen5, Spellcraft3.5, Survival5, Tumble5, Autohypnosis1
Special ablity
Mountain Rage 3/day, Fast Movement
Possessions
+1 Chain-Lush(One head is +1 magical, other head is cold iron), Barbed Bolas*4, Masterwork Dragonfang Composite Greatbow, Gauntlet of Ogre Power, Amulet of Natural Armor+1, Potionbelt, Potion of Faith Healing, Potion of Cure Light Wounds, Oil of Magic Weapon, Air Filter*2, Triple Weapon-Capsule(Glostblight*3)

 この前まで、Cloistered ClericをやっていたのでAttack rollを振る事に飢えていました。そこで、思いきって純粋なダメージディーラを作りました。本当はBarbarianって苦手なんですけどね。うちのグループでもTripperは強い強いと騒がれながら、誰もプレイしていなかったので、Tripperにもしてみました。今後はComplete WarriorのExotic Weapon Masterを取得する予定です。



2005年6月29日水曜日

kernel 2.6.8-2

 メインのデスクトップマシンをkernel 2.6.8-2にしてみました。今まで頑なに2.4系を使っていたんですけどね。今の所問題なく動作してます。


% uname -rs
Linux 2.6.8-2-686


2005年6月28日火曜日

 内輪に固まって外に出ないゲーマは腐っていく――というのが僕の持論なんですが、僕はここ2年というもの、オープンな環境では全くゲームをしていません(つまり現時点で腐っている。まあ死せる詩人だから当然である)。そこで即座に考えた案が3つありました。

  1. HJコンに参加する
  2. DACに参加する
  3. その他一般のコンベンションに参加する

 しかし1、2は両方とも、結局卓を囲んでいる半分は友人・知人という状況になりそうな気がするので却下。3だと、D&Dをする為には、自分でDMとして参加しなければいけない上に、コンベンションに参加しても確実に卓が成立する訳ではないので躊躇われます。そこで考えたのが、第4の選択肢――

  1. 参加者をブログで公募してプライベートなオープンセッションをする

でした。今の所以下のような条件でプレイヤを募集しようかと考えています。具体的な時期についてはまだ考え中です。できれば7、8月にやりたいなぁ、と思ってます。

  • ゲームはD&D3.5E。
  • プレイヤは「僕と2度以上卓を囲んだ事のない人」であることが条件。
  • PHB3.5E(英語版でも日本語版でもよい)を持っている事も条件。
  • プレイヤは5人募集でDMは僕、友人に頼んでサポート用のサブDMをしてもらう可能性もあり。
  • 当日キャラクタメイクから始めて1レベルPCでセッションをし、途中で2レベルに上昇。
  • 使うルールブックはPlayer's Handbook(プレイヤーズハンドブック)、Dungeon Masters Guide(ダンジョンマスターズガイド)、Monster Manual(モンスターマニュアル)。
  • 僕は日本語版の用語がよく分かりません。努力はしますが英語版の用語がでても勘弁して下さい。分からなければ聞いて下さい。
  • 場所は東京都板橋(予定)。
  • セッション時間は10:00から19:00で、12:00くらいから1時間昼休みを挟む。
  • セッション後はファミレスで夕食でも食いながら駄喋る(任意参加)。
  • キャンペーンじゃなくて単発。

と、こんな事をしたらどれくらい希望者集まりますかね。日付けの事はさておき参加希望という人がいたらコメントに書いて下さい。全然集まらない可能性も十分あるよなぁ。



2005年6月27日月曜日

660,000,000[nm]

 この前、ちょっとウエストを計ってみたら66センチメートルしかりませんでした。インチで言うと26強って所でしょうか。普通メンズのジーンズって28インチからしか売ってないんだけど……。どうりで、2年くらい前に買った29インチのジーンズがブカブカで、28インチでもちょっと余るわけだ。

 最近の食生活はしっかりしていて、平日はほぼ定時に三食摂っているし、それぞれの量も少ない訳ではないんだけれどねぇ。やっぱりウエストが締まったのは週に3、4回もバドミントンの練習をしているからでしょうか。



2005年6月19日日曜日

 なんだかんだで最近プレイヤをする回数が減っています。若干ストレスが溜ってるかもしれない。そんな事もあって8月に開始するShackled cityキャンペーンには期待してます。そのキャンペーン用のPCデータです。

Name
Diarmaid(ディルムッド)
Race
Human
Gender
Male
Age
17
Weight
197lb.
Height
5'9"
Alignment
CG
Deity
Shaundakul, Rider of the Winds, the Helping Hand
Class
Strong-arm style Ranger1
Ability score
Str15, Dex15, Con15, Int10, Wis17, Cha11
Hit Dice
1d8+2(10)
Feat
Track(Rgr bonus), Dodge, Mobility
Skill rank
Hide4, Knowledge(nature)4, Knowledge(dungeoneering)4, Listen4, Move Silently4, Spot4, Survival4
Special ablity
Favored Enemy(evil outsider), Wild Empathy
Possessions
Scimiter, Warhammer, Javelin*3, Scale Mail, Heavy Shield(wooden), Blessed Bandage(HoB[1])

 F&P[2]のWindwalkerを目指してます。F&Pは3.0EのサプリメントなのでWindwalkerのRequirementsにはIntuit Direction 5 rankがあります。しかしIntuit Dirctionは3.0->3.5Eの改変の際にSurvival(旧Wilderness Lore)の機能の一部として吸収されました。参加者で協議した結果、Intuit Directionの変わりにKnowledge(nature) 5 rankをRequirementsにするという事になりました。

 1レベル以後はClr、Rgr、Clr、Clr、Clr、Windwalker……と伸ばしていく予定です。ClericはUA[3]に掲載されているTurn Undeadを失う代わりにSmite EvilとAura of Courageが貰えるVariantの予定。DomainはAir、Travel。

  1. [1]: Heros of Battle
  2. [2]: Faiths and Pantheons
  3. [3]: Unearthed Arcana


Name
Ballantine
Race
Human
Gender
Male
Age
24
Weight
124lb.
Height
5'
Alignment
N
Class
Wiz5
Ability score
Str9, Dex15, Con15, Int19, Wis12, Cha9
Hit Dice
5d4+10(25)
Feat
Scribe Scroll(Wiz bonus), Callegiate Wizard(CA[1]), Sudden Widen(CA), Sudden Maximize(CA), Sudden Extend(CA)
Skill rank
Concentration8, Decipher Script8, Disable Device4, Knowledge(arcana)8, Knowledge(the planes)4, Knowledge(nature)1, Knowledge(dungeoneering)1, Knowledge(local)1, Knowledge(religion)1,Search4, Spellcraft8
Spellbook
[0th] all, [1st] Benign Transposition(MHB[2]), Enlarge Person, Eye of Avoral(BoED[3]), Grease, Low-Light Vision(CA), Mage Armor, Mordenkainen's Buzzing Bee(MHB), Sleep, Slide(MHB), Magic Missle, Comprehend Languages, True Strike, Shield, [2nd] Flaming Sphere, Glitterdust, Invisibility, Web, See Invisibility, Knock, Bigby's Slapping Hand(MHB), Numbing Sphere(FB[4]), Spectral Hand, [3rd] Fly, Haste, Leomund's Tiny Hut, Shivering Touch(FB)
Possessions
Ring of Feather Falling & Counterspells, Wand of Magic Missle(CL:3rd, 8 charge remain), Wand of Minor Creation(CL:7th, 12 charge remain), Pearl of Power 2nd,Scroll of Shield, Slide, Invisibility
  1. [1]: Complete Arcane
  2. [2]: Miniatures Handbook
  3. [3]: Book of Exalted Deeds
  4. [4]: Frostburn


Musical baton

% cd ~/mp3
% du -m ./
48 ./the_sim_redmond_band/life_is_water
47 ./bjork/post
36 ./holly_cole_trio/blame_it_on_my_youth
42 ./holly_cole_trio/dont_smoke_in_bed
43 ./holly_cole_trio/girl_talk
61 ./bill_evans_trio/waltz_for_debby
61 ./dirty_dozen_brass_band/this_is_jazz
37 ./sonny_rollins/saxophone_colossus
38 ./chris_connor/sings_lullabys_of_birdland
57 ./Mozaik-Live_From_The_Powerhouse
47 ./Tete-L'air de rien
38 ./Torch-Before The Night Is Over
550 ./
% ls -t | head -n 5
Torch-Before The Night Is Over/
Tete-L'air de rien/
Mozaik-Live_From_The_Powerhouse/
chris_connor/
sonny_rollins/
% ps aux | grep xmms
%

 このMusical batonってチェーンメールならぬチェーンブログ(チェーンアーティクル)だよな。最大値は論理的に5の階乗で分布しいくわけだから、5階層拡大しただけで3125人まで広がるわけです。6階層までいくと15625人。非常に問題を感じるので、僕は輪を広げるTrackbackはしません。



2005年6月17日金曜日

とやらが最近巷間を騒がせているらしい。

 しかしして、こんなものはルール不備の問題であって至高・至上・最強・最高・完璧・完全・唯一にして無二のperfect game、Dungeons and Dragonsには無縁の話だな。



共通言語

 長らくD&Dゲーマ(以後ゲーマ)をしていると、ゲーマの間では漫画が極めて重要な共通言語になっている事が分かります。
 例えばDeflect arrowのfeatの効果を説明する時に「二指真空把の投げ返さないバージョン」と言えばかなりの人が理解できます。

 僕も漫画は好きで、週刊少年ジャンプは9歳の頃から、週間少年サンデーは14歳の頃から通読してます。しかし、意外に共通言語になりやすい有名作品を読んでいないんですよね。例えば、

  • 筋肉マン(アニメしかしらない)
  • 聖戦士聖矢(最後ちょっとしか記憶にない)
  • 魁!男塾(最初5巻分しか読んでいない)
  • ベルセルク
  • ヘルシング
  • AKIRA
  • 風の谷のナウシカ
  • 攻殻機動隊(映画は観た)

なんかです。この内、ヘルシング、ベルセルク、AKIRA、ナウシカは最近になってようやく全巻読破しました。

 この他に、ゲーマの共通言語になりやすい漫画ってなんでしょうか。思い付くままに上げてみると

  • 北斗の拳
  • ドラゴンボール
  • ダイの大冒険
  • バスタード!
  • バカボンド
  • はじめの一歩
  • グラップラー刃牙(及びバキ)
  • ジョジョの奇妙な冒険(及びストーンオーシャン、スティール・ボール・ラン)
  • ARMS
  • スプリガン

 なんかでしょうか。ゲーマとしての基礎教養は広汎ですね。



2005年6月12日日曜日

捻挫

 バドミントンの練習中に左足首を捻挫しました。踝が当社比で3倍位の体積に膨張した時はビックリしました。吐き気する程痛かったし。累計5年バドミントンをしていて、始めて怪我しましたよ。



2005年6月10日金曜日

 今度、僕が参加しているプレイグループでD&D3.5Eの新キャンペーンを始める事になりました。しかし参加プレイヤの数が不足しているので、新規参加者を広く募集してます。興味のある方は、詳細が『Shackled cityキャンペーン募集要項』に書いてあるので読んでみて下さい。

追記(2005-06-13T19:00+09:00)

希望者が定員に達っしたので、募集を締切ます。



2005年6月9日木曜日

(null window-system)

 EmacsをXありで使うか、無しで使うかによって読み込む設定を変えたい事があります。例えばフォントやフレームの設定などは、Xの有無で内容が違います。

 EmacsがX上で動かされているか、そうでないかはwindow-systemというシンボルを評価すると分かります。window-systemはEmacsがX上で動いているならばxを、そうでないならばnilを返します。それを利用して以下のように.emacsに記述する事でXの有無により読み込む設定を変える事ができます。

(cond
((eq window-sytem 'x) ;; EmacsがX上で起動している場合
(setq default-frame-alist
(append (list '(foreground-color . "black")
'(background-color . "linen")
'(width . 80)
'(height . 60)
'(top . 0)
'(left . 610))
default-frame-alist)))
((null window-system) ;; EmacsがX無しで起動している場合: emacs -nw
(global-set-key "\e[3
" 'delete-char)
(global-set-key [8] 'delete-backward-char)))


2005年6月1日水曜日

sony-fixed-boldの作成

 sony-fixedのBDFフォントが好きなんですが、このフォントにはASCII部分のボールド体がないのが不満でした。そこで自分で作ってみる事に。必要な物は以下の通り。

  1. 8x16.bdf

    ボールド体ではないsony-fixedのBDFフォントファイル(sony-fixed-medium)。

  2. mkbold

    通常フォントからボールドフォントを作るperlスクリプト。

  3. bdftopcf

    BDF(バイトストリーム)をPCF(バイナリ)に変換するソフトウェア。Debian Sargeならばxutilsのパッケージに入っています。

 まず作業用のディレクトリを作り、そこに上記2つのファイルを格納します。

% mkdir fontwork
% mv /path/to/8x16.bdf fontwork/
% mv /path/to/mkbold fontwork/
% cd fontwork

 次にmkboldを使ってsony-fixed-mediumのファイルからボールドフォントを作成します。

% ./mkbold 8x16.bdf >8x16tmp.bdf

 作成されたフォントファイルの中にXLFDが記述されていますが、これが-sony-fixed-medium-のままなので、これを-sony-fixed-bold-に変更します。下の手順ではsedを使っていますが、viやemacsで編集してもOKです。

% sed s/-Sony-Fixed-Medium/-Sony-Fixed-Bold/g 8x16tmp.bdf >8x16b.bdf

 次に作成したBDFファイルをPCFファイルに変更しgzipで圧縮します。

% bdftopcf -o 8x16b.pcf 8x16b.bdf
% gzip 8x16b.pcf
# chown root:root 8x16b.pcf.gz

 最後に、作成したpcf.gz形式のファイルをXのフォント用ディレクトリに移動し、mkfontdirを実行してfonts.dirを再作成します。

# mv 8x16b.pcf.gz /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/
# cd /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/
# chown root:root 8x16b.pcf.gz
# mkfontdir

 作成した-sony-fixed-bold-の画像です。

101

 5/27(金)で曾祖母が101歳になりました。もう自分だけでは立つ事もできないし、食事の時以外は寝たきりだけれど、すごい事です。それの面倒を見ている70歳の祖母も大変だと思います。



2005年5月19日木曜日

evilwmのrebuild

 skkinputのフォーカスが移ってしまう問題さえ解決すれば、XFCEじゃなくてevilwmで十分なので探してみました。やっぱり発見。

 evilwmでskkinputのフォーカスがおかしいのをどうにかする

 以下、環境はDebian GNU/Linux(Sarge)です。

% pwd
/home/yourname
% mkdir work/deb/evilwm
% cd work/deb/evilwm
# apt-get source evilwm
% cd evilwm-0.99.17
% vi event.c /* 上記サイトに従って適宜編集 */
# apt-get build-deb evilwm
# debuild -uc -us
% cd ..
# dpkg -i evilwm_0.99.17-i386.deb

 やっぱりXFCEより、こっちの方がいいですね。

 ただ壁紙無しだと若干さびしいので、Etermに付属しているEsetrootを使って壁紙を設定しています。

# apt-get install eterm
% /usr/bin/Esetroot path/to/wallpaper.jpg /* .xsessionに記述した方が良い */


2005年5月18日水曜日

hiki-mode

 Hikiをインストールしたので、今度はEmacsからそのHikiを編集する為にhiki-mode.elをインストールします。なんかhiki-mode.elのサイトが発見できなかったので、SourceForgeのCVSからゲットしました。あとはtdiary-modeに付属しているhttp.elも必要です。
 hiki-modeの設定自体は簡単で、以下を.emacsに追加するだけです。

(setq
hiki-site-list
'(("your hiki name"
"http://localhost/~siseru/hiki/hiki.cgi"))) ;; ローカルホストの場合
(setq hiki-browser-function 'browse-url)
(autoload 'hiki-edit "hiki-mode" nil t)
(autoload 'hiki-edit-url "hiki-mode" nil t)
(autoload 'hiki-index "hiki-mode" nil)

 ドキュメントが無かったので、最初エントリの新規作成方法が分からなかったのですが、M-x hiki-edit<RET>の後に存在しないエントリ名を入力すれば新規作成してくれるようです。



Five Star Story

 を今更ながらに読んでいるんだけれど、これって面白いの? 細切れ過ぎてストーリィらしいストーリィは無きに等しいし、作者のリビドーが表面に出まくってるから引くことも暫し。リビドーが溢れ出る事自体は許容範囲なんだけれど、その欲望の内容がちと僕には受け入れ難いんだな。なら読むなよって話なんだけね。まあ、自分でもよく10巻まで読み続けたなと思います。ここまで我慢したんだから、最後まで読みますよ?



2005年5月17日火曜日

情報整理とメモ

 今までパソコンでのメモにはChangeLog Memoを使っていたのですが、HowmとHikiの連携が簡単にできそうなので、とりあえず両方入れてみました。

 HowmはMeadow memoあたりを参考にすれば設定は問題ありません。Hikiで若干つまづいたので紹介。環境はDebian GNU/Linux(Sarge)、apache 1.3.33-4、hiki 0.6.5-1です。apacheの基本的な設定(文字コード回りとかExecCGIとか)は終了しているものとします。


●hikiのインストール

# apt-get install hiki tdiary-theme

 簡単。tdiary-themeは入れなくても動きます。


●hikiの設定

% mkdir ~/public_html/hiki
% mkdir ~/hiki
% cd ~/public_html/hiki
% hikisetup
% cp -R data/ ~/hiki/
% rm -rf data/

 基本はこれで終了。


●apacheの追加設定

 僕がつまった所はここです。~/public_html/hiki/theme/の配下とかは殆どがSymLinkで実体は/var/www/tdiary/theme/だったりします。でapacheの設定でSymLinkを追うようにしないと、テーマの変更が適用されません。
 /etc/apache/httpd.confの<Directory /home/*/public_html>に以下の設定を追加します。

    Options FollowSymLinks

 これで http://localhost/~username/hiki/hiki.cgi にアクセスすればHikiが動きます。



2005年5月14日土曜日

GUNDAM SHOTBAR ZION

 /.Jで知ったネタ。仙台にあるGNUMDAM SHOTBAR ZIONの紹介。かなり笑いました。僕はガンダム世代ではないけれど、一度行ってみたいですね。



Fudging in Mastering @ Deck of Many Things

 元々は改竄とバランス調整 @ GM日記から始まった議論です。アキトさん沢渡さんもBlog/日記の中で触れています。

 でDeck of Many Thingsで宮本さんが提案しているデータの逐次改竄ルールですが、これは目から鱗ですね。PLとDM双方に利益のある合理的なルール系だと思います。とは言っても、僕は自分がDMをする限りにおいて、絶対にセッション開始以降はデータ改竄をしません。また、自分がPLの時も、DMがそういう事を行なっていたら白けます。やる気は80%ダウンですね。

 究極的には僕にとって、D&Dをプレイするという事は「DMとPLがガチンコ勝負する」という事です。自分の心意気としてはバドミントンで試合をするのと差はありません。このアナロジィを敷衍するならば、セッションに於けるデータの逐次改竄というのは、バドミントンの試合中に上級者が実力で劣る者を相手にした時に手を抜く行為と同じです。僕はそんな事をされたら、悔しいし恥ずかしいのですよ。



2005年5月12日木曜日

ホームストリンガ?

 最近かなり頻繁にバドミントンの練習をしています。多い時は週5回(合計15時間くらい。内5時間程度はコーチとして)。少ない時でも週2回(合計5時間程度)です。
 そうなるとストリングが切れるのも早くなります。そんな訳で、最近ホームストリンギングに興味を持っています。YONEXやGOSENのカタログを見ると、機械式のストリンガは、かなり高価(GOSENの一番安いスプリング式ストリンガ・AM-200でも9万円弱)です。
 しかしこれら各種メーカから発売されているストリンガは、実はEagnas社のOEM品でEgnas社から買うととても安くなります。例えばGOSENのAM-200は、Eagnas社のST-200のカスタムOEM品らしいのですが、AM-200が9万円弱なのに対してST-200は36,000円です(現在は特価販売中で33,000円)。
 これくらいの価格だと、ホームストリンギングも現実的に思えてきます。またウェブでストリンギングについて調べてみると、色々と奥が深く面白そうです。
 もし、このままバドミントンを長く続けるならば、ストリンガはアッと言う間に減価償却できますし(自分の分だけ張るとしても1年ちょっとで元が取れます)、友人の分も張るならばもっと効率は良くなるでしょう。

 というわけで、ストリンガの導入を検討中。購入するならEagnas社のST-250ですかね。



KINESIS Keyboardでの指の動き

 面白い動画を見付けました。KINESISのエルゴノミクス・キーボード(しかもDOVRACK)を使った時の指の動きを撮影したものです。比較対象として通常のUS101キーボード(QWERTY)で打鍵した時の動画もあります。

 強いて言うならば

  • KINESIS QWERTY
  • KINESIS DOVRACK
  • US101 QWERTY
  • US101 DOVRACK

の4種類で、同じ文章を打つ比較をして欲しかったですね。



2005年5月3日火曜日

KDE to XFCE

 KDE3.2の調子が悪いので、XFCE4にしてみました。なんか突然KDE(kdecore?)が.xsession-errorに大量のログを残して死ぬ時があるんですよね。そうなるとXを再起動しない限り元に戻らない。

 XFCE4以外にGNOMEも試してみましたが、やっぱりシンプルなXFCEの方が好みですね。1年くらい前までXFCE使っていたし、不具合が発生するまではXFCEで行こうかと思います。



2005年4月26日火曜日

ガットを張り替えたりすると……

 シャトル打ちたくなりますよね。わけもなく左手の掌を打って打感を試してみたり。週末までシャトルは打てないんですけどねぇ。



2005年4月21日木曜日

ハッカー!?

 ある「ハッカー」の顛末 @ Matz日記

 かなり笑えます。原文はドイツ語で、日本語訳はMatzさん。ジョークの質としてはEric and the Gazeboに近いですね。



2005年4月20日水曜日

MozEx + emacsclient

 現在はこのWeblogに記事を投稿する時は、まずEmacs21で書き、それをFirefoxのtextareaにコピィしています。しかしこの方法はいまいちスマートとは言えないのでMozExとemacsclientを導入してみました。

 これでFirefoxで長文を入力する時は、Emacsのバッファを使って文章を編集する事ができるようになりました。重要なのは素のSKK(DDSKK)を使って書けるという事ですね。最近uim-skkの調子が悪かったので、Xでの日本語入力にはskkinput2を使っていましたが、uim-skkにしろskkinput2にしろ、やっぱり素のSKKと比べると微妙に使い勝手が違うので時々イライラするのです。

 MozExとemacsclientの導入については山本和彦さんの『firefoxからエディタを利用する方法』を参考にしました。



2005年4月19日火曜日

GMail with Mew

 sfさんからGMailに招待してもらいました。目的はGMailFS。まあGMailはPOPにも対応しているし、Mewからも使えるので普通に利用しても良いんですけど。

 とりあえずMew4.0でGMailのアカウントを利用する為の設定。.mew.elに以下の設定を追加。

(setq mew-config-alist
("gmail"
("name" . "Dead Poet")
("user" . "foobar")
("mail-domain" . "gmail.com")
("pop-ssl" . t)
("pop-ssl-port" . "995")
("prog-ssl" . "/usr/sbin/stunnel")
("pop-auth" . pass)
("pop-user" . "foobar")
("pop-server" . "pop.gmail.com")
("smtp-ssl" . t)
("smtp-ssl-port" . "465")
("smtp-user" . "foobar")
("smtp-server" . "smtp.gmail.com"))
))
(setq mew-ssl-verify-level 0)

 SSLを使って通信している所為か、POPは遅いですね。まあ実用の範囲ですが。GMailFSは、カーネルのリコンパイルが必要そうなのでまた後日。



2005年4月12日火曜日

同人女容姿向上計画

 女性にも似たような議論はあるんですなあ。

 同人女容姿向上計画

 ちょろっと読んでみましたが、平均的な女性が容姿に対してどんな努力を支払っているかが分かります。やっぱり化粧とか大変だね。



げほごほ

 昨日発症した風邪が治らん。やはり葛根湯は僕には効かんね。



2005年4月11日月曜日

『絶望することになる』

 引き続きEmacs Lisp(elisp)を勉強しています。教科書は『Programming in Emacs Lisp』の翻訳版です。

 現在6章に入ったのですが、何故か僕のツボにはまって大笑いした所がありました。


しかし、ナロイングするとバッファの残りの部分が見えなくなるため、偶然にナロイングしてしまうとファイルのその部分を削除してしまったと思うような読者を怯えさせる。さらに、(通常C-x uにバインドされる)コマンドundoでも、ナロイングを無効にしない(また、そうすべきでもない)ので、コマンドwidenによりバッファの残りの部分が見えるようになることを知らない人は絶望することになる(widenはC-x wにバインドしてある)。
(強調は死せる詩人による)

 確かに知らずにナロイング(C-x n n)してしまったら、割と途方に暮れるかもしれません。ワイドニングの事を知らなくても、バッファをkillしてもう一度開くなりすれば元には戻るんですが。

 しかし『絶望することになる』って……やっぱり海の向こうのジョークセンスはツボにはまるなぁ。



2005年4月9日土曜日

S式……

 最近Emacs Lispを修得しようと勉強しているわけですが、やっぱりS式って不慣れだと、とても読み辛いですね。LISP = LISt Prossessingではなく、LISP = Lots of Isolated Silly Parenthesesだと揶揄されるのも然り。

 参考になりそうなドキュメント。



2005年4月4日月曜日

フィルタリングの理論と実装

 スパムメールのフィルタリング・ツールについて色々調べているんですが、これって結構面白いトピックですね。定番ですが、Paul Grahamの『スパムへの対策 --- A Plan for Spam』とか『ベイジアンフィルタの改善 --- Better Bayesian Filtering』なんかは、とても興味深い(共に『ハッカーと画家』にも収録されている)。

 英語圏だと単語の切り分けっていうのは、至極簡単な問題ですけれど、日本語圏の場合、これが中々難しくて別の議論(形素解析)になったりしていて、更に面白い。

 学生時代にこういうトピックに触れていたら、今はもっと違った方向に進んでいたんだろうなと思ったり。僕の研究テーマって、大雑把に言うとニューラルネットワークの応用だったので、統計的なデータの学習とそれを使った分類って、モロにフィルタリングや形素解析とスコープが重なるんですよね。



2005年4月2日土曜日

bsfilterを導入

 TRPG.NETのメールアドレス経由で遅られてくるメールは、全てspamassassinのチェックを経過しているのだけれど、時折fromのアドレスがwhite_listに登録されているアドレスを詐称していたり、MLに投稿されたスパムだったりして、若干のスパムメールが手元に届いてしまいます。
 そこでMUA上から利用できるベイジアン型スパムフィルタとしてbsfilterを導入しました。

 Debian Sargeのパッケージがあるのでbsfilterのインストール自体は

# apt-get install bsfilter

だけです。mew4で使う為の設定もbsfilterの本家サイトで紹介されているので、とても簡単です。bsfilterの作者さんはmew使いなんでしょうかね。

 僕みたいに自分のサイトやらで、メールアドレスを晒している人は恐らく大量のスパムに悩まされていると思うのですが、皆さんどうやって対応しているのでしょう。僕の場合spamassassinやbsfilterでメールをフィルタリングしないと、手元に届くメールの7、8割はスパムという事になってしまいます。かなりうんざりしますね。



2005年3月27日日曜日

フォントのグリフを修正

 僕はかなりの作業をEmacsの中で行なっています。そのEmacsで使っているフォントは東雲ゴシック14ドットです。

 このフォントはとても良いフォントですが、僕には以前から一点だけ不満がありました。それは半角ゼロのグリフです。

 僕は半角ゼロと半角大文字アルファベットのオーの区別が一見して分かるように、ゼロの中に斜線が入ったグリフが好みです。しかし東雲ゴシックでは、そうなっていないんですね。そこで自分が普段利用している東雲ゴシック14ドットフォントの半角ゼロのグリフを変更してみました。

 フォントの元となるBDFファイルは上記サイトから入手できます。その内変更するのは以下のものです。

  • shinonome-0.9.11/bdf/shnm7x14a.bdf
  • shinonome-0.9.11/bdf/shnm7x14ab.bdf
  • shinonome-0.9.11/bdf/shnm7x14abi.bdf
  • shinonome-0.9.11/bdf/shnm7x14ai.bdf

 これらのファイル中からゼロのグリフのデータを探します。具体的にはENCODING 48の所がそれです。例えばshnm7x14a.bdfならば以下のようになっています。

STARTCHAR 30
ENCODING 48
SWIDTH 960 0
DWIDTH 7 0
BBX 7 14 0 -2
BITMAP
00
00
30
48
84
84
84
84
84
84
48
30
00
00
ENDCHAR

 このデータのBITMAP以下の14個の数値はそれぞれ16進数になっていて、これを2進数に変換すると、フォントのグリフになります。

00 → 0000000000000000
00 → 0000000000000000
30 → 0011000000000000
48 → 0100100000000000
84 → 1000010000000000
84 → 1000010000000000
84 → 1000010000000000
84 → 1000010000000000
84 → 1000010000000000
84 → 1000010000000000
48 → 0100100000000000
30 → 0011000000000000
00 → 0000000000000000
00 → 0000000000000000

 これのBITMAP以下の数値を次のように変更します。

00 → 0000000000000000
00 → 0000000000000000
30 → 0011000000000000
48 → 0100100000000000
8c → 1000110000000000
94 → 1001010000000000
94 → 1001010000000000
A4 → 1010010000000000
A4 → 1010010000000000
C4 → 1100010000000000
48 → 0100100000000000
30 → 0011000000000000
00 → 0000000000000000
00 → 0000000000000000

 変更したファイルを保存して、以下のようにbdfファイルをpcf形式にコンパイルし、gzipで圧縮します。

% bdftopcf -o shnm7x14a.pcf shnm7x14a.bdf
% gzip shnm7x14a.pcf

 出来上がったshnm7x14a.pcf.gzを、今まで使っていたフォントに上書きします(念のため元のフォントデータはどこかに保存しておいた方が良いでしょう)。僕が使っているDebian Sargeならば、該当フォントの格納場所は /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/ 以下です。従って、

# mv shnm7x14a.pcf.gz /usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/

を行ないます。後はshnm7x14ab.bdf、shnm7x14abi.bdf、shnm7x14ai.bdfにも同じような変更を施せばOKです。

 参考サイト:blankspace(->Emacs->slashed zero bdf)



電子文書の校正

 電子文書(主としてプレーンテキストデータ)を校正する手法というのは、意外にスタンダードなものが存在しません。メールでビジネス上のやり取りが行なわれる事も多い昨今、そういう手法が確立されて然るべきなんじゃないかな、と思ったりします。
 ビジネス以外、例えば技術系のメーリングリストのやり取りなんかでも、広く知られていて一貫した校正手法が必要と言えます。その手法は簡潔である程良いでしょう。

 そんな電子文書校正手法の一つに真鵺道(まぬえど)というものがあります。これは非常に簡単だしEmacs用のマイナモードとしても実装されているので、僕には便利です。詳細については上記の本家サイトを見て下さい。



2005年3月26日土曜日

時速350kmの弾丸

台湾で見つけた球技「板彈球」 @ ケータイWatch『本日の一品』――より

 複数の球技をいいとこ取り(?)した板彈球だが、これが一度体験してみるとなかなかハードなスポーツだ。バドミントンや羽子板は「そ~れっ」という掛け声と共に放物線を描くように緩く打ち合うイメージがあるが、対して板彈球は慣れてくるとスマッシュをスマッシュで打ち返すといったスピーディーかつ白熱したバトルへと展開していく。
(強調は死せる詩人による)

 バドミントンをしない人間には、上記のようなイメージなんでしょうね。世間の人にバドミントンの実体をアピールしたところで、僕には何の益もないんですが、一バドミントンプレイヤとして若干腹が立ったので書いておきます。

 バドミントンの場合、男子のプロ選手(オリンピックに出場するような人達)ならば、そのスマッシュの初速は時速350km(秒速90m)を超えます。現時点では地上最速のスポーツと言って良い筈です(トップ争いの相手はF1くらいでしょう)。

 シャトルは空気抵抗を受けやすい形状なので、初速と終速の差は大きいのですが、時速350kmで放たれたスマッシュの平均時速は200km(秒速55m)を下らないでしょう。つまりバドミントンのコートは奥から奥まで13.4mですから、この距離をおよそ0.24秒で飛んでくる訳です。

 プロの試合を見れば分かりますが、こんな速度のスマッシュが飛んでくるにも関わらずラリィは非常に長く続き、その多くのショットはネットから10cmも離れない所を直線上に飛ぶ速い打球ばかりです。



2005年3月23日水曜日

ARMORTEC 800 OFFENCIVEに飛チタン

 友人の勧めでAT800-OFに飛チタンを22ポンドで張ってみました。去年の秋くらいにAT800-OFを購入して以来、BG70-PRO(20ポンド)、BG65-POWER(22ポンド)、強チタン(22ポンド)という風に張ってきています。
 それで飛チタンですが、インパクトの瞬間に手に伝わる衝撃が、上記ガットのどれよりも小さいようです。従ってスマッシュレシーブはしやすいと言えます。他方で自分がスマッシュを打った時の感触がイマイチなので、スマッシュ打ちまくってヒャッホウという人には向かないかもしれません。だいたいゲージが細いから切れやすいですしね。況やテンションを高くしがちなハードヒッタに於いておやです。
 総じて悪くはないガットですが、僕の好みではありません。これまでには、上記4ガット以外にBG65、BG66、技チタン、攻チタンを使いましたが、これらの中だとBG70-PRO、BG65-POWERが僕の好みです。

 この飛チタンが切れたら、次はいよいよGOSENのストリングに挑戦です。



Emacs21.4.1 on Debian Sarge

 ようやくDebian SargeにEmacs21.4.1が降ってきましたね。

 たしか21.3.50以降だとfringe領域自体を消せる筈なんだけれど、それらしい設定をしても消えない……。余計(使わない)物は消したいんですが、ま、あっても無くても困る物ではないので良いか。ちなみに僕のEmacsではメニューバーもツールバーもスクロールバーも表示されてません。だって使わないんだもん。モードラインもスッキリしている方だと思います。時計とか表示させないし(スクリーンショット)。



2005年3月18日金曜日

スルメが折れそう

 ダブルスを組んで試合に出た時、互いのラケットが激突しました。どうやらその時のダメージが大きいようで、GRAPOWER 110 LONGこと通称スルメにかなり目立つヒビが入っています。打った時の感触もなんだか変ですし、たぶん今張ってあるガットが切れたら次は張れないんじゃないかと思います。

 スルメ、使い易くて結構気にいってたんですけどね。また春先に小数ロットで再生産されるだろうから(スルメは既に廃盤のラケットです)、それを狙って1本購入するとしましょう。

 現在のメインラケットはARMORTEC 800 OFFENCIVEなので、スルメが折れても致命的ではありません。肩の調子が悪かったりして、スマッシュを沢山打つ気にならない時にスルメを使っているのです。



缶コーヒー

 差し入れと言われて渡された缶コーヒー。実の所、缶コーヒーは嫌いなんだけれど、人の好意を無碍にできない小心者なので無理矢理飲みました。

 すると案の定、胸焼けはするし気持ち悪いし頭は悪いし顔もマズいし金は無いし腰は痛いしで散々な状態になってしまいました。何か適当な理由(最近ヘルニアが発覚し、医者から缶コーヒーを止められている等)を見付けて辞退するべきでした。次に備えて、それっぽい言い訳を考えておこう……。



2005年3月17日木曜日

物理学者ジョーク

 本当ならここで「物理学者ジョーク」を出せると良いんですが、生憎持ちネタがありません。そこで面白い詩(?)を掲載したサイト紹介します。

 物理の詩人

 僕のお気に入りは、宮沢賢治の『雨にも負けず』のパスティーシュ。



2005年3月16日水曜日

数学者ジョーク

 ある物理学系の学会。壇上では物理学者が27次元空間を取り扱った理論について発表している。その他に会場に居るのは、混乱した顔でメモを取っている工学者とニコニコ顔で聞いている数学者の2人。

工学者:うーん、発表の内容がサッパリ分からない。(数学者を見て)あの人は分かっているのだろうか。ちょっと質問してみよう。

 工学者は数学者に歩みよる。

工学者:あの失礼です、発表の内容を理解されているんでしょうか。私には27次元空間なんて想像もできないもので……良ければ説明して頂けませんか。

数学者:簡単な事です。まずN次元空間を頭の中に想像するんです。あとはその空間を27次元だと仮定すれば良いんですよ(ニコニコ)。



2005年3月15日火曜日

工学者ジョーク

教授:今日の実験内容は『奇数は全て素数であるか』を調べる事だ。
(実験開始)
工学部生1:まず、1を除く最小の奇数から順に標本を取り出してみよう。4つも取れば良いだろうな。つまり「3、5、7、9」。
工学部生2:最後の値は素数じゃないね。
工学部生1:それはきっと測定誤差じゃないかな。念の為、あと2つくらい標本を取ってみようか。「11、13」っと。
工学部生2:おっ、それは両方共素数だね。
工学部生1:じゃあレポートには『実験結果の誤差を考慮した上で、推測すると全ての奇数は素数であると言える』と書けば良いね。
工学部生2:そうだね。



2005年3月12日土曜日

ま、まずいですよコレは

 とても腰が痛いです。すっくと立っている時は良いんですが、椅子に座ったりすると痛い。どうやら上半身を前に倒すと痛みがくるようです。一番楽なのは上半身と下半身の成す角が180度の状態。
 これはバドミントンに差し障りがあるなぁ。それに椅子に座った状態で読書に集中できないのも辛い。毎晩ストレッチでもしておかないと……。

 そいやサイドバーが唐突に消えた件ですが、どうやらseesaa様が余計な事をしやがってくれちゃったようです。わざわざ設定しなおして、元に近い状態にしましたが「お気に入りリンク」の内容は全て知らぬ間に消去されてしまったので、復旧が面倒です。やっぱり自サバ上でmovabletypeあたりを動かして、blogを運営した方が良いかな……。



2005年3月11日金曜日

bk1今週のオススメ書評その2

 僕が書いてbk1に投稿した書評が、今週のオススメ書評に選ばれました。このブログにも掲載した『憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座』です。

 これでまた3000円分の本がbk1ポイントで購入できますな。



 なんか一部で流行っているみたいなので、僕もやってみた。

What D&D Character Are You?

You are a:

Lawful Neutral Human Mage Ranger, Follower of Azuth

Alignment:
Lawful Neutral characters believe in the triumph of law and order above all else. It does not matter whether the leader is for good or evil; the leader will be followed, because the order they provide is the most important thing.

Race:
Humans are the 'average' race. They have the shortest life spans, and because of this, they tend to avoid the racial prejudices that other races are known for. They are also very curious and tend to live 'for the moment'.

Primary Class:
Mages harness the magical energies for their own use. Spells, spell books, and long hours in the library are their loves. While often not physically strong, their mental talents can make up for this.

Secondary Class:
Rangers are the defenders of nature and the elements. They are in tune with the Earth, and work to keep it safe and healthy.

Deity:
Azuth is the Lawful Neutral god of wizards and mages. He is also known as the High One, and is the Patron of Wizards. His followers believe that a systematic approach to magic is the best, and they strive for calm and caution in order to avoid accidents. They wear shimmering robes, and are well-versed in magic, as well as typical priest spells. Azuth's symbol is a hand with a raised, glowing index finger.

Detailed Results:

Alignment:
Lawful Good ----- XXXXX (5)
Neutral Good ---- XX (2)
Chaotic Good ---- XXXX (4)
Lawful Neutral -- XXXXXXXX (8)
True Neutral ---- XX (2)
Chaotic Neutral - (-2)
Lawful Evil ----- XXXXX (5)
Neutral Evil ---- (-1)
Chaotic Evil ---- X (1)

Race:
Human ---- XXXXXX (6)
Half-Elf - XX (2)
Elf ------ XXX (3)
Halfling - (-4)
Dwarf ---- XX (2)
Half-Orc - (-4)
Gnome ---- XXXXXX (6)

Class:
Fighter - (-1)
Ranger -- XXXXXX (6)
Paladin - (0)
Cleric -- XXX (3)
Mage ---- XXXXXXXXX (9)
Druid --- (-4)
Thief --- XXXXX (5)
Bard ---- XXX (3)
Monk ---- (-2)

 Primary classがMage(Wizard)なのと、AlignmentがLawful傾向なのは予測通り。Secondary classがRangerなのは、自分の好みとは合っているかな、という感じです。Gnome分が強いのがビックリですかね。どうやらファニィな事を好む傾向がGnome分を強くしたようです。



2005年3月10日木曜日

WYSIWYG and WYGIWYG

 edィタ @ 女プログラマってどうよ

WYGIWYG についてですが、WYSIWYG は知っていましたが、
WYGIWYG は初めて知りました。
なるほど、見た目を get するだけでなく、get したいものを get なわけですね。
WYSIWYG っつーのは、エディタで HTML タグじか打ち、
WYGIWYG っつーのは、その HTML を表示したブラウザみたいな感じでしょうか。

 僕が説明しなかったのがいけないのですが、たぶんxiaoxiaさんはWYSIWYG(What You See Is What You Get)とWYGIWYG(What You Give Is What You Get)を逆に解釈されています。
 WYSIWYGは「見たものが手に入る」という意味で、ディスプレイで見たものがそのままプリンタで出力できるようなインタフェースの事を指します。例えばワードプロセッサとかホームページビルダのようななソフトウェアがこれです。
 他方でWYGIWYGは「与えたものが手に入る」という意味になります。つまりソフトウェアが、ユーザからのインプットを弄らずそのまま表示するようなインタフェースの事を指します。例えばテキストエディタのようなソフトウェアがこれです。



2005年3月9日水曜日

死にたいくらい

 花粉がキツいです。ここ2日くらい。自宅でもマスク着用中。しかし飯を喰ったりする時は外さないといけないし、目も保護できません。今の状態だと他人の不幸も省みず、杉林だけを狙う放火魔を賛美してしまいそうですよ。

 あとなんか唐突にこのブログのサイドバーが消えました。僕は設定を弄った記憶は無いんだけど……。



2005年3月8日火曜日

【今日の読書】殺意/フランシス・アイルズ(アントニイ・バークリー)/創元推理文庫

 オースティン・フリーマンが『歌う白骨』で始めて使った、犯人の視点から犯罪を描く推理小説の形式。それが倒叙形式です。本書はそのスタイルを使った小説の中でも、特に三大倒叙と呼ばれる名作中の一つです。
 人物を描くのが得意なアイルズによる犯人の心理描写は秀逸です。犯行を決意するまでの逡巡、おどおどした態度、犯行に及んだ後徐々に大胆に、そして不遜になっていく犯人。法廷における攻防、それに伴なう主人公の感情の起伏。どれも克明に描写されています。
 そして最後、余りにも呆気なく訪れるどんでん返しにはビックリさせられました。アイルズ=バークリーはトリッキィな作風の小説家です。その面目躍如と言えるでしょう。


bk1



コメントスパム

 65.75.152.120というIPアドレスからのコメントスパムが連続していたので、該当するコメントを削除しました。更にそのIPをコメント禁止IPに。ちなみにwhoisの結果は以下の通りでした。

% whois 65.75.152.120
Managed Solutions Group, Inc. NET-MANAGED (NET-65-75-128-0-1)
65.75.128.0 - 65.75.191.255
B. Greenberg NET-MANAGED (NET-65-75-152-120-1)
65.75.152.120 - 65.75.152.127

# ARIN WHOIS database, last updated 2005-03-07 19:10
# Enter ? for additional hints on searching ARIN's WHOIS database.

 世のスパム業者に呪いあれ。



2005年3月7日月曜日

edィタ

 UNIXerの間(?)では、有名なジョークなんで今更紹介するのもアレですが。

 man ed

 emacsvimの基本的な操作方法は一通り覚えたけれど、まだedmanを参照しながらじゃないと使えませんね。まあsedが使えれば十分だという話もありますが。

 ただ、WYSIWYGよりはWYGIWYGの方がインタフェースとしては好きです。



2005年3月4日金曜日

【今日の読書】論理哲学論考/ウィトゲンシュタイン/岩波文庫

 20世紀が誇る偉大な哲学者ウィトゲンシュタインによる生前唯一の著書『Tractatus Logico-Philosophicus』の全訳です。
 全ての文に項番が振られ「1.世界は成立していることがらの総体である/The world is everything that is the case.」から始まる論考は、全編を通じて不思議な魅力に満ちています。ウィトゲンシュタインの語る事は難解で、専門家ならざらる僕には半分も理解できません。しかし、余りにもアッサリと「世界」を叙述してしまう、その切れある文章には何故かゾクゾクと興奮させられ、次々とページを捲ってしまうのです。
 最終的に「7.語りえぬものについては、沈黙せねばならない/Whereof one cannot speak, thereof one must be silent.」で終わる論考。哲学が分からなくても詩として読む事ができます。それ程までにウィトゲンシュタインの文章は切れ味が鋭いのです。


bk1



【今日の読書】ものぐさ精神分析/岸田秀/中公文庫

 一時期流行した岸田式唯幻論。それについて言及しているのが本書です。
 「人間は本能の壊れた存在である」から始まる唯幻論の破壊力は絶大です。多くの人が良くも悪くも、この論説に影響を受けたのは納得がいきます。かくいう僕自身も「ものぐさ精神分析」の読書経験からなにがしかの影響を受けているのは確実です。もし中高生の頃に読んでいたら、もっと強い影響を受けたのではないかと思います。
 唯幻論の持つ説得力は、単なるレトリックと一蹴する事のできない存在感があります。すでに30年近くも前の著書なので、いろいろと時代を感じさせる点はありますが、読むべき所の多い書籍です。

bk1



【今日の読書】今日も元気に魔法三昧!/ロバート・アスプリン、ジョディ・リン・ナイ/早川文庫FT

 おなじみの〈マジカルランド〉シリーズ13作目。今作からジョディ・リン・ナイという共著者を迎えての執筆となります。もう一点これまでと違うのは、本書が短篇集だと言う事です。同じくらいの長さの短編が三編収録されています。また「〈マジカルランド〉の基礎知識」と称した用語集も巻末に収録されています。

 「魔性の女がいっぱい!」ではバニィに協力を頼まれたスキーヴが様々な次元から集った美女達によるミスコンで東奔西走します。
 「魔法の指をあやつる男!」ではタンダ、チャムリィ、グィドの三人が、バザールでショバ代を霞め取っているグループを相手に、珍妙な作戦で挑んでいきます。その作戦の途中でグィドは……バザールの女性に大人気のカリスマ美容師になってしまうのです。
 「魔境の至宝を追いかけろ!」ではオウズとマッシャがポッシュトルム王国で、不思議なイベントをバックアップする事になります。

 共著者を迎えた〈マジカルランド〉ですが、雰囲気は変わる事なく続いています。既にこれに続く二巻が本国では出ているようで、続きが楽しみです。


bk1



2005年3月3日木曜日

【今日の読書】顔のない男/ドロシー・L・セイヤーズ/創元推理文庫

 セイヤーズによる短篇集の2作目です。ピーター・ウィムジィ卿が活躍する短編は6つ。それ以外にセイヤーズ自身が、実際に起った事件を推理していく「ジュリア・ウォレス殺し」、セイヤーズによる名評論と名高い「探偵小説論」が収録されてます。
 ピーター卿の短編が相変わらずのウィットに富み、単なるミステリに留まらない面白さがあるのは言わずと知れた事です。やはり本書の目玉は「ジュリア・ウォレス殺し」と「探偵小説論」でしょう。こと前者は著者自身の鋭い洞察力が伺える文書になっています。


bk1



2005年3月1日火曜日

uim-skkとskkinput

 X window systemでの日本語入力にはuim-skkを使っていたのですが、最近アップデートしたら、どうも挙動が変なのでskkinputに戻しました。またuim-skkがアップデートされたら、そっちを試してみようと思います。

 まあ殆どEmacsの中で生活しているので、Xでの日本語入力が多少不便でも大きな問題は無いんですが。



2005年2月23日水曜日

ガラパゴス島的プレイ環境 @ TRPGつれづれなるままに より

 外界から隔絶され、他と交わらず、島内だけで独自の進化を遂げた生命種の棲む島、ガラパゴス。
 内輪セッションばかりで、他のゲーマーと交わらず、独自のハウスルールを発達させつつある私。
 ―――なんだか自分が、ひどくいびつな遊び方をしているような気にすらなりました(^_^;)

 統計を取ったわけでもないので、印象論にしかなりませんが、コンベンションなどの開けた環境をメインに遊んでいる人よりは、特定のプレイグループという閉じた環境をメインに遊んでいる人の方が、多いのではないでしょうか。東京みたいな首都圏だとコンベンションやオープンなサークルも数多くありますが、地方に行くとそもそもオープンな場が少ないですよね。

 それに閉じた環境で遊び続けられるという事は、冷静に考えれば安定した楽しい環境を保持し続けているという事です。僕の感覚では喜ばしい状態になります。そして僕はD&D3.0E発売以降、9割方閉じた環境で楽しくプレイし続けています。

 ただ、ダンジョンを5ft.進むのに8ラウンドかかるってのはビックリしました。概算してみたら総面積が40メートル四方(一般的な体育館くらいの大きさでしょう)になるダンジョンを踏破するのに7時間強かかる事が分かりました。ちなみに、僕らのグループでは扉とか石像とか、そういう興味を引く物体が無いとsearchしたりはしません。



2005年2月21日月曜日

Name
Ballantine
Race
Human
Gender
Male
Age
24
Weight
124lb.
Height
5'
Alignment
N
Class
Wiz4
Ability score
Str9, Dex15, Con15, Int19, Wis12, Cha9
Hit Dice
4d4+8
Feat
Scribe Scroll(Wiz bonus), Callegiate Wizard(CA[1]), Sudden Widen(CA), Sudden Maximize(CA)
Skill rank
Concentration7, Decipher Script7, Disable Device3.5, Knowledge(arcana)7, Knowledge(the planes)3, Knowledge(nature)1, Knowledge(dungeoneering)1, Knowledge(local)1, Knowledge(religion)1,Search3.5, Spellcraft7
Spellbook
[0th] all, [1st] Benign Transposition(MHB[2]), Enlarge Person, Eye of Avoral(BoED[3]), Grease, Low-Light Vision(CA), Mage Armor, Mordenkainen's Buzzing Bee(MHB), Sleep, Slide(MHB), Magic Missle, Comprehend Languages, True Strike, Shield, [2nd] Flaming Sphere, Glitterdust, Invisibility, Web, See Invisibility, Knock, Bigby's Slapping Hand(MHB), Numbing Sphere(FB[4])
Possessions
Ring of Feather Falling, Wand of Magic Missle(CL:3rd, 15 charge remain), Potion of Lesser Vigor, Scroll of Magic Weapon, Shield, True Strike, Slide, Benign Transposition, Mordenkainen's Buzzing Bee, Invisibility
  • [1]: Complete Arcane
  • [2]: Miniatures Handbook
  • [3]: Book of Exalted Deeds
  • [4]: Frostburn


喉が……

喉風邪を引いた上で、中学生の試合にコーチとして臨み、さんざん応援しまくったら喉が潰れました。現在殆ど声が出まぜん……。出せたとしてもヘリウム・ガスを吸った人の声のようになっています。微妙に欝陶しいですね、この状態。



2005年2月20日日曜日

 Spelljammerキャンペーン用のPCデータ

Name
Dian=Cechet
Race
Human
Gender
Male
Age
36(middle age)
Weight
196lb.
Height
6'5"
Alignment
N
Class
Cloistered Clr5[UA]/Spelljammer Ace1[SP]
Ability score
Str7, Dex10, Con14, Int14, Wis19, Cha12
Hit Dice
5d6+1d4+10(35)
Feat
Skil Focus(Pilot[SP]), Spelljammar Helm Operation[SP], Scribe Scroll, Spurn Death"s Touch[LM]
Skill rank
Bluff8, Concentration9, Knowledge(religion)8, Knowledge(nature)8, Knowledge(the planes)2, Knowledge(architecture and engineering)5, Knowledge(geograph)1, Knowledge(history)5, Profession(space hands)9, Spellcraft5, Pilot9
Special ability
Domain(Knowledge, Travel, Trickery), Turn undead(+3 check, 2d6+7damage, 4/day), Lore(as bardic knowledge, +9 check), Spelljammer defence(+Spelljammer Ace level to ship's AC)
Possessions
Flamegun with Gnome crossbow sight, Heavy pick, Morningstar, Chain shirt, Buckler+1, Datsna[A&EG], Heward's handy haversack, Spyglass, Silver holy symbol, Spell component pouch, Spell focus(Omen of Peil[CD], augury), Everburning tourch, Tanglehoot bag*2, Smokestike*4, Sunrod*2, Scroll of Augury*2, Remove paralysis*2, Align weapon*2, Lesser restration*2, Long strider, Bless*2, Remove fear*2, Obscureing mist, Shield of faith, Silence, Divine protection*2[MHB], Elation*2[BoED], Wand of Faith healing*2(12charge remain, 50charge remain)[MAoF]


【今日の読書】月長石/ウィルキー・コリンズ/創元推理文庫

 イギリスの文豪チャールズ・ディケンズと同時代の作家コリンズによる長大な推理小説です。コリンズは卓抜した構成力を持つ小説家で、本書でもその筆力を遺憾なく発揮してます。
 本格推理小説を批判する言葉として「人物が描けていない」というものがありますが、この小説に関して言えばそれは当てはまりません。筆者は様々な登場人物を色鮮やかに描き出し、物語に華を添えています。分けても、最初に視点人物として登場する執事のベタレッジ翁は、物語を支える重要な人物として生き生きと描かれています。
 類い稀な宝石・月長石を巡るミステリは二転三転し、幾多の回答を経て最終的な真相へと至ります。コリンズの滑かな筆致は、推理小説家・論評家として有名なセイヤーズをして『最良の探偵小説の一つ』と言わしめるだけの事はあります。


bk1



2005年2月19日土曜日

バドミントン三昧

 最近バドミントン三昧です。

  • 木曜日 社会人サークル 19:00-22:00
  • 金曜日 社会人サークル 19:00-22:00
  • 土曜日 昼間は中学校でコーチ、夜は社会人サークル 19:00-22:00
  • 日曜日 中学生の試合

 週4って学生じゃあるまいしねぇ……。こんだけやっても、さして上達しないんだから困ったもんです。

 更に今月の26、27日には試合に出ちゃったりもします。体は持つんでしょうか。



2005年2月17日木曜日

日本以外に在住している人が日本語でチャットをする方法

 僕はirc.cokage.ne.jp/irc.trpg.net当たりのIRCに常駐しています。最近、そこのチャットで「日本語を勉強しているロシア人(ロシア在住)」と「(日本に興味があるらしい)アメリカ人(アメリカ在住)」という人達とお喋りをしました。言語は殆ど日本語を使って、です。

 それで、この2人にどんなコンピュータ環境で日本語チャットを実現しているのか、と聞いたら両方ともLinuxなんですね。ロの人はDebian+Cannaで、アの人はSlackware+Anthyでした。これは興味深い。ちなみに喋っていたチャンネルは、特段Linux好きが集まるような所ではありません。片方はもの書き・もの読みが集まるチャンネル、片方はD&Dのチャンネルです。

 考えてみるとプロプライエタリなソフトウェア(Windows OSや日本語変換ソフトである所のATOK等)だと、母国語版以外は流通に余り乗らないだろうから、FTPやらで安心して入手できる自由なソフトウェア(例えばLinuxや各種BSD)が良いんでしょうね。

 そう言えば、最近公開されたSolaris10はフリーでありながらATOK12やリコーフォント(HGフォント)がパッケージされているんだよな。若干インストールが面倒臭そうだけれど、悪い選択では無いかもしれませんね。



溜めるな

 読み終えたのに、まだ【今日の読書】を書けていない小説が溜ってきました。自分を鼓舞する為にもリストアップしておきましょう。

  • 殺人交叉点/フレッド・カサック/創元推理文庫
  • 酔いどれ探偵街を行く/カート・キャノン/早川ミステリ文庫
  • 象牙の搭の殺人/アイザック・アシモフ/創元推理文庫
  • 樽/F.W.クロフツ/創元推理文庫
  • 伯母殺人事件/リチャード・ハル/創元推理文庫
  • 殺意/アントニイ・バークリー(フランシス・アイルズ)/創元推理文庫
  • 論理哲学論考/ウィトゲンシュタイン/岩波文庫
  • ものぐさ精神分析/岸田秀/中公文庫
  • 今日も元気に魔法三昧!/ロバート・アスプリン、ジョディ・リン・ナイ/早川文庫FT
  • 顔のない男/ドロシー・L・セイヤーズ/創元推理文庫
  • 月長石/ウィルキー・コリンズ/創元推理文庫


なごむねぇ

ばれんたいんでー @ ひらがなぶろぐ より

きょうは、ばれんたいんです。
(中略)
おともだちにあげたとき、おともだちはすごくよろこんでくれていました。
なんだかわたしも、うれしくなりました。
(強調は死せる詩人による)

 こういう素直な感想を見ると心が和みますね。



2005年2月13日日曜日

2005年中学校バドミントン冬季大会・団体戦

 今日は中学校バドミントン冬季大会の団体戦でした。僕が教えている学校は準優勝。決勝戦では、2複1単の内シングルは余裕勝ちでしたが、ダブルスは両方ともアッサリ負けてしまいました。まだまだ課題が多いですねえ。守備力では優勝校に差をつけられちゃっているので、攻撃力をつけて打ち抜くしか勝ち目は無さそうです。



 今日はWorld's Largest Dungeonを使ったキャンペーンの初回でした。プレイグループ全体では10人弱のプレイヤが存在するのですが、今回は毎回のセッションに参加できるプレイヤ総数は4人という、ちょっと特殊なプレイ環境を設定してみました。

 実際はそのPC4人に1人のNPCが必ず同行するので、パーティの人数としては5人が最大値になります。今回参加したのは以下の3PC+1NPC。僕はDMです。

  • UA Variant Wild Shape Ranger1, Human
  • UA Variant Conjurer1, Human
  • Rogue1, Whisper Gnome 死亡→ Fighter1, Earth Dwarf
  • Fighter1, Human(NPC) 死亡→ Cleric1, Dwarf 死亡→ Fighter1, Human

 戦果としてはPCのRogが死亡、NPCのFtrが死亡、二代目NPCのClrが死亡、という所です。踏破率としては、全ダンジョンの70分の1程度でしょうか。死ななかったPC2人は、3レベルになりました。さてはて全クリアにどれくらいかかるでしょうか。



2005年2月12日土曜日

 アクセス解析を分析してみると、このblogはD&Dについて侃々諤々している時が一番アクセスが増えるという事が分かりました。かといって、ルールに関する疑問やアイディアなんて、そんなに沢山ある訳ではありません。従って、そうそう書けるものでもない。

 なので今後は、自分のキャンペーンで使った、自作エンカウンタの内それなりにトリッキィな物を紹介していこうかと思います。PLにばれちゃうと嫌なので、基本的には使い終わったものだけを紹介する事になります。エンカウンタを丸々書くと、かなりボリュームがあるので、途中で挫けるかもしれませんが(特に高レベルの物は書かないといけないデータが多い)。

 まあ、アクセスが増えた所で自己満足以外の利益は何も無いんですけどねぇ。いっその事アフィリエイトで金儲けにでも走ろうかな。



2005年2月11日金曜日

RSSの呪縛

 Sageを入れてRSS/Atomを使ったウェブサイトの更新チェックをしている訳ですが、これはこれで便利ですね。しかしこうも便利だと、RSS/Atomを配布していないサイトをチェックするのが面倒な気がしてきちゃいます。

 個人の日記やblogなんかは、チェックし忘れた所でどうでも良いんですが、各種ニュースサイトでRSS/Atomを配布している所が少ないってのは面倒ですねえ。コンピュータ系のニュースサイトでも、インプレス・ウォッチやIT mediaはRSS/Atomを配布していません。僕がチェックしている所だと僅かにMYCOMのみがRSSでニュースを配信しています。こんな所で遅れを取っちゃ駄目だろうに……。



FAUCHON

 貰い物だと思うのですが、家にFAUCHONの紅茶葉が沢山あります。うちの人間は、原則的に殆ど紅茶を飲まないので、放っておいても痛むだけです。捨てるに勿体無い(FAUCHONのDarjeelingは125グラムで3000円近くするのだ)ので、最近僕が一人で消費しています。

 誰も紅茶を率先して飲まないのに、紅茶用具だけは三揃い(ティ・ストレーナが2つにティ・ポットが1つ)あるのも謎ですが、これ幸いと使っています。紅茶を淹れて思うのは、珈琲に比べて淹れるのが簡単で良いなぁという点。基本的にストレーナ(かポット)に茶葉入れて、お湯を注いで待つだけですからね。

 でもやっぱり珈琲が好きな自分は、紅茶だと物足りなさ感じちゃうんだよな。美味しいんですけどね。



2005年2月9日水曜日

今更Sageを入れる

 Sageと言っても、スレを上げずにレスを書き込む事やSkip Williamsの事ではありません。Mozilla/Firefox用のRSSリーダ・Sageの事です。ウェブサイトの巡回はw3m-antennaで十分な気もするんですが、ちょっと試しに使ってみようと思います。

 あとやっぱりmigemoがあると便利なのでXUL/Migemoも入れました。



2005年2月8日火曜日

 呪文書の厚さは気苦労の多さ? @ D&D blog で以下のような事が論じられていました。

(前略)
呪文のレパートリーを増やすことに生きがいを感じるのは、ウィザードのロールプレイとしては正統派だが、ハック&スラッシュメインのゲームでは必ずしも最適解ではない。レパートリーを増やす暇と金が無いと嘆く前に、本当にその呪文を呪文書に書き込む価値があるかどうか、もう一度考え直してみてはどうだろうか。

 更にこのアーティクルのコメントで盛んな議論が行なわれていますが、Favored class:Wizardと自称する所の僕が、それを読んで感じた事があります。それは、今まで漠然と考えていた事が明確になったに過ぎないのですが、Wizardの呪文にはschoolやゲーム的なデータ以外に、メタな視点から見た分類があるのではないか、という事です。

 それは呪文の使用頻度に関する分類で、以下のような4つが考えられます。

  1. 盛んにdaily spellとしてprepareするもの。
  2. 余りdaily spellとしてprepareはしないが、scrollを持っているとそれなりの頻度(例えば2ダンジョンで1回とか)で使うもの。
  3. daily spellとしてprepareする余地は無いが、特定の状況ではその呪文が無いと詰んでしまうもの。
  4. 殆ど使用確率がゼロに等しいもの。

 それぞれの呪文例を上げてみると、以下のような感じでしょうか。これはプレイ環境によって、差が出るとは思います。またPC視点からの選択です。

  1. Magic Missle, Glitterdust, Fireball, Dimension Door, Teleport, Disintegrate
  2. Unseen Servant, Knock, Protection from Energy, Scrying, Antimagic Field
  3. Gust of Wind, Passwall, Water Breathing
  4. Nystul's Magic Aura, Tenser's Floating Disk, Animate Dead, Mordenkainen's Magnificent Mansion

 カテゴリ事にprepareの方法が変化してきます。

  1. 呪文書に書き写し、頻繁にdaily spellとしてprepareする。
  2. 呪文書に書き写し、頻繁にscrollとして作成する。
  3. 呪文書には書き写さず、scrollを購入する。
  4. 呪文書には書き写さず、scrollも購入しない。

 ある呪文が現在の状況(プレイ環境やキャンペーンの方向性など)、これらのカテゴリ1-4のどれに当て填るのかを考えた上で、適切な方法で呪文を準備するのがWizardに必要な思考では無いでしょうか。



他人の振り見て我が振り……

存在の耐えられない重さ…大量の雑誌で床抜け公務員重傷』(from zakzak)

 これは他人事ではないですね。僕の所持している書籍なんて、まだ2000冊程でしかありませんが、このままのペースで増えて行くと30年後には1万冊に届きそうなのです。凄く軽く見積って1冊当たり200グラムだとすると、2000冊で400キログラム、1万冊で2トンになります。

 書庫は1階に作ろう……。



2005年2月7日月曜日

 久しぶりに二日連続でD&Dをプレイしました。流石に疲れましたが、散々笑ったし楽しみました。

 今日はWizardだったのですが、0 level spell以外は全てキッチリと自分の意図(予測)した形で使い切ったので、至極満足です。



2005年2月6日日曜日

 昨日はSpelljammerキャンペーンの日でした。僕はCloistered Clericをやっているのですが、今回のレベルアップでようやくSpelljammer Ace(Jammership PilotのPrestige Class)になれました。また、宇宙海賊からGnome wreck shipも強奪する事ができたので、今まで捨てfeat化していた、Jammer helm operationやSkill focus(pilot)が日の目を見ました。

 次回からは「Jammerの海は俺の海」です。

追記

 Spelljammerセッティング関連データについては、Dungeon magazine #94を参照して下さい。



2005年2月5日土曜日

【今日の読書】ポオ 詩と詩論/エドガー・アラン・ポオ/創元推理文庫

 文豪ポオの詩および詩論を集めた全集です。ポオというと、どうしても「モルグ街の殺人」に代表される探偵小説に目が行きがちですが、詩人としてもまた有名です。
 わけても緻密な構成で知られる「鴉」が代表作という事になるのでしょう。詩というのは、その詩が書かれた言葉(この場合は英語)で読まないと、良さは理解しにくいものです。しかしこの詩集では、翻訳者の方々がそういった微妙な点にも配慮していたようで、日本語でありながらも、ポオの詩が持つ不思議な魅力を感じる事ができます。
 後半の「構成の原理」では自らの詩「鴉」を分解し、ロジカルに詩を作成していく筆者の詩作方法を紹介しています。続く「詩の原理」では、古今東西の詩の中から筆者の御眼鏡に叶ったものを取り上げつつ、ポエムのセオリィを論じています。
 最後に掲載された「ユリイカ」は、ポオが持っていた物理的・精神的宇宙観を描いた論文で、これが圧巻です。ポオの想像力、そしてそれをレトリカルに叙述する筆力は相当なものだった事が分かります。


bk1



2005年2月4日金曜日

時代の違い

 最近、小説と言えば海外の古典推理小説ばかり読んでいます。特に本格(推理小説)黄金時代と呼ばれる1910年代から1930年代頃の作品を読む事が多いのですが、やっぱり時代の差に時折困惑させられる事があります。
 その時代の科学や文明のレベルが、どの程度であったのかが分からないのが原因でしょう。
 例えば、今読んでいるのはF.W.クロフツの『樽』という有名な作品ですが、どうやらこの時代のイギリスは、自動車と馬車、電話と電報が混在していたみたいなんですよね。僕のイメージだとこの頃は、交通機関は既に自動車が主流になっていて、通信は主として電報という感じだったのですが……。
 歴史書を紐解いても、こういう「風俗」って殆ど描かれていないのは困ったものです。



【今日の読書】ポオ小説全集4/エドガー・アラン・ポオ/創元推理文庫

 ポオ小説全集最後の巻です。前巻に続き幾つかの探偵小説が収録されています。一番有名な作品は「盗まれた手紙」でしょうか。これは幼稚ではあるものの、心理的トリックを用いた作品の先駆として傑出した作品です。
 探偵小説以外では「アルンハイムの地所」「ランダーの別荘」のような絵的な作品が目立ちます。
 また「×だらけの社説」や「ミイラとの論争」のようにユニークな作品もあり、ポオのアイディアが如何に広汎なものだったかが分かる短編集です。


bk1



【今日の読書】ポオ小説全集3/エドガー・アラン・ポオ/創元推理文庫

 東京創元社から出ているポオ小説全集の3巻目です。この巻は恐怖小説と探偵小説が主になります。ようやく、ポオと言えば誰もが思い出す「モルグ街の殺人」も登場します。モルグ街に続くオーギュスト・デュパンものである「マリー・ロジェの謎」も収録されています。
 モルグ街は言わずと知れた、最初の探偵(推理)小説です。短い小説ではありますが、密室状況や意外な犯人など、推理小説のガジェットが数多く盛り込まれているのが特徴です。「マリー・ロジェの謎」でデュパンは安楽椅子探偵になります。
 ポオという人は、優れた文筆家であり又鋭いアイディア・マンだったんだなと感じさせる短篇集ですね。


bk1



2005年2月3日木曜日

猫かぶり

 昨日SCOOTERに誘われてコンパに行ったのですが、やっぱり猫かぶった女の子っているもんですね。猫かぶり行為が端から見てバレバレだと、若干愚かしいですけど。

 僕は、男女どちらでも頭の回転の早い人が好きなので、敢えて頭の回転の遅い天然ボケ風を装うってのは不思議です。天然ボケ(風)が好きな人もいるとは思うし、頭が良いと思われるよりは悪いと思われる方が安全側なんだけど……もうちょっと相手を見た方が良いんじゃないだろうか。



【今日の読書】ポオ小説全集2/エドガー・アラン・ポオ/創元推理文庫

 若くして死んだ天才文筆家ポオの全集2。1巻に続いて、ポオが残した怪奇・冒険小説を主に掲載しています。
 当時はゴシック・ロマンが全盛だっただけあって、ポオの小説にもその影響は色濃く受け継がれていますね。その命脈を、僕はラヴクラフトに感じます。


bk1



 この前TRPG.NETのIRC(irc.trpg.net)にあるチャンネル#DnDで出た馬鹿話。私立D&D学園というのがあったら、という話。

  • 学生の質問に真摯に回答してくれると人気のスキップ先生
  • いつも難しいテストばかりのモンテ先生
  • いつも滅茶苦茶な理論を教えるワイアット先生
  • 途中点をくれないケチなコーデル先生
  • 自分の書いた教科書を押し売りするエド先生
  • 昔発見した理論で一世を風靡した校長ガイギャックス先生
  • 経営状況が良くないと最近退陣を責まられたピーター・アドキンソン元理事長
  • 経営にはうるさい理事会ハスブロ財団

 あんまり阿呆な事ばかり考えるのは良くない。



 しつこくTwo-weapon fightingに関する考察が続く。弱い弱いと嘆いてばかりでも仕方無いので、強いTwo-weapon fighterを考えてみよう。

 取り敢えずDragon magazine #312に掲載されたVariant fighterのkensaiである。詳細は雑誌を参照してほしい。これを12レベルまで上昇させて、キャラクタの大枠だけでも作成してみよう。
 本来ならばAbility scoreは4d6で決定するMethodがスタンダードで良い。しかしここでは、ランダムな要素を排除する為にpoint buyを使ってAbility scoreを決定する。当然スタンダードを標榜するならばStandard point buy――即ち25 pointによる作成が望ましい。だが、それで作成してみたところ、Two-weapon fighterはかなり厳しい事が判明したので、不本意ながらNon-standard point buyの32 pointにする。

Kensai12, Half-orc
Str18, Dex19, Con16, Int6, Wis10, Cha6
# 4、8、12Level時のAbility上昇は全てDex
HD: 12d10+36(107)
# Fixed hit point
BAB:+12
BaseST: Fort+8, Ref+4, Will+4
Feat: General5, Kensai6
Two-weapon fighting, Improved two-weapon fighting, Greater two-weapon fighting, Weapon focus, Greater weapon focus, Weapon specialization, Greater weapon specialization, Improved critical, 残り3
Special: Chosen weapon(Two-blade sword)
Skill rank: Tumble15
Gear: Belt of giant strength+4, +1 Two-blade sword, +1 Animated steel light shield, +1 Mithral chain shirt

 Greater two-weapon fightingのFeatは実の所費用対効果が低い。Reguler-handのPrimary attackのダメージ期待値を10とするとOff-handのtertiary attackのダメージ期待値は4程度でしかない。更にDex19にするのは大変である。

 そのラウンド全ての攻撃にペナルティがかかるようなAttack option(Combat expertise, Power attack, Rain of blows, Storm of blows, etc)は、ラウンド当たりの攻撃回数が増える程、被るペナルティに対するメリットが減じるのでよくない。

 これ以後のレベルは、Kensai12/Bbn4/Tempest4、Kensai12/Tempest5/Half-orc paragon3などが有力(Kensai12/Half-orc paragon3/Orc paragon3/Bbn2というのも悪くない)。Rage能力は単純にラウンド全部の命中率が上昇するので極めて優秀。Dexが高いのでUncanny dodgeも重要になる。TempestのAmbidexterityも恒常的に命中率が上昇するので悪くなし、不足がちなACを少しでも補えるのは嬉しい。
 Wisdomが高いならば、Strength domain持ちのclr8を入れるのも良案(更にDestruction domainもあるSt.Cuthbertが良い)。Feat of strengthで1ラウンドだけstr+8は、それなりに良いし、Divine favorも二刀流と相性が抜群。

 このキャラクタは極端にWill saveが低く、Dominateが恐いのでMagic circle against evilやPsionic mindblankを仲間にかけてもらうと良いだろう。Enlarge personすれば、weapon damageが1d8から2d6になり、期待値が4.5から7に上昇するので、これも又悪くない(Enlarge personはDexに-2 size penaltyがかかるが、あくまでペナルティでありAbility damageやAbility drainのように実際のDexが下るわけではないので、Greater two-weapon fightingを一時的に使えなくなったりはしない)。
 Haste、Create magic tattooのSpell、BardのInspire courage、MartialのMajor/minor aura、、Recitation、Flanking、Attacker higher ground等々、とにかくラウンド全ての命中判定にボーナスが付くようにするのが重要だ。

 とりあえずKensai12/Tempest4くらいの時点で、FRCSに掲載されているDrizztよりは強いのではないかと思う。



2005年2月1日火曜日

 昨日のエントリに続き、D&D3.5Eに於いて両手持ちスタイルが如何に暴虐の限りを尽くしているかを考えてみる。

 おおまかに言って、戦士の戦闘スタイルは4つ乃至5つ考えられる。つまり、

  • Weapon and shield style
  • Two-handed weapon style
  • Two-weapon style
  • Archer style
  • Unarmed style

 この内、Unarmed styleはD&DではMonkの専売特許に近いので、ここでは言及しない。またArcher styleは、戦闘の場で戦線を構築しないという点で他のstyleと赴きを異にするので言及を避ける。上記5 style以外にもCavalier style、Throwing weapon style, One-handed single weapon styleなどが考えられるが、比較的稀なタイプだという事で除外した。

 さて残った3つのスタイルだが、これらには《防御偏重》《攻撃偏重》という軸を与えると、きっちりとシリアルに接続する事が分かる。3スタイルの中では、Weapon and shieldのみが唯一Heavy or tower shieldを装備し得るという意味で、これが最も防御偏重であり、Animated属性のShieldのような魔法的な助けがなければ何如なるShieldも装備できないTwo-handed weaponが最も攻撃偏重になる。他方で魔法的手段を用いずともBucklerならば装備可能なTwo-weaponが両者の中間に位置する(Shield bashやArmor/Shield spikeを用いた変則Two-weaponは考慮しない)。

 3スタイルの中でWeapon and shieldが、攻撃力の点では最弱であることは議論を待たない。という事で、ようやくTwo-handed style(THS)とTwo-weapon style(TWS)の比較に移る。まずは前提を確認しよう。

  • Abilityは両者とも同じ(全てのAbilityは18とする)。
  • Classは両者とも同じ(Ftrとする)。
  • 装備はTHSはGreatsword、TWSはLongsword and short swordとし、nonmagical、non-masterworkの武器とする。
  • Critical hitは考慮しない。


●ダメージの比較

 まずは1レベル時の比較をしよう。THSはPower attack、TWSはTwo-weapon fightingのfeatを取得していると考える。両者のFull attack bonusとダメージは

 THS: +5 greatsword 2d6+6(命中時の期待値合計13)
 TWS: +3 longsword 1d8+4, +3 shortsword 1d6+2(命中時の期待値合計15)

となる。さて実際に命中率まで考慮した時のダメージ期待値は

 命中率 × 命中時のダメージ期待値

で与えられる。つまり、THSの命中率をnとした場合、TWSのそれぞれの攻撃の命中率はn-0.1(THSに対して10%減少)である。従ってn=1(100%命中)とした時のダメージ期待値は

 THS: 13
 TWS: 13.5

となる。THSがPower attackを用いて命中を1下げ、ダメージを2上昇させた場合のダメージ期待値は

 THS: 13.5

となり、TWSと同値となる。

 次に6レベル時の比較を行なう。THSはPower attack、TWSはTwo-weapon fighting、Improved two-weapon fightingのfeatを取得していると考える。両者のFull attack bonusとダメージは

 THS: +10/+5 greatsword 2d6+6(命中時の期待値合計26)
 TWS: +8/+3 longsword 1d8+4, +8/+3 shortsword 1d6+2(命中時の期待値合計30)

である。Primary attackの命中確率n=1の時、Secondary attackの命中確率mはn-0.25なので0.75となる。これに基づき、ダメージ期待値を計算すると

 THS: 22.75
 TWS: 23.25

となる。THSがPower attackを用いて命中を2下げ、ダメージを4上昇させた場合のダメージ期待値は

 THS: 26.35

になり、TWSを3.10上まわる。

 次に11レベル時の比較を行なう。THSはPower attack、TWSはTwo-weapon fighting、Improved two-weapon fighting、Greater two-weapon fightingのfeatを取得していると考える。両者のFull attack bonusとダメージは

 THS: +15/+10/+5 greatsword 2d6+6(命中時の期待値合計39)
 TWS: +13/+8/+3 longsword 1d8+4, +13/+8/+3 shortsword 1d6+2(命中時の期待値合計45)

である。Primary attackの命中確率n=1の時、Secondary attackの命中確率m=n-0.25=0.75、Tertiary attackの命中確率lはm-0.25=n-0.5なので0.5となる。これに基づき、ダメージ期待値を計算すると

 THS: 29.25
 TWS: 29.25

となり、Power attackを使わずともTHS=TWSになる。更にTHSがPower attackを用いて命中を2下げ、ダメージを4上昇させた場合のダメージ期待値は

 THS: 33.15...

になり、TWSを3.9上まわる。


●Featの比較

 さてダメージの点では、Power attack持ちのTHSTWSに対して有利である事が分かった。ちなみにTWSがPower attackを使うという選択肢もゼロではないが、TWSはPower attackと極めて相性が悪い(Light weaponではPower attackによるダメージ上昇は得られない)ので、比較するに値しない。

 上の比較で用いた3つのレベル帯で、それぞれのスタイルに必要なFeatは

1レベル時
THS: Power attack
TWS: Two-weapon fighting
6レベル時
THS: Power attack
TWS: Two-weapon fighting, Improved two-weapon fighting
11レベル時
THS: Power attack
TWS: Two-weapon fighting, Improved two-weapon fighting, Greater two-weapon fighting

と圧倒的にTWSが不利になる。Two-weapon fighting系featは高いDexが必要になるので、取得が難しい事も不利な点である。

 またダメージ比較の結果を見るにTHSならばPower attackのfeat1つで、TWSと同じかそれ以上のダメージを出す事ができると分かる。


●その他比較

 THSTWSを比べた時、こと高レベル域でTWSが不利だと感じる点は、武器にかけなければいけない金額である。THSならば1つの武器にお金を注ぎ込めば良いのに対して、TWSはそのスタイルを十全に活かしたいならば2つの武器にお金を注ぎ込む必要がある。つまり費用対効果の点でもTWSは圧倒的に不利なのだ。


●総括

 このようにTHSTWSを比較した場合、TWSに利する点は少ない。TWSで両手に同じ武器(Short sword二刀流など)やDouble head weaponを使った上で、Weapon focus、Weapon specialization、Improved criticalのようなfeatを取得していけば、両者のダメージ比較は違った結果になる(こういった理由でDragon magazine #310に掲載されたVariant fighterであるkensaiとTWSは相性が良い)。またComplete adventurerで追加されたPrestige class・Tempestになれば、また変った点も見えてくるだろう。

 思うにTWSの生きる道は単純なダメージディーラではない。そんなものはTHSのBarbarianにでも任せておけば良いのだ(嗚呼、そのダメージ期待値たるや比較するのも恐しいが)。TWSは多様性を活かすべきだろう。片手にSlashing/Cold iron weapon、片手にBludgeoning/Adamantine weaponというように、様々な状況に対応できるようにすれば多少は希望があるかもしれない。


おまえはもう、死んでいる

 ウェブ・サーバにしていたSHARP Mebius PC-PJ2 S2のハードディスクがお釈迦になってしまった様子。さっきからsegmentation fault吐きまくってる……。ssh越しでファイルのコピィしようとしたら途中で死ぬし。

 まあ6年以上も前に購入したノートパソコンなんでハードウェアの故障は、起きるべくして起きたという所だろうか。もうちょっと頑張って駄目なら、墓場行きかなぁ。

 代わりにLibrette 60でも出動させるか(無茶です)。



 『D&D blog』でD&D3.5EでのPower Attackについて論じられています。確かに3.5Eの両手持ちPower Attackってダメージ効率が良すぎなんですよね。僕はWeapon and shieldとかTwo-weaponスタイルが好きなので、3.0Eから3.5Eの変更点ではPower Attackに関する変更が一番気に喰わなかったりします。

 最近はComplete Adventurerに掲載されたLeap AttackなんてFeatで更にPower Attackが強化されているし。



2005年1月27日木曜日

 長くD&Dを遊んでいると、誰しもなんとなしに感じるのではないかと思うのですが、それぞれのプレイヤにはFavored Classがあるのではないかと思います。僕は、明確に自分のFavored Classを認識しています。それは間違いなくGeneralなWizard(Wiz)です(ConjurerやEvocarのようなSpecialistではないという意味でのGeneral)。

 何故Wizなのかと考えてみると、幾つかの理由がある事が分かりました。

  1. 僕は飽きっぽい。従ってBarbarianのように、原則的に同じ行動(殴る)を取り続ける事が本懐であるClassは向かない。
  2. 論理以外のルールに縛られるのが好きではない。よってPaladinのように厳しい行動規範を問われるClassをプレイすると窮屈に感じる。
  3. 考えるのが好きである。Wizは、ゲーム内で毎日々々Spell Prepareを考える楽しみや、SpellbookにどのSpellを書くかという選択の楽しみがある。
  4. ルールブックを読むのが好きである。これはSpell Casterには必須の性向。

 PHBに掲載されているStandard Classを得意な順に並べるとすると、Wiz > Rgr > Clr > Drd > Brd > Sor > Ftr > Pal > Bbn > Mnkという感じでしょうか。

 Mnkは、たぶんPCとしてプレイできません。攻撃力ではBbn・Pal・Ftrに劣り、SkillではRog・Brd・Rgrに劣り、Spell castができる訳でもない。強いていうならば生存能力だけが高いClassというのが、Mnkに対する僕の評価です。たぶんPrerolled PCとしてMnkを与えられたら、途方に暮れてしまうでしょう。

 他のプレイヤに聞くと「MnkはそういうClassだからこそ、戦闘中好きにして良いんだよ」と言われるんですが、それが困る。ある程度やるべき事の道筋が無いと、僕には辛いのです。

 話をWizに戻します。Wizと一口に言っても、いろいろなパターンがあります。まずWizスキーな人は、大抵の場合好きな・嫌いなSchoolというのがあるんじゃないでしょうか。僕はConjurationとDivinationが好きで、Enchantment・Evocationが嫌い(あまり使おうとしない)傾向にあります。
 まずもって、ダメージなんぞ前線の人達が武器振るって出した方が(多くの場合)効率が良いと考えているのでEvocation spellをあまり使う気になれません。またEnchantment系は後処理が面倒(Charm)だし、Saveを1度通されたらそれでDefeatされてしまうSpellが多いので、殆ど使いません。

 あとは僕はScrollを沢山用意しがちです。入手した金の大半はScrollに消える事もしばしば。他のClassでは、どうにもならない状況を打破するのがWizだと考えている以上、遭遇し得る多種多用な状況に対応する為にも、Dairy Spellだけでは足りないと考えているのです。

 尻切れ蜻蛉に、つらつらと書いてみましたが、みなさんは自分のFavored Classは何だと思いますか?



2005年1月26日水曜日

 某所で「Spellthiefの登場でArcane Trickstarは株が下ったね」という評価をする人がいたのですが、そうでも無いんじゃないかと疑問を感じたので比較してみました。

 比較項目は、Sneak Attackのダメージ、Caster Level、Disable Deviceのrank、HPです。Arcane TrickstarはRog3/Wiz5から開始するとして、Closs class skillにはskill pointを消費しないものとします。またHPはDMGにあるVariant rule:Fixed hit pointで算出しています。













ECLArcane Trickstar(Rog3/Wiz5 start)Spellthief
SneakCaster LevelDisable DeviceHPSneakCaster LevelDisable DeviceHP
82d656262d641131
92d667293d641234
103d678313d651338
113d689343d651438
124d6910363d661545
134d61011394d661648
145d61112414d671752
155d61213444d671855
166d61314464d681959
176d61415495d682062
187d61516515d692166

 どうでしょうか? Caster LevelとSneak AttackではArcane Trickstarが有利、一方SkillとHPではSpellthiefが有利となっています。またSaving ThrowはArcane Trickstarが、Base Attack BonusはSpellthief有利です。共にこの表には書かれていないSpecial Abilityがあるので、単純な比較にはなりませんが興味深い結果になったと思います。ただArcane TrickstarとSpellthiefは、そもそも全然違ったコンセプトで作られているので、こういう比較自体が無意味かもしれません。



 月曜日にAmazonからComplete Adventurerが届きました。まだStandard ClassとSpellくらいしか読んでいませんが、なんというかSpellthiefやらArcane Trickstarマンセーな内容になってますね。いろいろと楽しいSpellが沢山あります。Spellを見る限りではBardとRangerも強化されているように思えます。

 Prestige classはいまいちピンと来るものがありません。たんに僕がRogスキーじゃないからかもしれませんが。AからEの五段階評価で言うとB、C評価のPrestigeが多い印象を受けました。

 Itemなんかは余り目を通していないので、もうちょっと読み込まないといけませんね。



2005年1月24日月曜日

Ballantine, Human, Male, 24, 124lb., 5'
Alignment: N
Class: Wiz3
Str9, Dex15, Con15, Int18, Wis12, Cha9
HD: 3d4+6(15)
Feat: Scribe Scroll(Wiz bonus), Callegiate Wizard(CA[1]), Sudden Widen(CA), Sudden Maximize(CA)
Skill rank: Concentration6, Decipher Script6, Disable Device3, Knowledge(arcana)6, Knowledge(the planes)3, Knowledge(nature)1, Knowledge(dungeoneering)1, Knowledge(local)1, Search3, Spellcraft5
Spellbook: [0th] all, [1st] Benign Transposition(MHB[2]), Enlarge Person, Eye of Avoral(BoED[3]), Grease, Low-Light Vision(CA), Mage Armor, Mordenkainen's Buzzing Bee(MHB), Sleep, Slide(MHB), Magic Missle, Comprehend Languages, True Strike, Shield, [2nd] Flaming Sphere, Glitterdust, Invisibility, Web
Possessions: Ring of Feather Falling, Wand of Magic Missle(CL:3rd, 15 charge remain), Potion of Lesser Vigor, Scroll of Magic Weapon, Shield, True Strike, Slide, Benign Transposition, Mordenkainen's Buzzing Bee, Invisibility

[1]: Complete Arcane

[2]: Miniatures Handbook

[3]: Book of Exalted Deeds



2005年1月23日日曜日

 某サークルに、ちょこちょこ顔を出せそうなので持ちキャラが増えました。今自分がプレイヤとして参加しているキャンペーンは、これを含めて2つです。もう一つはSpelljammerキャンペーンで、そっちではCloistered Cleric(Unearthed Arcana収録)をやっています。

 で今回のキャラですが、こんな感じ。

Ballantine, Human, Male, 24, 124lb., 5'
Alignment: N
Class: Wiz1
Str9, Dex15, Con15, Int18, Wis12, Cha9
HD: 1d4+2(6)
Feat: Scribe Scroll(Wiz bonus), Callegiate Wizard(CA[1]), Sudden Widen(CA)
Skill rank: Concentration4, Decipher Script4, Disable Device2, Knowledge(arcana)4, Knowledge(the planes)1, Knowledge(nature)1, Knowledge(dungeoneering)1, Knowledge(local)1, Search2, Spellcraft4
Spellbook: 0th:all, 1st: Benign Transposition(MHB[2]), Enlarge Person, Eye of Avoral(BoED[3]), Grease, Low-Light Vision(CA), Mage Armor, Mordenkainen's Buzzing Bee(MHB), Sleep, Slide(MHB)

[1]: Complete Arcane
[2]: Miniatures Handbook
[3]: Book of Exalted Deeds

 Skillで想像がつくかもしれませんが、Complete Arcaneに収録されているGeometerというPrestige Classを狙っています。まあ、特別奇を衒ったキャラクタではありません。僕の心情としてオーソドックスでないWizardは、どうも心もとないのです。Specialist Wizardもなんだか自分にはシックリこないし。たまにモジュールなんかでConjurationをBanedしたNecromancerやらを見かけては仰天しています。



2005年1月22日土曜日

 最近は書かなくなってしまいましたが、僕も一時は熱心にプレイレポートを書いていました。だから分かるのですが、プレイレポートって簡単に書こうと思っても、意外に手間がかかるんですよね。

 年があけてから、たきのはらさんの『プレイレポートbyたきのはら』に大量のレポートが掲載されました。D16さんがDMをなされているAquillaキャンペーンの総集編という赴きです(AquillaはD16さんお手製のワールドセッティング“繍羅世界″にある交易都市。キャンペーンのシステムはD&D3.0E)。
 全部通しで読むのに3日かかりました。しかしこれだけ力作のレポートを書いてもらえるとDMも気合が入るでしょうね。



2005年1月5日水曜日

【今日の読書】憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座/Tucker!/翔泳社

 ちょっとスクリプト言語を勉強しよう、と思って手にとった『たのしいRuby』。最初の方は普通に読めたのだけれど、純粋なC言語しか知らない僕には、クラスやらメソッドやらが出てきた時点でお手上げでした。何しろインスタンスだとか継承だとか、どんどん出てくる用語の意味が分からない。
 これではいけないと思い、物知りな知人に「オブジェクト指向を理解する為の良書はないか」と聞いたところ紹介されたのがこの本。

 本書では、オブジェクト指向言語としてC++を中心に解説してます。しかしながら、あくまで話の中心はプログラミング言語の事ではなく「オブジェクト指向とは何であるか」です。CかC++の知識があった方が読み易い事は確かですが、それ以外の何か1つでもプログラミング言語を知っていれば本書を読むには十分です。

 なによりも、この本では無駄なく筋道ハッキリとオブジェクト指向の基礎を解説してくれてます。基本的な用語・概念の解説に始まり、静的分析、動的分析と進み、最終的には書籍で学んだ知識を活用して1つのプログラムを作成する事になります。

 これからのプログラムの現場では、オブジェクト指向を用いた設計を免れる事はできません。ただでさえ理解が難しいと言われるオブジェクト指向、世には数多の解説書が存在します。しかし、この本と同程度の良書を探すのは容易ではないでしょう。


bk1



【今日の読書】ポンド氏の逆説/G.K.チェスタトン/創元推理文庫

 チェスタトンの非ブラウン神父モノ。著者自ら「THE PARADOXES(逆説集)」を名乗るだけあって、ポンド氏の逆説にはニヤリとせずにはいられません。

 事件が発生すると、韜晦するかのようにボソリと逆説を吐くポンド氏。当然周囲の人物は彼の発言に不可解な思いをし『何を言っているんだこの人は』とばかりに、ポンド氏の発言を聞き流してしまいます。今度は終幕で逆説の大家が説明を始めると、あれよあれよと言う間に主観的な状況が反転し、彼の逆説は正論そのものに聞こえてくるから不思議です。

 チェスタトンの持つ、鋭い洞察力が成し得た諧謔まみれの逆説集。クックックと忍び笑いをせずには読めません。


bk1