2005年10月19日水曜日

レディスとメンズ

 レディスとメンズという分類の方法があります。御手洗なんかに使われているし、洋服を買いに行けば、それぞれのコーナが設置されています。

 この分類、シンメトリィが好きな僕には強い違和感を感じさせるんですよね。レディスとメンズを、英語で表記すればそれぞれLady's/Men'sとなります。MenはManの複数系なので、単数形にしてアポストロフィエスを取れば、それぞれLady/Manです。

 しかし、一般的にManの対義語はWomanであり、Ladyの対義語はGentlemanです。それぞれの英単語の用法の傾向としては、次のようになるはずです。

  • Gentleman/Ladyはそれぞれ日本語でいう紳士・淑女。
  • Man/Womanはそれぞれ日本語でいう男・女(つまり性差を表現する語の内最も広汎なもの)。

 まあLadyには単に「女性」という用法もありますし、誤用ではないんですが、どうしても違和感を感じてしまう僕です。そういえば中学生の時、英語の先生がこんな事を言っていました。

公衆便所にメンズ・レディスと表記されているけれど、公衆便所に入るような女性はLadyと呼ばない。

 そういえば女性のヤンキィ軍団の事をレディスなんて呼んだりもしますね。どっちかってーとあればビッチズ(bitch's)だよなぁ。



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