2008年4月5日土曜日

修理

 昨日の朝、自転車通勤の途中にBromptonのシフトの調子がおかしくなってしまいました。購入して2ヶ月、ワイヤの初期伸びが限界まできたようで、どうやっても1速(1番軽いギア)に落ちなくなったのです。

 これまでも同じ症状は2度発生しているのですが、その時はインジケータ・チェーンのネジを締める事で調整してきました。といってもこの方法で調整できるのは、たかだか数ミリです。既にインジケータ・チェーンのネジは一杯まで締めてあり、もうこの方法での調整は不可能な状態でした。

 仕方なく朝は1速が使えないまま通勤したのですが、これが辛い。そもそもBrompton M3Rは内装3段しか変速ギアがありません。その内1つが使えないというのは大変です。使う頻度の少ない3速が使えなくなるならまだしも、静止状態から発車する時や坂で必ず使う1速が使えないわけです。今の現場である六本木は台地の上にあるので、どこから行っても必ず坂があるしね……。

 この状態を直すのは簡単で、スパナ1本とラジオペンチがあれば自分で修理はできます。しかし当然そんな工具は持ち歩いていません。帰宅時も1速が使えないのは嫌なので、昼休みに修理をお願いしようと赤坂にある某有名プロショップに行ってみたのですが『当店で購入した自転車以外の修理は受け付けません』の言に玉砕。

 ウェブで近場にある評判の良い自転車屋を探して帰宅途中に寄る事にしました。そうして探したのが、浜松町・大門にある『シミズサイクル』。持っていくと、すぐに直してくれました。昼間の某プロショップの事もあったので「このお店で購入させて頂いたわけでもないのにすみません」と断わったら店主らしきおじさんは「そんな事は関係ないよ」と一蹴。流石だ。プロっつうのはこうでなくてはいませんな。



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