2008年8月19日火曜日

レインボーブリッジを渡る

Rainbow bridge in a night

 レインボーブリッジというのは皆さんご存知の通り、芝浦とお台場を結ぶ橋です。この橋なんですが、東京23区南部に住む自転車乗りとしては非常に悩ましい存在だったりします。
 自転車というのは原則として車道(の左側)を走るものなのですが、レインボーブリッジの車道は自転車走行不可です。じゃあ歩道を、と思うと歩道も自転車は走行不可です。んでは自転車を押して歩道を歩こうかと考えると、なんとそれも不可。自転車を持って渡るためには、自転車専用の袋(輪行袋)に入れた上で持って歩かなければいけません。

 地図を眺めれば即座に分かる事ですが、品川辺りからお台場に出るにはレインボーブリッジを渡るのがほぼ最短距離です(もしくは首都高湾岸線)。ここを通らずに自転車で品川からお台場に行こうとしたら、築地から晴海経由という遠回りな道か或いはゆりかもめを使って輪行するしかありません。
 かといって、電車やらに乗るわけでもないのに輪行袋に入れた重い自転車を持って橋を渡るなんて業腹にも程があります。

 そこで考えたのがバスでの短距離輪行です。都営バスには虹01系という浜松町と国際展示場を結ぶ路線があります。これを使ってレインボーブリッジの出入口付近にある停留所間だけを輪行するわけです。

 ブロンプトンならば、

バス停まで自転車でアプローチ

その場で折りたたみイージーカバーに包む

乗車

下車

イージーカバーを外し組み立て

サイクリング再開

という工程が簡単に行なえます。芝浦埠頭駅入口停留所で乗車してお台場海浜公園駅前停留所で下車すればバスに乗っているのは10分未満です。

 問題はこの路線が休日にどの程度混雑しているかでしょう。空気の読める自転車乗りとしては混んでいる電車やバスを輪行に使うわけにはいきませんからね。



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