2010年5月27日木曜日

雨具

 自転車の雨具についてです。僕が所持している自転車3台はどれも泥除けが付いているので、僕はポンチョを使っています。次の2つのポンチョです。

CARRADICE Duxback rain poncho

 自転車用に作られている事もあってなかなか良いのですが、色々欠点もあります。

利点
前側(前身頃と言う)が長いので、ハンドルまで覆える
ずっしりとした布で作られているので、多少の風ではばたつかない
内側に両手と胴に結ぶ紐があるので強風でもめくれたりしない
欠点
重い(800gくらいある)
嵩張る(畳んで袋に入れても1リットルのペットボトルくらいの大きさ)
フードが小さすぎる
オイルドコットンなので油臭いし手で表面を触ると油が付く(内側は大丈夫)
暗い色しかない(視界が悪い雨の中の走行なのでできるだけ目立つ色の方が良い)

 こののポンチョが余りにも重くて毎日持ち運ぶ(去年の夏はゲリラ豪雨とやらの所為で予測できない雨が多かったので毎日雨具を持っていた)のが嫌になったので買ったのが次のポンチョです。

INTEGRAL DESIGNS Silcoat Cape

利点
軽い(Lサイズで140g!)
収納サイズが小さい(12x12x3cmくらいになる)
フードが使い易い
前身頃がそこそこ長い(自転車のハンドルまで覆える)
臭わない
明るい色がある
欠点
軽いので猛烈にばたつく
めくれるのを防ぐ機構が無い

 またポンチョという雨具自体の構造事態の利点・欠点もあります。

利点
上から被るだけで下はスカスカなので蒸れない
脱ぎ着し易い
荷物を背負ったまま着用できる
前身頃が長いポンチョであれば自転車自体も覆うので車体があまり濡れない
上下セパレート型の雨具と比べると安価
欠点
前輪から跳ね上げた泥水を防げない(泥除けがあれば大丈夫)
風でばたつく
上下セパレート型の雨具と比べれば動きづらい

 僕は現在通勤時に持ち運んでいるのはSilcoatの方です。とにかく軽くて嵩張らないのが毎日持ち歩くには重要。毎日持ち歩くのでないなら、Duxbackの方がいろいろと楽です(特にばたつかないのが楽)。

 これらの雨具に追加して眼鏡着用者として外せないのが、つばの長い野球帽型の帽子です。雨の中帽子無しで走ると眼鏡に付着する水滴で、猛烈に視界が悪くなり危険です。眉が隠れるくらいまで目深かに被れば眼鏡に水滴が付くのは相当程度防ぐ事ができます。またポンチョのフードの中に帽子を被ると、振り返ったりした時に「首だけ回って、フードは回らず横や後が見えない」という状況が防げます(つばがフードを押して動かすため)。
 山高帽型の全方位につばがあるレインハットであれば、フードを被る必要が無くなるので更に安全です(フードを被ると耳を覆ってしまうので周囲の音が広いづらくなります)。

 この他、雨具に相当する物としてはBromptonのフロントバッグ用のレインカバー、Brooksの革サドル用のサドルカバーを使っています。どちらも必須ですね。

追記

  • Bromptonのフロントバッグ用レインカバー

     このレインカバーは安いし専用品だから大きさも丁度良いし目立つ色だし前面に反射板が付いているので、Bromptonのフロントバッグを使っているなら持っておくと便利です。雨中の走行はしないという人でも突然の雨でバッグとその中身を濡らす危険を冒さずに済みます。ただし、繰り返し使っていると防水性能が落ちてきて中に少し染みたりします。僕のもそうなってきてしまったので、今度傘用の撥水コートスプレーでも吹いて防水性能の復活を試みてみようと思います。あと、口を絞っているゴムが強力で着脱し辛いのが残念な所でしょうか。

  • Brooks Rain Cover

     これもBrooksサドルの専用品です。折り畳んだ時に止める為のマジックテープが付いていたりして便利なんですが、防水性能はイマイチです。大雨の中このサドルカバーだけ付けて放置しておくと残念な事になります。サドルカバーは100均のが一番使い安いですね。



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