2015年1月10日土曜日

D&D5版 PHB Optional/Variant ルール寸評

  1. Variant Human Traits

    PHB の Variant の中では影響度が大きいものの 1 つですね。うちのグループでは常に採用しています。この Variant の採用した時の Human の強さと、不採用の時の強さは一概にどちらが強いと言えるものではありませんが、どちらにせよ多様性が増すルールです。

  2. Exotic Languages の習得

    Exotic Languages はの習得には DM の許可が必要です。Draconic なんかも今回は Exotic Languages なので Wizard であっても自由には習得できません。例えば、Wizard や Bard、Sage Background であれば Exotic Languages を習得可能というような方針も良いかもしれません。

  3. Variant Criminal: Spy
  4. Variant Guild Artisan: Guild Merchant
  5. Variant Noble: Knight, Variant Feature: Retainers
  6. Variant Sailor: Pirate, Variant Feature: Bad Reputation

    上記の 4 つは全て Background 関連です。味付けとして良ければ採用するのは良いと思いますが Knight の Retainers は場合によっては PC に同行する NPC の増加に繋るので注意が必要です。うちのグループは常に全部採用しています。

  7. Variant: Equipment Sizes

    鎧の仕立て直しに関するルールですね。これを採用すると鎧はそれぞれのキャラクタの体格に合わせて作られているので、他の人が利用するには Armorsmith に頼んで仕立て直してもらう必要が出てきます。つまりダンジョンで入手した鎧は原則としてその場ですぐには使えないわけです。仕立ての値段は鎧の市価に対する割合で決まりますが、魔法の鎧はどう扱えばいいのか不明です。DMG にもその記載は見付かりません。

  8. Multiclass and Feat

    この 2 つは厳密には Option ルールです。果してこれを不採用する妥当な理由ってあるんでしょうか? うちは当然常に採用です。

  9. Skills with different Abilities

    Intimidattion を CHA じゃなくて STR でやるとかそういうルールですね。プレイヤとマスタで紳士的な合意が得られるなら採用しても良いでしょう。

  10. Variant Playing on a Grid

    PHB の戦闘ルールはグリッドを使わない前提で書かれています。これはグリッドを使った戦闘のルールです。グリッドの無い抽象度の高い戦闘ルールは実は煩雑で、公平に遊ぼうとするとグリッドを使わない時よりも高い処理能力が必要になります。3 版 4 版の流れで遊んでいる人にとっては使う方が自然でしょう。うちも当然常に採用です。但しグリッドを使った戦闘ルールの詳細は DMG にあるので、そちらも参照した方が良いです。

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