これも古本屋で購入した本です。僕はコーヒーが好きなので、気になって買ってしまいました。
失敗でした、結論から言えば。
本当は「コーヒーの歴史」的な内容を期待していたのですが、そうで無いんですねこれが。単にコーヒーをダシにした世界史談議。しかも変にコーヒーが話の中心にあるもんだから、場所も時代も飛び飛びに紹介されるのでまとまって頭に入りません。
良く見てみれば筆者もコーヒーの専門家じゃないし。文章は読みにくいし、無理してジョークを入れたりしているから欝陶しいし中古で良かった、という所。
僕の求めていた物を是とするならば、この書籍が全体的に酷い事は確かなんですが、それでも幾つか面白い発見はありました。16世紀後半から17世紀にかけての、イギリスに於けるコーヒーハウスの在り方なんかは、全然知らなかった事でしたし。
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