- 書名
 - プログラミングRuby 第2版 言語編
 - 著者
 - Dave Thomas with Chad Fowler and Andy Hunt
 - 訳
 - 田和 勝
 - 監訳
 - まつもと ゆきひろ
 - 出版
 - オーム社
 - 価格
 - 3800円
 - ISBN
 - 4-274-06642-8
 - bk1
 - http://www.bk1.co.jp/product/2706150
 
本日読了。仕事で各種作業の自動化スクリプトを作る事が多いのですが、今までは実行環境の問題があってPerlで書いていました。本番環境にやたらとアプリケーションをインストールしたりできませんし、SolarisなんかだとRubyは標準でインストールされていません。しかし職場環境が変わり、比較的自由にツールが選べるようになったのでPython・Rubyの2つで迷った末に日本語資料の豊富なRubyを選択するに至りました。
以前にも『たのしいRuby』を読んではいたのですが、あの書籍はRubyの本当に基礎的な部分にしか触れていない上、Rubyのバージョン1.6をベースに書かれています。そこでRubyの詳細に触れ且つバージョン1.8を覚えるという目的で、本書を選びました。
本書は第2版ですが、第1版はpickaxe(ピッケル)本と呼ばれ、Rubyについて書かれた主たるドキュメントとして高い評価を受けていました(第1版はバージョン1.6をベースに書かれています)。僕は第1版は読んでいませんが、第2版を読む限りでは前の版で得た評判を傷付けるような事はありません。何かのプログラミング言語を修得している人が、Rubyを学ぶには丁度良い本だと思います。
補足
原書『Programming Ruby: The Pragmatic Programmer'S Guide, Seconde Edition』は1冊のまとまった本ですが、日本語版は本書(言語編)とライブラリ編の分冊になっています。本書は原本の前半部分にあたります。
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