2016年9月29日木曜日

3D Dungeon Tile: E-Z Dungeon Magnetic Custom

という訳で「3D Dungeon Tile: E-Z Dungeon」で紹介したペーパクラフト三次元ダンジョンタイルをより柔軟に使えるよう改造する方法の紹介です。題名の時点でお気付きの人が殆どだと思いますが、磁石を利用します。

用意するのは直径 10mm、厚さ 3mm 程度のフェライト磁石です。厚さは 3mm である必要はありませんが、直径は 10mm が良いでしょう。10mm より小さい分には問題は発生しないと思いますが、大きくなるとそもそもペーパクラフトの内部に仕込めません。E-Z Dungeon のペーパクラフト壁は厚さが「外-外」で 12.5mm しか無く、内部は 11mm 程度しか余裕がありません。

僕は最初ホームセンタで良い磁石が無いか探したのですが具合の良いものが見付からず、Amazon で以下の物を購入しました。1 パック 50 個入っているものを 4 パック購入しています。

フェライト磁石以外にもネオジウム磁石などもありますが、ネオジウム磁石は今回の用途には磁力が強過ぎて不向きです。

磁石に加えて用意する必要があるのが、適度な大きさの鉄板です。僕はホームセンタで 1 枚 350 円程で購入した短辺 200mm、長辺 300mm、厚さ 0.3mm のブリキ (亜鉛メッキした鉄) の板を 6 枚用意しました。磁石が張り着く金属の板ならば何でも良いですが、扱いやすい大きさの物が良いでしょう。200x300mm ならばほぼ A4 大 (A4 は 210x297mm) なので扱いは楽です。

ブリキの板も Amazon にありますね。すごいな。

鉄板は特段加工は必要ありません。強いて言うならば端が鋭くて危ないのでメンディングテープで保護したくらいです。

ペーパクラフト側ですが、完全に組み立てる前に底面となる部分に磁石を接着しておきます。以下の写真を見て下さい。接着には木工用ボンドを使っています。

底面に仕込んだ磁石

ダンジョンの床面となるダンジョンタイルを用意します。これは厚紙ではなく普通のコピィ用紙を使った方が良いです。鉄板と磁石の距離が極力短くなるようにしたいからです。A4 大のものを必要な枚数だけ用意して下さい。

あとは簡単です。まず机の上に鉄板を敷きます。その上にコピィ用紙に印刷したダンジョンタイルを並べます。四隅を適当な磁石で抑えておくて良いでしょう。あとは、このタイルの上に磁石を仕込んだ壁等を配置するだけです。磁石の強度にもよりますが、転がったサイコロがぶつかったぐらいでは倒れたりズレたりしません。手で動かすのは簡単なので壁の再配置は簡単です。

試しに並べてみたのがこちらです。

試作部屋俯瞰

試作部屋目線

めくると鉄板

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