ストーリィ : ★★ アクション : ★★★★☆ 映像 : ★★ 音楽 : ★
《ガン=カタ》!! その一言に尽きますね。ストーリィは、特筆すべきものでは無いですし、世界の設定もかなり変です。建物とかは妙に未来っぽいのに、車は普通のセダンだったりするし。
とにかくアクション――つまり《ガン=カタ》だけが見所と言っても過言ではないでしょう。細い事は気にしないで、ボケーっとアクションシーンだけ眺めていれば、それで楽しめます。しっかし《ガン=カタ》って阿呆っぽいネーミングですよねぇ。アクションにもその「阿呆っぽさ」が染み込んでいるのがウけます。弾丸がフルに残っている状態の銃を二刀流して銃握で相手を「殴り殺す」とか(銃身を握ってハンマか何かのように振るうのである)。突込み所満載なんですが、そういうのは全て「これが《ガン=カタ》なんだ」と納得しましょう。例え日本刀の佩き方が間違っていても、そいつが銃を持っていなくても《ガン=カタ》って事で。
と、変な所も多々ありますが、やっぱりガン・アクションはこうでなきゃいけませんね。飛んだり跳ねたりしなくて良いから、兎に角撃つ(リベリオンのガン・アクションシーンでも多少は飛び跳ねますが、銃撃の比重が重い)。久しぶりに良いものを観ました。惜しむらくは映画館で観られなかった事でしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿