2006年8月23日水曜日

8月11日(金) 盆休み1日目

 8月11日から20日までの10日間は盆休みでした。こんな長い休みは久しぶりです。初日である11日は、かねてから挑戦したいと考えていた羽田-羽村を結ぶ多摩川サイクリングロードの往復です。サイクリングロードの始点から終点までで55kmほどあります。僕の家からサイクリングロードまで5km程度なので、往復で120kmの道のりです。

 これまで僕が走った最長距離は自宅-志木(埼玉県)の90kmです。100km越えというのは1つの目標でした。

 この日は曇っていてるものの雨の兆しは無く、暑すぎもせず長距離走るには丁度良さそうな天気でした。股の部分にパッドの入ったサイクリング用のインナパンツを穿き、速乾性素材のハーフパンツとTシャツ着替え、冷えたハイポトニックウォータ、いざという時の行動食を持ち万端の準備を整えて出発しました。出発点はサイクリングロードの南端である大師橋の下です。丁度9時でした。ここから主として東京側を走行し羽村を目指します(多摩川の河口から30kmくらいでは川が東京都と神奈川県の県境になっている)。

 多摩川サイクリングロードの中でも世田谷区に面した部分は、オンロードメインの自転車には辛い区域になっています。殆ど砂利道です。そこを避ける為に丸子橋を渡り登戸まで神奈川側を走ります。多摩水道橋を渡り再び東京側へ出て、そのまま北上していきます。関戸橋を過ぎると右手にY's Parkとセブンイレブンが目に入りました。ここで休憩です。時間は11時過ぎ。コンビニで購入した軽い昼飯を採った後、しばらくY's Parkで自転車を見て過ごします。11時30分に再出発。だんだん緑が多くなってきたサイクリングロードをえっちらおっちら走り12時30分に羽村堰に到着です。

 終点にある四阿で休んでいると、次から次へと自転車が到着してきます。多いのはロードレーサでした。その中に1人ARAYAのRAN(ランドナ)に乗ったおじさんがいて、なにやらサドルの高さを変更しようと作業しています。なんとなしに見ていると、どうやらアーレンキィの精度が悪いようでねじ山を舐めてしまい上手く回らないようでした。僕が持っている工具を貸して上げたことを契機に、そのおじさんとしばらくお喋りをしました。すると工具貸してもらったお礼に昼飯をご馳走してあげようといって、僕の返事もそこそこに自転車に乗り出発してしまいます。慌ててありがとうございますと言いながら、僕も自転車に跨り羽村駅方面に出発。ファミレスで2000円もする、ざるそばと鉄火丼のセットをご馳走してもらいました。僕はそのおじさんは50歳前後だと思っていたのですが、話を聞くとなんと還暦手前だとか。しかも週3で50km超サイクリングをしているようです。

 昼飯を終え14時。おじさんとは関戸橋まで一緒に走り、そこで別れました。この時点で徐々に股座が痛くなり始めていたので帰路では30分置きに休憩をいれ、なんとか帰宅です。後半100kmを越えたあたりからは股が痛くて、殆どサドルに腰を下ろさず立ち漕ぎで進んだので、帰宅した頃には脚が悲鳴を上げていました。案の定その日の夜には右足が筋肉痛に。うーん何年ぶりの筋肉痛でしょうか。

 肉体的には辛い面もありましたが(主として尻)、全体としては楽しい1日でした。拝島を越えた当たりから、サイクリングロードは自然の中を走るようになるので気持ちよいです。走っているから蚊に刺されたりもしませんしね。途中自然公園の一部を走ったりもしました。何も考えずに一心不乱に走るというものいいものです。



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