2004年8月5日木曜日

対消滅した1ドル紙幣

 3年位前でしょうか、女の子とデートしてショットバーに行きました。その時、そこのメニューを見ていた女の子が、なにやら最後のページに釘付けになっています。どうやら、そこにはちょっとしたクイズが掲載されていて、それに正解するとカクテル1杯サービスらしいのです。その時のクイズはこんな感じでした。


 ある所に3人の旅人がいました。
 彼女らはホテルを見つけて、そのホテルのオーナーに宿泊料金をたずねると、オーナーは「3人部屋で30ドルです」と答えました。そこで、旅人はひとり10ドルずつ払って、そのホテルに泊まることにしました。
 しばらくして、オーナーは3人の旅人の泊まっている部屋の料金は、本当は25ドルだったということに気付きました。そこで、ボーイを呼んで「あの3人の旅人に、この5ドルを返してきておくれ」と頼みました。
 ボーイは、3人に5ドルを返しても割り切れないと思い、自分のポケットに2ドルしまい込み、残りの3ドルを、3人の旅人に1ドルずつ返しました。3人の旅人は、ボーイから1ドルずつ返してもらったので、9ドルずつ払ったことになり、9ドル×3人で27ドルです。ボーイのポケットの中の2ドルを足すと、29ドル。さて、残りの1ドルはどこへいったのでしょうか?

 冷静に考えれば、簡単に解ける問題ですが、酩酊した頭で考えとグチャグチャになって解きにくい類の問題ですね。その時は当然、飲酒していたのでなかなか思考がまとまらず、パッと答えが浮びませんでした。エエ格好しいの僕は、平然とした表情を装いながら必死に考えて、なんとか3分程度で正解し体面を保ったのです。

 暇な時にでも考えてみて下さい。回答は明日にでも書きます。



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