2014年7月29日火曜日

D&D5版 戦闘ルール概説 3

前回の続きです。

第2ラウンド

第2ラウンドです。イニシアチブ順を再掲します。全員行動したのでDM、プレイヤ共に以下の順序は把握していて問題ありません。

  • 19, ローグ (AC14)
  • 17, ゴブリンA
  • 13, クレリック (AC18)
  • 10, 狼
  • 08, ファイター (AC18)
  • 06, ゴブリンB
  • 05, ウィザード (AC12)

ローグのターンです。そのままゴブリンAを攻撃しますが1d20=1で外れです。移動はしません。

Phase 09

ゴブリンAのターンです。ショートソードでローグを攻撃し命中。ダメージは4点。これでローグが倒れます。ローグの現在HPは0です (マイナスのHPは存在しない事に注意)。Unconsiousになると伏せになり手に持っていた物は落します。ゴブリンは盾を装備して移動。

Phase 08

クレリックのターンです。移動の半分 (切り捨てなので10ft) を消費して起き上がります。Bonus ActionでHealing Wordを使ってローグを1d4+4点回復します。1d4=3で7点回復です。ローグの現在HPは7になります。Actionで狼を攻撃しますが1d20=6、合計10で外れです。

Phase 10

狼のターンです。その場でクレリックを攻撃します。ファイターはReactionを消費しているのでここではDisadvantageは与えられません。狼の攻撃は命中し5点でクレリックが倒れます。

Phase 11

ファイターのターンです。狼を攻撃して1d20=20でクリティカルヒット! ダメージダイスが2倍になります (固定値は倍になりません)。2d8+3で13点。狼は倒れました。ゴブリンBの後ろへ移動します。この移動はゴブリンBのリーチ内を移動しているので機会攻撃は発生しません。

Phase 12

ゴブリンBのターンです。ゴブリンは特殊能力でBonus ActionとしてDisengage出来るのでこれを使います。Disengageするとそのターン中の移動は機会攻撃は誘発しなくなります。ファイターのリーチから離れウィザードの隣接位置へ移動。ショートソードでウィザードを攻撃し命中です。ダメージは3点。盾を装備して終了です。

Phase 13

ウィザードのターンです。敵に隣接されていますが、この状態で呪文を使っても機会攻撃を誘発したりする事はありません。その位置でゴブリンAに対してマジックミサイルを使います。マジックミサイルは自動命中で、STは無く3d4+3ダメージを与えます。10点ダメージでゴブリンAが倒れます。

Phase 14

続き

2 件のコメント:

  1. ウィザードとゴブリンAの間にある岩は進入できないだけでTotal coverにはならないという裁定ですか?

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  2. ご指摘ありがとうございます。これはTotal Coverですね。写真を取るのに必死でLine of Sightの確認を忘れていました。ウィザードが写真向って左に1マス移動すれば大丈夫ですが、時間のある時に写真を修正しておきます。

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