2014年7月23日水曜日

D&D5版 見逃しがち勘違いしがちなルール

Starter Setを遊んでみて、勘違いや見逃しが発生しそうなルールが気になったのでまとめます。

■Material ComponentとSpellcasting Focus

各呪文には必要なComponentが設定されていて、Verbal、Somatic、Materialがあります。Material Componentには注意が必要です。呪文の説明に価格が明記されているMaterial Componentは特別なMaterialなので、その金額を支払って用意しておく必要があります。またその様な有料のMaterialは呪文を使う度に消費されます。一方それ以外の価格表示の無いMaterialの場合はMaterial Component Pouchを持っていれば、それぞれのMaterialを所持していると見做されます。ここまでは問題無いでしょう。

クレリックはMaterial Componentを満たす為にMaterial Componet PouchではなくSpellcasting FocusとしてHoly Symbolを身に纏う必要があります。従ってHoly Symbolを纏っていればMaterial Component Pouchは不要ですが、有料のMaterialについては依然として別途購入し所持しておく必要があります。

ウィザードはSpellcasting FocusとしてWand、Staff、Orb、Rod、Crystalを使う事が出きます。これは手に持っている必要があります。それ以外の扱いはクレリックのHoly Symbolと同じです。Material Component Pouch不要、有料のMaterialは別という訳です。

■Two-weapon fighting

Two-weapon Fighting周辺も勘違いが多発します。原則としてTwo-weapon Fightingの場合、両方の武器がLight属性でなければいけません。そしてベーシックルールの範囲ではこの原則を覆す細則は存在しません

RogueとTwo-weapon Fightingの組み合わせは間違いの宝庫です。RapierはFinesse属性はありますがLight属性は無いので、Rapierを持ったらTwo-weapon Fightingは原則不可能です。またTwo-weapon FightingでのOff-hand AttackはBonus Actionです。従ってCunnning ActionでBonus Actionを消費したターンはOff-hand Attackを行なえません。

■DexでThrown weapon

Thrown Weaponは通常はStrで命中判定を行ないます。StrとDexの好きな方ではありません。正しThrown属性且つFinesse属性の場合は投げる場合でもDexで命中判定を行なえます。この場合StrとDexを自由に選択可能です。Finesse且つThrownな武器はベーシックルールにはDaggerしかありません

0 件のコメント:

コメントを投稿