「Chaptert9: Combat」を読んで行きましょう!
戦闘は次の流れで進みます。
- 不意打ち判定
- 互いの位置の明確化
- イニチアチブ判定
- それぞれのターンの処理
- 次のラウンドへ
■不意打ち
互いに〈隠密〉判定をして成功した者だけが不意打ちを行なえます。
■イニチアチブ
イニチアチブはDex判定です。
■自分のターン
戦闘参加者は各自のターンで以下の行動を行なえます。
- 1つのAction
3版、4版で言うStandard Actionです。攻撃や呪文の行使などがこれに含まれます。
- Move
移動です。名称はMove ActionではなくただのMoveです。移動の途中にActionを行なう事も可能です。従って30ftの移動速度のキャラクタが、20ft移動→攻撃→10ft移動、という事が出来ます。
- 1つのBonus Action
3版で言うSwift Action、4版で言うMinor Actionです。
- その他瑣末な行動
武器を抜く、ポーションを背嚢から取り出す、落ちている物を拾うといった行動はActionやMoveの一部として実施出来ます。
またReactionという自分のターン以外でも発生する行動もあります。Reactionは1ラウンドに1回です。回復するのは自分のターンの頭です。Reactionは自分のターンでも可能です。機会攻撃もReactionです。
■移動
前述の通り移動の途中でActionが可能です。5レベル以上のファイターなどは1回のActionで複数回の攻撃が可能ですがその時に、移動→攻撃→移動→攻撃→移動、とする事も出きます。
複数の移動能力を持っている場合、移動の途中でモードを変更する事が出きます。その時の残りの移動距離は割合で考えます。例えばwalkが30ft、flyが40ftのキャラクタの場合、最初に15ftの距離をwalkしてそこでflyに切り替えた場合は残りのfly可能距離は20ftです。 その時は単純な引き算で考えます。例えばwalkが30ft、flyが40ftのキャラクタの場合、最初に20ftの距離をflyしてそこでwalkに切り替え10ft移動し、更にflyに切り替えて10ft移動可能です。
■戦闘行動
Actionで実行可能な代表的な戦闘行動が紹介されています。
- 攻撃
- 呪文の行使
- Dash いわゆる2倍移動
- Disengage 機会攻撃を喰らわずに移動できます。
- Dodge 防御専念です。ACとDex STにボーナス。
- Help 味方の攻撃に対するAid anotherです。
- 隠れ身
- 待機行動 3、4版と違いイニシアチブが変化しません。
- 捜索
- Use an Object
■攻撃
重要な点を箇条書きにします。
- 出目1は自動失敗、出目20は自動命中でクリティカルティットです。クリティカルの場合ダメージダイスのみが倍になります。固定値は増えません。
- 見えない的を攻撃する場合はDisadvantage、逆ならAdvantageです。
- 敵に隣接された状態での遠距離攻撃にはペナルティがあります。
- melee reachから離れようとすると機会攻撃が発生します。
- 二刀流は両手共にlight属性の武器でなければならず、off-handのダメージには能力値修正は加算できません。
- つかみかかりはStrとStr又はDexの対抗判定です。
- 遮蔽はhalf、three-quarter、totalの3種類です。ACとDex STにボーナスが得られます。
- Resistanceがあるとその種類のダメージは半分、Vulnerabilityだと倍です。
■HP0以下の処理
- 残りHP+最大HP以上のダメージを一撃で受けた場合即死します。
- HPが0になるとUnconsiousです。HPが正の値になるとUnconsiousから復帰します。マイナスのHPは存在しません。
- ターンの最初にHPが0の時、死亡STを行ないます。3回失敗すると死亡です。3回成功すると状態が安定します。出目1は2失敗扱い、出目20ならHPが1に回復します。又ターン最初以外でもHP0の状態でダメージを受けたりすると即座に死亡STをする必要があります。
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つかださんから間違っている部分を教えてもらったので修正。
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