2014年7月26日土曜日

D&D5版 キャラクタ作成例4 ウィザード

D&D5版のBasic Rules (以後ベーシックルール) を使って実際にキャラクタを作成してみます。ベーシックルールの中身については「D&D5版 Basic Rules を読む」を参照して下さい。

ウィザードを作成します。種族は順当にハイエルフにしましょう。能力値は27ポイントでの購入ルールを用いて以下の様に割り振ります。

【筋力】8, 【耐久力】14, 【敏捷力】12, 【知力】15, 【判断力】14, 【魅力】8

ハイエルフは【敏捷力】+2、【知力】+1なので最終的には

【筋力】8, 【耐久力】14, 【敏捷力】14, 【知力】16, 【判断力】14, 【魅力】8

となります。ウィザードは【知力】と【判断力】のセービング・スロー (以下ST) に習熟しています。また以下の技能一覧から2つの技能を得られます。

〈魔法学〉、〈歴史〉、〈看破〉、〈宗教〉、Investigation、Medicine

ここでは〈宗教〉とInvestigationを選びます。またエルフなので〈知覚〉の習熟が得られます。HPは6+【耐久力】修正値なので8です。

次に背景を選択します。今回はSageにしましょう。Sageの背景では、〈魔法学〉と〈歴史〉の技能、2つの追加言語が得られます。言語はOrcとGnomishにします。ハイエルフは言語を追加で1つ得られるので、これはGoblinにします。

装備は今回もクラスと背景で決まる装備パッケージににして、以下の物を選択しました。

ダガー、呪文書、Component Pouch、Explorer's Pack

Sageの背景から以下の物が貰えます。

1瓶のインク、鵞ペン、小さなナイフ、死んだ同僚からの謎掛けが書かれた手紙 (その答えはまだ貴方は知らない)、平服一式、ベルトポーチ、10gp

ウィザードはCantripはこの時点で選択する必要があります。以後、変更は出来ません。Ray of Frost、Light、Mage Handにします。更にハイエルフなので追加で1つ選択出来るのでShocking Graspにしておきます。

1レベルPCはクラスに依らずProficient Bonusは+2です。ウィザードは1レベルで呪文レベル1の呪文を6つ呪文書に書いておく事が出来ます。Comprehend Languages、Detect Magic、Identify、Mage Armor、Shield、Sleep、Thunderwave、Magic Missleとしましょう。これでキャラクタ作成は終わりです。

クラス
ウィザード
種族
ハイエルフ
能力値
【筋力】8, 【耐久力】14, 【敏捷力】14, 【知力】16, 【判断力】14, 【魅力】8
Proficient Bonus
+2
ST
【知力】、【判断力】
HP
8
AC
12 (【敏捷力】修正値で+2)
移動速度
30フィート
技能
〈魔法学〉、〈宗教〉、〈歴史〉、Investigation
近接攻撃
+5 (【知力】修正値+Proficient Bonus) Shocking Grasp 1d8
遠隔攻撃
+5 (【知力】修正値+Proficient Bonus) Ray of Frost 1d8, 射程60フィート
Cantrip
Light、Ray of Frost、Mage Hand、Shocking Grasp
言語
Common、Elvish、Orc、Gnomish、Goblin
クラスの特徴
Arcane Recovery
種族の特徴
暗視、Fey Ancestry、Elf Weapon Training、Trance

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