昨日ARMORTEC 800 OFFENCIVEのガットを張り換えて、新品のガットで練習に行ったら2時間足らずで切れた……なんてこった。スポットを外してシャトルを捉えたとは言え、僕はパワー無いからこういう事は起きないと思っていたんだけどなぁ。
ちなみに AT 800 OF に BG-65P の22ポンド張りでした。年末だというのに余計な出費が嵩みますね。いかんな。
死せる詩人のWeblogです。読書記録とDungeons and Dragons Role Playing Gameのセッション記録が主です。リンクは御自由にどうぞ。
現在、僕がメタルミニチュアを塗装する際にメインで使っている塗料はシタデル・カラーです。この塗料、発色もそこそこ良いし、なにより水性塗料としては皮膜が強いので、ゲームで使うミニチュアの塗装には向いています。
しかし僕からすると、大きな難点が1つあって、それはシタデル・カラーに使われている瓶です。この瓶の出来が非常に悪くて、たとえば全然使わずに塗料を3ヶ月も放置しておくと、塗料中の水分が完全に気化してしまい、残った塗料の成分だけがカチカチになってしまいます。こうすると水を加えても元に戻らなくて、その塗料は捨てる羽目になるのです。
僕は、突然思い出したようにメタルミニチュアを塗り始めるので3ヶ月くらい放置しておくことはママあります。こういうペインタにとってはシタデル・カラーの瓶の問題は致命的なのです。
ちょっと皮膜が弱いのが気になるんですが、安いしタミヤの水性塗料に変えようかぁ。
僕は珈琲が好きで、自宅では自分でドリップして飲んでいます。道具も一通り揃えてあり、カリタのナイスカットミルを始め、ドリップポット(細口ポットとか鶴口ポットとか呼んだりする)、ネルドリッパ、カリタのドリッパを2つ(小、中)、コーヒーサーバーを2つ(小、中)を持っています。
珈琲豆は生豆屋さんでしか購入しないのですが、普段はブラジル・ミナスばかりです。先日豆を購入しに行った時、久しぶりに生豆屋特製ブレンドである「きまめやブレンド」を買いました。これを飲むのは2年振りくらいなのですが、僕の味覚が進化したのか、以前に飲んだ時とは全然印象が違いました。コクがあって、かといって癖のない、とても飲み易い味です。
価格も手頃だし、流石店長自慢のブレンドって所でしょうか。
携帯電話のメールアドレスは、ドメインを除く部分(つまり@マーク以前)を11桁以上にすると広告・迷惑メールが来難くなります。
広告メール送信業者の多くは、次の2つの方法で送信先メールアドレスを決定しています。
これは何らかの方法で既に存在する(或いは存在していた)メールアドレスを収集し、そのリストを使って送信先を決定する方法です。多くの場合、ウェブサイト上に掲載されているメールアドレスを自動で収集するプログラムを使って、リストを作成しています。この方法で送信される広告メールは、メールアドレスを長くしても根本的な対策にはなりません。収集されたくなければメールアドレスを、ウェブサイト等の公共の場に晒さないしかありません。
これはメールアドレスに使用可能な文字から、ランダムにメールアドレスを作成し、そのアドレスに対して広告を送信する方法です。メールアドレスに使用可能な文字というのは、アルファベット25文字(大文字小文字は区別しないとして)と0-9の数字と若干の記号であり、おおよそ40種類程度です。
つまり@マーク以前の文字数が5文字ならば、その範囲で表現可能なメールアドレスは40の5乗=102,400,000種類となります。仮にランダムなメールアドレスを1つ作成するのに0.0001秒かかるとすると、102,400,000種類作成するのに2時間かかる計算になります。
11文字(11桁)ならば40の11乗、即ち4,194,304×10の9乗種類となります。1つ作成するのに0.0001秒ならば、全種類作成するのに13,150年かかる計算になります。同じ速度のコンピュータを1000台同時に使って分散処理しても13年もかかる事になるので、これは現実的ではありません。ですから桁数を11桁程度にしておけば、このランダム式による広告メールは防ぐ事ができるのです。
内容自体は、ごくごく単純な話なのですが計算してみたら計算に要する時間が、ものすごい事になったのでビックリしました。
この前の土曜日に友人7人(全員同級生)で飲んだのだけれど、そこで1人の友人がこんな質問を場に投げかけました。
「ある異性Aが13歳、20歳、27歳の時期があるとして、どの年齢の時が一番欲情するか」
なんというか設問にある3つの時期に13歳というのが入っていのが、既にどうかしている気がするんだが、質問をした彼は驚くべき事に13歳に一番欲情するそうだ。一応彼には警察のお世話にはならないようにしろよ、と釘を差したけれど……。
設問に立ち戻るとして、まず13歳は除外するにしても、この質問内容だとパラメータが少なすぎますよね。例えば、20歳女子大生と27歳三児の母バツイチ独身なら、まぁ20歳だけれど、二児の母でバツイチ、生活苦が滲み出ている20歳と、未婚でバリバリ仕事をしている遊び盛りの27歳だとしたら、僕は27歳の方に興味があるし。
なんにしろ13はイカンよ13は。児童福祉法に抵触しているし、東京以外の地方自治体ならば淫行条例違反まっしぐらな訳だ。
Emacs上で動作するmigemoというインクリメンタルサーチ用ソフトウェアがあります。大雑把に説明するとローマ字で日本語の検索をする為のソフトウェアです。例えば「sijin」で「詩人」を検索する事ができるのです。
これはRubyで書かれているのですが、ちょっと前までのDebian Sargeのパッケージとして用意されていたlibruby1.8.1に不具合があった所為で、migemoが上手く動作しませんでした。
普段何げなく使っているので、気が付きにくいのですが無くなると非常に困るソフトの1つですね。最早これなしではバッファ内検索をする気が起きない程です。
Debian Sargeのlibruby1.8.1自体は、つい先日くらいにバグフィクスされパッケージのバージョンが上ったのでmigemoは動作するようになりました。
migemoにはvim等で動くC/MigemoやFirefox上で動くXUL/Migemoといったブランチもあるので、是非使ってみて下さい。とても便利です。
バクスターの宇宙史ジーリーシリーズの枝編となる長編です。『虚空のリング』に少しだけ出てくる中性子星内での物語になります。
この作品を読んで何より思うのは、バクスターというのは壮大なネタを使って地味な小説を書く人だな、という事。物語が長くても『虚空のリング』のように、場面が頻繁に変化し、どんどん状況が転じていくならば退屈はしません。しかしこの作品は、冗長な所が多く、いささか間延びした感じを受けてしまいます。もうちょっとシェイプアップすれば、ネタ自体は面白いので良い作品になったのではないでしょうか。
こういう作品を見ると、いよいよバクスターというのは短編向きの作家なんだな、と感じてしまいます。この作品のリズムの悪さと比べて、ジーリーシリーズの集大成であるジーリークロニクルの2短編集は非常に良い出来なのですから。
bk1(絶版)
ぶつかるべきか、ぶつかざるべきか @ 女プログラマってどうよ? ―より
「川原で殴り合って、仰向けに寝転んで笑いあう」なんていう、
サラリーマン金太郎的友情が、すごく苦手(笑)
こんな光景は今時無いんではないでしょうか(笑)。少なくとも僕は生れてこのかた24年余り友人と殴り合いをした事は1度しかありません。その1度も友情を育むというよりは、ただの子供同士の喧嘩(当時小学校5年生)。
殴り合いまで行かなくても、友人と口喧嘩をする事もありません。僕の親友と呼べるのは15年の付き合いになるSCOOTERと、8年の付き合いになるtakesuですが、この2人とは口喧嘩をした記憶がありません。議論なら沢山していますけれど。
僕の友人は賢い連中ばかりなので、僕の考えている程度の事ならば「察っして」くれるというのが大きいのだと思います。しかし衝突したい、とか衝突してほしいというメンタリティは理解はできるものの、友人にしろ恋人にしろ、そういう人とは長く付き合った事がないので、不思議です。なんにしろ意思決定方法が理性よりも感性に傾いている人とは長く付き合えない自分です。
続いてStandard class以外の部分の雑感やらです。
Prestige classは19種類紹介されています。以下に名前だけ挙げます。
3.0EサプリメントのTome and Blood(T&B)からの再録が多い感じですね。T&Bとは内容が変化したClassもあります。
FeatはGeneral featが29種類、Draconic featというSorcerer levelを持っていないと取得できないfeatが9種類、Item creation featが1種類、Metamagic featが25種類追加されています。Arcane preparationやExtra spell、Sudden系metamagic featなどT&BやMHBからの再録も多いです。
Draconic featはSorcererの持つドラゴンの血みたいのに根差したfeat郡で、SpellをBreathに変換して攻撃する事ができるようになったりします。選択したDragonの種類に応じたResistanceが付いたりとか。
この3つは種類が多いので飛します。SpellはT&B、MHB、OAからの再録が多いみたいですね。Magic Itemではありませんが、Magic of Fearun(MAoF)に掲載されていたSpellbookの強化ルールも掲載されています(MAoFと同じルールかどうかは未確認です)。MonsterはAlienistの為にPsudonatural templateなんかもあります。
Bardとは、Wizardとはみたいな説明に続いてArcane organizationの説明もあります。Wizards GuildsやArcane Order、Seekers of the Songなんかです。あとはDMがキャンペーンでProblematicなSpell(Charm、Flying、Invisibility、Scrying、Teleportation)をどう扱っていけば良いか、みたいな指針もあります。
先週の日曜日にComplete Arcane(以後CA)が届きました。レビュウと看板を打つと大変なので、取り敢えずCAで紹介されている3つのStandard Classの所感でも。
今までに無いタイプのクラスです。Eldritch BlastとInvocationと言うSpell-like abilityが主たる能力になります。Eldritch Blastは60ft. rangeのRanged touch attackでAt willで発動、使用回数は無限です。ダメージは1レベルで1d6、20レベルで9d6になります。
InvocationはよりSpellに近い能力で、3レベルに2つのペースで新しいInvocationを得ます。Invocationには主として2つのタイプがあり、1つはEldritch Blastを強化・補助するもの(例えばRangeを250ft.にするとか)、もう1つはSpellと類似した効果を発揮するものです(例えばFog Cloudを作りだすBreath of the NightというInvocation)。
それ以外の能力ではDamage Reduction(最大で5/cold iron)が付いたり、Energy Resistanceが付いたりします。
僕の印象としてはArcherですね。
Miniatures Handbook(MHB)からの再録です。MHBから変った所は無いと思います。ざっと見た感じではSpell listも変化がありません。
Sorcerer likeなSpells per dayを持っていて、Spell knownは無くレベルが上昇するにつれSpell listにあるSpellは全部使えるようになります。後Advanced learningという能力が3、6、11、16レベルで都合4回貰えて、その時にWizardのSpell listからevocation系のSpellを自分のSpell listに加える事ができます。
それ以外の能力はLight armorとLight shieldならば装備してもArcane spell failerを受けなかったり(8レベル時にMedium ArmorもOKになる)、Sudden系のMetamagic featが幾つか自動取得できるという所でしょうか。
Evocationしか使えないSorcererって感じでしょうか。Specialist WizardのEvocarをやるならWarmageをやった方が良いかな、程度です。相手がGolemだったら何もできないんじゃないでしょうかね。
Oriental Adventuresからの再録です。Wizard likeなクラスでSpellbookからSpellをPrepareしていきます。特定のElemental(木火土金水)を選択してそのElementalに属するSpellをCastする時はCaster Levelが+2されるという能力があります。
後はSpell Secretという能力が貰えて、特定のSpellを選択して永久的にSpell slotの上昇無しにEnlargeやらSilentやらのMetamagic featを適用する事ができるようになります。
能力的にはWizardに極めて近いクラスですが、Spell listがいまいちなのでWizardの代わりにはなりません。何よりWizardと比べ、今後Spell listが追加される可能性が低いのが痛い所です。
既にいろいろな所で、取り沙汰されていますがIBMが中国のPCメーカLenovoにPC部門を売却する事が決定したようです(Impress PC Watchの記事)。果たしてThinkPadはどうなってしまうんでしょうか。ショック大きすぎる……。
ストーリィ : ★★★☆ アクション : 映像 : ★★★ 音楽 : ★★★☆
凄まじく豪華なキャストを誇るイギリス映画。DVDのジャケットに掲載されている俳優だけでも凄いものがあります。ちょっと見ていってみましょう。
こうして挙げると錚々たるメンバですね。制作スタッフは『ブリジットジョーンズの日記』や『ノッティングヒルの恋人』のメンバです。
群像劇なので登場人物が多く、それらの相関を把握するのが若干大変ですが、ハリウッド映画とは違った間や雰囲気がある良い映画です。次から次へと場面が変わるし、イギリスらしいジョークも散りばめられていて飽きる事はありません。イギリス映画のノリが嫌いでないなら、お勧めですね。
ストーリィ : ★★ アクション : ★★ 映像 : ★★ 音楽 : ★★★
日本では劇場公開されてない作品。DVD化されたものをSCOOTERの勧めで観てみました。70年代、80年代のアメリカ映画・ドラマを元にしたパロディが面白味、という映画なのでその方面に疎い人は辛いんじゃないでしょうか。マイケル・ジャクソンのモノマネとかもあるんで笑えますけど。
俳優は、日本で有名な人は殆どいません。強いて挙げるならシー・デビル役のデニス・リチャードでしょうか。彼女は『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』でボンドガールを演じているので、知っている人もいるでしょう。主人公を演じるエディ・グリフィンはアメリカでは有名なコメディ俳優のようです。
2004年12月4日土曜日は、久々にD&D3.0Eのセッションをしました。DMは僕の後輩。パーティの面子は以下の通り。
事前にパーティに前衛が居ない事が分かっていたので、僕はそれなりに攻撃力のあるキャラクタを作成せざるを得ない状況でした。本当は筋肉お化けなキャラって好きじゃないんですけどねぇ。僕のキャラの基本コンセプトは20ft.リーチを生かした「結界」の構築です。FeatはオーソドックスにPower Attack、Cleave、Combat Reflex、Exotic Weapon Proficiency(Chain Lash)。
シナリオ自体はオーソドックスなダンジョンハックでした。ただ敵がコンストラクトばかりなのがキャスタ(マニフェスタ)陣には辛かったですかね。
追記
プレイヤの1人であるからくりさんのサイトにレポートが掲載されていました。
なんか『毎日一言ブログ』とかいうblogから、2連続で広告トラックバックが来てますね。欝陶しい。トラックバックってのは、そもそもblogを使った議論や話し合いを促進する為の機構なのですよ。だからしてトラックバック元の記事とトラックバック先の記事というのは、内容的に関連がある物でなければいけないのです(原則的に)。
広告トラックバックでも、例えば『AML Amazon Link』というサイトがやっているように、販売している商品に関連のあるblogの記事対してトラックバックをする、なら広告であれ許容しても良いかな、という気はします。実際僕が書いた映画のレビュウに、そのDVDページからトラックバックが来たりしていますが、僕は敢えて拒否してません。
しかし『毎日一言ブログ』のやり方は最悪で、完全に無関係な記事から無関係な記事へのトラックバックになっているのです。流石にこれは許容しがたい。という訳で、当該blogからのトラックバックを削除しました。
ようやくスムースエイドを購入しました。早速Happy Hacking Keyboard 2のスライダ部分へスムースエイドを塗ってみました。本当は経過をデジカメで撮影して紹介しようと思ったのですが、検索してみたら既に同じ事を紹介している方がいらっしゃったので、その方のページへリンクする事にします。
寺脇勝彦さんの『元祖 Happy Hacking Keyboard の改造』
写真付きで分かり易く解説されてます。
でスムースエイドを塗った結果ですが、それまで存在したスライダが筐体と擦れる間隔は完全に無くなりました。非常に快適です。ちなみに現デスクトップマシンの入力デバイスは、こんな感じになってます。見ての通りポインティングデバイスもKensingtonのトラックボールなので、全体として非常にコンパクトになっています。キーボードの手前にあるパームレストはアシストオンで販売している『ぬめ革ダークチェリー製パームレスト』ですね。
2004年8月17日に塗装し始めたSpelljammerキャンペーンPCのメタルフィギュアですが、また塗装を再開し、ようやく完成しました。
3ヶ月ぶりだったのであまり上手くいかず。勘(筆使いとか)を取り戻す為にもう1対塗装してみました。以下デジカメで撮影した写真です。それぞれ130kbyte位あります。
近頃(といっても2、3年前からっぽいけど)、海外ペインタの間では金属色を使わずに、通常の色のグラデーションで金属を表現するという塗装法が流行しているようです。今回は僕もそれを真似てみましたが、イマイチ上手くいってませんね。グラデーションのかけ方はセンスと修練を問われる所なので、もっと練習が必要そうです。
ストーリィ : ★☆ アクション : ★★☆ 映像 : ★★ 音楽 : ★★
劇場で観る事ができなかったので、DVDを借りてきました。分かっていた事ですがB級の映画です。Vimpire: The Masqueradeが好きか、ケイト・ベッキンセールが美人という事だけで他の部分の問題を許せる人でないと、ちょっと辛いんじゃないでしょうか。ちなみに僕は後者です。
ヴァンパイアを取り扱った作品なんですが、登場するヴァンパイアが全然ヴァンパイアらしくないんですよね。壁も歩かないし、蝙蝠や狼を使役したり、それらに変身したり、霧になったり、再生したり、暗闇が見通せたりしない。血を吸うシーンすら殆どない。逆に人狼が血を吸ったりしてるし、なんか変。
重ねて言いますが、ケイト・ベッキンセールに興味が無ければ観なくて良いです。
ストーリィ : ★★★ アクション : ★★☆ 映像 : ★★★ 音楽 : ★★★★
GHOST IN THE SHELLの続編となる作品です。前作よりは細かい部分で良くなった(映画らしくなった)とは思います。なにしろ前作は草薙素子の独白が多すぎで、監督が言いたい事は全部草薙素子(と若干は人形使い)に言わせてしまっている。それに比べれば、今回は作品全体でテーマを表現しているな、と感じました。ただ、イマジネーションをかき立てる部分では、前作程のインパクトはありませんね。
僕としては、前作と比べ飛び買う弾丸の量が増えたのが嬉しい所です。そして変わらず音楽は素晴しい。
ストーリィ : ★★★★ アクション : ★★ 映像 : ★★★★ 音楽 : ★★★★
言わずもがな、な超有名作品。実はちゃんと観た事はなかったんですよね。流し観した事はあるんですが。ちょっと前にDVD化された『イノセンス』を観る為の予習です。
扱っているテーマ自体は古臭いですよね。この映画が公開されたのは1996年だと思いましたけれど、少なくともその20年前にP・K・ディックが同じテーマで小説を描いている訳です。
だから、この映画の凄さってのは扱っているテーマじゃなくて、やっぱり96年の時点でアレを映像した事なんだと思います。さんざん話題になったマトリックスよりも10年先に、こんな物を映像化していた訳なんですよね。音楽も素晴しいし。
どうでも良いけれどSKK(L辞書使用)って「攻殻機動隊」が一発で変換できますな。
ストーリィ : ★★★☆ アクション : ★★ 映像 : ★★★☆ 音楽 : ★★★
前から観ようと思っていた、パトレイバーの劇場版3。観た人の感想なんかを読んでみると、映画としてはそこそこ面白そうだけれどパトレイバー映画としてはイマイチだとか。
その感想に違わず、って所ですかね。このストーリィをパトレイバーシリーズとして作成する意義は余り無いかな、と。まあニシワキセルとか廃棄物シリーズは、漫画版にもあったネタなんだけれどね。でも、それなりに面白かったですよ。
ストーリィ : ★★★☆ アクション : ★★☆ 映像 : ★★ 音楽 : ★★★
日曜日にSCOOTERと観てきました。意外と話題になっていない作品な気がしますが、2人ともかなり満足できました。ストーリィというかプロットも良いけれど、それよりも映像の間の取り方が上手い、という感じ。
ただ、痛いシーンが苦手な人にはお勧めしません。目を瞑りたくなるシーンが幾つかあるので。
『キーボードの押下圧』に書いたように、現在はデスクトップマシンにHappy Hacking Keyboard 2(HHK2)を繋いで使っています。IBM 84 Space Saverのようなハッキリとしたクリック感は無いのですが、これはこれで気に入っています。
HHK2も良い造りのキーボードですが、良い造りであるが故にちょっとした事が気になってしまいます。今気になっているのは、キーを押下した時に若干存在する摩擦感です。キートップを外して観察してみると、キーの擦れる部分には特にグリスのようなものは塗られておらず、プラスチックだかの材料がそのまま擦れています。
どうやらここにグリスなどの潤滑剤を塗れば、気になっている摩擦感は無くなりそうです。潤滑剤は、ネオテックで販売している比較的評判の良いスムースエイドを使ってみようと思います。週末にでも購入するとしましょう。
スムースエイドを塗った結果や経過(できれば写真付きで見せたいですな)は後日という事で。
Meadowで有名なkoseさんの日記に『白地に黒文字 VS. 黒地に白文字』なる記事を発見。
僕はとても目が悪い(裸眼視力は両目共0.1未満)ので、画面の見やすさには気を使っています。白地に黒文字(陽表示)の方が目に優しいというのは、やっぱりね、という所。昔、友人に黒地に白文字(陰表示)の方が目に優しいと言われて以来、長い間秀丸やMeadowで陰表示で使っていました。しかし他のソフトウェア(例えばVisual StdioみたいなIDEとか)で陽表示を使っていると、どうもそちらの方が楽なんですよね。なので、ここ半年くらいは陰表示を止めて陽表示でEmacsを使っています(時折気分で変えたりしますが)。
追記
僕のEmacsのスクリーンショット。
D&D、Linux、バドミントンが支配的な話題になります。
なんて書いておきながら、D&Dの話題が少ない昨今ですが皆様如何お過しでしょうか。僕と言えば、毎月2回はしっかりとD&Dを遊んでいたりします。土曜日も僕がDMでDeathtrap Dungeonを遊びました。
ちょいと人の集まりが悪く、最初はプレイヤ2人でキャラクタは以下の通り。
Deathtrap Dungeonをやるとは事前に言わなかったので、Horsemenを作ってきた悲しい人がいました。しかし、危げ無く、ダンジョンをクリアしていく訳です。所詮ソロ・アドベンチャの限界か。
途中から仕事を終えたプレイヤが2人合流しました。
Sor6がSudden Maximizedなんて持っていたもので、Blood Beastは瞬殺されました。T-Rexは頑張って、1人を殺し1人をUnconsiousに。ダメージがデカいと言っても所詮Attack routinを1回しか持たないので、2ラウンドに1人程度のペースでしか殺せないのです。ACが低いから、PCの攻撃は高確率で当たるし、CR8は適当という所でしょうか。
しかし秋葉原イエローサブマリンRPGショップのゲームスペースは環境が悪いねぇ。空気の入れ換えもできない(しない?)から、喉は痛くなるし、仕切りも無いから五月蝿いし(まあ自分達も、その五月蝿さを作る原因の一旦ではあるけれど)。
普段パソコンでメモを取る時は、clmemoを使ってChangeLog形式のメモを取っているのですが、実はこの形式に1点だけ不満があります。
それは各アイテムの前にTabが入ってしまう事です。これはChangeLog形式であるが故に、仕方が無いと言えばそれまでです。しかしメモが長くなった時には、どうにも見た目が美しく無いのですよね。だいたい以下のような表示になります。
2004-11-19 Dead Poet <mail@address>
* memo: ChangeLogメモのTabはどうにかならんか
仮にEmacsのframe設定が横80byteだとすると、行頭に8byteのTabがあった場合日本語(2byte code)で文章を書くと36文字程度で、表示行の終わりに来てしまう。そのまま改行コードを入れずに書き続けると、文頭の一字下げどころか四字下げになってしまう訳だ。
そして改行すると、また8byte分のTabである、これはどう考えても美しくない。かといって適宜改行コードを入れるとなると、別のテキスト(例えばblog)に移す時、不要な改行を削除したりしなければならず、これもまた面倒である。
そこでclmemoと同じような操作でメモを取れるyardm(Yet Another RD Memo)というツールを使ってRDoc(Rubyで使われているコメント・ドキュメント)スタイルでのメモに変えようかと思ったのですが、どうもyardmはメンテナンスされていないみたいだし、clmemoで実装されている機能が全部使える訳でもないようです。
ちょっとhowmも試してみましたが、これは僕にとっては煩雑すぎるしなあ。clmemoの機能が全て使えて、行頭にTabが入らない形式が一番良いのだけれど。
追記
とりあえずhowmを、もうちょっと使い込んで試してみようと思います。
AWK(オークと読む)は文字列処理が得意なインタプリタとして、古くからUNIX界隈で使われて来たツールです。
AWKというと、One Linerの嚆矢というイメージが強く、普段から使っていても「プログラミング言語」という感覚で相対する事は多くありません。本書では、One Linerとしてのテンポラリな使い方ではなく、プログラミング言語として如何にAWKを使うかという所に力点を置いて解説してます。
惜しむらくは、書籍が出版されたのが10年も前なので使っているawk(jgawk)のバージョンが古い所でしょうか。書籍内でも触れてはいますが、新しいバージョンのawkだと若干動作が違ってしまう部分があるようです。
それでも技術書としては安価ですし(その分紙質が悪かったりしますが)、またコンパクトな書籍なので持ち運び易いのも良い点です。巻末にはリファレンスも付いているので、"man awk"の代わりとしても使えます。
『天の筏』『時間的無限大』『フラックス』と続いたジーリーシリーズ中、最大の謎として存在し続けたリングを主題に扱うシリーズ正編にして最大の長編です。
バクスターは言わずと知れたハードSF作家です。しかもその当時最新の物理学仮説を作品の軸として用いる事が多く、数学や物理学と聞いただけで痙(ひきつけ)を起すような人には辛い点もあるでしょう。そうでない人にとっても、最新の物理学というのは難解です。例えば本書では、超弦理論やら大統一理論なんかが平気な顔をして登場します。
こういった事柄に、ある程度の知識を持っているとより一層楽しめるので、バクスターと正面からやり合うならば『ホーキング、宇宙を語る』やアイザック・アシモフの科学エッセイシリーズ等、簡単な科学解説本を読んでおくと良いでしょう(両方とも面白い本です)。
バクスターは、壮大な主題を地味に描くという人(正直、ネタは凄いけれど小説は下手)なので、その「主題」が理解不可能な事には楽しめません。心して読んで下さい。と言った所で、この本は絶版なんですけれどね。
bk1(絶版)
Emacsで動くメールリーダMewの開発者である山本さんによる、Emacs Lispの解説書です。Emacs Lispを使ってはいるのですが、実際にはEmacsというLisp処理系を使ってLisp系言語の特徴であるリストの使い方を示しているに過ぎません。ですからCommon LispやSchemeといった他のLisp系言語へも容易に応用できます。
Lispのリストが持つセルという概念を、シンプルな図を使って分かりやすく解説してくれてます(セルの中身はポインタであり、実体はその先にあるので、言葉だけで説明されるとイメージが湧かず混乱しがちです)。
またLisp系言語の特徴である再起についても詳しくあつかっています。Lisp系言語では、例えばC言語のwhileやforのようなループ処理は、(C言語程)多くは使いません。それらは関数の再起呼び出しによって実装され得るからです。
Lispという言語は、プログラミング言語界に或る種のイノヴェーション(革新)をもたらした言語です。その一旦を垣間見るには丁度良い一冊でしょう。
まずは自分のレベルを計る為に、Penguin ReadersのEasystartsシリーズを1冊読みます。これは出てくる単語の種類が200程度で、総語数も1000前後の非常に簡単な本です。
これを4分以下で読めたら、レベル1へ、4-10分ならレベル0本を10-20冊読む、10-20分ならレベル0本を40冊読むという感じです。
それで僕が最初に選択したのが、表題にある『The Troy Stone』です。これを10分丁度で読み終えました。という訳で、これからはレベル0の本を20冊程度読む事にします。
The Troy Stoneのあらすじですが
夢落ちかよ!!
code_air_edgeさんのblog『Linux奮闘中! -某OSとも共存-』に以下のような事が書いてありました。
みんな、Firefoxを誉め過ぎだの記事にもありますが、Firefoxが完璧なブラウザだなんてとても思えません。IEやSleipnirならばWMAやWMVだってスムーズに聴けますし、FlashやJavaのページもおそらくはページ制作者の意図したものと同じように振舞っているでしょう。こと、マルチメディアに関しては Firefoxでは分が悪いと思うのです。
(強調は死せる詩人による)
これ(強調部分)は正しい比較ではないですよね。IEというソフトウェアの機能が優れているから、あるページがページ作成者の意図したものと同じように振舞うのではありません。そのページがページ作成者によって、IEで閲覧した時に正しく振舞うように設計されたから、そのようになるのです(多くのウェブサイトはIEでしか動作確認をしていないのでしょう)。
WMAやWMVの動作について言及している部分もそうです。WMAやWMVは、IEを開発しているMicrosoft社が開発したフォーマットであって、Microsoftが開発している訳じゃないFirefoxと比べて、それらの連携がスムーズなのは当然です(SleipnirはレンダリングエンジンにIEを使っているのでIEと同等と考えてよい)。
余談ですが、IEってW3Cが策定したHTML仕様を、平気で無視した実装をしていたりしますよね。例えばabbrタグなんかは無視される。このアーティクル内に幾つかのabbrタグを使っていますが、IEで見ている人には、そのタグは意味を成していません。Firefoxなら、abbrタグで囲まれた単語にアンダーラインが引かれマウスオーバするとツールチップが出てくる筈です。
ブロードバンドスピードテストをやってみました。測定結果は下記。最初の内は15Mbps前後で比較的遅かったのですが、最近は40-50Mbpsで落ち着いています。こんな速度が出ても公開サーバの回線にでもしない限り帯域は余っちゃう訳ですが。
測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
測定時刻 2004/11/15 14:40:43
回線種類/線路長/OS FTTH/-/Windows 2000
キャリア/ISP/地域 TEPCOひかり/nifty/東京都
ホスト1: WebArena(NTTPC) 42Mbps(16870kB,3.3秒)
ホスト2: SAKURAインターネット 50Mbps(16870kB,3.0秒)
推定最大スループット: 50Mbps
コメント: TEPCOひかりの平均速度は30Mbpsなので速い方です。(下位から80%tile)
僕は、男のバドミントン・プレイヤとしては非力な方なので、今までガットのテンションを、男子としては比較的緩い20ポンドにしていました。
しかし、最近では20ポンドだと若干緩過ぎると感じる事があり、思い切ってGrapower 110 LongにBG70-PROを22ポンドで張ってみました。まだ、1度しか使用していませんが、今の所好感触です。
それでもARMORTEC 800 OFFENCIVEは22ポンドで張る気になれませんね。シャフトも難くてテンションンも高いんじゃあ、肩を壊してしまいそうで……。
というカクテルがあります。おおまかなレシピは、アイリッシュ・ウィスキイ:ホットコーヒー(+ザラメか砂糖):生クリームがそれぞれ1:1:1という所でしょうか。これを出してくれるショットバーは、余りありません。
生クリームでコーヒーの苦みが薄れ、後味はウィスキイのそれで、匂いはコーヒー。これから寒くなるので、バーを出る前に一杯頂いておくと帰り道の寒さが柔らぐかもしれません。
ようやく、これを出してくれるショットバーを1件見付けました。寒い日には飲みに行くとしましょう。
CapsLock
KeyRelease event, serial 28, synthetic NO, window 0x3000001,
root 0x3f, subw 0x3000002, time 37499507, (66,53), root:(412,493),
state 0x4, keycode 66 (keysym 0xffe3, Control_L), same_screen YES,
XLookupString gives 0 bytes: ""
Control Left
KeyRelease event, serial 28, synthetic NO, window 0x3000001,
root 0x3f, subw 0x3000002, time 37501186, (66,53), root:(412,493),
state 0x4, keycode 37 (keysym 0xffe3, Control_L), same_screen YES,
XLookupString gives 0 bytes: ""
Control Right
KeyPress event, serial 28, synthetic NO, window 0x3000001,
root 0x3f, subw 0x3000002, time 37502834, (66,53), root:(412,493),
state 0x0, keycode 109 (keysym 0xffe4, Control_R), same_screen YES,
XLookupString gives 0 bytes: ""
と言ってもCtrl-Tabが仮想デスクトップの切り替えだと、Firefoxでのタブ切り替えのショートカットと重なってしまいます。Firefoxのタブを切り替えようとしてCtrl-Tabを押すとKDEに入力を奪われてしまうので、とても欝陶しい。挙動の違いは気になるけれど、とっととショートカットを変更してしまうとしましょう。
便利すぎ。なんで今まで使わなかったんだろう。今まではw3m-emacsとfirefoxの利用頻度は5:5か4:6位だったけれど、これからは7:3程度になりそうだ。
取り敢えず、毎朝mewでメールを読んで、w3m-antennaでウェブサイトの更新チェック、w3m-weatherで天気を確認して家を出る、という感じか。これだとフラッシュやら使っているサイトさえ見なければ、Emacsの中で安穏と暮せそうである。最早僕が常用する(対話的な)アプリケーションはX-Chatとmltermだけか。Gkrellmは、そもそもnon-interactiveだしxmmsも起動した後はランダム再生するだけだしなぁ。eshellを常用すればmltermも捨てられそうだけれど……そこまでするならKDEなんか使わずに大人しくX Window Emacs Managerでも使った方が良さそうだよな。
Debian sargeのEmacs21は21.3.1なのでUnicodeを表示する為にはMule-UCSが必要なのね。Emacs21-current(21.1.3.50かな)だとMule-UCS無しでも大丈夫なんだけれど。Emacsだけsidから落してこようかな……。21.4は随分先(数ヶ月先という話がある)になるみたいだし。
新デスクトップマシンの導入で、ようやくサブマシンになる事ができたThinkPad X23ですが、一から環境を構築したかったのでハードディスクの換装を行ないました。
単に環境を再構築するだけならば、今あるハードディスクをフォーマットしてそこから出発というやり方もできます。しかし、ちゃんと再構築できるか不安だったので、古い環境をそのまま残したいが為に、新しいハードディスクへ換装する事にしました。2.5インチ80Gbyteのハードディスクも、だいぶ値段がこなれてきたというのもあります。
僕が購入したのはIBM(日立)の5400rpmで80Gbyteの2.5インチハードディスクです。回転数が4200rpmから5400rpmに変わるので、発熱が心配でしたが今の所、問題は見られません。また回転数だけでなく、プラッタ密度も倍になったので体感速度はそなりに上昇しました。
IBMからリカバリCDを購入し、先頭20GbyteをWindows XP Professionalにして、次の50GbyteにDebian sargeを入れて、最後の10GbyteはWindows-Linux間でデータを共有する為にFAT32のデータ領域としました。
Windowsの方はWindows UpdateとThinkPadソフトウェア導入支援をしただけのクリーンな状態です(あまりWindowsを使う予定はない)。
Debianの方ですが、このX23はCPUがMobile Pentium3 866MHzなので、然程マシンパワーがある訳ではありません。従ってGnomeやKDEのようなDesktop Environmentは重くて使う気になれません。
今まではウィンドウ・マネージャにXFCEを使っていましたが、折角だし違う物を使いたいので、色々試してみました。最初は昔からユーザの多いWindowMakerですが、これはDockアプリの存在がイマイチ自分には合わなくて却下。次にFluxbox。これは軽いし色々カスタマイズもできるし、最近では結構ユーザもいるようです。気に入りはしたのですが、色々カスタマイズできるが故に、カスタマイズに没頭してしまってそれだけで時間が潰れてしまったので、やめる事にしました。趣味的な物は駄目ですね。という訳で結局evilwmに。結局これが軽いしシンプルで使い易いんですよね……。
自宅のサーバ(SHARP Mebius PC-PJ2 S2)にNFSを導入しました。Sambaよりは早いみたいなので、まずまずという所でしょうか。導入に際してはLinux JF Projectの『Linux NFS-HOWTO』が参考になりました。2.2系カーネルなんかにも言及しているので、若干古い内容ですが、この文書さえ読めば基本的な設定はできるんじゃないかと思います。
『詭弁論理学』の姉妹篇となる本書。書名に記されている通り今回は「逆説」を主題にしています。逆説というと哲学や論理学の分野では重要なテーマですが、普通の人には馴染みがないでしょう。中には胡散臭いと感じる人もいると思います。
本書では、数学に関する逆説も扱っています。これは有名なものばかりです。例えば「アキレスと亀」の話は多くの人が知っているでしょう。
逆説というのは、どちらかと言えば人間の直観的な判断とは相容れない存在です。しかしながら、そういった一見不思議な事柄を論理的に解釈しようと試みる事が、思考の訓練になります。
言葉遊びが好きな人や、不思議が好きな人は面白く読めるでしょう。しかし有名な話も多い為、大学のような高等教育期間で数学――特に論理学――を学んだ人には退屈かもしれません。
新マシンには84 Space Saver(以下84SS、所謂Model M)というキーボードを接続して、使っていました。しかし、ここ2年位は専らThinkPad X23をメインマシンとして使っていたので、どうも指は(84SSと比べれば)軽い押下圧のキーに慣れてしまっていたようです。
そんな状態で84SSを連日使っていたら、なんと酷い肩凝りになってしまいました。仕方が無いので押下圧の低いHappy Hacking Keyboard 2に変更しています。でもやっぱり84SSの打鍵感の方が好きだなぁ。すげぇ五月蝿いけど。
さてこんな感じでハードウェアの設定を終えたニューマシンですが、翌日にソフトウェア面の設定を行ないました。
まずは先頭20GbyteのパーティションにWindows 2000をインストールしました。Windowsはそんなに使うつもりも無いので、設定は適当です。Windows Updateして、アンチウイルスソフトを入れた他は、せいぜいPowerDVDとCygwin、Meadowのインストールといった程度です。Meadowなんか入れただけで、設定はしてない……。
次にLinuxです。折角(今までと比べれば断然に)パワーのあるマシンを手に入れたので、Gentooのインストールに挑戦してみましたがパーティショニングの所で挫折。デュアルブート時のパーティションをどうすれば良いのかイマイチ分からなかった。
という事で既に何度かインストールして、使い方の分かってきたDebian Installerを使ってDebian sargeをインストールしました。いくらハードディスク容量が大きく、余っているからと言って、余計な物を入れるのは好きになれません。とりあえず最小の構成でインストールしてapt-get、apt-get、apt-get……。
今回は贅沢をしてWindow Manager(というかDesktop Environmentだが)をKDE3.2に。と言ってもKDEである必然性は全くありません。KDE(Qt)依存のアプリケーションなんて使わないし。
後はおきまりのEmacs21、Mew、mlterm、xmms、gkrellm、firefox、xchat2、その他細かいツール(lessやらgawkやら)を入れて終了です。aptを使わずに入れたものと言ったら、IPAが公開しているTrueTypeフォント程度でしょうか。
いやーDebianは楽です。
というわけで、久しぶりに秋葉原に行って新しいデスクトップマシンの為に、パーツ
を購入してきました。PCを自作するのも久しぶりなので、パーツショップがかなり様変
りしていて、ちょっと吃驚。
さて肝心のパーツですが、電源ユニット以外は以前宣言した通りになりました。電源
ユニットは欲しかった350Wの物が無かったので400Wの物を購入しただけです。で11月1日
はハードウェアのセットアップ、2日はソフトウェアのセットアップで、ひたすらマシン
を弄りつづけ、なんとか環境を整える事ができました。
現在マシンのソフトウェア的な構成は、
という構成になってます。
僕はウェブ上でも非ウェブ上でも、できるだけ政治や経済など時事問題については発言しないようにしています。そもそも、大した意見があるわけじゃないし、したいとも思っていません。なので今回も悩んだのですが、状況が状況だしトピックへのリンクくらいはしようかと。
リンク先はインタプリタ言語Rubyの開発者である、まつもとさんことMatzさんの日記です。『新潟中越地震について』というアーティクルです。内容が粉う方無き真実なのかどうかは、僕には判断できません。
ストーリィ : ★★★★ アクション : 映像 : ★★☆ 音楽 : ★★★
三谷幸喜さん原作・脚本の映画です。takesuと一緒に練馬にあるワーナーマイカルで観て来ました。
三谷幸喜さんのジョークセンスって日本では割と珍しいですよね。どちらかと言えばアメリカとかイギリス的なジョークだと思います。この映画も場面は、殆ど1種類しか無いのですが、会話の流れだけで何度も笑わせてくれます。とてもオススメなんですが、有り体に言ってしまうと、この映画を映画館で観る必要性は、あまりありません。どちらかと言うとDVD化されてから、自宅でジックリ観た方が楽しめるんじゃないかと思います。
実験用のデスクトップマシン(Debian sarge)に、uimを入れてみました。それまではskkinput2を使っていたのせすが、uim-skkの方がSKKとの互換性が高そうなのでテストです。まだちょっとしか使っていませんが、SKKの便利な機能(「かな」モードで"z."と入力すると"…"に変換される、とか)が実装されているので、skkinput2よりも使い易そうです。本当はSCIMも試してみようかと思ったのですが、まずはその下のレイヤ(つまりuim)から実験しないとね。
Debian(sarge)でのuim-skkのインストール・設定方法は以下の通りです。
まずはskkdicのインストール。
# apt-get install skkdic
次にuimのインストール。Ver.0.4.5をインストールする為に、下記のリポジトリを/etc/apt/sources.listの末尾に追加。
deb http://everybody.good-day.net/~ikuya/debian/sarge/uim ./
aptパッケージ・インデックスの更新。
# apt-get update
uimのインストール。
# apt-get install uim
インストールはこれで終了。次にuimの設定。以下を~/.xsessionに追加(ウィンドウ・マネージャがGnomeだったり、ディスプレイ・マネージャがGDMなら~/.gnomercかも)。
export GTK_IM_MODULE=uim
export XMODIFIERS=@im=uim
uim-xim &
uim-toolbar-gtk &
uim-toolbar-gtk-systray &
もし、この時~/.xsessionにXMODIFIERS=@im=skkinputとか書いてあったら、行頭に#を付けてコメントアウトしておく。次に~/.uimを作成し、以下の設定を書く。
(define default-im-name 'skk)
これでXを再起動(Ctrl+Alt+Backspaceとか)すればuimが使えるようになります。uimの起動はskkinputと同じでShift+Space。KDEの場合は他にも色々設定が必要みたいですが、僕はKDEじゃないので知りません。
投稿する事幾星霜(オオゲサ)、ようやく僕の書評がbk1の『オススメ書評』に選ばれました。ちょっと前にこのブログにも投稿した『プログラミング言語C 第2版』の書評です。
いやー嬉しいですね。なにがって3000ポイントのbk1ポイントが。これで1冊専門書が購入できる。
今まではEmacs上のMewでincして、いちいちPOPサーバからメールを取得していたのですが、光を導入して粉う方なき常時接続回線になったので、fetchmailをつかって定期的にメールを取得する事にしました。これでメール取得・閲覧のプロセスは以下のようになります。
POPサーバにメールが配信される
↓
Fetchmailでローカルマシンのスプールにメールを取得
↓
Procmailでスプールからユーザ毎のメールボックスにメールを配信
↓
Mewでメールボックスの中身を閲覧
fetchmailを使う為には~/.fetchmailrcを用意し以下のような設定をする必要があります。このファイルにはパスワードが書かれているので、chmod 600 ~/.fetchmailrc
としてパーミッションを変更し、自分以外は読めないようにしておきましょう。
set daemon 300 #定期チェックの間隔を秒数で指定
defaults
protocol pop3
uidl
no rewrite
no mimedecode
mda "/usr/bin/procmail"
keep
poll your.mail.server #僕ならmail.trpg.net
username your_pop_user_name
password your_pop_password
#VERBOSE=on
PATH=/usr/bin:/bin:/usr/local/bin:
# Dir setting
MAILDIR=$HOME/Mail #メールボックス
DEFAULT=$MAILDIR
LOGFILE=$MAILDIR/from-log
LOCKFILE=$HOME/.lockmail
# ここらへんは行数を正しく表示させるためのおまじない
:0
* ! ^Lines:
{
# Count number of lines
:0B
* 1^1 ^.*$
{ }
LINES = $=
# Add Lines: header
:0 fhw
| formail -a "Lines: $LINES"
}
# メールは、すべてinboxに持ってくる。
:0:
inbox/.
これでfetchmail
を実行すれば定期的にPOPサーバからメールを取得してきてくれます。こうした上で~/.mew.el(もしくは~/.emacs)に以下の設定を行なう必要があります。
(setq mew-mailbox-type 'maildir)
(setq mew-mbox-command "incm")
これ以前に~/.mew.elにPOPサーバに関する設定項目がある場合はコメントアウトしておきましょう。でないとfetchmailとmewで二重にメールを取得してしまう事になります。僕は以下のようにしました。
(setq mew-config-alist
'(("default"
("name" . "Dead Poet")
("user" . "siseru")
("mail-domain" . "trpg.net")
("smtp-server" . "mail.trpg.net")
;;以下の四行をコメントアウト
;; ("pop-server" . "mail.trpg.net")
;; ("pop-auth" . pass)
;; ("pop-user" . "your_pop_user_name")
;; ("pop-delete" . nil))))
C言語の生みの親であるカーニハンと、ベル研で次世代OSを目指したPlan9を手掛けるロブ・パイクという豪勢な執筆陣の本書。書名の通り、プログラミングにおける様々な作法について解説しています。書籍内では主としてC、C++、JAVAを用いて解説されていますが、紹介されている内容はそれ以外の言語でも通用するものです。
単なる記法には留まらず、スマートなアルゴリズムの在り方、適切なデータ構造の選択といったプログラミングに重要なTipsを紹介しています。デバッカを用いないデバッグの方法などは、統合環境を使っているプログラマにとっては新鮮な内容かもしれません。テストの重要性や自動化の方法、移植性を高めるためのプログラミング手法など、プロ・アマを問わず全てのプログラマにとって有益な情報の塊です。
会社の新人教育や学校のプログラミングの授業では、こういった事はなかなか教えてくれません。スキルアップを望む人ならば読むべき一冊であると言えます。
自宅にDVDを再生する機械が1つも無いのが不便なので、主としてDVDで映画を観るという目的の為に、新しいデスクトップマシンを自作する事にしました。デスクトップマシンを新規購入するなんて4年ぶりでしょうか。
現在メインで利用しているThinkPad X23はMobile Pentium3 833MHzで、デスクトップマシンはCeleron 433MHzという、だいぶ時代遅れな構成です(といってもそんなに不満はありませんが)。なので、どう組んでも、今の環境と比較したら「超高速」マシンになります。おおむね以下のようなスペックにするつもりです。ざっと試算もしてみました(価格は2004年10月26日調べ)。
合計72,990円となります。電源ユニットはファンレスです。またHDDは片方をリムーバブルにします。それ以外は今では平凡なスペックと言って良いでしょう。ケースと光学ドライブは余っているものが1つあるので、それを利用します。将来的にはDVI接続の液晶ディスプレイにするつもりなので、その時にはグラフィック・カードを増設する必要があります。
今月中に秋葉原に買い出しに行って、早速組み立てる予定です。
武藤健志さんの日記経由で、『日本におけるFedoraの紹介のされ方にもの申す』という文書(以後『もの申す』と略)を発見した。
まずは上記リンク先を読んでほしい。『もの申す』で関根達夫さんが主張されている事は、もっともだと思う。だた、折角PC-UNIX系の著書を多数発表されている関根さんなのだから、異議を唱えるだけでなくて改善案も出してほしかった。
Red Hatがコンシューマから手を引いた今、日本ではメインストリームとなるLinuxディストリビューションを欠いているように思う。しかしながら、依然としてある主の「Linux流行(オープンソース流行だろうか?)」は続いており、それに追従した各出版社がLinuxを題材にした書籍を多数出版している。
実は僕自身1年前まで出版社に勤めており、その編集部でLinux系書籍の編集を担当していたが、少なくともその現場には僕を含めてLinuxに通じている編集者は1人もいなかった。そこへ流れてくるのは、表層的な「FedoraはRed Hat Linuxの後継だ」という噂なのである。当然それを聞いた編集部は「では次回のLinux本はFedoraでいこう」と安直に、その噂を信じ、Fedora自体の中身を検証する事なく「メジャなディストリビューションでなければ販売数が伸びない」という理由を盾に企画を進めてしまう。
そこには長期的な視線は無い。Fedoraが「開発者向け」ディストリビューションだと言う事を知らないのだろうか。標準のカーネルは2.6系だし、システムロケールはUTF-8だし、かなり挑戦的なディストリビューションなのである、Fedoraは。だいたいFedoraのメンテナンス(サポート)期間は極めて短かい。Fedora Regacy Projectも動きが鈍く、とても頼れる状態ではないのだ。
例えばサポートが終了したFedora Core 2のカーネルにセキュリティホールが発見されたとして、up2date
もyum
もapt-get
もできずに自力でThe Linux Kernel Archivesから、最新版カーネルを取得して、自力でカーネルアップデートできる初心者がどれだけいるのか。全く無責任極まりない。
にも関わらず、編集部内では「ユーザの利便性を考えるならメジャなディストリビューション、インストールの簡単なディストリビューションを選ぶべきだ」というお為ごかしが蔓延し、編集者達は「我々はユーザの事を考えている」と勘違いしているのだ。
どのディストリビューションとは言わないが、開発者向けなぞではなく、安定したサポートが望めるディストリビューションを書籍の題材として選択すべきなんじゃないだろうか。例えそのインストーラがCUIしか用意されておらず、とっつき難くても――いやとっつき難いからこそ、書籍のサポートが必要なんじゃないだろうか――Linuxを使って半年後、1年後にもそのユーザが安心して使えるディストリビューションこそを紹介してほしいものだ。
StarChartLog@cocolog経由で知りましたが、また不良企業告発サイトが1つGoogle八分にあったようです。それもなんとSeesaaのサービスを使って公開されているもの。その名もズバリ『シナジー内部告発:シナジーワールドワイドの現状を問うブログ』というもの。
まだ、ちらっと読んだだけですが、中々興味深い内容です。数日以内に削除されてしまうようなので、みなさんも御覧になっては如何でしょうか。
ストーリィ : ★★★ アクション : ★★☆ 映像 : ★★★☆ 音楽 : ★★★☆
トム・クルーズとジェイミィ・フォックス主演の映画です。土曜日にSCOOTERと先行レイトショウで観てきました。
ストーリィというよりは演出が良い作品ですね。物語のリズムは淡々としているんですが、音楽や映像に気を配っているので飽きません。
ジェイダ・ピンケット・スミスって美人ですよねえ。化粧映えする顔だし。マトリックスに出演していた時から感じていましたが。
300分の1程度の確率になりそうだし、参加してみますか。普段は移動しながら音楽聞いたりしないんだけれど、万が一(←用法が正しくない)当ったら学生時代のように移動中も音楽のある生活を送ってみよう。
MUCSLE POWER 50を里子に出して、ARMORTEC 800 OFFENCIVE(AT800OF)を購入しました。4UG5のモデルです。
AT800OFはトップヘヴィでシャフトが硬い、ハードヒッタ向けの攻撃型ラケットです。力の無い僕には不向きなんですが、最近スマッシュ強化を目指しているので無理を承知で選択してみました。
確かにシャフトが難くて、若干肩が負けてしまう事があるんですが、自分としてはシャトルをコントロールし易くて気に入ってます。筋トレと合わせて更なるスマッシュの強化を狙いたい所です。
最早おなじみとなったプロフェッサ・ツチヤのパラドキシカルなエッセイ集。巻を追う毎に土屋さんの文章は巧みになり、可及的速やかに読者を混乱と笑いに誘ってくれます。
土屋さんが提供する笑いは「条理」という名の「格」を破る「破格」の笑いです。不条理な論理、詭弁、小理屈、逆説に満ちています。著者の哲学者という立場を鑑みれば、こういった弁舌は「常識とは何か」といった深遠な事柄を読者に問うているようにも思えますが、行間からはとてもそんな深謀遠慮は伺えない所がツチヤさんのツチヤさんたる所以なのでしょう。良く言えば軽妙洒脱。
重苦しい週刊文春に吹く一陣の風。御覧あれたし。
Emacs Lispを使ってEmacsを便利に使おう、という主旨の本。なのだけれど、対象としているのが、ある程度Emacs Lispに通じている人なので初心者が読んでもピンと来ない点が多いでしょう。逆に「setqとは何か」というような基本は殆ど説明せずに、具体的な機能の実装手順を紹介しているので、そういったノウハウを求めている人向けと言えます。
難点は、書籍発売時点で既にEmacs21が出ていたにも関わらず、Emacs20ベースで書かれている事と、例題があまりにも著者の環境に依存し過ぎていて一般性を書いている事でしょうか。著者と似たような目的(主たる目的はLaTexでの論文著述)でEmacsを利用している人にはクリティカルな内容ではあります。
Emacs Lispの基礎を学びたいならば別の本を選択するべきです。逆に初心者本には書かれていないノウハウを知りたいなら、本書は良い選択肢になるでしょう。
著者であり、C言語の開発者であるKernighanとRitchieのイニシャルからK&Rと呼ばれる事の多いこの本。所謂、C言語のバイブルです。まず、読んで分かるのは例題として書かれたプログラムのソースが、(ある種の癖を含むものの)洗練されている事でしょう。そして、順次提示されるソースは、それぞれが独立しているのではなく相互に絡みあって最終的に連結したプログラムになっているのも優れた点です。
悪い所もあります。例えばポインタの演算を多用し過ぎている点。この書籍が書かれた時点では、ポインタ演算は速度の点でアドバンテージがあったのかもしれません。現在ではその利点も然程大きくはなく、ソースコードの可読性を高めるという要件からポインタ演算の多用を嫌うシーンも多くなっています。
とは言え、C言語の原点という意味では、本書に勝るものは規格書そのもの以外には存在しないでしょう。Cプログラマならば、通読しておくべき1冊であると言っても過言ではありません。
火曜日にSCOOTERと、有楽町国際フォーラムで開催されている『人体の不思議展』に行ってきました。前回公開された時は、土曜日に行ったのですが入場まで4時間待ちという状態だったので諦めてしまったのです。
今回は平日の昼間とあって、入場を待たされる事はありませんでしたが、中に入ってみると意外に人が沢山いてビックリしました。それも中年の女性(専業主婦?)っぽい人が多いのですよね。
展示内容は、中学校の保健体育の授業を再確認するって程度の代物なんですが、やっぱり実体を間の当たりにするのはインパクトがあります。意味も無く変なポーズを取っている全身模型とかは面白かったですね。「弓を引く人」とか。
つい先頃、小学校の同級生が結婚する事になりその祝いという事で、クラス会に参加してきました。それからと言うもの、何かと小学校の同級生に誘われて、さして面子も替わらず飲みに行ったりしていました。
今週の火曜日にも、寒くなってきたし鍋でもしようという事で、女友達の家に集まって飲んだのですが、その時に痛感した事があります。その日は、最初女3人男1人(つまり僕)で飲んでいて、途中から更に男が1人来て計5人でした。
感じた事というのは他でもない、この女友達3人の話が僕にとって、ひたすらつまらない(興味をそそらない)という事。主として僕に原因があるのです。僕の趣味と言えば読書(ミステリ、SF、ファンタジィ)、TRPG、パソコンいじり、バドミントンと最後のものを除けば、まさにオタクな訳です。テレビも見なければ、音楽もジャズをたまに聴くだけ、出不精でファッションに興味も無い。これで彼女達と話が合うという方が不思議な状態。
友達が話ていな内容の9割は、現在のカレシがどうの、片想いの人がどうの、元カレがどうのという事なんですが、これだけならまだ気になりません。しかし、どの話をとってもヤマなしオチなしでは、なにをかいわんや。別に芸人じゃないし、意識して盛り上げようとする必要は無いんですが、こうもダラダラと「あっそう」としか返答しようの無い話をされると辛いもんですね。
注意深く観察してみると、そもそも女の子3人も「会話」してるのではないんですよね。誰か1人が一方的に喋って、それ以外は時折相槌を打つ程度で原則聞いているだけ。で1人が話終わると別の娘が話始めて同じ状態になるのです。そこにインタラクティブなコミュニケーションは感じられません。
更に今度は聴き手に注目してみると、時折話者の話す内容に合わせて首肯したりはしているものの、携帯電話をいじっていたり、(話者ではない)別の所をみつめて何やら考え事をしているようだったりと、殆ど「右から左」の状態です。僕からすると、話者が憤慨しないのが不思議なくらいの態度なんですよね。
こういう会話のメソッドって、女性同士の場合に多く見られるように思うんですが、どうしてなんでしょうね(偏見の可能性が高いか)。少なくとも僕はこういう手法で話はしないし、僕の親しい男友達にもこういう話法を用いる奴はいません。
女性は話好きだ、なんて言いますけど、これってきっとconversationじゃなくてspeechの事ですよね。で、男が好きなのはdiscussion。
男友達が途中から来てくれたのは地獄に仏、でした。
ストーリィ : ★★ アクション : ★★★ 映像 : ★★★ 音楽 : ★★
前作は観ていないのですが、予告に引かれて観てみました。まあ普通に面白いんですが、最後の3への引きが長くてしつこいのが気になりました。ミラ・ジョヴォビッチってリュック・ベッソンの『ジャンヌ・ダルク』以降、悲惨な役しか貰ってないですね……。
ストーリィ : ★★★☆ アクション : ★★☆ 映像 : ★★★ 音楽 : ★★
アイザック・アシモフの『われはロボット』が原作という事で観てきました。原作は短篇集ですし、映画が元の作品とは全然違っているのは覚悟の上です。そもそも原作はロボット工学三原則を軸に、キャンベル博士が次々と論理展開していく、という静的な構成が主なのです。
さて映画ですが、主題が分かり易くまとめられていて良いと思います。まあ無駄が少ない。予告も上手いミスディレクションになっているし。
takesuのblogに心理テストサイトへのリンクがあったので、1つやってみました。しかしこういう心理テストって、判定する題目に対して素直な質問文が多いですね。質問と、その回答(4択なりの)を読めば「ああ、この選択肢を選べば、こういう結果になるだろうな」という予測が簡単にできる、という事です。
当然回答者は質問文そのものの影響からは逃れられない訳で、虚心坦懐に心理テストを受けるのが意外に難しいのかもしれません(質問と選択肢から、ある程度結果が予測できてしまうならば、自分の望む結果をある程度の範囲内で得る事が可能です)。
その「予測」を防ぐ方法として、ここは1つ、心理テストにも叙述トリックを導入するというのはどうでしょうか。例えば「職業判断心理テスト」という題目で、それらしい質問と選択肢を提示します。にもかかわらず「結果」には「実はこのテストは職業判断ではなく恋愛傾向の心理テストでした」と書いて、恋愛傾向に関する診断結果を表示させるのです。こうすれば、結果的に回答者は虚心坦懐に回答した事になります。
自宅のデスクトップマシンにOSを再インストールしてみました。10GbyteしかないHDDを4:6に割って4GbyteにWindows 2000、6GbyteにDebian(sarge)。
しかし、ちゃんと調べてみるとショボイスペックですねこのマシンは。まあタダで貰ったものなんですが、なんと懐しのGateway社のマシンです。CPUはCeleron 433MHz、HDDは10Gbyte、VRAMはオンボード4Mbyte、メインメモリは128Mbyteを384Mbyteに増設というスペック。
不要なサービスは切りまくってWindow ManagerはFluxboxにしてみたんですが、起動まで時間がかかるかかる。とりあえずXDMが重い。Firefoxも重い。OpenOffice.orgなんてマシンが止まったのかと思う程です。
やっぱり、もうちょっとマシなスペックのデスクトップマシンを購入しよう……。せめてコマ落ちせずにDVDが観られる程度のマシンがないと面倒で仕方ない。で新しいデスクトップ購入したら、今のマシンにはPlan9でも入れて遊ぶか。
POPサーバの件は、解決してしまいました。courier-popをapt-get reinstallしたらアッサリPOPを喋った。で玄箱が到着したので、早速セットアップしてネットワークに組み込んでみました。取り敢えずはDebian Box化したりせずに、通常の使用法で使ってみるつもりです。
現在MyServerを取り巻くネットワーク構成は、ネットワーク図のようになっています。
玄箱はSambaが動いているので、smbclientやsmbmountを使えば簡単にアクセスできます。玄箱のホスト名がPelorで、その中の共有ディレクトリ名がshareだとします。また/mnt/kuro-boxというマウントポイントをローカルマシンに作成しておきます。その時smbmountなら、
sudo smbmount //Pelor/share /mnt/kuro-box -o username="kuro-box-username",password="kuro-box-password"
でマウント可能です(iocharsetとか指定した方が良いかも)。
先週は仕事で、先々週は母親の入院でテンヤワンヤだったので全然ジムにも行っていないし、バドミントンもしていませんでした。それで昨日久しぶりにバドミントンをプレイしたら、案の定体の動きもラケットワークも鈍っていました。何より辛いのは、直ぐに関節が痛くなった事。これは翌日(つまり今日)に響く……。
SSHが稼働しているので、会社からもサーバ弄れてウハウハな今日この頃です。仕事はチャントしてますよ。
で早速Postfixをインストールしたんですが、これは割かしアッサリと動いてしまいました。mail
コマンドで外部へメールを送信する事も可能。ただ、popの設定が上手くいきません。そもそもpopサーバってどれ使えば良いんだか。qpopper、solid-pop3d、teapop、courier-pop。色々試してみましたが、どれも上手くいかず。馬鹿だ俺。
しかしDebianのプロセス起動順序が分からない。Red Hatはrc?.dで制御していたけれど、Debianは/etc/rc?.dの中身は/etc/init.d配下にある実体へのシンボリック・リンクなんですよね。片方しか使わないのはスマートで良いと思うのですが、なんでシンボリック・リンクが/etc/rc?.d配下にあるのかが分からない。Debian的には不要なんだけれどPOSIXあたりとの互換性を保つ為に置いてある、とかなんだろうか。Debian JP Projectあたりに起動スクリプトに関するドキュメントでも無いか探してみよう。
追記
って探したら、やっぱりあった。
いろんなWebサイトを参考に設定しているんですが、どこもLDAP認証やらSASLやらPOP-before-SMTPやらの設定も一緒にやっているんで、どの設定が純粋なpopサーバの設定なのか切り分けられない事があります。あーもうIMAPにしようかしらん(それが上手くいくとは限りませんが)。
わりと仕事が忙しいにも関わらず、サーバ弄りは続きます。昨日は
を行ないました。quotaも使いたかたのですが、カーネルのリコンパイルが必要っぽかったので、取り敢えず見送り。sshの設定で嵌って、あれやこれやで2時までかかってしまい今日は眠いです。RRD ToolとHotSaNICはサーバの各種リソースの状況を監視して、定期的にグラフを作成してくれるソフトウェアです(出力イメージ)。
ルータ外部からもsshで接続できるようになったし、今日は時間があればpostfixの設定をしたいと思っています。
Debian sargeをインストールした自宅のMebiusですが、昨日は以下の事をして遊びました。
で、取り敢えず外部からもWebサイトが閲覧できるようにはなりました(まだ公開しません)。といってもまだトップページしか無いのですが。サーバ系パッケージしか入れていないのに、何故かインストールされていたEmacs21やcanna、そしてDebianデフォルトなMTAであるexim4も削除しました。MTAはPostfixにする予定です。
今日はSSHとNTP、可能ならFTPの設定もやりたいですね。SSHは必須。会社から弄りたい……(仕事しろよ)。iptablesの設定も、もうちょっと詰めないとな。
チェスタトンによるブラウン神父譚の4冊目です。プラウン神父譚がトリックの宝庫だ、というのは有名な話ですが、その実我々がトリックだと思っているものは、チェスタトンによって仕掛けられたレトリックの陥穽に他なりません。
私達はチェスタトンが巧みに用意した構成の罠に嵌っているのです。ブラウン神父譚の多くは30ページ前後ですが、この短い物語の中に多数の登場人物が次から次へと、入れ替わり立ち替わりやってきては、あれやこれやと発言します。そして気が付くと物語は終盤にやってきていて、読者は状況すら把握できないままブラウン神父の解決を聴く事になるのです。そういう目で見ると、改行や改段の少ないチェスタトンの文章というのは計算されたものなのではないかと思えてきます。
初読の時は混乱させられた文章も、ブラウン神父の解説を聞いた後に再読するとスンナリ理解できてしまうのですから、それぞれの短編が如何に凝縮されているかが分かります。
本書ではブラウン神父の探偵法が明かされています。それは「犯人になりきったつもりで考える」という事なのですが、これも信者の気持を斟酌する事が得意な神父ならではと言えます。
NASが欲しかったので玄人志向の玄箱を購入しました。Sofmapで通販したので、届くのは明日以降でしょうか。これさえ導入してしまえば、バックアップは楽ですなぁ。時間が出きたらDebian Box化したりVine Box化して遊んでも良いし。問題は音ですな。
ThinkPad X23を購入して以来、箪笥の中で眠っていたSHARP Mebius PC-PJ2 S2を引っ張り出して、Debian-Installer RC1を使ってSargeをインストールしてみました。
FDDブートしてFTPインストールしたのですが、最初に選択したリポジトリだとカーネルの展開が出来ず(ダウンロードは出来る)インストール失敗。次に理研のリポジトリにしたら、すんなりインストールできました。
しかしサーバ用のパッケージしか選択していないのに、Emacs21が入るのは何故なんだろうか。そんな物で4.3Gbyteしかない狭いHDDを圧迫しないでおくれ。
まずはiptablesとipchainの勉強をして、セキュリティ面を強化してからsamba、httpd、smtp、popとやっていきましょう。
日曜日にようやく光ファイバがやって来ました。まだスピードテストはしていませんが、今までの32kbps(AirH")と比べれば、300-3000倍の速度になっているので感動的な速度であると言えましょう。ルータを購入していないのでメディアコンバータに直接繋いでPPPoE接続をしています。今日仕事が終わったら、ルータを購入してちゃんとした接続環境を構築するつもりです。NAS化していたデスクトップマシンも、常用環境として再構築したいし3.5インチHDDも購入しないとな……。死蔵していたMebius PC-PJ2 S2もプライベートWebサーバ化する為にFreeBSDあたりを突込んで復活さたいし、いろいろ遊べそうです。
結局、先週は火曜日から土曜日まで仕事場に泊りでした(着替えと風呂の為に何度か一時帰宅はしましたが)。睡眠時間は平均2時間くらい。久々に辛い日々だった。
最後の方は疲労と眠気がピークを超えてしまい、不思議と元気な状態でした。そして、性懲りもなく土曜日23時頃に仕事が終わった後、ショットバーに飲みに行ったのですが(阿呆)、変に元気とは言え、やっぱり体は疲弊しているようで1杯飲んだだけでアルコールが回りまくり、3杯で撃沈しました。
あんなに泥のように眠ったのは何年ぶりでしょう。
劉子さんの『greyheron's nest』経由で、エキサイトブログのトラックバックテーマ『あなたのお気に入りの愛用品は?』というのを発見した。
そこで「愛用品の定義は何か」という深遠な議論を展開しようと考えたが、徹夜で仕事しなければならぬ程忙しいので、それは128年後に執筆する事にした。
さて僕の愛用品だが、現在も使っている物で且つ10年以上続けて利用している品は、身に着けている物では1つしかない。それが題名にある二得ナイフである。間違いではない。十得ではなく二得が正しい。
これは僕がボーイスカウトをやっていた頃に、(確か)ジャンボリィの景品として貰ったものだ。折畳んだ状態で全長6cm程度、幅は2cm弱である。収容されているのは刃渡り5cmのナイフと、詮抜きの2つ(詮抜きの先端はマイナス・ドライバとして利用できるようになっているので、厳密には三得ナイフかもしれない)。柄の部分にはボーイスカウトの「そなえよつねに」のシンボルが着けられている。
だいぶ刃もボロボロになってきたが、各種鍵と一緒に束ねて持ち歩いている。かなりの頻度で役立つ優秀なアイテムである。
D&Dの話題が支配的なblogと表明しているこのサイト。実はD&Dネタの少ないのである。たまには取り沙汰しないといけないだろう。D&Dオタであり生粋のd20信者である僕にとって、愛用品や如何にと問われれば、さしずめ20面体ダイスであると答えるより他ない。なんとなれば、D&Dに於いて最も頻繁に使うダイスは20面体なのである。
更に僕が使っている20面体ダイスは、いみじくも通称「赤箱」ことClassicD&Dのベーシックセットに付属していたクリーム色のダイスだ。1996年からRPGを始めた僕が、このような品を持っているのを不思議に思う向きもあるかもしれないが、そこはそれ「いっときYahoo!オークションにハマっていた」と言えば事済むだろう。
可能ならば後日に、つまらぬ写真でも掲載するとしよう。と言っても缶詰から開放されて且つ体力が回復してから、だが。
xiaxiaさんの『女プログラマってどうよ』で『以外と気付かない、あなたの浮気度チェック』なんてものを発見したので、やってみました。
ズバリ!! あなたが最後までしてしまう浮気人数(概算)は、0人です。
あなたが生涯費やす浮気費用はは、174464円です。
この費用であなた(達)は、こんな事をしてしまうようです。
あなたは、一生の間に、浮気の相手と「映画に誘う」を、4回してしまうようです。しかも、もう3回行ってしまっているようです。
あなたは、一生の間に、浮気の相手と「ショッピングに出かける」を、5回会ってしまうようです。もう既に3回は、どこかで会っているようです。
あなたは、一生の間に、浮気をしないようです。
現時点では妻も恋人も居ないので、浮気のしようはありませんな。そして僕は甲斐性無いので、浮気が可能な状況であってもしないんでしょう。あと物欲を抑える事に比べれば、性欲を抑える方が得意ですし。
あなたの優柔不断度は「53オロオロ」です。
相手の言うことを聞きつつ自分の言いたいことも通すあなたは理想に近いの決断力を持っているようです。
いわゆる「駆け引き上手」なあなたです。そこに相手は……。
悩む事を楽しむ余裕がある時以外は、悩む時間が勿体ないと考えているシミッタレなので、結果的に決断力があるように見える可能性はあります。が多くの場合は深く考えていないだけです。
あなたのH指数は、「58えっち」です。
あなたは、人並みにエッチに興味があるようです。
実は、チャンスがあれば、と機会をうかがっているのかも知れません。……チャンスがあれば(笑)
中学生くらいの頃にチェックしていたら、こんな結果にはならなかったんだろうなぁ。
あなたの誠実さは「86しっかり」です。
あなたはかなり誠実な方のようです。
逆に言うと、相手には物足りなく映ってしまうかも知れません。
実は「浮気され度」が86%だったりします。ご用心!!
これは自身では判断しようがないですね。友人に対しては、誠実であろうと心掛けていますが、普通「不誠実であろう」と考える人なんて居ませんよね。そういう人は詐欺師という職種の人でしょう。
あなたの浮気したい指数は、「32ふわふわ」です。
あなたは、特定の人と確実に愛を育む生き方が合っているようです。
浮気したい度なので、実際はわかりませんが(笑)
相手にとってはいい人でいられるようです。
甲斐性が無いだけですな。
あなたの度胸指数は、「94ドキドキ」です。
あなたはかなり無鉄砲なようです。
きちんと見分けないと、気付いたらヤクザな相手と関係してたなんて事に……。
深く考えずに行動する愚者、という事でしょう。
浮気したい!度とあなたの心から、こんな事がわかってしまいます。
あなたは、浮気に興味がなく、ある程度相手のことを考えられる方のようなので、愛する人を捜して幸せな家庭が築けそうです。
浮気、という行為自体に興味があるってのは不思議ですよね。普通は妻や恋人以外の人物に興味があって、結果的に浮気をしてしまうわけです。浮気行為自体に興味があるのは、浮気がちな夫を持った妻、浮気がちな妻を持った夫、浮気がちな彼氏を持った女性、浮気がちな彼女を持った男性の他は、探偵、心理学者、検事、弁護士、スキャンダラスな雑誌の編集者くらいでしょう。
あなたにとっての浮気とは、
2人でお酒を呑みにいく、キスくらい。
相手も確信犯の様な気が……。
「確信犯」の使い方が間違っていますね。確信犯は「宗教や政治的信念に基いて、自らの行ないを正義と確信した者になされる犯罪」の事です。それこはそれとして、浮気の定義ってのも動的に変化するから、一意には決定しようがないですね。実質的に浮気の定義は、社会的に決定されるものではなくて、配偶者や恋人によって決定されてしまうでしょう。嫉妬深い人ならば異性と会話しただけでも浮気と言うだろうし、奔放な遊び人なら愛の無いセックスはOKと言うかもしれません。
あなたが出来る浮気の範囲は、このくらいのようです。
2人でカラオケ。これでもうドキドキでしょう。
僕のメンタリティは中学生並だな。
ThinkPad X23のバッテリ、最初から付属していたヤツはだいぶ劣化している。液晶輝度最大、AirH"で32kbps接続、CPU866MHz動作だと2時間も持たない。AirH"を使わなければ2時間強という所。そしてこのバッテリには不思議がある。
APMを使ってバッテリ残量を監視しているわけだけれど、最初は普通に2分で1%という風に、一定の割合で残量が減っていく。しかしバッテリ残量が5%になると、突如としてこのペースが変わるのだ。おおよそ5分で1%程度のスピードに減速する。
更に不思議なのは、サスペンド時の挙動だ。この前はバッテリ残量29%の時点でサスペンドし、1時間程経過してサスペンドから復帰させたら残量が54%になっていた。減っているならまだしも増えるって、どういうこっちゃ。
多分残量5%からの消費速度の減速が関係してるんじゃないか、という推論はできるが良く分からない。
こんな状態では甚だ残量通知を信頼する事ができないし、困ったものだ。もう1本予備はある事だし、いっその事、殻割りして中のセルを取りかえてみようか。
セキュリティアップデートが止まっているRed Hat Linux 9(RHL9)を、yum
を入れてFedora Legacy Projectで何とか延命させようとした矢先、Fedora Legacy Projectの更新が停止してしまいました。なんてこった。
問題なければ今週末に、ようやく光ファイバが開通するのですが、回線環境が整い次第、RHL9から別のディストリビューションに乗り替える予定です。以前から乗り替え先のディストリビューションをどれにしようか悩んでいたのですが、未だに結論が出ていません。検討しているのは以下の4つ(FreeBSDはLinuxディストリビューションではありませんが、このアーティクルの中ではFreeBSDも含めてディストリビューションと書いてしまいます。こだわりのある人ゴメンナサイ)。可能性の高い順に並んでいます。
乗り替え先選出に当たって考慮した事は、重要度順に並べると以下の通りです。
候補に上げたディストリビューションの中で、全ての項目を満たしているのはDebianとGentooです。FreeBSDは(5)以外はOK。Plamoは(2)を満たしていません。
インストールするマシンはCele500MHzのデスクトップとMobile Pentium3 866MHzのThinkPadなので、ひたすらコンパイルしなければいけないGentooはマイナス点が大きいのです(Xのコンパイルで10時間とか嫌だ)。
Debianのsargeが予定通り今月中にリリースされるならば、ほぼ決定なんですが、現在の状況を見てみると、どうも微妙というか1ヶ月位は伸びても不思議では無い雰囲気なんですよね。9月下旬にユックリ時間が取れそうなんで、そこで一気呵成に環境構築を終えてしまいたい僕としては、1ヶ月の遅れはこの上なく痛い。
今の所は、sargeのリリースが遅れたらFreeBSDという方向で確定かなぁ。
環境再構築に当たって必要な物をメモ。
ThinkPad X23用。日立のTravelstar 5K80が候補。
デスクトップ用。これも日立のHDS722512VLAT20が候補。
デスクトップマシンは3.5インチべイが1つしか無いので、データ移行用。
ThinkPadはFD起動してネットワークインストールの予定なので必須。
時折サスペンドできない事があって、おかしいなぁと思っていた。どうやらACアダプタが差さっていると駄目らしい。ACアダプタを抜けば、普通にサスペンドできる。めでたい。ちなみにACPIじゃなくてAPMを利用している。
先週末から会社のLANが調子悪い。どうもルータ自体の調子が悪いみたい。しかし小さい会社だからといって、ネットワーク知識ゼロの営業さんがネットワーク責任者なのはどうかと。トラブルを解決する為に、ルータの再起動しかしない(できない)んじゃあ仕方ないのか。こんな小さい会社で専門の管理者を置けないのは分かるけれど、もうちょっと詳しい人に管理してもらわないと、管理の意味が無いよなぁ。
僕は所詮派遣会社からの出向プログラマなんで、口出しはしないけどネットワークが使えないのは困る。まあ、遅いけれど僕にはAirH"があるから他の人よりはマシっちゃマシだ。営業さんなんてメールが使えないのは死活問題だろうに。
二人のガスコンこと“三銃士″シャルル・ダルタニャンと“剣客詩人″シラノ・ドゥ・ベルジュラックが、マゼラン枢機卿摂生下のパリを縦横無尽に暴れ回る作品。
実際家で頭の切れるダルタニャンに、直観に鋭く情の厚いシラノ、無双の剣士たる二人がエスプリの赴くままに風を切って進む様は、これぞガスコンと言う所でしょうか。
そんな二人は、フランス王国を転覆させかねない謎を中心に、様々な勢力の思惑が交錯する中、己が信念を貫いて枢機卿や親王を向こうに戦うのです。
ガスコンらしいダルタニャンの大胆な作戦、多勢の刺客を煙に巻くシラノの口上等々、随所に痛快な佐藤節が見られます。分けても凄いのは、最後の戦い。人質に取らわれた女を助ける為、300人の衛兵が守る館に殴り込みをするシーンでしょう。パリの市街地で堂々と重火器の武装をし、マスケット銃にライフル、短銃、果ては白刃を手に衛兵達を撃って、切って、突いて、たった二人の熱血漢は死も恐れずに突入するのです。思わず心の中で喝采を上げずにはいられません。
まさに、快男子、まかり通る。
独り言 雑書@シーサーブログで右脳型・左脳型のチェックなんてものが紹介されていたのでやってみました。結果は案の定……
パソコンを使ってミーティングのメモを取ったりしますよね。その時に、タブを頻繁に使って段落を構築していくメモを書く人がいます。例えば以下のような感じです。[TAB]はタブスペース1つを表現しています。
仕様書について
[TAB]2104年6月25日に客先に提出
[TAB]提出1週間前に内部でレビュウ
[TAB][TAB]レビュウ担当はスミスとジェーン
[TAB][TAB][TAB]スミスとジェーンにアポを取っておく
これだと、パッと見には段落による意味付けがされていて分かりやすいメモ風味なんですが、これって実は陥穽があるんですよね。一つの文が長くなると破綻するのです。
大抵のエディタは横80byte前後乃至ウィンドウ幅の所で、見た目上の改行が入るようになっています。そしてタブスペースは、だいたい4か8byteに設定されていると思います。仮に1行80byteでタブスペース8byteだとすると、タブを3つ打った行には残り56byte文の文字しか入りません。日本語ならたった23文字です。
だいたい次のような表示になってしまうと思います。
仕様書について
[TAB]2104年6月25日に客先に提出
[TAB]提出1週間前に内部でレビュウ
[TAB][TAB]レビュウ担当はスミスとジェーン
[TAB][TAB][TAB]スミスとジェーンにアポを取り、レビュウの日時を
確定する
1行当たりのbyte数を増やせば、取り敢えずは上記のような醜い状態は回避できますが、それは本質的な解決ではありません。画面に最大化したエディタで横一杯まで行を取ったとしても、それXGAで文字サイズ10ポイントなら200byte分も文字は収まらないでしょう。つまりタブスペースで段落付けするメモは、基本的に無理があるのです。
では、どうすれば良いのでしょうか。1つの案としては、段落区切り乃至見出しのレベルを表わす記号を自分で定義して、それを使って構造化する方法です。例えば、大見出し(大段落)の始端を■、中見出し(中段落)の始端を▽、小見出し(小段落)の始端を・と定義してみましょう。すると
■仕様書について
▽2104年6月25日に客先に提出
▽提出1週間前に内部でレビュウ
・レビュウ担当はスミスとジェーン
スミスとジェーンにアポを取り、レビュウの日時を確定する
という風になります。しかし、これだと見出しレベルが増えると混乱してきてしまいます。なので見出し記号は1つにして、それを複数連続して並べる事で見出しのレベルを分けるという方法があります。ここでは*という記号を、その記号にしましょう。
*仕様書について
**2104年6月25日に客先に提出
**提出1週間前に内部でレビュウ
***レビュウ担当はスミスとジェーン
スミスとジェーンにアポを取り、レビュウの日時を確定する
どうでしょうか? これなら見出しのレベルは一目瞭然です。EmacsにあるOutlineモードでは、この方法が採用されています。Outlineモードが便利な事もあり、僕はミーティングのメモやセッションのメモを取る時は、大抵この記法で書いています。
月刊TRPG.NET9月号は「リプレイ」特集との事。これにはだいぶ悩まされていました。
台本形式ではありませんが、僕も自分のサイトにプレイリポートを掲載しています。ですから、リプレイを書いた事が無いわけでも、書くノウハウが無いわけでもありません。問題なのは、そういうネタで(自分が納得できる)面白可笑しい記事を書ける気がしなかったのです。
ですが、ウンウン唸ったりしている内に、なんとかそれなりのネタは思い付きました。これで9月号の記事は書けそうです。しかしフト見てみると10月号のお題が……「オンラインセッション」特集!? 受難は続きそうです。
探偵小説の始祖として有名なポオの全集です。全4巻からなる全集の1巻たる本書では、主としてポオの書いた怪奇、不条理小説を扱っています。
ポオと言えば、後世の多くの作家に影響を与えたアメリカ屈指の文豪と言われています。モルグ街しかしらなかった僕は、最初「文豪」というイメージが湧かずに不思議だったのですが、本書を読んで文豪の文豪たる所以が分かった気がします。
何よりもその筆致が凄いのです。単語の選び方、文の繋ぎ方、物語の機序どれをとっても圧倒的です。だいたい描かれている状況や物語自体はとても奇異なのに、それが不自然だと目に映らないのは、ポオの類い稀な筆力のお陰でしょう。
日本なら夢野久作に近い作風だと言えます。現代の作家なら筒井康隆でしょうか。こういった不条理、不思議をあくまで自然に描ける能力というのは特異な才能なんだと思います。
多少翻訳の悪さが目に付く所もありますが、さまざまなジャンルを跨ぐポオの文才を味わってみてはいかがでしょうか。
Wikiを使ってみんなで作るインターネット百科事典たるWikipediaってのがありますよね。
スラッシュドット・ジャパンに掲載された「Wikipedia創始者Jimmy Wales@本家」を読んでいて思ったのですが、このWikipediaって何げにアイザック・アシモフがファウンデーション・シリーズで描いたエンサイクロペディア・ギャラクシカ(Encyclopedia Galaxica)そのものですね。規模はgalaxy(銀河)というには規模が小さいのですが、計画の主旨としては同じな気がします。うーんSFだ。
このblogのカテゴリに「日記」を作り、更にその日記に分類されるアーティクルを沢山投稿しながらも、日記らしい日記を全然書いていませんね。
平日の日記なんて、適当に書くと変わり映えしないしネタを仕込もうとすると並々ならぬ労力を要します。他方で、週末は大抵朝から晩まで出掛けて遊び呆けているので帰宅してからは日記を書く気力がありません。
僕の週末の過し方は、おおまかに3つのパターンに分けられます。即ち、
1の日の過し方は単純です、早朝にセッション会場へ出掛けて終電で帰宅するだけ。
2の場合は、練習の時間帯にもよりますが午前練習なら練習後は午後から買い物に行ったり映画を観たり。午後練習ならその後に映画か飲み、となります。
3のパターンは発生確率が少なく、3ヶ月に1度くらいでしょう。バドミントンを教えに行っている学校が試験中で部活が無い、とかそんな時です。そういう日はtakesuの家に攻め込んで、ひもねすDVDを観ていたりします。
休日に日がな一日自宅で過すというのは、2ヶ月に1度位しか無いんじゃないでしょうか。最近は読書するにも喫茶店に行ったりしますしね。自宅で無い方が、パソコンだの塗装道具だの余計の物が無いので読書に集中できるのです。
ストーリィ : ★★☆ アクション : ★★★ 映像 : ★★★ 音楽 : ★★☆
日曜日に友達と観てきました。リー・リンチェイ主演のHEROを作成したスタッフが作った映画なので、また風光明媚なシーンが多いんだろうと思っていたら予想通りでした。。ストーリィはまあまあでしょうか。映像と音楽はとても良いですね。
条理無用な中国映画らしい殺陣はいつ観ても面白いです。ところでチャン・ツィイーって仲間由紀恵に似ていると思いませんか。
ヘンリィ・メリヴェール卿が活躍するシリーズの最後を飾る長編です。今回も密室モノなのですが、トリックが問題になるハウダニットではなく、むしろ犯人の動機が問題になるホワイダニットの趣向が強い作品です。カーにしては珍しいと言えるでしょう。
犯人によって提出される謎が、なんとも不思議なのです。つまり「密室にある鍵のかかった金庫から、騎士の盃が出されていた。何故犯人は盃を移動しただけで盗まなかったのか」という謎です。盃は値千金のお宝なのに、犯人は苦労して密室に出入りしたのに、何故こんな事をしたのでしょうか。この動機に関する謎が本書の大きな魅力になっています。
やかまし屋のレストレイドならぬマスターズ警部が今回は色々と活躍するのも見所でしょうか。何せH・Mに先駆けて事件の真相に気付いてしまうのです。しかし活躍する以上に酷い目に会うのは御愛嬌ですね。また、推理小説には珍しく、怪我人は出るものの死者が1人も発生しないのも特徴でしょう。
作者十八番の密室状況を風刺しながら二転三転するドタバタミステリは、往年のカーならではの作品だと言えます。
以前から思っていたのです。D&Dゲーマや技術者には書見台が必要なんじゃなかろうか、と。なにしろD&Dのルールブックも技術書も巨大で重いものが多いわけです。例えばD&D3.5EのPHBなんてのは1kgを超えています。
そんな重い書籍を、長い時間手で支えて読書を続けるのは辛い。更に、そういった書籍を見ながら作業したい場合、本の構造によってはページを抑えておくのが酷く面倒だっりします。
そんなこんなで書見台なわけです。僕も1つ購入してみました。OAサプライで有名なエレコムから発売されているブックスタンドEDH-004。定価1800円の安価なものです。
値段が値段だけにチープではありますが、使い勝手は良いですね。かなり分厚い書籍もホールドできるし(厚さ62cmまで可能)、ホールドしたままページ送りもできるのが良いです。
やかまし屋の名探偵ヘンリ・メリヴェール卿が活躍するシリーズです。何よりも本書は、その密室トリックが有名です。また本書の、結末に至る道筋はカーという作家の緻密さを表わしているように思えます。
まず伏線の張り方が上手です。地の文だけでなく、登場人物の発言一つとっても非常に考え抜かれているように感じます。状況と登場人物の動きがトリック解決に綿密に関係していて、最後の部分でそれらが一挙に明かされるのは爽快です。
いつものドタバタ劇も健在で、メリヴェール卿はのっけから大蛇とのチキンレースを展開しています。また本書には、極めて性根の悪い女商人が登場するのですが、これがなんとも嫌らしく描かれています。カーは文章ではなくプロットで勝負する作家だと思われがちですが、なかなかどうして人物描写も上手です。
何より本書で使われている密室トリックは、構造としては単純で、とても簡単に理解できるものです。そう言った意味でカー最初の一冊には丁度良いのでは無いでしょうか。
僕はヨドバシカメラとかに行くと、時間がある時ならノートパソコンのキーボードの試し打ちをします。そんな時はマシンが起動しているならば、メモ帳かなにかを立ち上げて適当な長さの文章を打ち込む事にしています。しかしこれが以外に困るんですね。適当と言っても、意味の無い文字列(「jkfsaじlfrかawos」など)の入力では、手の動きが普段のそれとは程遠いので、試し打ちとしての用を無しません。かと言って適切な文章をパッと思い付く、というわけでもない。
最初の内は、そのキーボードの感想をツラツラと打っていたのですが、1年位前から有名な次の文章に統一しています。
祇園精舎の鐘の音
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理を表わす
奢れる人も久しからず
唯春の夜の夢の如し
猛き者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ
平家物語の冒頭部分です。小学校の頃に暗誦させられたものを、いまだに覚えています。三つ子の魂百まで、とは良く言ったものです。他にも杜甫の春望(国破れて山河あり――というやつ)とか清少納言の枕草子(春はあけのぼ。やうやう白くなりゆく山ぎは――ですね)とか思いついたんですが、一番長く思い出せたのが平家物語だったのです。
「青ひげ」というのはフランスに伝わる民話です。その民話は次々と妻を殺した恐ろしい殺人貴族(王様)の話なのですが、本書『青ひげの花嫁』も、それをモチーフにしています。
遺産目当てで次々と結婚しては妻を殺し、死体も残さずに消え失せる連続殺人犯。なんと犯人は11年の長きに渡って警察の手から逃れ続けています。更にこの青ひげは、密室から死体が消失するという謎を残しているのです。そしてマスターズ警部に懇願されて、押っ取り刀で登場したのが、我らがヘンリィ・メリヴェール卿です。
犯人が最後に残した死体喪失のトリックは、わりと簡単で鋭い人ならば直ぐに気が付くでしょう。そういう点もあり、本書はカーには珍しくハウダニットよりもフーダニットの趣向が強い作品だと言えます。
カー(H・M卿が、かもしれませんが)は周到にもフーダニットを意識して、幾つかのミスディレクションを用意しています。登場人物達はその陥穽に落ちてしまうので、それを読んでいる私達読者も、余程気を付けないと作者の罠に嵌ってしまうでしょう。
大きなトリックこそ無いものの、小さいながらも鋭いレトリックが冴える作品です。
青ひげ(Web同人誌Folioの記事)
『パンチとジュディ』の書評は、このblogに掲載すると同時にbk1に投稿していたのですが、なかなか掲載されませでした。最近のbk1は仕事が早く、投稿の翌営業日か翌々営業日には掲載されていたので、変だな、と思っていました。もしかして没なのだろうか、と考えたんですが余程の事(公序良俗に反するとか)が無い限り大抵は掲載されるので、やっぱり不思議。
と思っていたらbk1の担当さんからメールが来て、どうも僕が投稿した書評が途中で切れていたとの事。全文をメールで送信すれば掲載してくれるそうなので、早速送付しました。
相変わらず対応が丁寧で好感が持てますね。僕が今までに利用してきたオンライン書店の中では、一番シッカリしていると思います。それにウェブサイトもシンプルで大変使い易い。この所bk1では、あまり買い物していなかったから、またガバッと利用しようかな。
hangoverで調べた二日酔い対策を早速試してみました。やってみた事は、
試したのは2回で、それぞれ飲んだのは以下の通り、
それぞれ飲んだ後の睡眠は6時間程です。両方とも二日酔いらしい症状はありませんでした。バランタイン12年を4杯飲んだ場合だと、翌日は軽く頭痛や倦怠感があったのですがそれも無し。余程大量に飲まなければ、この対策で二日酔いは防げそうです。
なんとか締切を守って、月刊TRPG.NETの原稿を投稿する事ができました。
今回の記事は今まで投稿した中で最長の記事です。とはいっても、せいぜい6000文字程度ですが。実際には原稿を書くよりも、それをマークアップする方が大変でした(HTML形式で投稿しているのです)。しかし苦労の成果もあって、それなりに読みやすくなったんじゃないかと思います。
公開は2004年8月25日です。
多くの人は、二日酔いに悩まされた事があるのではないでしょうか。僕もご多分に漏れず酷い二日酔いを経験した事があります。しかし、こういうものって喉元過ぎればナントヤラで、頭痛やら体の不調に襲われている時は「なんとしてもこの状況を改善したい」と思うのですが、苦痛が無くなるとスッカリ忘れてしまいます。
しかし今回僕が襲われた二日酔いは、そんな簡単には終われませんでした。何しろ当日は仕事がバッチリあるし、症状が酷い。激しい頭痛と吐き気のダブルパンチで全然仕事になりませんでした。最初は午後になれば、症状が柔らぐかと考えたいたのですが昼休みになっても苦痛は去る気配すらありません。呻き声を上げながら、二日酔い対策のサイトを検索していると、とても参考になるページを発見しました。
『二日酔いの治療』
医者の人が書いているので、信頼のおける情報なのではないでしょうか。専門的な話が多いのですが、化学の知識が無い人間にも大いに参考になる情報です。
今年のGen ConでAEG社から恐るべきモジュールが発売されます。その名も『World's Largest Dungeon』。
説明によると、総部屋数1600以上、SRDに掲載された全てのモンスタが登場するそうです。モジュール自体はなんと800ページ超。
さて巨大ダンジョンと言えば、最近邦訳された『邪悪寺院、再び』こと『Return to the Temple of Elemental Evil』に登場するダンジョンがあります。そのダンジョンは凡そ300部屋でした。僕は月1回のセッションペースで2年半かかって、このダンジョンを攻略しました(というか僕はDMだったので攻略された)。
という事は、同じペースで遊ぶならば、このWorld's Larged Dungeonは13年と4ヶ月かかる計算になります。干支が一回りしちゃうわけですね。恐ろしい。
既に僕はAmazon.comに注文してあります(SiGさんのBlogを見ていなければAmazon.comには気が付かなかったでしょう。感謝!)。そしてこのモジュールを使った、Never Ending Dungeon Campaignを画策中です。15ヶ年計画ですよ。
ヘンリー・メリヴェール卿が活躍するシリーズ。今回は視点人物の近くにH・M卿がいる事は少ないので、どちらかと言えば「暗躍」かもしれません。
本書には殺人のトリックとは別に、大きな仕掛が用いられています。その仕掛がこの作品をとても際立たせているのではないでしょうか。読めば直ぐに気が付くのですが、この物語では最後の最後まで、発生している事件をちゃんと認識する事ができません。読者は状況を整理できないまま、物語はどんどん先に進んでいきます。
言わば、事件が不在のミステリなのです。
読者の目から事件そのものを隠してしまうカーのレトリックは驚嘆するべきものがあります。ある種のメタミステリと捉える事もできます。叙述の形態でミスディレクションを行ない読者を騙すトリックの事を叙述トリックと言いますが、騙すどころか事件を認識させないこの作品はディレクションレスなミステリなのです。
普通に考えれば、ディレクションレスなミステリでは「小説」は成り立たない筈です(不条理な散文詩のようになってしまうでしょう)。しかしながら、読み終えてみればちゃんと「ミステリ小説」が完成しているのです。それはH・M卿という軸がコッソリ物語を支えているからなのでしょう。
もう少し殺人トリックが不可解なものだったら、傑作と言われておかしくない作品です。カーは「密室の帝王」とか「不可能犯罪の巨匠」と呼ばれトリックの技巧が優れた作家だという評価が一般的ですが、こういったメタミステリ的な視点を、同時代の作家に先駆けて一早く作品に取り込んだ作家なのではないでしょうか。そのメタな視点は『読者よ欺かるるなかれ』や傑作と名高い『火刑法廷』にも表われています。
ストーリィ : ★★☆ アクション : ★★★☆ 映像 : ★★★ 音楽 : ★★
ヴィン・ディーゼルのマッチョを楽しむ映画、と言ったのは僕の友人であるSCOOTER。公式サイトに行くと「壮大な銀河年代記の幕が開く」とか仰々しいコピーがありますが、世界設定はそんな大したものじゃありません。あくまでアクションを楽しむ映画です。
タイトルからは全然分からないのですが、実はこの作品には『ピッチ・ブラック』という前作があります。これもヴィン・ディーゼル主演です。そして調べてみると、前作と今回の間を繋ぐ『リディック アニメーテッド』というアニメもあるみたいです。
笑ったのは現在銀河を侵略中の帝国のトップの名前。「ロード・マーシャル」って何だよ。英語で書くならlord martial。lordは君主とか支配者とかそんな意味。martialは名詞と考えるなら軍人という意味です。つまりロード・マーシャルは軍人君主とかそんな意味になります。もうちょっと考えろよ監督、って感じの名前ですな。
それはそれとして、映像は割かし綺麗です。宇宙に出ている事を除けば、なんとなくファイナル・ファンタジィ6当たりを彷彿とさせる映像が多いですかねぇ。あとラストはスッパリ終わっていて気持ち良いです。ヴィン・ディーゼルの渋い声は格好良かったですな。
『まだ人間じゃない。』のcaramel-manさんにトラックバックして頂いたので、折角だしネタに。
caramel-manさんは、Happy Hacking Keyboard ProfessionalとTrackball Explorerというコンビネーションで机上の少スペース化をされているようです。僕と言えば、自宅デスクトップではIBM 84 Space SaverとKENSINGTON Expert Mouse(マウスという名称だけれどトラックボールです)で、ちょっととだけ少スペース化しています。会社ではHappy Hacking Keyboard 2を使っていますが、マウスは普通の光学式マウスです。
自宅と会社のキーボードを交換すればcaramel-manさんにかなり近いセッティングになりますね。といっても、IBM 84 Space Saverは打鍵音が壮絶に喧しいので会社では使えません。
ストーリィ : ★★ アクション : ★★★★☆ 映像 : ★★ 音楽 : ★
《ガン=カタ》!! その一言に尽きますね。ストーリィは、特筆すべきものでは無いですし、世界の設定もかなり変です。建物とかは妙に未来っぽいのに、車は普通のセダンだったりするし。
とにかくアクション――つまり《ガン=カタ》だけが見所と言っても過言ではないでしょう。細い事は気にしないで、ボケーっとアクションシーンだけ眺めていれば、それで楽しめます。しっかし《ガン=カタ》って阿呆っぽいネーミングですよねぇ。アクションにもその「阿呆っぽさ」が染み込んでいるのがウけます。弾丸がフルに残っている状態の銃を二刀流して銃握で相手を「殴り殺す」とか(銃身を握ってハンマか何かのように振るうのである)。突込み所満載なんですが、そういうのは全て「これが《ガン=カタ》なんだ」と納得しましょう。例え日本刀の佩き方が間違っていても、そいつが銃を持っていなくても《ガン=カタ》って事で。
と、変な所も多々ありますが、やっぱりガン・アクションはこうでなきゃいけませんね。飛んだり跳ねたりしなくて良いから、兎に角撃つ(リベリオンのガン・アクションシーンでも多少は飛び跳ねますが、銃撃の比重が重い)。久しぶりに良いものを観ました。惜しむらくは映画館で観られなかった事でしょうか。
ストーリィ : ★★☆ アクション : (ゼロ) 映像 : ★ 音楽 : ★
なにやら公開当時は話題作だったようですね。そんなに面白いとは思えないんですがどうなんでしょう。続編の2はケチョンケチョンに貶されているみたいです。
ストーリィはあって無いようなものです。あるのは状況だけ。ただ自分の予測とは違ったプロットだったので、その点は驚きました。終わり方はとても良いと思います。こういう作品は余計な事を語ろうとすると、墓穴を掘る結果になるんじゃないでしょうか。行間なんて読者に想像させれば良いんです。
土曜日にtakesuの家に攻め込んで、DVDで映画を観つつダラダラしながら、ひもねす過すという大変有意義な時間の使い方をしてきました。まったり。その時4本映画を観たので順に感想を。といっても4本中1本は既に観た映画で、感想を上げているので今回は3本分になります。
まずは題名通り『アップタウン・ガールズ』から。
ストーリィ : ★☆ アクション : (ゼロ) 映像 : ★ 音楽 : ★★
ストーリィは凡庸だし、主人公(ブリタニー・マーフィ)は化粧のし過ぎでアップになると少々ビビる顔だしイマイチな映画でした。それでも子役のダコタ・ファニングは逸材ですね。彼女の演技はとても良かった。
H・Mことヘンリー・メリヴェール卿が活躍するシリーズ。稀覯本という餌に釣られてフラフラとイギリスの田舎町までやってきH・M卿が、のっけからスラップ・スティックなコメディを演じてくれます。終始そのスラップ・スティックな雰囲気で物語は進むのですが、事件自体は陰湿なものです。
場面転換が早く、次から次へと登場人物が入れ代わってはアクションをやってみたり、司教相手に泥合戦をしかけたり、つくづくカーという作家はエンタティナなんだな、と感じさせられます。当然そんなコメディだけで、お茶を濁すような事はありません。事件の中では、カーお得意の密室状況も出現します。
相変らず登場人物のみならず読者までをも韜晦する態度で、のらりくらりと真相を最後まで語らない(ミステリとしては当然だけど)メリヴェールですが、今回は隠す理由も比較的納得できるものでした。
しかしカーってミステリも好きだったんでしょうけれど、アクションやドタバタ劇も好きなんでしょうね。
買おう買おうと思っていたUSBフラッシュメモリを漸く購入しました。BUFFALOのClipDrive RUF-C256/U2です。
僕のメインマシンであるThinkPad X23にはUSB2.0のポートが無いので、特に転送速度が早い製品を選択する必要もなく、単に安い製品にしました。
さて、これをLinuxで使うわけですが、とても簡単にマウントできます。まずはClipDriveを差した直後のdmesgを見て、どのポートとして認識されたかを確認します。大抵はscsi0かscsi1でしょう。で、以下のコマンドでマウントします。
# sudo mount -t vfat /dev/sda1 /mnt/usbmem
/mnt/usbmemのディレクトリは予め作成しておく必要があります。sudo mkdir /mnt/usbmem
で作成しましょう。毎回こんな長いコマンドを打つのは面倒なので、もっと簡単にマウントできるよう/etc/fstabに以下の行を追加しておきます。
/dev/sda1 /mnt/usbmem auto noauto,user 0 0
もしroot以外ではマウントしたくない(させたくない)ならばnoautoの後の,userを削除すればOKです。
1年ぶりくらいでしょうか。今月始まったSpelljammerキャンペーンのPC用メタルフィギュアを塗装しています。
1年も塗装をしていないのは、D&D Miniatureにはまっていたから――ではなくて塗装道具を整理しキチンと仕舞ってしまったのが原因でしょう。塗装を始めると1、2週間は机上が「塗装モード」になり、とても散らかってしまい元の状態に戻すには半日がかりで片付けをしなければいけません。それが億劫なんですよね。
しかしまあ、格好良く塗装されたメタルフィギュアを見るとムラムラと塗装欲が鎌首を持ち上げてくるものです。
それにしても塗料を1年も放置しておくと駄目ですね。タダでさえシタデルカラーは瓶の造りが悪くて、使っている内に蓋がちゃんと締まらなくなるのです。幾つかの塗料は完全に水分が抜けて硬化していました。こうなると再度水に溶かす事もできません。
自分自身もだいぶ劣化していますね。色の感覚を忘れてしまっています。A色とB色を混ぜてできるC色が想像できない、とか。グラデも全然綺麗に塗れないし、細かい筆使いの感覚もサッパリです。
リハビリが必要ですね。
追記
現在塗装しているメタルフィギュアはReaper社の2426 Aziz al-Jawarです。
UNIX(或いはLinux)を使っていれば、いつか必ず出逢うことになるシェルプログラミングの入門書です。決定版と言ってしまっても過言ではないでしょう。
一口にシェルと言っても、bashやtcsh、Korn shellやzsh等、様々なものがあります。当然シェル毎に使える文法は異なります。そんな中で本書では、UNIXであればどんなシステムにでもデフォルトでインストールされているBourne shellこと/bin/shを主題にしています。つまり、この書籍を読んで覚えたテクニックは、汎用的であり活用できる範囲が極めて広いのです。
それだけでなく、tcshのような(Bourne shellを基本とするならば)特殊なシェルでの書き方も適宜紹介しています。またSystemV系とBSD系のコマンドの動作が異なる部分も、例題のシェルスクリプトの中で差異を吸収するように考えられています。
こういったプログラムの書籍を読む場合の常ではありますが、読む時は例示されているソースプログラムを斜め読みしたりせず、一行一行意味を噛みしめながら進みましょう。可能ならば自分で入力して実行してみるべきです。そうすれば、本書を読み終えた時にはシェルプログラミングの基礎は身に付いている筈です。
『山田祥平のRe:config.sys 希薄化するオリジナルの存在感』(PC Watch)に、山田さんが原稿を書く時の環境について少し触れられていました。
ぼくは、この原稿を書くために、シェアウェアの秀丸エディタを使っている。執筆時は、横20字のウィンドウ幅で、表示は13.5ポイントのSystemフォントだ。その見かけはゴシック体に近い。さらに、行間は1/2ピッチと、多少広めに設定している。
横20文字(多分double byte codeで数えているので、横40byte)って狭っ。同じ環境にしてみましたが……、一覧性に欠けるレイアウトだなあ。一般的な原稿用紙合わせのレイアウトなんでしょうけれど、横80byteに慣れた僕には辛いです。
秀丸エディタを使っているライタさんは多いですね。Windows上で原稿を書いているライタさんの50%以上は秀丸エディタなんじゃないでしょうか。次点でWzかな。日本語変換ソフトはATOKがダントツで、70%を超えているでしょう。Linux系の書籍のライタさんは、そもそもWindowsを使わないしMeadowやJVimという人は殆んど見かけませんでしたね。
追記
僕自身はLinux上ではエディタにEmacs 21.3.50.1(12dotフォント、行間3dot、1行80byte)、日本語変換ソフトにはSKK12.2.0を、会社のWindowsマシンではエディタがMeadow2.00(12dotフォント、行間3dot、1行80byte)、日本語変換ソフトはSKK12.2.0を使っています。
みなさんは、どんなエディタを使っていますか?
転職してからと言うもの、毎週確実に運動する生活をしています。今年の5月からはスポーツジムにも通い初めました(単にジムと書くと連邦軍の量産型モビルスーツを真っ先に思い浮かべる人が多いだろうから気を付けよう)。
だいたいバドミントンは週2-3、スポーツジムにも週2-3で通っています。両者が重なる事はないので、少なくとも週4回、多い時ならば6回も運動している事になります。
最近は暑くなってきたので、スポーツジムでトレーニングする前の準備運動をサボっていたのですが、やっぱり駄目ですね。外気が暖かくても、やっぱり筋肉や関節はさして暖まっていません。自業自得だけれど肩と膝が痛い……。中学生の頃は夏になれば準備運動なんて不要だったんですけどね。
スポーツジムに通う人は、ほぼ2種類に分ける事ができます。
一番多いのは、体重を減らす又は現在の体重(体型)を維持する事を目的にしている人達。この集合の7割くらいは女性でしょう。この集合に属する人は、特定の部位を鍛えるトレーニングマシンよりは、エアロビクスや水泳、ルームランナ等を使ったトレーニングといった消費カロリィの高い運動を好むようです。
もう一方は、筋肉を付ける事を目的にしている人達。アマチュア・ボディビルダというような人達です。殆どが男性でしょう。露出が多くなる夏に向けて「他人に見せて恥かしくない」肉体を造りたい人もこの集合ですね。この人達は前者とは逆で、エアロビクスやルームランナには全く興味を示さず、ひたすらトレーニングマシン、です。上級者(ある程度筋肉の付いた人達)はフリーウェイトに流れます。
僕自身はどちらかと言えば後者に近いのですが、それとも違う集合に属しています。僕にとって筋肉を付ける事は目的ではなく、手段だからです。つまりバドミントンが上達する為に筋力アップを図っているのです。こういう人も小数ではありますが、スポーツジムに通っています。
最近、漸く腹筋が割れるようになってきました。なんとか中学時代の筋肉に戻った感じです。先は長い。
次号の月刊TRPG.NETは「電子機器の活用法」特集なんですが、微妙に困っているんですよね。
僕自身は毎回セッションにノートパソコンを持って行っています。キャラクタシートも表計算ソフトで管理していますし、FAQやErrataもPDFで閲覧しています。でも……使っているOSがLinuxなんですよね。だから、これを活用するノウハウを紹介した所で、殆どの人には意味が無い。開き直ってエヴァンジェリストっぽく書くか。
微妙ですね。
稀代のハッカー2人が、UNIXに於けるプログラミングを取り巻くさまざまなツールについて解説しています。
基礎編に当たる前半4章では、ファイルやディレクトリの扱いやiノードの概念といったファイルシステムの構造の説明、パイプやリダイレクトを使ってコマンドを便利に使う方法、grepやsed、awkといったフィルタの具体的な使用法に触れています。
応用編と言える後半では、シェルプログラミングによって新しい独自のコマンドを作る方法、C言語を使ったプログラミング、更にUNIXのシステムコールにに触れ、最終的にはyaccとlexを使って簡単なインタプリタを作成するに至ります。
前半はUNIX初心者が読むと非常にタメになる内容で、UNIX(やLinux)を使う上て即座に役立つ事柄ばかりです(特にフィルタは便利)。他方で後半はプログラムにある程度通じていなくては理解する事ができないでしょう。ことシステムコールからは難易度が飛躍的に増します。
本書を読む上で、とても重要な事が1つあります。
それは、書籍に書かれているコマンドなりプログラムを実行できる環境が、目の前にある状態で読む事、です。こういった事柄は、ただ読むだけでは記憶に残りません。必ず手で動かして、少しはエラーにぶつかって試行錯誤しながら読むと効果的です。
2C/3+(B+W)/6=ではDivine Oracle狙いのキャラクタでしたが、その後趣向を変えてDungeon #92 / Polyhedron #151に掲載されていたSpelljammer用Prestige ClassであるSpelljammer Aceを目指す事にしました。キャラクタ自体はFeatとSkillが少し変わっただけです。
Spelljammer Aceは名前の通り、Jammper Shipのパイロットとしての能力に特化したClassです。本来はWiz系のPrestige Classですがパーティ内のWiz(Conj)は興味が無かったようなので、折角だしやってみる事に。Mouqolの司祭で商人なパイロットってなんか変ですけど。
しかしまだJammer Shipを入手していないんだよなぁ……。
追記
そう言えば、最終的にパーティは以下のような構成になりました。
最近読みたい技術書が多くて困ってます。UNIX、Linux系書籍に限っても26冊(中には技術書と言い難いものやUNIX、Linux系と言えない書籍も多少ありますね)。
合計88,623円……流石に技術書は高いですねえ。読書スピードよりも金額に問題があるなこれは。
追記
しっかしこの課題図書一覧を見ると、僕が如何に無知かがバレてしまいますね。だいたいCメインのプログラマなのにK&R(『プログラミング言語C 第二版』の事)すら読んでいないし。
僕はキーボードというデヴァイスが好きなので、どちらかと言えばキーボードに拘っている方です。現在僕が利用しているパソコンは、デスクトップが1台、ノートパソコンが1台だけなのに、キーボードは5つも持っている程です。
そんな僕なので、いろいろなウェブサイトに掲載されているキーボードのレビューや使用感想を良く読みます。そういうレビューを読んでいると
文字を打つのが楽しくなるキーボードですね。
というような文句を見かけます。しかしこれって変な表現ですよね。打つのは文字ではなくてキーなんですから。
キーを打ったら、画面に文字が出力されるじゃないか、という反論がありそうですが、それは、キーボードからデータ(キーコード)を受け取って、それが文字に当たるキーコードならば、該当する文字を表示するプログラムを使っているからに他なりません。
例えばAcrobat Readerを起動して、適当にアルファベットのキーを打鍵しても何も表示されないですよね。それにキーの中には、そもそも文字に該当するキーコードを出力しない制御キーもあります(ShiftやCtrl、Altと言ったキーですね)。
せめて「文字を入力するのが楽しくなるキーボード」とかなら気にならないんですが……。僕って細かすぎます?
昨日書いた対消滅した1ドル紙幣の解答です。トラックバックして下さったShirak!<シラク>の綾辻守人さんは、
このあたりの巧みなレトリックの罠に騙されているような気がします。
と書いていますが、まさに卓見です。昨日掲載した問題文には、レトリック(文章技術)の罠が仕掛けられています。
具体的には、最後の2センテンスですね。つまり
3人の旅人は、ボーイから1ドルずつ返してもらったので、9ドルずつ払ったことになり、9ドル×3人で27ドルです。ボーイのポケットの中の2ドルを足すと、29ドル。さて、残りの1ドルはどこへいったのでしょうか?
です。特に最後の一文は狡いという他無いでしょう。
さて、解答ですが、非常に簡潔に書くと
「1ドルはどこへもいっていない」
となります。これだけでは分かり難いかもしれないので、説明しましょう。
まず、問題文で提示された「場」には合計で30ドルのお金しかないものとします(その30ドルを誰が持ってるに関わらず)。そうして、問題文を4つの時系分割し、その時系列に沿って30ドルの流れと、その所持者を見ていきましょう。
はい。1ドルは何処にも消えていませんね? まだ納得できませんか? 金銭に+-の符号を付けると分かり易いでしょう。最後のパラグラフで
3人の旅人は、ボーイから1ドルずつ返してもらったので、9ドルずつ払ったことになり、9ドル×3人で27ドルです。
と説明されていますが、この27ドルは旅行者から見るとマイナスのお金です(それぞれの財布から9ドル減った訳ですから)。逆に、ホテル全体(オーナー+ボーイ)にとってはオーナーが得た25ドルとボーイが得た2ドルはプラスのお金で、合計+27になります。
旅行者側をマイナスの系、ホテル側をプラスの系は、それぞれ独立して金銭の流れを考えなければいないのです。両者を天秤のそれぞれの片方だと考えると良いでしょう。マイナスの皿には負の数を乗せると沈み正の数を乗せると浮きます。他方でプラスの皿には正の数を乗せると沈み負の数を乗せると浮く特殊な天秤です。
最終状態だと、この天秤は-27=+27という状態で釣合っています。問題文では、プラス皿から+2をマイナス皿に移しているにも関わらず、-25=+25という状態にならず、あたかも-29=+25という状態になるかのように表現しているのです。
なんか上手く説明できませんが、分かってもらえたでしょうか。
3年位前でしょうか、女の子とデートしてショットバーに行きました。その時、そこのメニューを見ていた女の子が、なにやら最後のページに釘付けになっています。どうやら、そこにはちょっとしたクイズが掲載されていて、それに正解するとカクテル1杯サービスらしいのです。その時のクイズはこんな感じでした。
ある所に3人の旅人がいました。
彼女らはホテルを見つけて、そのホテルのオーナーに宿泊料金をたずねると、オーナーは「3人部屋で30ドルです」と答えました。そこで、旅人はひとり10ドルずつ払って、そのホテルに泊まることにしました。
しばらくして、オーナーは3人の旅人の泊まっている部屋の料金は、本当は25ドルだったということに気付きました。そこで、ボーイを呼んで「あの3人の旅人に、この5ドルを返してきておくれ」と頼みました。
ボーイは、3人に5ドルを返しても割り切れないと思い、自分のポケットに2ドルしまい込み、残りの3ドルを、3人の旅人に1ドルずつ返しました。3人の旅人は、ボーイから1ドルずつ返してもらったので、9ドルずつ払ったことになり、9ドル×3人で27ドルです。ボーイのポケットの中の2ドルを足すと、29ドル。さて、残りの1ドルはどこへいったのでしょうか?
冷静に考えれば、簡単に解ける問題ですが、酩酊した頭で考えとグチャグチャになって解きにくい類の問題ですね。その時は当然、飲酒していたのでなかなか思考がまとまらず、パッと答えが浮びませんでした。エエ格好しいの僕は、平然とした表情を装いながら必死に考えて、なんとか3分程度で正解し体面を保ったのです。
暇な時にでも考えてみて下さい。回答は明日にでも書きます。
ざっくりと作成してみたSpelljammerキャンペーン用のキャラクタです。なんかClrに2/3をかけ、BrdとWizを足し6で割ったモノを加算したようなキャラクタになってしまいました。
Dian Cecht, Human, Male, AL N
Cloistered Cleric of Mouqol 4
Str07, Dex10, Con14, Int14, Wis18+1(Level up), Cha12; aging to middle age
HD: 4d6+8(24)
BAB/Grapple: +2/+1
ST: Fort+6, Ref+1, Will+8
Init: +0
Speed: 30ft.
AC: 15(+4armor, +1shield)
Feat: Skill Focus(Knowledge:Religion), Scribe Scroll, Divine Metamagic
Skill: Bluff7, Concentration7, Diplomacy7, Knowledge(Arcane)1, Knowledge(Religion)7, Knowledge(Nature)5, Knowledge(the Planes)1, Knowledge(Architect)5, Knowledge(Dungeonniering)1, Knowledge(History)1, Knowledge(Geography)1, Knowledge(Local)5, Knowledge(Psionics)1, Knowledge(Space)7, Spellcraft7
Special: Lore(as Bardic Knowledge), Domain(Knowledge, Travel, Trickery), Turn Undead(4/day)
Possessions: Material Component Pouch, Divine Focus for Augury, Chain Shirt, Masterwork Light Shield(wooden), Morningstar, Light Crossbow, Heward's Handy Haversack, Wand of Cure Light Wounds(50 charges), Scroll of Cure Serious Wounds, Fly, Prayer, Invisibility*2, Augury*2, Remove Paralysis*2, Align Weapon*2, Lesser Restoration*2, Silence*2, Longstrider, Bless*2, Remove Fear*2, Obscuring Miste, Shield of Faith*2
Comment: 白兵/射撃共に戦闘能力は全くありません。パーティにWizが居ないので、Arcane Spellの中でも重要な移動系呪文の提供(もうちょっとレベルが上がってからの話ですが)と、Knowledge Skill及びLoreによる情報収集能力とDiplomacy、Bluffによる交渉能力の提供が主たる役割だと考えています。攻撃的な呪文もあまり無いので、戦闘中は後手なキャラクタです。目指すはDivine Oracle。
今週末の土曜日(2004年8月7日)から、うちのグループでDungeon Magazine #92に掲載されたデータを利用した、Spelljammerキャンペーンが始動します(僕はDMではありません)。その為にキャラクタを作成しているのですが、なかなか案が固まりませんねぇ。なんか他の参加者の希望を聞いたら、みんな無茶苦茶なネタキャラを仕込んでいるんですよ。プレイヤ6人もいるのに、キャスタが居ないし。
流石にClrの存在しないパーティで冒険する気にはなれないし、最近Clrはプレイしていなかったので、僕はClrにするつもりです。現段階で参加者から出ているキャラクタ案を並べてみると……
となります。ちなみに初期経験点は6600xpなので、ECLは4スタート。
っていうかKyntonってDevilじゃないですか。確かにPlanar HandbookでPowerful Raceとしてデータが掲載されたのでキャラクタにできるけど。素直にDivine Oracle目指しのCloistered Clr of Mouqolとかやろうとしている僕が馬鹿なんだろうか(Kynton PCが来る事を期待してTrue NautralなDeityを選んだのは秘密だ)。
最初はせっかくの宇宙モノだし、ロボットのクルーが居ないと画竜点睛を欠くよなぁ、と何か勘違いしてTechsmith狙いのCloistered Clr of Gond(with Initiate of Gond)を作成したのですが、
という欠点があり、没。
悩ましい。
ヘンリー・メリヴェール卿が活躍するシリーズ。
H・M卿は故郷イギリスを離れ、慰安を求めて北アフリカはタンジールに向います。そして到着するやいやな、物語の要請に従ってドタバタに巻き込まれるわけですが、今回はH・M卿がかなり悪ノリしていて笑えます。ちゃんとミステリしているのですが、どことなくスラップスティックな雰囲気を帯びています。
それでもカーは流石というか、犯人は極めて以外な人物でした。犯人特定への道のりは、それなりに納得できるものになっています。そう言えば、珍しくハウダニットではなくてフーダニットなんですね。
他方で、密室から消え失せる鉄の箱に関する謎はなかなか面白かったのですが、これを読んでますます感じたのは「ミステリってやっぱりトリックじゃなくてレトリックなんだな」という事。僕等読者は犯人の仕掛たトリックに騙されているんじゃなくて、作者が仕掛けたレトリックに騙されているんですよね。
Vine Linux 3.0が漸くリリースされました。
Vineはいち早く日本語化に取り組んだディストリビューションで、日本では一時Red Hatに次ぐくらいのシェアを持っていましたが、メジャ・ヴァージョン・アップが遅くて気が付けばメンテナも減ってしまって元気がありませんでした。
今回のヴァージョン・アップで、以前から問題になっていたgccやglibcもマシなものになり、初心者にオススメのディストリビューションとして再浮上しましたね。しかしデフォルトのWindow Manager(と言うよりDesktop Environmentだけど)がGNOMEになったのが、残念な所です。以前のままWindowMakerでいてほしかった。とは言え、リッチ・デスクトップ化は流行なんで仕方がないのでしょう。Pentium 4の2GHzとか積めば、GNOMEでも速度が気にならないのかもしれません。僕がCPUのクロック周波数が1GHz超えるマシンを持っていないから、GNOMEとかKDEを嫌うんだろうな。
VinePlusがあるとは言え、相変わらずCD-ROM1枚に収まっているのは偉いですね。
会社のWindows 2000にMeadow 2.00を入れてみました。
ノートパソコンではEmacs 21.3.5を使っているので、Meadow 1.1xよりは違和感なく使えています。どうも2004年7月7日にリリースされたMeadow 2.00はそれ以前のMeadow 1.1xよりも安定しているようです。心なし起動も早くなったような気がします(気のせいかなぁ)。
後はEmacs 21.3.5では取り込まれたUTF-8とかのコーディングシステムへの対応を、Meadowにも組み込んで欲しいですね。Mule-UCSは重過ぎ。
哲学の興りから、現代に至る哲学の流れを初心者にも分かりやす説明してくれる入門書です。平易なアナロジィを使って哲学の概念を説明している点に好感が持てます。中でもヘーゲルの弁証法の説明は、身近なアナロジィだったので非常に理解が進みました。
何より、この本で評価したいのは最後に収められた読書案内でしょう。参考文献を羅列している書籍はたくさんありますが、一見して内容の分からない参考文献一覧を見て、更に調査しようという人は多くありません。しかしながら本書のように、筆者自ら読者の興味に合わせていろいろな入門書の内容を紹介してくれれば、更に勉強したい人には嬉しい限りでしょう。
他方で残念な点もあります。本書では、幾つか図が提示されているのですが、それが本文ではあまり活用されておらず、読者が本文を読み勝手に解釈し内容と結び付けるしかありません。
とは言っても、本書が哲学という学問を俯瞰するのに役立つ事は間違いありません。
文字だけで構成された書籍を購入して、よもや絵画を観賞する事になるとは思いませんでした。
と書くと「何を大袈裟に」と思う人も多いでしょう。実際大袈裟に書いているわけですが、クノーによる99編の文章は単なる文字の集合としての文と言い切る事のできない赴きがあります。中には、その文章単一では読んで意味を理解する事が困難なものすらあります。
99編全て、表わしている事象は1つです。しかしながら全部が違った文体で表現される事で、読者の頭の中に広がる光景はそれぞれ異なったものになるでしょう。文字という名の絵の具を使って、99のカンバスに描かれた同一の題材を持つ異なった絵、それが本書なのではないでしょうか。
本書を読んで何よりも驚くのはクノーの筆致ではなく、翻訳者の努力かもしれません。このオリジナリティ溢れる(溢れ過ぎる)99の文章を翻訳する作業は、困難を極めたでしょう。こんな面白い本を日本語で読めるのはラッキィな事です。
……bk1に投稿する事を意識し過ぎだな自分。
ビジネスに必要な簡にして要を得た文章を書くためのHow to本の走りです。こと理系に属し、論文を書く人にとってはバイブルと言われる有名な本です。
新書としては異例の改訂も行ないながら、既に20年以上に渡り50万部以上も売れています。
理系の文書と一口に言ってもいろいろあるわけですが、本書では特に論文に力点を置いています。曰く、美文は不要であり、文からは極力装飾を除け。複文、重文を使わず短かい単文を使え。結論・トピックを先に出すように心掛けよ、等々。読みやすい論文を書くに当って心に留めるべき技術がたくさん紹介されています。
改訂されたと言っても原著が20年以上も前なので、手書が前提です。従ってパソコンを使ったプレゼンテーション等の技術については触れられていません。それが多少残念に思ったのですが、この本を読んで内容を理解した人ならば、パソコンを使った文書の作成に、紹介されたテクニックを応用するのは簡単でしょう。
自分も卒論を書く前にこの本を読んでいれば、と思わずにはいられません。
旧約・新訳聖書に登場する女性に焦点を当てて聖書の物語を解説した書籍です。エバ(イブ)やマリヤをはじめとして旧約聖書から8人、新約聖書から5人のヒロインが取り上げられています。
一言で「聖書」と言っても、旧約ならば正典39書、新訳ならば福音書、使徒の書簡、黙示録合わせて44書もあります。更に外典も合わせれば倍くらいになるでしょうか。そんな大量の書籍を読むのはユダヤ教やキリスト教の信者ではない僕にとって容易な事ではありません。
そんな大量の聖書の中から、特に目立った女性の活躍を平易な文章で紹介してくれています。この手の新書には珍しくイラストが使われているのも、手に取り易さに貢献しているかもしれません。
残念なのは筆者の恣意が行間に強く表われてしまっている事と、内容や表現に繰り返しが多い点でしょうか。折角平易な文章で綴っているのに、そこでリーダビリティを下げてしまっては勿体ない。
しかしながら、ともすれば断片的な知識だけになってしまいそうな聖書に関して「女性登場人物」というトピックに絞って、丁寧に解説してくれているのはありがたい事です。
Mobile Newsにある携帯電脳日記の2004年7月26日に、山田さんが
PIMで言えば,大雑把なPIMが好みだ。本当は,スケジュール,アドレス,ToDo,メモ帳といった区別がない方がいい。とりあえず,要件を入力し,複数のタグをつけて,必要だったら日付で予定をあらわし,ToDoのフラグをチェックしてしまえばいい。アドレスさえも,新規で人名を入力し,必要だったらふりがなや住所を入力する(ただし,そういったソフトウェアだと,PCとの同期は難しいだろう。私が知っているのはPC用のソフトウェアだけだ)。
と書いていたのを読んで思ったのですが、こういう大雑把なPIMってXMLを使えば簡単なんじゃないでしょうか。それもユーザがXMLの書式を知っている必要はなくて、[ToDo]だの[ADDRESS]だのというタグをPIMソフトウェアで定義してユーザはそれを使う。んで、内部でそのタグをXMLに変換して、データは常に行指向のバイトストリーム(プレーンテキスト)として保存する。
この方法ならパソコンとの同期も簡単じゃないかな、と思います(現在膾炙しているPalm DesktopやOutlookと同期するのは簡単ではありません)。極端な話データファイルが行指向のバイトストリームで意味付けの仕方がXMLならば、パソコン側に特殊なPIMを用意しないでも大丈夫という人もしるでしょう。適当に<schedule date="*">とかいうタグがある行をgrepで探せば良いわけです。
駄目ですかね。
追記
山田さんが言う「大雑把なPIM」って平面的なデータ構造になると思うんだけれど、そういう平面的なデータを互いにハイパーリンクするシステムって、超漢字の実身/仮身そのものですね。
古代オリエントに始まった傭兵という職業。その歴史についてヨーロッパを中心に解説しているのが本書です。
多くの日本人にとって、賃金を得て人を殺す傭兵という職業は身近ではありませんし、理解可能な範疇ですら無いでしょう。そもそも僕の場合、そういう人が存在する事がピンと来ないというのが正直な所です。しかし筆者も書いているように、傭兵というのは娼婦に次ぎ世界で2番目に古い職業と言ってしまえるほど古い存在なのです。日本でも足利政権の頃に「足軽」という名の傭兵が大量に発生しています。
最初は騎士の副業として行なわれていた傭兵稼業は、国によって賃金が支払われる事により農民の出稼ぎ集団になり、やがて専業の傭兵を生んでいきます。多くの国際戦争が発生したヨーロッパの地では、傭兵は戦争の度に出来し、様々な集団に利用されています。
そうした傭兵主体の戦争から国民軍が発生した経緯や、絶対王政における軍隊の有様などに触れつつ、最終的には近代に於ける傭兵にも触れています。
全体としてアッサリした記述ばかりなので、例えば有名なスイス傭兵(スイス護衛兵)について詳しく知りたい、というような目的には合致しません。逆にヨーロッパに於ける傭兵史を包括的に知るには大変参考になるでしょう。
博覧強記の愉快なおじさんアシモフ博士による、科学エッセイシリーズの4作目です。
アシモフは元々生物系が専門らしく、今回は特に饒舌に語っているのでシリーズ15作中でも最もページ数が多くなっています。
地球での生命誕生から生命の種類に始まり、宇宙に於ける生命の可能性等々。様々なな事象をアシモフらしいユーモラスな視点で分析し、更に考察しています。この書籍は1960年代後半か1970年代前半位に書かれたようなのですが、その時点でのアシモフによる未来予想図が展開されています。中には楽観的(2000年には人類は冥王星に達っする等)もありますが、的中している予想も多々あるのは流石と言う所でしょうか。
後半ではロボットを含む非生命やSFに於ける生命の扱いの話題もあります。SF作家であり科学者でもある著者が、科学の躍進によってSFが苦境に立たされてしまう事について喜びつつも苦しむ姿も可笑しみを誘いますね。
最後にアシモフのユーモラスな語り口の一部を紹介してみましょう。
「私はとんでもなく遠慮っぽいので、ここで自分がロボットの世界的権威として認められていることを微に入り細を穿って説明するわけにはゆかない。そこで要点だけを簡潔に申し上げる。つまり、私はロボットの世界的権威として認められているのである」
僕は食への興味が薄いので、食材に関する知識は全然持ちあわせてい。中でもサッパリ分からないのは、ソーセージ系の食品。ソーセージ、フランクフルト、ウィンナー、チョリソー、サラミ。どれも似たような物なのに、名前が違う。
分からなければ知らべるのみ、なのである。
ついでに昔はハムもソーセージの仲間(巨大なソーセージ)だと思っていた。なんといってもシルエットが似ているのだから仕方あるまい、と思うのだがどうだろうか。
up2date
コマンドを使って各種アップデートをする事はできなくなってしましました。yum
というコマンドを使えば、引き続き簡単にアップデートしていく事が可能です。apt
を使っていたのですが、yumもaptと似た使い勝手なので、スムースに移行する事ができました。yumを利用したRed Hat Linux 9のアップデート方法は@IT Linux SquareにあるLinux Tipsに詳しいので、それを参考にしてください。# tar zxvf grass5.0.3_i686-pc-linux-i18n-ipafull-gnu_bin.tar.gz
宮本さんのBlog『Deck of Many Things』で
他にも実話らしいのだが、「Rogueが、bracers of armor +3, Dex 18, ring of protection +1, amulet of natural armor +2, DodgeとMobilityのfeatを持っていて、fighting defensivelyする。Rogueは、 wraithとlongswordを持った透明なfighterとのthreatened squareを通過し、手にinflict light woundsを保持したClericの隣に停止して、grappleを試みる。RogueはClericに対しDodgeを宣言する。誰が誰に対しACが幾つでAoOの権利があるか述べよ。」という問題も。
ルールの勉強という意味では有用と思うので、誰か我こそはと思う人は回答をコメント欄にどうぞ。
なんて話題が上がっていました。最初コメントに書こうと思ったんですが文字数オーヴァーで怒られてしまったので、こっちに書きます。以下回答。
ルールは3.5Eだと考えます(Threatened AreaではなくThreatened squareと書かれていますし)。
まずAoOの権利から。
Threatened Squareを通過した事によるAoOをWraithとFighterからRogueは受ける。
Improved Grappleを持たずにGrappleを試みた事によるAoOをClericからRogueは受ける。
それぞれのAoOに対するRogueのAC。
WraithによるAoOはIncorporeal Touch Attackなので、有効なACはBracers of Armor+3、Dex18(+4)、Ring of Protection+1、Mobility(+4)、Fighting Defensively(+2)なので、AC24AC22。
透明な(Invisibilityしている)FighterからのAoOに対しては、Bracers of Armor+3、Dex18(+4)、Ring of Protection+1、Amulet of Natural Armor+2、Mobility(+4)、Fighting Defensively(+2)なので、AC26AC24。もしこのRogueがUncanny Dodgeを持っていないならばInvisible Attackerに対してはDex Bonus(及びDodge Bonus)がACに加算出来ないので、AC16。
ClericからのAoOは、相手がInflict Light WoundsをHoldしている為Touch Attackなので、有効なACはDex18(+4)、Ring of Protection+1、Dodge(+1)、Mobility(+4)、Fighting Defensively(+2)となりAC22AC18。
追記
冷静に考えるとFighting DefensivelyはAttack ActionなのでRogueが攻撃し始めるまではACに対するBonusは発生しませんね。
また、MobilityのBonusは移動によるAoOに対してしか働きません。よってGrappleが原因で発生した、ClericからのAoOに対してBonus加算するのは誤りですね。
追記2
もし遡上のRogueがRogue Level 2以上でTumble Skillを5 Rank以上持っているならば、Fighting DefensivelyによるDodge Bonusは+2から+3に上昇します。従って、その時はClericに対するACが1上昇し19となりますね。
Kiryuさん御指摘ありがとうございます。
それぞれのBonusは、
多分これで合っていると思います。でもこんな問題、D&Dばっかりプレイしている人なら直ぐ分かるんじゃないかなぁ。少なくとも、うちのグループの人は皆分かるでしょうね。